自然と１つになる金沢ひとり旅②

2017/06/23 - 2017/06/24

今月の４７都道府県制覇のひとり旅は石川県！

飛行機旅にこだわっているので羽田～小松からリムジンバスで金沢市内入りしました
人気観光地から人の少ないところまで今回も１泊２日で金沢市内をぶらり旅です。


【手配内容など内訳】

ＪＡＬじゃらんパック　

北陸2日間(1泊)
ホテルクラウンヒルズ金沢（ＢＢＨホテルグループ）

航空券+ホテル　￥２２，８００（じゃらんポイント使用）
食事+入場券+現地交通費など　約￥８，０００


自然と１つになる金沢ひとり旅①
http://4travel.jp/travelogue/11255995

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食は１階で６：３０～です。

朝のオープン時と７時半過ぎはだいたいいつも混みあうので、
７時ちょっと前に向かいます。

朝食券を渡して２名用のテーブルへ

またしても奈良のスーパーホテルの焼き立てパンなどと比べてしまうと
ちょっと・・となってしまうのですが、
ビジネスホテル系としては品揃えなどいい方だと思います。

今回は社員旅行？とか家族連れがけっこう多かったです。

ホテルクラウンヒルズ金沢 (BBHホテルグループ) 宿・ホテル

今日も暑くてチェックアウトを何時にしようか迷います。

結局９時にチェックアウトし、近くの武家屋敷を散策することにしました。
東急スクエアの向こう側にあります。

東急スクエアの裏手にも用水路が流れていて金沢らしいなぁと思いました。

香林坊東急スクエア ショッピングモール

武家屋敷界隈との立札があったので門戸をくぐって向こう側に行ってみます。

長町武家屋敷跡 名所・史跡

タイムスリップしたような街並みになりました。

こちらは「金沢市老舗記念館」とあります。

金沢の伝統的町民文化を紹介する展示場みたいです。
仕事柄、伝統工芸品に興味があったので覗いてみることにしました。

入館料は１００円です。
「前田土佐守家資料館」との共通券は３６０円です。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

外のガラス越しから見えた「みせの間」

藩政時代の中屋薬舖を復元したものです。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

ガラス戸との間の廊下です。

土曜の朝のせいか誰もいなくていい写真が撮れました。
（写真撮影フラッシュ焚かなければＯＫ）

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

「みせの間」から奥に入ると「おえの間」があります。

ここでくつを脱いで上がります。
囲炉裏があり、天井には太いはりがありくみ天井になっているので、
１５帖ですが広く感じます。

伝統工芸品の加賀てまりが吊り下げられていました。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

こちらは「花嫁のれん」です。

加賀友禅で描かれたこののれんは、
花嫁が嫁ぎ先の仏間にかけてくぐり先祖にあいさつをする風習からつくられたそうです。

家紋やおめでたい絵柄が描かれています。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

「おえの間」から見える庭園です。

昔の家はこうでしたよね。
こうしてみると庭園も絵画のように見えます。

静寂の中、しばらくぼーっと外を見て過ごしました。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

隣りの間は茶室です。

ここも期間限定で加賀てまりの展示をしていました。
これも魔よけとして花嫁に持たせるもののひとつだそうです。

こうして吊るしてあるととても美しいですね。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

こちらも嫁入り道具でしょうか

打掛やのれん、金箔のお重などが並んでいます。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

２階は展示場になっています。

「花神輿」が展示されていたのですが、
これがなんとお菓子でできているそうです

柴舟小出と言えば老舗の和菓子屋さん、
けっこう大きい作品なので驚きました。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

加賀水引も有名ですね。

こちらも結納品につかう水引が美しく飾られていました。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

このかわいらしくて美しい作品は「お麩」です。

右側は「宝の麩」と言って、
お湯を注ぐと中から色とりどりの麩（左側）がでてきます。

この「宝の麩」は金沢の伝統料理屋さんや、お土産店などでも販売されています。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

長町とあります。

この一帯が古い屋敷や用水路が流れているところです。
暑いけれど水の流れが涼しげです。

長町武家屋敷跡 名所・史跡

武家屋敷跡は加賀藩の中流武士が住んでいたところで、
土塀や長屋門などは昔の雰囲気が残っていますが一般の方が暮らしています。

長町武家屋敷跡 名所・史跡

長町研修塾の看板がありました。

金沢の伝統工芸品を作る職人を養成しているのだそうです。
この日は誰もいませんでしたが、中の庭園は無料で開放しています。

長町武家屋敷跡 名所・史跡

武家屋敷をあとに、歩いて「尾山神社」に来ました。

ここは前田利家とおまつの方を祀っている神社だそう。
何と言っても風変りなのはこの神門です。

５色のギヤマンがはめ込まれた和洋折衷の門です。

尾山神社 寺・神社・教会

洋風の門なのにしめ縄が。

この門は明治時代に造られたもの、
徳川幕府が廃藩後、旧藩士たちによって創建されたようです。

尾山神社 寺・神社・教会

中から振り返った神門です。

夜になるとライトアップされてステンドグラスも輝くとか。
また機会があったら見に行きたいところです。

尾山神社 寺・神社・教会

神門をくぐると神社は普通の建物です。

尾山神社 寺・神社・教会

こんな木の細工でできた御朱印帳がありました。

尾山神社 寺・神社・教会

おみくじもかわいいですね。
キティちゃんのおみくじもあり。

尾山神社 寺・神社・教会

神社の右手にある金箔の兜の複製。

本物は前田家が所蔵しているそうです。

尾山神社 寺・神社・教会

前田利家公の銅像です。

槍の名手と言われ、長槍を手にしています。
背中に背負っているのは「ホロ」と呼ばれるもので、
鎧の背につける飾りであり流れ矢から身を守る武具でもありました。
馬で駆けるとホロが膨らむようになっています。

尾山神社 寺・神社・教会

こちらは正室のお松の方

尾山神社 寺・神社・教会

社殿の奥に本殿がありました。

神社としては本格的な造りですね。
壁もレンガ造りで西洋風な感じで面白いコントラストです。

尾山神社 寺・神社・教会

もう一つの出口「東神門」から出るとちょうど金沢城の下に出ます。

だいぶ頭の中に地図が入ってきて位置関係が分かってきました。
昨日五十間長屋の中に入りそびれたし、まだ時間もあったので３度目の金沢城に行くことにします。

尾山神社 寺・神社・教会

五十間長屋から広場を見下ろします。

平成１３年に復元された長屋の入場料は３００円

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

復元された五十間長屋の内部、やっぱり長い～～です。
もともとは武器の倉庫でした。

今はエレベーターもついたバリアフリー設計になっています。
展示モニターなどもあり中は近代的でした。

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

ホテルに荷物を取りに戻り、リムジン乗り場のある金沢駅に向かいます。

香林坊からバスがたくさん出ています。
リムジンバスの発着は西口なのでまだ見ぬ「鼓門」を見るために東口で降ります。

やっぱり金沢のシンボルですよね
たくさんの人が写真を撮っていましたよ。

鼓門 名所・史跡

木製の鼓門とアルミ製のもてなしドームの対比がいいですね。

鼓門 名所・史跡

郵便ポストシリーズ、金沢バージョン。

金沢の伝統工芸品の加賀人形を題材にしたそうで「郵太郎」という名前がついてました。

金沢駅 駅

「金沢百番街」にある不室屋カフェでランチです。

加賀麩を使った料理や甘味が食べられるお店。

食べたかったのはこれ、「ふやき御汁弁当」
お弁当箱の中には生麩のフライを始め、色とりどりの麩の料理、
名物の治部煮に、食べてみたかった宝の麩。

見た目で幸せになれるお弁当でした♪

FUMUROYA CAFE 百番街店 グルメ・レストラン

美味しかったのはこの生麩を煮詰めた佃煮のようなもの。

冷蔵だったので買うのを諦めましたが美味しかった！
たくさん食べて満足でした。

FUMUROYA CAFE 百番街店 グルメ・レストラン

駅ナカは広くて充実しています。

カフェ、レストラン、ショッピングモール、土産屋などなど・・
観光ブースもありました。

金沢のゆるキャラはこの「ひゃくまんさん」です

金沢駅 駅

天井からは水引のモールが吊るされていて綺麗でした。

この中で２時間くらい潰してからリムジンバスで小松空港に向かいました。
今回の金沢ひとり旅は自然と歴史に触れられた２日間でした。

金沢駅 駅