北陸 1

2017/07/09 - 2017/07/11

毎年何となくこの時期に家族旅行に行ってます。今年は妹が出産し忙しく、今回は両親と３人での旅行になりました。行き先も何となく。のゆるーい北陸２泊３日です。

エリア 山中温泉(石川)

新幹線でまずは金沢へ。両親とは車内で待ち合わせ。時間の都合上、はくたかになってしまったので乗車時間は長めです。北陸新幹線限定のさつまいもアイスを食べながらのんびり行きます。新幹線のアイス、なぜか美味しいですよね。

金沢に到着。しらさぎに乗り換えます。この日は移動のみ。

加賀温泉駅にお迎えにきてもらい、車で20分くらい。今日は山中温泉の花紫という旅館です。
ふとしたときに、建物や設備に古さも垣間見えますが、数年前にリノベーションしてるので、基本的に綺麗で快適です。

お部屋は贅沢な造り。この日は空いていたからか、３人にはもったいない程の広いお部屋でした。入り口入るとまず坪庭。

15畳程のお部屋。これでも十分すぎる広さ。広縁はイスが４つもあって広々。イスが２つの宿って多いですよね。夫婦ならいいですが、家族旅行だと誰かが座れない場面も多々。でも４つあると皆で寛げるので有り難いです。

そして、次の間も。流石に使うことはなく、３人には持て余してしまう贅沢な悩み。

お部屋からの景色。目の前に鶴仙峡。

ここの目玉は「アラカルト懐石」。１人、100Pもらえ、この中で好きなメニューを選びます。今回は3人なので合計300P、家族の中でポイントの融通もOK。1P＝108円で追加もOK。好き嫌いや、その日の体調や気分で選べるのでいい制度だと思います。ただ、迷いすぎて何食べたいか分からなくなってくる(笑)まぁ、あーでもない、こーでもないと悩むのも楽しいんですけどね。

家族会議でやっとメニューを決めて、お風呂に。移動用のカゴがかわいい。

食事はお食事処で。お食事処は子供の入場不可。お子さん連れは部屋食になるので、静かに、ゆっくり楽しめます。加賀の和紙を使ったおしゃれな内装。

私達が通されたのは水引の間。石川は水引が有名らしいです。

よーく見ると、のし袋の、水引を組み合わせてるのがわかります。とてもすてきでした。

食事処は他に和紙や木の格子で仕切られ、半個室といった形です。和紙や水引、格子だと目隠ししつつ、透けているので閉塞感がなく完全な個室より居心地が良かったです。

先付、ご飯、デザートは皆同じ固定メニュー。

この赤いの、マイクロミニトマトだそうです。さくらんぼの種よりも小さいけど、味はちゃんとトマトでした。

これは、私がオーダーしたこのわた。飲んべえには堪らない珍味。

これも私がオーダーした、旬のもの３種と甘エビの手巻き寿司。さすが北陸。どれもねっとりとして美味しかった。

最初の１杯はビール。2杯目は父と、山中温泉の利き酒セットをシェア。器が九谷焼だそうで、とてもきれいでした。

私がオーダーした蛤の酒蒸し。大きな蛤が、５つも！出汁がたっぷりのスープも絶品。

父がオーダーした鯖のへしこ。を少しもらいました。福井のあたりの珍味で、鯖の糠漬けみたいな感じです。いや、これも飲んべえには堪らない。

お酒もどんどん進み、今度は北陸の利き酒セット。

母がオーダーした特大岩ガキの殻焼き。本当に特大でした！

私がオーダーしたのど黒の塩焼き。やっぱり北陸に来たらのど黒！

私がオーダーした加賀野菜の天婦羅。茗荷が美味しかった。

母のオーダーした白えびのかき揚げ。こうやって、家族で違うものを敢えてオーダーしてシェア出来るのいいですね。いろんな料理が楽しめます。

あの後、お肉も来ましたが満腹過ぎて撮るの忘れてしまい。デザートです。生姜のシャーベット。さっぱり！上にはピンクペッパー。甘くて冷たいのにぴりっと辛味もあり、不思議。でも食べ過ぎた胃や胸をスッキリしてくれます。

あまりの、量に食べきれなかったプリンをお部屋に持ってきてくださいました。マンゴープリン。

翌朝。加賀野菜たっぷりの朝食。

焼きたてのだし巻き卵。絶品。

炭火の網で、自分で干物を焼きます。鰈に、のど黒に、ホタルイカ。朝から贅沢です。

固形燃料じゃなく、炭火なのも嬉しい。昨日あれだけ食べたのに、ご飯のお供が美味しすぎて朝から食べ過ぎました。今日は早めにチェックアウトして観光します。