2017/07/13 - 2017/07/14
3位(同エリア9件中)
ippuniさん
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海外在住も、もう彼是20年以上になりますが、
その中で一番長かったソウルでの7年間を見事に追い越し、
ブツブツ文句を言いながらもフランス在住9年になりました。
パリに3年、サン・レミー・レ・シュヴルーズに6年…
この辺りのエリアは国の自然公園に登録されていて、シュヴルーズ谷と呼ばれています。
楽しいだけではなかった田舎生活だからこそ、思い出がいっぱいあるこの町。
娘の学校のためとはいえ、今回のパリへの引っ越しは胸が張り裂けそうなくらい辛かったです。
今回の旅行記は、そんなサン・レミー生活の切っ掛けとなったお隣の町、シュヴルーズです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここはシュヴルーズへ行くための拠点になる駅のある町、サン・レミー・レ・シュヴルーズ。
この日は7月14日革命記念日の前夜祭が町の駐車場で行われました。
テロの影響もあって、防弾チョッキに銃を構えた警察がたくさん来て、彼らに見守られる中でのお祭りです。
でも、入り口で警備をしているPoliceのおじさん達はみんな顔見知り。
それも、小さな町ならでは、のことなのです。 -
23時以降は前夜祭の行われている駐車場で花火の打ち上げ。
肌寒かったし、お天気もあまり良くなかったので我が家は残らずに自宅へ戻りました。
が、窓の外を見ていたら、なんと花火が正面に見えるではないですか!?
今までこの時期は一度も自宅にいなかったので家から花火が見れたなんて知りませんでした。
引っ越し前の最後の夏、サン・レミーからプレゼントをもらった気分でした。 -
ここからが、旅行記の本番「シュヴルーズ」の町です。
石壁に木の扉、、、どことなく南仏を思わせる佇まいです。 -
この時期は花が咲いているからとても綺麗ですが、ここシュヴルーズ谷は黄葉もそこそこ綺麗なので、秋に来てもとても素敵な風景が見られます。
-
イヴェット川沿いの散歩道。
去年5月に氾濫して私の住んでいる隣町まで洪水を引き起こした川ですが、普段はこんなに穏やかな川なのです。 -
ここの川の水は透き通るような透明ではありませんが、魚も泳いでいるきれいな川です。
私もこのイヴェット川沿いに住んでいましたが、時々釣りをしている人を見かけました。 -
緑いっぱいの気持ちの良い散歩道です。
ここを含めて、シュヴルーズの風景に見惚れて、シュヴルーズ市内の不動産屋さんの門戸を叩いたのは約6年前。 -
ここは昔からあった洗濯場です。
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ちょうど運よく、日本びいきのスタッフの女性がいて、人種差別なしに(←ここは重要ポイント!)家を見せてもらえることになりました。
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そして、1件目の訪問で、巡り合った家が、最初に住んだシャトービューのお家。
隣町のサン・レミーの家ですが、間にさえぎるものが森しかなく、我が家は高台にあったので、
窓の外には森と、その上にマドレーヌ城が見えたのです。 -
シュヴルーズ市内の中心部。
正面はパン屋さん。
最近は移民系の人や外国人がパン屋さんを開いたりしている中、
ここシュヴルーズに3件あるパン屋さんは全部フランス人がやっているそうなのです。 -
お引越しの話に戻りますが、、、
一件目のお宅を拝見して、即決で決めました。 -
とは言え、不安がないわけではありませんでした。
今まで自分が生まれてから住んできた町は、日本でもアメリカでも韓国でもスイスでもフランスでも、大都会。
チューリッヒは田舎町っぽいところだけど一応はスイスの首都でしたし。
お店も殆どない、病院もない、この町で生活していくことが可能なのか、自身がありませんでした。 -
それに、私の職場はパリ。
RERのB線に乗ればパリまで直通ですが、私の職場はパリでも北の方だったので通勤にかかる時間はスムーズに行って1時間半、問題があると約3時間(RERのB線は、ストも多いし、北側空港近くの治安の悪い駅やパリの中心部を通過するため、しょっちゅう「不審物発見」とかで電車が止まったり、徐行したりするのです)以上かかる時も。
旦那は車通勤だし、パリよりは職場が多少近くなったので問題はありませんでしたが。 -
ここは町の中心部にある教会です。
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この辺りも、石造りの古い建物が並んでいて、時代を感じますし、晴れていれば本当に南仏のような雰囲気です。
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教会内部
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教会内部
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パリの大聖堂は、信者の方々も多々おりますが、中にいる殆どが観光客なのに比べ、この辺りの教会は日曜日ともなると心神深い町の人や近隣の人が集まってきてミサをしています。とってもアットホームな雰囲気です。
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そして老人の方が多く住むのでも有名な(?)このシュヴルーズやサン・レミー・レ・シュヴルーズの教会ではミサだけでなく、幼児洗礼、結婚式、お葬式など、絶えず人々が出入りし、町の人の生と死を見守る役割も果たしています。
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サン・マルタン大聖堂
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私はこの大聖堂の裏側の入り口の雰囲気が好きです。
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裏側の入り口付近は細くて小さな路地になっていて、言葉だけではなく、本当に中世を感じます。
ここからの風景は私の中でのお気に入りの写真スポットなのです。 -
またお引越しのお話に戻りますが、、、(話が飛び飛びですみません)
生まれて初めての田舎生活、パリへの通勤の問題、これらの不安は引っ越し当日まで尾を引きました。 -
私は引っ越し休暇も取れなかったし、引越センターにも頼まなかったので、旦那と二人きりでパリーサン・レミーまでの約40キロを何十回も深夜に往復して、引っ越しをしました。
その翌日も早朝の電車に乗ってパリへ出勤。
もう不安など感じる余裕もなく、引っ越しと同時に田舎生活とパリへの出勤が始まったのです。 -
(写真は、町で好評のクレープリーです)
でも仕事や通勤で疲れ果てた末に到着した駅の風景(緑一色!)と、電車から降りた時の空気の美味しさ、それが本当に心に染みました。
それがあったから、長い通勤も何とも思わなかった。
秋冬の早朝出勤の時は、街灯もないから懐中電灯を照らしながら駅に向かった日々。
それも、なんだか新鮮で楽しかったのです。
何しろ、まだ日が昇る前の真っ暗なサン・レミーの空気は、ピカイチ! -
マドレーヌ城へ上るにはここからプチハイキングです。
左側から行くと階段で、右側から行けばゆるやかな上り坂です。 -
今回は階段で。
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姫(2歳9か月の娘)は、私のスカートを捕まえて、
「ママ、姫が捕まえててあげるから大丈夫よ」
「パパも早くママを助けて」
って(笑)
私が転ばないように必死にサポートしてくれている姫が頼もしい^^ -
途中にはピクニックが出来る広目のエリアもあります。
木の椅子とテーブルもあるので、敷物がなくても大丈夫ですよ! -
階段を登りきると今度は石畳の上り坂がもう少し続きます。
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雪が降った日なんかは滑りやすくて大変危ないです。
あと、ベビーカーで上るのは、ちょっと(いや、相当?)大変です。 -
ここの門からは入れませんが、この階段の上から見下ろすシュヴルーズの風景は素晴らしいです。
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これは階段の下からみた風景
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マドレーヌ城はここから入ります(入場無料)
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お城、と言っても廃墟なので、城の中には入れないのですが、敷地内には色々な展示があります(室内もあり)。
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城壁もあります。
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森の中の、町を見下ろす高台に建っているマドレーヌ城。
毎日家の窓からこのマドレーヌ城を眺めることが出来て幸せでした。
夜になるとライトアップするので、日が暮れるのも楽しみでした。 -
城壁から見た風景
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こうやって見ると、本当に緑がいっぱいなのが一目で分かりますね。
本当に恵まれた地域だと思います。
色んなパリ近郊の町に行きましたが、パリ近郊(Zone1~Zone5)内でシュヴルーズより美しい町はない、と私は思います(勝手な私の判断ですが!)。 -
今まで悲しいことがあった時、嬉しいことがあった時、、初雪が降った時、新年、黄葉の時期・・・など、いったい何度この城に上った事でしょう。
観光客だけが訪れる城、廃墟となってもう稀にしか人が訪れない城、などとは違って、このマドレーヌ城は昔も今も城下にあるシュヴルーズの町や、シュヴルーズ谷の緑を見守り、
町の人も朝や夕方にジョギングに来たり、サンセットを見に散歩をしに着たり、サン・レミーから始まるハイキングコースの目的地になっていたりと、長い年月を経た今でも住民たちの憩いの場、なのです。かくいう私も...。 -
娘も、生まれてから今まで何度もこの城に訪れています。
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これからも、どこに住んでいようとも、初詣はこのマドレーヌ城!って決めました。
いつまで続けられるかわからないけど、我が家の風習にしたいものです。
そして、私たちがいなくなった後も、姫が自分の大切な人たちと一緒にこの城を訪れてくれるといいなぁなんて思ったりしています。 -
唯一の城内の展示コーナーではシュヴルーズ谷に生息する鳥や動物たちの模型や鳴き声を当てるクイズなどがあって、小さな子供も楽しめます。
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欧州にいると、フクロウを見る機会が多くて、姫もフクロウが大好き。
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こんな風にお勉強コーナーもあります。
子供だけではなく、私なんかもお勉強出来たりします(笑) -
12世紀のマドレーヌ城
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13世紀のマドレーヌ城
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15世紀のマドレーヌ城
この城が栄えていた時代はどんな雰囲気だったのでしょう。
いつも来るたびに、そんな時代に思いを寄せています。
ここはChateaufort(要塞)なので、戦いの時代もあったのでしょう。 -
こんな展示も、博物館などで見るよりずっと、実感がわきます。
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地下へ降りる階段
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ちょっぴりおもちゃっぽい展示も、シュヴルーズっぽい(^^)
ダメですね、色眼鏡をつけて見ているから何でも美化してしまいそうです。 -
先ほど外側から見た階段の上の扉です。
開かないので、いつもこの隙間からシュヴルーズ谷の風景を覗いています。 -
シュヴルーズの町の中心部の風景
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イチオシ
私のお気に入りの風景です。
この風景に一目惚れして、シュヴルーズ谷への引っ越しを決めたのです。 -
シュヴルーズ谷での生活の内容(といっても大したものではありませんが)は、後日仕上げる予定のサン・レミーの旅行記に記すことにします。
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帰り道は階段ではなく下り坂から
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シュヴルーズの町並みです。
石畳の風情はあれど、この辺りは比較的新しい建物も多いです。
でも家の中の多くは木組みだったりします。 -
「犬の糞はビニール袋へ」
これも、パリではないマークです。
実際に住んでみて、サン・レミーもシュヴルーズもパリとは比較にならない程、綺麗です。犬の落とし物もゴミも殆どありません。
住民全体が、この町を愛している雰囲気なんです。
それにもかかわらず、毎朝清掃のおじさんが町を掃除していますからとても綺麗です。
もちろん、どんなに古い路地でも、パリのように臭い路地なんかもありません(笑) -
町の中心部のレストラン。
サン・レミーと違って、シュヴルーズは若干観光化されているので、レストランも幾つかあります。
ただ、表記しなければいけないことは、ここは「田舎」の部類に入ってもおかしくない場所なので、営業時間は短いし、週末は予約がないと入れないこともあります。この地域のレストランは、住民や近隣の住民でいつもいっぱいなのです。 -
一応これがメニューです。
こうやってみると、やっぱり南仏っぽいですね。 -
ここは、天然素材で作られたホームメイドのシロップのお店。
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週末は、ハイカーやサイクリストで賑わいます。
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先ほどの出発地点のイヴェット川へ戻ってきました。
今日のお散歩はこれで御しまいです。
何度歩いても大好きな場所。
私たちが住んでいた家からは3キロほどの距離だから、家からよく歩いていました。
家からここまでの道のりには、牛たちが放牧されている牧草地や取り立ての卵やホームメイドのチーズが買える牧場があって、それを過ぎると大きなお宅が点在している住宅街があり、やがて石造りのシュヴルーズの町に入ります。
四季折々とても美しい散歩コースでした。
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この旅行記へのコメント (12)
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- rinnmamaさん 2017/10/03 23:03:21
- パリの生活前の惜別の旅行記・・・
- ippuniさんへ
イタリア3週間の旅から無事に帰国致しました。
帰国翌日に孫たちの運動会で疲れていましたが、来てほしいというので疲れを押しての応援でした・・・
とっても素敵な村?ですよね!
ippuniさんがお住まいの内に、サンレミーなど訪問出来て良かったです。
サンレミーから歩いていくという健脚ぶりには頭が下がりました^^
でも、癒されたんだろうな~と心から思いました。
本当に住まいを提供して下さった大家さんに感謝ですね!
この地に住まわれてippuniさんが心の穏やかに過ごせて事は人生の糧でしょう。
姫ちゃんの幼稚園は如何ですか?
パリの生活も慣れているとはいえ、今までの緑多い環境からの変化は苦痛になっていませんか?
目をつぶらないといけない事も増えているとは思いますが、どうぞお身体ご自愛くださいまして、姫ちゃんの笑顔に癒されてお過ごしください。
取り急ぎのショートメールでごめんなさい。
では、また。
rinnmama
- ippuniさん からの返信 2017/11/20 23:56:30
- RE: パリの生活前の惜別の旅行記・・・
- rinnmamaさん、こんにちは
この掲示板のメッセージに今日気付きました。
お返事がこんなに遅くなってしまって、本当に申し訳ありません。
もうご帰国されて大分たちますが、イタリア旅行は如何でしたか?
帰国後の運動会など、お疲れがたまってらっしゃらないと良いのですが。
こちらは、サンレミーの生活とは一転して全く違った生活を送っています。
幼稚園が始まったというのもありますが、その他にも色々ありまして、
自分の事、家の事など、頭も体も全く回っていない状態です。
時間的に忙しい生活を送っているわけではないのですが、
処理しなければいけないこと、考えないといけないことが多すぎて。。。
サンレミーでの生活がまるで非現実的な夢だったように思えます。
が、また我が家にも生活が一転しそうな出来事が近日中に起こりそうです。
来月、年末にかけて日本に少しだけ里帰りできることになったのですが、
それまでは何とか、気力で過ごしていこうと思っています。
(自信ないのですが。。。)
時間がないわけではないので、タイミングを見計らって、
また気晴らしに旅行記を拝見しにお邪魔しますね!!
ではでは、寒くなりましたのでお体ご自愛ください。
ippuni
-
- ガブリエラさん 2017/09/13 21:19:42
- 本当に、緑が多くて、素敵な所だったのですね(*^_^*)
- ippuniさん☆
こんにちは♪
そっか・・パリに住むことになったんですよね!
きっと、パリでも素敵なお友達ができて、姫ちゃんも楽しいことがいっぱい待ってるんだと思います(*^_^*)
でも、長く住めば住むほど、愛着がわくでしょうし、お城があって、景色も素敵で緑も多いと、お引越しは寂しいでしょうね・・。
きっと、またここを訪問されるんだろうな〜と思いながら、拝見しています(*^_^*)
通勤に1時間半〜3時間!!!
本当に、頑張られていたのですね。
頑張り屋さんのippuniさんだから、できたことだと思いますが、大変だったでしょう。
パリでの新生活、素敵なことがいっぱいありますように♪
ガブ(^_^)v
- ippuniさん からの返信 2017/09/14 21:22:42
- RE: 本当に、緑が多くて、素敵な所だったのですね(*^_^*)
- ガブリエラさん、こんにちは
9月から幼稚園が始まって、引っ越しの片付けも重なって、全然訪問出来てなくてすみません(>_<)
パリに越してからしばらくは本当に心身共に辛い日々を送っておりましたが、気持ちを切り替えて生活していくうちに(前にも3年間住んでいたエリアなので馴染みもありますし)現実を受け止められるようになりつつあります。
なんだかんだで週に1度はシュヴルーズ谷に行って娘を遊ばせたり、マルシェや牧場に行ったりしているので、それで癒されています^^
シュヴルーズ谷から勤務先への出勤は、私はもともと子供のころから長距離通学に慣れていたから、思ったよりはどうってこともなかったのですが、妊娠中などはかなり疲れました。でも戻って来た時の家がシュヴルーズ谷で電車から降りた瞬間美味しい空気を吸い込むと、そんな疲れも吹っ飛んでしまっていました。なので、入院当日まで働けたんでしょうね^^
体調は如何ですか?
これから寒くなってきますので、お体ご自愛くださいね。
ippuni
-
- まほうのべるさん 2017/09/10 21:03:49
- 素晴らしい思い出の地に
- こんにちは、ippuniさん。
6年間過ごした思い出の地を離れるのはとてもつらいでしょうね。
パリから少し離れただけで、こんな素敵な景観の場所で暮らされたなんて。
後ろ髪惹かれるでしょうね。
木々がたくさんあって昔の洗濯場やお城が散歩道で、卵はスーパーではなく農場で買ってくるんですものね。田舎はたくさんあっても美しい景観を持った場所はそうはないですよね。
姫ちゃんもこの場所でのびのび育ったことは大人になっても覚えていて欲しいな。
パリでの生活が少しでも楽しいものになることを願っています。
まほうのべる
- ippuniさん からの返信 2017/09/11 23:31:10
- RE: 素晴らしい思い出の地に
- まほうのべるさん、こんにちは
シュヴルーズ谷に住んでいる頃は、パリでの生活が非現実的に思えていたのですが、いざパリにまた越してきて娘が毎日学校に行って、私も毎日の普通の生活が始まると、シュヴルーズ谷に住んでいた6年間が私にとっては非現実だったことに気づきました。
6年間もの長いバカンス(非現実的生活)からいきなりパリという大都会に戻ってきたわけですから、最初は辛いのは当然のことだと、自分なりに解釈してみました。
今はまだ、私の車だけサンレミーに置いてあるので、娘を連れて時々行って、牧場で卵を買ったり、マルシェで野菜を買ったり、いつものパン屋さん、いつもの小さなスーパーでちょっとしたものを買ったりと、非現実に時々戻りながら思いを寄せています。
でも不思議なことに、最近はサンレミーでの生活や、サンレミーで暮らしていた自分が、今ではあまり想像がつかないんです。なんか夢を見ていたような、そんな気分です。
いつかはまた戻りたいと思いますが、娘の学校の為にパリに越したわけですから学業が落ち着くまでは無理でしょうし、娘が独立した後に旦那と二人だけで住むには(娘との思い出が強すぎて)少々寂しすぎる気がして、どうするべきかゆっくり考えています。
ippuni
-
- aoitomoさん 2017/09/10 14:37:41
- 住めば都!
- ippuniさん こんにちは〜
ippuniさんのパリへの引っ越しはるなさんの旅行記で知りました。
端から見れば、フランス語も英語もペラペラで今度はパリに住むなんて素晴らしいし凄い事と思ってしまいますが、ippuniさんにとっては娘さんのための苦渋の決断なんでしょうね。
自然環境としても立地にしても景観をとってもシュヴルーズは素晴らしいところだと思います。
ippuniさんのシュヴルーズへの思いも伝わってきます。
初詣はマドレーヌ城というのもいいアイディアです。
娘さんが大きくなっても小さい頃の思い出をここで語りあえるかもしれません。
パリへの引っ越しも娘さんにとっての最良の選択でしょうから、
またここでも良い思いでの積み重ねが住めば都となるはずです。
私は小さい頃東京に住んでいましたが東京の光化学スモッグや公害による大気の悪化で病弱になり、家族は埼玉県に移動しました。
今でも小さい頃にいた東京も思い浮かびますが、実際に場所は特定出来ません。(汗)
芯の強いippuniさんですから、何事にも成功に導けるはずです。
また、娘さんとの素敵な思い出をたくさん作ってください。
娘さんが大きくなって、この旅行記を見れば親の思いが伝わりますよ。
何もお役にはたてませんがippuniさんご家族のパリ住まいが楽しく有意義であることをお祈りします。
aoitomo
- ippuniさん からの返信 2017/09/11 23:21:57
- RE: 住めば都!
- aoitomoさん、こんにちは
パリには最初の3年間住んでいましたが、その頃は学校へ行ったり仕事をしたり週末にはパリ観光を楽しんだりと、自分中心の生活だったのでそれはそれで楽しんでいました。
色々な事件に巻き込まれるようになり、パリ生活が怖くて平和な田舎での生活をスタートさせることになったのですが、娘と過ごした時間があったからこそ、田舎生活に愛着が湧いたのだと思います。
サンレミーに住んでいた頃は、パリでの生活は非現実的に思っていたのですが、今こうやってパリにまた越してきて、娘が学校に通い始めて、夜も普通に歩けて(サンレミーでは日が暮れた後は本当に真っ暗で何にもないから外に誰も人がいないんです)、、、とやっていると、サンレミーでの生活が非現実だったことに気づきました。6年間という、長い長い非現実的生活(バカンス生活)だったんですね。。。
今でも私の車はサンレミーに置いてあるので、時々サンレミーに行っていますが、不思議なことに、自分がここで生活していたとは信じられないというか、そこで生活していた自分が想像がつかないんです。
いつの日か、サンレミーにまた戻って住みたい!って思っていますが、果たして現実になるかどうか。。。娘の学校の為にパリに行ったのですから、学業が終るまではパリにいることになるかもしれませんし、娘が独立した後に、夫婦だけでサンレミーに住むことを想像すると寂しすぎる気がするんです。小さな娘との思い出の場所、としてずっと大切に思い続けていた方が良いような気もしていて、複雑な気分です。
今でも、現実と非現実の狭間で行ったり来たり思いにふけっている日々ですが、きっと時間が解決してくれる、解決に導いてくれることと思っています。
サンレミーで美味しい空気や土や草花の匂いを吸って生活してきた娘は、毎日通学路を歩きながら「ちょっとちょっと、ここ臭いの」って言っています。犬の落とし物を見つけるともう既に上手に飛び越えてかわしています(笑)
ippuni
-
- るなさん 2017/09/09 11:10:51
- 初詣はマドレーヌ城
- ippuniさん、こんにちは。
もう既に遠い過去のように思い出されるシュヴルーズ谷。
ippuniさんの思いをたくさん聞いているので、その言葉をかみしめながら?旅行記拝見しましたよ!
夕方にはオンフルールに到着していたいってことから、サンレミー(ほとんど歩いてないか 笑)もシュヴルーズも駆け足だったのが悔しいなって思ってます。
もっと時間をかけて歩きたかったです。やっぱりあまり駆け足ってのはただ行っただけになりがち、これからは時間の使い方ももうちょっと考えなきゃね(笑)
そう言いつつもあちこち行きたくなっちゃう私です。
いつか私もマドレーヌ城で初詣ご一緒したいわ♪
るな
- ippuniさん からの返信 2017/09/11 23:06:03
- RE: 初詣はマドレーヌ城
- るなさん、こんにちは
最近色々と考えるのですが、サンレミーに住んでいる時は、パリでの生活は非現実的だとばかり思っていたのですが(サンレミーの前に3年間住んでいましたが、あれは観光モード全開だったので)、今こうやってパリに引っ越してきて、娘が学校に通って、普通に買い物が出来て、夜も歩けて、、、という生活をしていると、サンレミーでの6年間が非現実だったことに気づきました。
6年間の非現実生活(バカンスのような生活)にさよならをして、パリの現実社会に戻ってきたわけですから、そりゃあ、最初は辛いわけですよね。。。
パリの路駐は危険なので(引っ越してきてまだ3週間くらいですが、車体はもうボコボコに傷つけられて、タイヤまで釘が刺さっていて…、涙)、私の車だけまだサンレミーに置いてあるのですが、時々サンレミーに行くと、なんだかサンレミーに住んでいた自分が想像が出来ないんですよね(苦笑)あの6年間はなんだったんだろう、長い夢でも見ていた気分です。
明らかに、時間が解決してくれているようですね。
この旅行記の写真を撮ったのは、るなさんとシュヴルーズに行く少し前なんです。なので、るなさんと歩いたシュヴルーズはまた別途で旅行記にすると思います^^
ippuni
-
- pedaruさん 2017/09/09 06:34:06
- 愛しの町
- ippuniさん おはようございます。
いかにこの町を愛しているかよ〜く分かりました。ippuniさんならずとも緑の丘、赤い屋根の眺め、小川、洗濯場 そしてマドレーヌ城。こんなに多くの宝物を与えてくれる町、だれでも好きになってしまうでしょうね。
何処を切り取っても素敵な場所、町の人との良好な関係が保ててこそ、愛しく思える町でしょう。胸が張り裂けそうなくらい離れるのが辛いこの町との別れ、素晴らしい体験でしたね。
こんな出会いを大切な思い出として異国での生活を続けていかれるのですね。心洗われるようなお話でした。
pedaru
- ippuniさん からの返信 2017/09/11 22:53:05
- RE: 愛しの町
- pedaruさん、こんにちは
この旅行記のシュヴルーズは私が住んでいた町の隣町だったのですが、このエリアに引っ越すきっかけとなった町でした。
パリで仕事をしていた頃はバランスが取れていてそれなりに楽しく田舎暮らしをしていましたが、娘が生まれてからは、旦那以外誰とも口をきかない日々が1年以上も続き、まさに育児ノイローゼとの戦いでした。海外の田舎で、初めての育児、何も手伝わない旦那、孤独…と毎日涙を流しながらなんとか1日を乗り越える感じでした。弱音を吐きたくなかったから実家にも殆ど連絡をしませんでしたし。。。
そんな辛い日々を新しく家族に加わった小さな娘と乗り越えた思い出があるからこそ、この土地に愛着が湧いたのだと思います。娘と過ごした日々があったから。。。それに、娘が生まれたことによって、地域の住民たちとも顔見知りになり、排他的なので会話こそあまりないものの、散歩中に挨拶をするようになったり、隣に住む老夫婦や町に唯一あるスーパーのおじさんが娘を可愛がってくれたりと、やっとこの土地に定着して来たなって感じた頃でしたので余計でした。
いつかまた、この町に戻ってきたい、戻って来るって心に決めてはいますけど、娘がいるうちにここに戻って来れるかは疑問ですし、娘が独り立ちしてから戻るのは寂しすぎる気がして、どうなるかはまだわかりません。それを考えると、やはり小さな娘がいたから田舎生活が楽しかったのかなって思ったりもします。
長くなってしまいました。
ippuni
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