エディハドタワーからパレスへ

2017/07/13 - 2017/07/17

6月の台北・石垣島と旅行中ずっと梅雨空で、どこか晴天の場所に行きたい！と思い中東へ。暑すぎてオフシーズンのこの時期、泊まりたいホテルのひとつだったエミレーツパレスが冬の半額以下で泊まれたのでアブダビへ♪
二日目～

エリア アブダビ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

翌朝。
ぐっすり寝て６時過ぎに目が覚めます。日本との時差は5時間なので、11時まで寝てたことに。

翌朝も７時のオープンと同時にラウンジへ。
ラウンジにも卵を調理してくれるコーナーがあるので、オムレツを頂きました。

昨日より空気がクリアになってて、景色がキレイに見えます。

朝食後、タブレットのＵＳＢを空港に忘れた事に気づき…ホテルで借りるか迷いましたが地下のスーパーを見てみると700円くらいで売っていたので購入。
家には何本もあるけど已む無し。
ここのエリアはモールまで行かないと売店は一切ないので地下のスーパーは重宝します。

フロントで14時までレイトチェックアウトをしてもらってプールへ。
この時期、体感気温は50度になるので、日向に出ると死にます。

大きなプールは日影がたくさんあって、プールの水はぬるくならないよう冷たく保たれているらしい。こんなに大きなプールの水温を保つなんてさすが。

プールサイドには居心地のよいチェアがたくさんあります。暑いのに欧米人は日焼けしてたり。

普段のリゾートと同じくビキニ着用で来たけど、よく考えたらイスラム圏。
イスラムの家族は当然全身を覆う水着を着てますが、欧米人はビキニと、あまり気にすることはない雰囲気でした。
でも日焼けの事を考えたらイスラム水着はとても良いので欲しくなった。

プールを過ぎるとビーチに出ます。
ここまで行くと暑すぎて誰も居ません。

私は30度越えの暑いのも普段から好きなので、しばしここでゆっくり。
湿度は低いのでカラリとした暑さです。
暑くなりすぎたらプールでクールダウンして快適に過ごせました。

チェアの横には呼び鈴があり、ドリンクや食事をオーダーできます。

プールサイドにレストランもあり。

お昼になるとさすがに暑すぎて部屋に戻ります。
今日はエミレーツパレスへ移動するのでパッキング。
ＴＶはＮＨＫワールドしかなく、地元のスポーツチャンネルを見るとその国の人気スポーツが分かって面白いので見てみると、ラクダ競争（ラクダ版競馬？）がやってました。
人は乗らずに結構な長距離を走るっぽい。

最後にもラウンジでランチ。
チェックアウト後でもラウンジで過ごしてよいそうです。

メニューは昨日と変わってました。

グラタンみたいなのと、マッシュルームスープ。
やっぱりどれも美味しい。

最後の食べ納にクリームブリュレ。
チョコレートケーキも甘すぎず美味しかったです。

14時にチェックアウトして、エミレーツパレスは目の前ですが、暑すぎて外には出れないのでタクシーで移動。
フロントで聞くと「近くてタクシーを遠慮する」という考えはないのか、全然大丈夫な感じでした。
門でのチェックが厳しいとの口コミもありましたが、チラリと見ただけでスルーでした。

タクシーを降りるとドアマンに誘導されてフロントへ。
ここまでは良かったけど、このフロントが最低・・・
高級ホテルの優雅さは一切なくバタバタしてて、こちらからチェックインと告げてパスポートを渡したけど、その女は他の男性にずっと怒られてて手続きも始めず。「この人失敗」と思った時にはパスポートを渡していたので引けず・・・
しかも予想は的中。
14時半なのに「部屋の準備がまだで、いつになるかも分からない」「プールへ行く？」とか言い出す始末。閑散期で部屋がいっぱいなのはあり得ないので、いつもの「素人フロントあるある(部屋の準備状況も確認せずに一旦時間をかせぐ)」だと思い、その辺散歩して戻ります、と伝えて少しだけロビーを散策。

ロビーは確かに中国人観光客がたくさん。
フロントの態度の悪さも手伝ってか、豪華と言うより趣味の悪い中国の金ぴかホテルに見える。

数分後にフロントへ戻って座ってるとすぐに「お待たせしました」と別の担当の方が部屋に案内頂けました。やっぱり、、、
しかもこの時、チェックインしている客にはお花やお茶のサービスをされているのを目撃。そういえば、口コミでも書いてあったと思い、益々感じ悪くなりました。
さらに最悪なことは続きます・・・

こちらのホテルは宮殿だけあって本当に広くて、ロビーを中心にウエストウイングとイーストウイングがあり、端から端は1キロらしい。
宿泊棟の入り口でホテルキーが必要なので観光客は入れません。

お部屋は一番安いコーラルルーム

普通・・・
好みの問題もあるけど、さっきまで居たタワーのようにモダンな感じが好きなので全くテンション上がらず。

ウエルカムフルーツ
食べなかったので何かは不明

タバコの匂いはしませんでしたが喫煙可のようです。

冷蔵庫は有料。
しかも、ポットとコーヒー・紅茶がナイ！
それは、基本バトラーに何でもやってもらう人達が泊まるホテルだから、自分でお茶を入れるような道具は不要らしい。

ホテルパッケージのポテチはあります。

バスルーム

大きなバスタブに

シャワーブース

アメニティの種類も最低限

中東の香水ブランドのアメニティでした。
シャンプーは髪がパサパサになる系。

敷地が広すぎるのでホテルマップや案内を探すも一切なし。
タブレットには色んな情報が入っているかと思いきや、ＨＰ程度で詳細はなし。
やはりバトラーありきのお金持ち向き。

建物は5階建ての2階でプールビューでした。
1階の部屋もあります。

部屋にベランダがあるのは、外に出なくても暑い外気を感じられてよかった。
濡れた水着も一瞬で乾きました。

こちらが部屋のキー
観光客が多いので已む無しですが、宿泊エリアへ入るセキュリティは厳しくて、こちらのキーが必須です。

ホテルのハガキがないのも残念。

と、ここまで色々と写真を撮っても、まだスーツケースが届かず。
ホテルの力量（？）を試すのに、あえて言わずに待ってましたが、これは忘れられていると思い電話すると、荷物番号を聞かれて、特徴を聞かれて、と何度も電話があり、最後に「あと5分で持っていきます」と。
楽しみにしていたパレスにガッカリして苛立ってたら、めちゃくちゃ感じの良さそうな泣き顔バトラーが持ってきました。

ここのホテルにはすっかり落胆したところで、ホテル散策に出かけます。
要所にこのようなマップがあるものの

情報量が少なくて何も分からず。
明日予約を入れているＳＰＡの場所を確認しておこうと思い探します。

宿泊棟の中

中央は巨大な宴会場でもあると思われ、そこを抜けるのにも一苦労。
結局、あちこちに警備員が居るので4人に聞いてやっと部屋からは真逆の位置にあるＳＰＡに着きました。
ちなみに、部屋の外からカートでも行けるので、館内から行かなくても大丈夫です。

宿泊棟からロビーへ行くのに、この距離×2くらい。

一度部屋に戻って、とか面倒な距離なので、そのままお出かけ。
今回唯一の観光でありアブダビへ来る目的だったグランドモスクへ行きます。

タクシーを呼びますが、ここのホテルはタクシーを待機させていないので、タクシー待ちがとても長いです。これまたタクシー移動する庶民をターゲットにしていないので、お出かけの多い方はパレスの宿泊は辞めた方がよいです。

ホテルを出た所で、パスポートの持参を忘れた事に気づき、モスクでアバヤを借りるには写真付き身分証明が必須と聞いていたので、取りに戻るか迷ったけど、とりあえず行ってみることに。しかし、ホテルからモスクは車で20分程かかるし、クレジットカードを担保に借りる交渉するか、とか色々と考えてモスク到着。
タージマハルやサクラダファミリアと並んで、見たかった建築物のひとつだったので感激！

男女別の入り口になっており、荷物チェックをして、アバヤを借りに行くと、なんてことない何もなく借りれました。
黒じゃないのが残念だけどアバヤ着れるのもうれしい。
入り口は簡単なもので、ロッカールームとかは一切ないので大きな荷物は持ってこない方がよいです。

美しい。
どこもお洒落なデザインだし美しい。
写真は皆さん沢山ＵＰされているので少なめに。

靴を履いたまま外のエリアを見てから、こちらの下駄箱に靴を入れて中へ。

シャンデリアもかわいい。
中は冷房が効いてて快適。

中央のホールは立ち入り禁止。
並んで周りを歩きます。

イスラムでは男女のトイレが離れている、という事に今回気が付きましたが、モスクでも同じく。
トイレも美しい

洋式はありませんでした。
久々の和式は膝が痛い。

ひと通り見て周った後、外に出ると少し離れた場所に売店がありました。

隣にはカフェも。空港でよく見る「THE COFFEE CLUB」
モスクはフリーWifiがありませんが、カフェにはありました。
夕方に行って明るい時のモスクとライトアップ後のモスクを両方見たいと思っていたけど、日暮れまでまだまだ時間あり。
カフェで時間をつぶすか迷ったけど、近くにシャングリラやリッツカールトンがあったと思い、ホテル巡りへ。

汗まみれのアバヤを返却して、タクシーでシャングリラへ行くことに。
5分くらいの距離です。
最初、一泊目はこちらのホテルにしようか迷い色々と調べてました。
小さなフロントとカフェを抜けるとプールへ。
川をはさんでグランドモスクが見えます。

この景色が見たくて泊まるか悩んでたけど来れてよかった。

ホテルの隣にスークがあると口コミにあったのでビーチ沿いに適当に歩いてたらスークに着きました。
アラブっぽいお店が色々とありましたが買い物には興味なくスルー。

一階にスタバを見つけて休憩することに。
どこの国へ行っても吸い込まれてしまうスタバ。
スタバはお金持ちのUAE人にとても人気があるようで、ビシャブの男性とアバヤの女性でいっぱい。イケテルスポットなのか時間が経つに連れて皆集まって来ました。それでも、男性チームと女性チームは完全に分かれてて、たまにチラチラ女性の方を見てたりして面白い。

日が暮れ始めたので、最後にシャングリラからのモスクを見納めして、再びタクシーでモスクへ。
戻るとライトアップされてて素敵

もう一度中へ

布が引っかかって歩きずらい。
口コミでは髪が見えると注意される、とかあったので、ガッツリ隠して着てましたが、全然緩い感じでした。
警備員はあちこちに居ますが、「こんにちわー」と話しかけて来て写真撮ってくれたりと親切でした。アバヤ着てても日本人と分かったのはスゴイ。

ライトアップされて益々美しいモスクは、ずっと見ていたい感じでしたが、それより暑さにバテて来たので帰ることに。
ホテルへ戻ると高いレストランしかないので、カフェでテイクアウトしておきました。

こちらの建物でアバヤを返却して帰ります。

入り口は男女別に分かれてます。

部屋に戻るとなんだか素敵な部屋に見えてきました。

ベッドサイドにはアイクリームが置いてあり。

ソファやカーテンの淡いブルーもなかなか素敵。
チェックイン時の対応の悪さにお昼は気分を害してたので、見え方が違ったのかも。

暑さで食欲もなく、夕食はこれにて終了。
外は死ぬほど暑いし室内は寒いし、と体調壊しそう。
お風呂に入って就寝。。。
三日目へ