2017/07/14 - 2017/07/14
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watersportscancunさん
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皆様こんにちは。ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。先週より、弊社の大番頭である岡が、この忙しい時期に家族をつれて、グランドサークルへのバケーションへ出てしまった為、大忙しとなってしまい、ブログの更新どころではなくなっておりました、、、店長吉田です(^^;
あらためて、スタッフの大切さを身に染みて感じると共に、こうして忙しくなると当然の事ながら、店長吉田も現場にかなりの頻度で出動することになりますので、お客様との接点も増え、忙しいながらも充実した日々を送らせていただいております。
引き続き、店長吉田以下、ウォータースポーツカンクン精鋭6名、連日お客様がふと思い出す一瞬の為に、頑張っておりますので、是非お気軽にバンバン店長吉田までご連絡いただければと思います!
というわけで、以下、店長日記となります。
目が覚める。。。時計をみる。。。すでに頭はすっきりと目覚めているのに時計は午前4時を指している。相変わらず、早起きなのは、ヨット時代からの習慣だ。。。シングルハンドで航海をしていると、広い洋上でも、いつ何時、、、それこそ、タイタニックのような万分の一の衝突などがありえない事もないため、1時間から2時間ごとにワッチと言って、ハッチから頭を出して、周りに障害物がないか、航路はずれていないかを航海図に書き込む作業をする。
ボクの場合は、航海といっても長くて1カ月程度だったので、大したことはなかったけれど、それでも、毎日が緊張感が満載で、、、早く目的地について欲しいという気持ちで一杯だったことを思い出す。本来であれば、日が沈んで以降の航海はしないのがベターなのだけれど、目的地に少しでも早く到着したい場合や、また、途中に停泊するような場所がない場合などは、360度水平線の中、何日も海だけを見つめる生活を強いられる。
そんな過酷な航海の日々を思えば、陸で過ごす毎日は天国だといつも思うのだけれど、沁みついた習慣が抜けきらないのは、時にストレスになる。。。
歳をとってくるにつけ、二度寝も出来なくなってくるから厄介だ(汗)
仕方がないので、書斎に入り、デスクにむかい、届いている大切なお客様からのメールに目を通し、緊急のものにはすぐにレスを付ける。こんなボクからの返答があまりに早いのと、あまりに驚くような時間帯に返信があるため、お客様から、店長はいつ寝ているんですか?!という質問もよく頂く。
大丈夫、ちゃんと寝ています(笑)
さて、そうして、今回は、ATVとトゥルム遺跡のツアーに、更に常連のお客様のたってのご要望もあり、久しぶりにウシュマル遺跡のご案内をこなした。
ATVのツアーは、元々提携していた会社が倒産してしまった為、ツアーが中止に追い込まれるという、メキシコではありがちな事象から、新しいATVの会社と契約をし直してのツアー再開というこれまたメキシコらしいエキサイトな展開となった。
お客様には事情をもちろん説明をして、キャンセルのご案内をしたのだが、どうしても行きたい!という事だったので、新しい契約の会社で、我々も研修が入るがそれでもよいか?!というご理解をいただいた上でのご案内となったわけだけれど、ある意味、お客様と同じ目線で、何が起こるのだろう?!というドキドキ感満載のツアーとなった。
こういう同じトキメキをお客様と共有できるというのもある意味面白いものだ。
研修で連れて行った藤本が、セノーテで頭からダイブをして肩を脱臼寸前にしたりという、、、これはお客様に対しての精一杯のサービスパフォーマンスでもあったのだけれど、とにかく、一緒になって楽しもうという気持ちもあり、ツアーというものの在り方を再確認する一日となった。
今回の新しいATVの会社をどう今までのツアーの代替として練り込んでいくか。。。というのが、当面の課題だ。
そして、もう一つのウシュマル遺跡。
これも弊社の良いところ?!なのだと考えたいのだけれど、とにかく、13年もカンクンでツアー会社をしていると、何度もご利用をいただくお客様(弊社のファン?!)がついてくる。先日、ブログにも書いたNさんのように年に二度も三度もいらっしゃる方もいれば、必ず毎年いらして、その都度プライベートツアーをご利用いただく方もいる。
そして、今回のHさんのように、毎年ではないけれど、何年かに一度、、、それでも、結果的に何度もご利用をいただくようなリピーターの方もいらっしゃる、、、。
そういうお客様には、既存の弊社ツアーはほとんどご利用をいただいてしまっていることもあり、、、何か違った刺激ある場所に案内してよ。。。というご要望が当然ながら寄せられることとなる。
今回のH様においては、それがウシュマル遺跡に、テオティワカン遺跡上空をめぐる気球ツアーという壮大なリクエストだったから、正直笑えない(汗)
幸い、弊社は6月よりメキシコシティのツアーも取り扱いが始まっていて、気球ツアーはその一つでもあるので、良かったのだけど、ウシュマル遺跡については、なかなか遠いこともあり、難儀した(^^;
それでも、自分で言うのもなんだけれども、人が好いボクは、これまで沢山ご利用をいただいているし、ウシュマル遺跡は個人的には大好きな遺跡でもあるわけだから、その素晴らしさを知っていただこうと、採算度外視で引き受けることにしたわけだ。
まー結果的には結構な赤字になってはしまったわけだけれど、そういうお客様が喜んでくださる事で成り立っている我々の仕事は、いつでも採算だの利益だの、、、そんな事ばかり考えていては、やはり一番大切な、何を伝えたいのか。。。という本質の部分を見まがう結果となりかねないので、こういう機会を利用して、ボク自身、勉強をしなおしている部分もあるのだ。
お客様と仕事を離れて楽しむ夕食のひと時や、ツアー中に、驚くだろうなーと思いながら、ご案内するスポットで、案の定、思った通りの反応を得られた感動など、、、ツアーの仕事って、本当に素晴らしいなーとあらためて感じさせられる経験をたくさんさせていただいた。
そうしてアテンドを終えて、カンクンに戻り、ふと、ボクが出かけた先は、今までブログであまり出してこなかった日本人がやっているタコス屋のOISHI(おいしい)というお店。
何故、紹介しなかったかと言えば、簡単に言えば、メキシコに来て、日本人が作るタコスを食べて誰が喜ぶのか?!という本質的な部分。
メキシコまでお金をかけてやって来て、わざわざ日本人が作るタコスを食べて帰るというのも何か違うという気持ちがあって、ボクのように13年もカンクンに在住している人間にとっては新鮮な味を感じる日本風タコスは、あえて、ブログでは紹介をしてこなかったわけで。
今回、なぜ紹介しようと思ったのか。。。それは、やはり、日本からわざわざいらっしゃるお客様にとっても、お得感があるという部分があると判断したから。
何故って、日本で販売している価格が6300円の「雫」というテキーラが、このお店だと700ペソ(4200円くらい)と30%OFFで購入できるから(笑)
しかも、メキシコ産のテキーラなのだけれど、日本人がプロデュースした日本人の為に作られたテキーラという特別限定という部分もある。
正直、今日もこのテキーラを飲みながら、、、13年間もテキーラを飲み続けたボクの体には、正直物足りなさが一杯な味だったのだけれど、考えてみたら、ボクもテキーラを知り始めたころは、あまりの癖とアルコールの強さに辟易とし、、、初めて飲んで二日酔いをして以来10年以上、、、それこそ、ボクがメキシコにリピーターを開始するまで、、、テキーラは一切口にしなかったという事を思い出したから。
今ではテキーラに関してウンチクを垂れる面倒な親父であるボクも、結局最初はテキーラでつぶされて、こんなにおいしくないお酒を飲むメキシコ人は、変態だとレッテルをはったのだから、誰もが皆一度は通る道なのだけれど、それをあえて、スポ根よろしく、ここを通らないと、テキーラの真髄には近づけないぜ、、、みたいなハードルを作り、そこを超えて来た苦労を後続の後輩たちに強制するような、嫌味な親父にはなりたくないなーーーと、、、
この雫というテキーラを口にしながら、昔を思い出していると、、、ふと、もし、初めてボクがこのテキーラを口にしていたなら、、、きっと、失われた10年はなかったに違いないと、、、はっと気が付いたからでもあるのです。
テキーラのように強いお酒は、飲みなれないうちはただの強いアルコールの味が舌を刺激して、リュウゼツラン特有の青臭さが鼻を突く、、、とにかく、飲みにくいだけのお酒になってしまうわけだけれど(大体、カバジートというテキーラ用のショットグラスの口が小さくなっているのは、アルコールの刺激で咽ないように、口に放り込めるようにという配慮からなのだし)、そういう慣習をのりこえずとも、この雫であれば、あー、これは飲みやすいなーという第一歩から、だんだんと癖のあるテキーラへと進んでいける入門としては、最適なテキーラだと。。。そう感じたわけ。
もちろん、ボクのように、Mに徹して、いきなり強くて癖のつよいテキーラを体に覚え込ませていく方法もいいかもしれないけれど、スマートになった現代にはきっと馴染まないと思うし、それなら、少しでも、テキーラという強いお酒を、スマートに、いきなり飲みこなせるこの雫というテキーラは、最高のテキーラなのかもしれないなと。。。
そんな風に感じたからでもあるわけです。
ま、この雫にのみなれたあとは、是非、マヤの台地仕込みの、MAYAPANを弊社専売特許なので、購入をいただきたいと、思うわけです(なんだよ、結局、宣伝かよ。。。という部分は笑ってゆるして(笑)
しいて言えば、この日本人プロデュースの軽い口当たりのスマートなテキーラを味わった後で、是非、テキーラというのは、どういうものなのか!!というショックを、マヤパンで受けていただきたいとこうも思うボクは、、いったい、Mなのか、Sなのか、、、よく分からない自分に、、、テキーラの酔いの所為だと開き直るいい加減さも、これまたメキシコの風土が故だとお許しいただきたいと思う次第です。
そんなこんなで、忙しい日々が続き、来週からはメキシコシティに一カ月出張をする店長吉田ですが、カンクンでも、シティでも、メキシコにいらっしゃるお客様は皆、是非この店長吉田まで、お気軽にお問い合わせをしていただきたいと思います。
素敵な滞在を強力に、強烈にバックアップして差し上げて、一生に一度の思い出をそのあなたのハートに刻み付けてさしあげます(^^)
なーんて、もうそんな歯の浮くようなセリフも似合わなくなってしまった親父気質の店長吉田から、皆さまの素敵な一日をお祈りさしあげます。
でわ!!仕事に戻ろっか!
店長吉田拝
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ウシュマルと言えば、魔法使いのピラミッド。魔女が一日で建設したと言う建造物ですが、実際に5回に分けられて建設されています。有名な階段途中に開けられた穴は、4番目の神殿に繋がっていますが、これは発掘の際に間違って開けてしまった穴。。。実際は、反対側に入口があります。
とても美しいピラミッドです。 -
総督の館と言われる、店長がウシュマル遺跡ではもっとも美しいと疑わないプウク様式の真髄を極めたモザイクの美しい建造物。
実際は、王が生活をしていたと言われる宮殿なのですが、この地を訪れたイギリス人ギャザーウッドが、王は世界でエリザベス女王ただ一人ということで、総督という形で紹介したという建造物です。
マヤの貴族であるシウ家が統治したとよく説明されますが、シウはずーーーと後に出て来た家柄なので、実際はまったく違った王家が統治していたと言われています。 -
ウシュマルに唯一残る碑文。
考古学者のシルベイナスモーレイの解読によれば、この碑文の年号は909年。ご存知、マヤの大崩壊では有名な年号が彫られています。
この為、やはりウシュマルも909年にマヤ文明の大崩壊に巻き込まれたのは間違いないと考えられています。
通常碑文には王が描かれるのですが、ここには碑文だけが刻まれています。しかも、909年、、、何を物語っているのか。。。いまだ謎のままになっています。 -
魔法使いのピラミッドの正面。先の階段がある方は裏側です。こっちが正面。
神殿の前には、丸い石柱が打ち込まれていますね。これはここにお供え物をおいたとか、いろいろ言われていますが、実は、重要なパワースポットに打ち込まれた男性器を象徴しているとも言われています。
カバー遺跡などにいくと、触れることが出来るので、触れられる場所では目いっぱいパワーを充電してください(^^) -
さて、ウシュマルから18kmあまりマヤの道サクベをすすむと出てくるのがこのマヤアーチ。凱旋門と言われていますが、当然そんなわけはありません(笑)
そして、ウシュマルから18kmも歩いてご案内したわけでもありません。
ここは、カバー遺跡の入口。隣にはまだ未発掘の30m級のピラミッドがジャングルに埋もれています。
まだまだ発掘が進まない、プウクエリアです。 -
カバー遺跡は「強力な爪をもつ王」という意味だそうですが、実際の名称は若干違っていて、KABHAUMAYAという「神聖な蛇の使い」という意味を持つ遺跡だそうです。
とはいえ、その強力な爪をもつ王の像はしっかりと祭られています。
完全にトルテカマヤ様式なので、これは10世紀以降の建造物だという事が分かります。 -
カバー遺跡といえば、コッツポープの神殿が有名ですね。全面モザイクの様式はチェネス様式といいまして、厳密にはプウク様式とは異なります。
それだけ様式としては古いので、歴史があることがこうした建造物からもわかるのですが、それにしても、一切セメントなどの接着材を使わずにはめ込みモザイクだけでつくられたこの模様の美しさはため息が止まりません。
プウク遺跡は全体に空いているのでゆっくり見学できるのもうれしいですね。 -
さて、続いては、トゥルム遺跡&ATVのツアー
それにしても、カリブ海とのコントラストが美しい遺跡です。ここは先のウシュマルとは500年以上も時代の違う後古典期のマヤ遺跡になります。
作りが全然違うので、対比すると同じ文明かと見まがいます(^^)
有名な写真スポットにて。 -
トゥルム遺跡のフレスコ画の神殿
綺麗なフレスコ画が残された神殿です。この遺跡一つでマヤの宗教観、交易網の広がり、文明の衰退度、そして、トゥルム遺跡がいつまで存在したのかということまで分かる、、、非常に重要な遺跡です。
ここでの説明がガイド力を問われます(^^) -
さて、こちらはATV。
元の会社が倒産してしまった為、急遽新しい会社と契約をしての開催でした(お客様にもご了承済み)
我々も初めてだったので、お客様と同じ目線でツアーを見ることが出来ましたよ。 -
ATVとは4輪バギーのこと。こいつで、ジャングルの中を駆け巡ります。
かなりスピードが出るので横転等注意です。
実際、今回は、他のグループの女性がジャングルに突っ込んだり、我々のお客様も横転するなど、結構な激しさのあるツアーでした(もちろん、怪我をするような横転ではなかったですよ(笑)) -
こんな感じで一列に進みます。
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結構なジャングルのオフロードです。
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到着するのはこんなセノーテ。
飛び込み台やターザンジャンプなどもあれば、こうしたハンモックでのんびりしたひと時も過ごせます -
綱渡りは、なかなかハードです。
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軽食が用意されますが、たき火です(笑)
なんだか、これだけで美味そうでしょ(笑) -
皆でぱくつきます! コーラも一本無料です。メキシカンコーラです!
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皆様のご利用を心よりお待ち申し上げております(笑)
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同日のシアンカーンのお客様。天気がよいと、食事も最高においしいですよね。
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そして、7月14日現在のピンクレイク。結構戻っていますよ!!
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ついでだからもう一枚(笑)
弊社でも鋭意ツアー催行中です!! -
弊社藤本と、元スタッフの片山が、結婚をしたので、そのお祝いにJOYAのショーを会社からプレゼントしました。
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本当におめでとうございます。末永く、、、弊社の為に頑張ってください(笑)
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そして、これが日本人が作ったテキーラの「雫」
便の形がとってもおしゃれです。味はアニェホですが、かなりすっきりと軽いです。
本分でも書きましたけど、入門にはとても良いと思います。
しかも、ここだけの話ですが、日本だと6300円で税別!が、ここなら700ペソで税込みで購入可能です! 大体4000円くらい。
これはお土産にもうってつけ?!(笑) -
場所は、セントロのウォルマート近く。
タコス・OISHIで検索すると、店長のツバサさんのページが出てきますので確認してみてくださいね。
しかし、このインパクト!どうよ(笑)
タコスも炭火焼でしっかり作っているので、とってもおいしいですよ。ポイントは、無料のトッピングを山盛りにして食べること(笑)
実は無料のトッピングがこれが美味いのでテキーラやビールのつまみになります。
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