2017/05/13 - 2017/05/18
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Dwind_999さん
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初めて訪れるロシアとバルト三国。
以前から気になっていたものの、いろいろと面倒そうなロシア旅。
いよいよ重い腰を上げ、満を持しての渡航と言いたいところですが、「老境の細道」といったあんばいの旅ごころ、気合の入り方も今一つの異国巡りの旅の空と相成り候。
<旅程>(42日間)
■ソウル:2泊
■ウラジオストク:3泊
■シベリア鉄道:6泊7日
■モスクワ:4泊
■サンクトペテルブルク:5泊
■ヴィリニュス:4泊
■カウナス:2泊
■シャウレイ:1泊
■リガ:3泊
■タリン:3泊
■ヘルシンキ:4泊
※レート換算:1ルーブル(Pで表記)=\2.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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福岡-仁川-ウラジオストクの航空券、仁川空港での乗り継ぎに時間の余裕が欲しかったので、結局ソウルで2泊する旅程となりました。
ソウルでは特に何をするわけでもなく、ゲストハウス(Dream Guest House Myeongdong:ドミトリー)近くの南大門市場をぶらついたり南山に歩いて登ったり、タッカンマリとスンデクッパとFUHAHAのクリームパンを食べたりしただけで終わりました。 -
5月15日(月)、仁川空港から12時25分発(ウラジオストク15時25分着で所要2時間)のアエロフロート(オーロラ航空)SU5437便に搭乗。
ウラジオストクは日本との時差+1時間。
※写真はウラジオストク上空。 -
小さなウラジオストク空港では入国審査もすんなりといき、到着ロビーに出てまずはATMでルーブルを引き出す。
何だか操作がよくわからないままに、選択画面に15,000P(ルーブル)があったのでそれを選ぶと5,000P札が3枚出てきました。
小額紙幣が欲しいので別のATM(こちらは英語表記が選択できた)を操作。
任意の金額を入力するところが見当たらないので3,000Pを選択すると1,000P札が3枚。仕方ないので売店で500ml(70P)の水を買ってお金をくずしました。
※デビットカードで引き出したルーブル。帰国してレートを確認すると、1P=\2.066でした。旅行記では切りのいいところで、1P=\2で表記します。
※ビザはロシアビザセンターにお願いしました。7500円。ウラジオストック国際空港 (VVO) 空港
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閑散としたウラジオストク空港前。
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空港とウラジオストク駅を結ぶ鉄道「アエロエクスプレス」は1日5本しかなく、17時40分発までかなり待ち時間があるので空港前から出る107番ミニバス乗り場の所に行ってみると、ちょうど16時発の車が停まっていましたがすでに満席で乗れずに残念。
1時間待って17時発の車に乗車。
左の写真が107番バスの時刻表、右がアエロエクスプレスの時刻表。 -
約1時間でウラジオストク駅前に到着。ミニバスというよりワゴン車のような車で16人ほどしか乗れない。
ウラジオストク駅までの運賃は100Pですが、35Lのバックパックでそれほど場所をとらないのに荷物代として50P支払わされました。 -
駅の西側の少し高くなった所にある公園(レーニン像がある)辺りからウラジオストク駅を望む。
駅の後ろに見えるのは金角湾を跨ぐ黄金橋。 -
「日本に最も近いヨーロッパ」とも言われるウラジオストク。
駅前を南北に走るアレウーツカヤ通りを北へと歩いて宿を目指します。 -
西洋風の重厚な建物が続くアレウーツカヤ通りを歩いて行く。
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坂道を少し歩いてさらに脇の小道を上がった所にある、古い木造建築のウラド・マリン・イン(Vlad Marine Inn)に到着。
ウラド マリン イン ホテル
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建物自体は老朽化しているが部屋はリフォームされていてあんがい小ぎれい。
簡素なスタンダード・ダブルルームの部屋で3泊6,300P(\12,600)。
宿で直接クレジット決済。
※滞在登録についての情報は今一つはっきりしないですが、たびレジからは「当地で行動される際は、日本国旅券、出入国カード、滞在登録証を携帯してください」とのメールが来たりしました。
今回の約3週間のロシア滞在で滞在登録証の提示を求められたことは1度もなかったですが、一応ホテルから滞在登録証を発行してもらいました。(3カ所のホテルともチェックインの翌日に滞在登録証を受け取りました) -
宿からも近い「STUDIO」というレストランで夕食をとりました。
生ビール(300P=\600)と、中をくり抜いた黒パンを器代わりにしたボルシチ(340P=\680)。
ロシアの代表的なスープ料理ですが、まあそれなりに美味しくいただきました。
器の固いパンも千切りながら頑張って口にしたけど、これはそんなに食べられるものじゃないな。ストゥーディオ カフェ
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20時過ぎの、通称「噴水通り」と呼ばれるアドミラーラ・フォーキナー通り。
肌寒くなってきました。 -
駅前のレーニン像のすぐ南側にあるスーパー。
とてもスーパーマーケットとは言えないようなとんでもなくわかりにくい入り口。
ビールはあんがい安いようです。 -
スーパーで仕入れてきたもの。
ロシアでは有名らしいチョコレート「アリョンカ」。
100gの板チョコで1つは100P(\200)、もう一つは110P(\220)。
水は1.5Lで51P(\102)。レジ袋は5P(\10)。 -
ウラジオストク2日目、スヴェトランスカヤ通りを歩いていて見つけた「MegaFon」のショップ。ここでSIMカードを調達。
あらかじめ用意していたロシア語で印刷したメモを見せ、3週間ほどロシア全土で使える5GBのプリペイドSIMを500P(\1,000)で購入。
※実際は1GBほどしか使いませんでした。
設定もしてくれましたが、ウラジオストクでは通信速度がH+しか出ない。
モスクワでは地下鉄の中でも4Gでスカイプが出来たのに、ウラジオストクやサンクトペテルブルクではH+、場所によってはHや3Gしか出ませんでした。
MTSだったらまた違うのかも。 -
スヴェトランスカヤ通りの中央広場前のバス停。
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中央広場前のバス停から49番のバスに乗り「鷲の巣展望台」を目指します。
運賃は一律21P(\42)。 -
バスを降りて、近くの乗り場からケーブルカーに乗る。
12P。 -
ケーブルカーにほんの2、3分乗って、そのあと地下道などを通ってしばらく歩き丘の上に上がります。
192mの高台からは眼下に金角湾と黄金橋が望めるなかなかの景色。 -
左の方に目を転じれば、ロシア海軍の太平洋艦隊本部がある軍港。
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鷲の巣展望台のパノラマを楽しんだあとはケーブルカーに乗らず、歩いてスハノヴァ通りを西へ下って行きました。
すぐそばに黄金橋への入口がありましたが現在は徒歩で通れないようになっており残念。 -
スハノヴァ通りの途中、南へ目を向けると公園の中に建つ「ニコライ・ムラヴィヨフ=アムルスキー像(19世紀半ばのシベリア総督)」。
そして向こうには金角湾と軍艦が係留する軍港が見えます。 -
スハノヴァ通りにある「Michel's Bakery」でお昼のスイーツタイム。
ケーキ2つ(2つで480P)とカプチーノ(190P)。 -
かつて浦塩とも呼ばれ日本とも縁の深いウラジオストクは、坂の街でもあります。
街を走る車は日本車が多い。
そして、路駐が多い。 -
ロシアの街にはСтoловая(スタローバヤ)と呼ばれるロシア版大衆食堂といったセルフレストランがあります。
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ショッピングセンター・クローバーハウス(Clover House)の地下にあるスーパーで買ってきたもの。
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「ドゥヴァ・グルジナ」というグルジア料理の店でチーズ・ハチャプリと串焼き肉のシャシクリをいただきました。
シャシクリは美味しかったけど、ハチャプリはたいしたことなくて、頑張って食べても二切れ残してしまいました。
愛想なしの女性店員がキャップをひねって開けた瓶ビールはぜんぜん冷えてなくて残念。全部で910P(\1,820)。 -
西日が差すスポーツ湾沿いの遊歩道。
露店も並んで市民の憩いの場として賑わっていました。 -
スポーツ湾沿いの遊歩道。
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体が冷えてきたので、アドミラーラ・フォーキナー通りのカフェでカプチーノ。
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20時半前のアドミラーラ・フォーキナー通り。
今日は噴水が上がっていました。
外気温は13度前後で、日が射さなくなると急に肌寒くなってきます。 -
街角のキオスク(売店)などは窓口が極端に狭い。
監視、密告の旧ソ連時代の閉鎖社会を反映したものなのか、ショップやレストランなどの建物の入口もその閉塞性を物語るかのように狭くてわかりにくく入りにくい。
防寒の意味合いもあるのでしょうけど。 -
1912年にネオ・ロシア様式で建てられた2代目駅舎のウラジオストク駅。
この正面入口から入ると荷物などのセキュリティチェックを受けることになります。 -
しかし、正面入口左側の跨線橋入口から入るとセキュリティチェックを受けずにホームへ下りることができます。
しかし、ホームを歩いて見ることはできるけど駅舎に入るにはやはりセキュリティチェックを受ける必要があります。 -
跨線橋から見たウラジオストク駅のホーム。
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駅のホームには、旧ソ連時代に活躍していた蒸気機関車が展示され、人気の撮影スポットになっています。
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ウラジオストク駅の待合室。
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ウラジオストク→モスクワのシベリア鉄道乗車券。
Eチケットだけでも乗れますが、駅の窓口で乗車券を発行してもらいました。
比較的予約手数料の安かった「tutu.ru」で、60日前に(以前は45日前から)オンライン予約したシベリア鉄道のロシア号は、2等車(4人用コンパートメント)の下段(Lower)で24,473P(ロシア国鉄のサイトでは23,473P)。
ロシア国鉄は日本のクレジットカードでは決済できないことが多いらしいとのことだったので、「tutu.ru」にしましたがここでもクレジットカードが通らず、PayPalで決済しました。
それにしても運賃はかなり変動するようで、30日前に見たときは同じ車両の下段で41,162P(\82,324)、1週間ほど前では少し下がって36,492Pになっていました。 -
跨線橋の突き当りにある客船ターミナルのショップにあった定番のお土産マトリョーシカ人形。
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スヴェトランスカヤ通りに面した中央広場に建つ、1917年から1922年のロシア革命で活躍した戦士を称える革命戦士の像。
中央広場 広場・公園
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「C-56 潜水艦博物館」のところに来ましたが、中国人らしき団体観光客で混雑していたので時間をずらしてあとで見学することにしました。
ウラジオストクはロシア海軍の太平洋艦隊本部が置かれている軍港都市でもあるそうで、セーラー服の水兵さんをよく見かけます。 -
潜水艦のあるところから北の斜面が公園になっていて、その入り口付近にあるアンドレイ教会。
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ニコライ・ムラヴィヨフ=アムルスキー像の前にある、ロシア正教の十字架。
8つの軸端を持つことから八端十字架と呼ばれているそうです。 -
街を歩いていて見かけた、階段にさりげなく置かれている女性の像。
ネット情報によると「アメリカ領事の妻として36年間ウラジオストクに住み、この地を愛したエレアノール・プレイを称えたもの」とありました。 -
ウラジオストクのメインストリート「スヴェトランスカヤ通り」を中央広場の方へ歩いて行く。
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何度も足を運んだお気に入りのセルフレストラン。
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トレーに自分の好きなもを載せたり、指差し注文したりして最後にあるレジで会計。
言葉に不自由する私には敷居の低いセルフ食堂です。 -
3品とケーキで299P(\598)。
生ビールは別のカウンターで直接支払いで150P(\300)。
グルメ通ではない私にはなかなか満足度の高い食事です。 -
道路から乱雑な脇道に入ってやってきた「アルセーニエフの家記念館」。
アルセーニエフの家記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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入場料150P。黒沢明監督の映画「デルス・ウザーラ」の主人公である軍人・探検家のアルセーニエフが晩年を過ごした家が記念館として公開されています。
旅行前に再度この映画を視聴してきました。
探検の時に使ったテントなども展示されていました。 -
アルセーニエフの家記念館を出て歩き、アレウーツカヤ通りの方へ下って行きます。
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デンと構えて威張ったような横断歩道の信号機デザインが大柄なロシア人らしい迫力を見せています。
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第2次世界大戦当時に活躍した潜水艦をそのまま博物館にした「潜水艦C-56博物館」を見学しました。
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ナーベレジュナヤ(海岸通り)の展望台近くから見るスポーツ湾と噴水のある広場。
この辺りは夕陽の名所でもあるそうです。 -
この日は、3品とケーキで318P(\636)、そして生ビールが150P(\300)。
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ウラジオストク駅のホームにあるシベリア鉄道のキロポスト。
モスクワからウラジオストクまで9,288km。
一部ルートも変更なったりして、ロシア号の時刻表では9,260kmとなっていました。 -
最後の食事もセルフ食堂で。
小さなグラスでウォッカ(70P)をいただきました。 -
チェックアウト後に宿に預けていた荷物を引き取り、シベリア鉄道に乗るべくウラジオストク駅に向かいます。
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