2017/06/17 - 2017/06/21
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mas98765さん
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4泊5日で博多を拠点にあちこち出かけました。毎日、思いつきで行き先を決めていましたが、結果的に次のような旅程になりました。
1日目:羽田から福岡へ。大宰府、博多タワー観光。
2日目:午前は熊本へ。水前寺公園、熊本城(周囲を歩く)。午後は小倉経由で門司港レトロ地区へ。フェリーで下関へ(赤間神宮、壇ノ浦古戦場跡)。海底トンネルを歩いて門司側に戻り、トロッコ列車で門司港へ。
3日目:中津でレンタカーを借り、宇佐八幡宮、国東半島(富貴寺、熊野磨崖仏)、別府7地獄めぐり。中津に戻って中津城。
4日目:午前はレンタサイクルを借り、福津の宮地嶽神社、宗像の宗像大社、福津の新原・奴山古墳群へ。午後は福岡市博物館へ。
5日目:福岡城跡、櫛田神社に行き、空路で羽田に。
※このブログを書いている間に、今回の旅で訪れた福岡県や大分県で豪雨が発生し、大変な災害になってしまいました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
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2017年6月17日(土)
ANAのマイルで羽田から博多へ。 -
こちらのビジネスホテルに4泊しました。
博多の駅ビルの一角ともいっていい場所にあります。雨が降ってもこの場所まで濡れずに来れます。屋根がないのはこの道路をちょっと渡るときだけです。ファミリーマートがこの左手と右手に2件あります。 -
博多駅バスターミナル
11番乗り場から、西鉄の大宰府ライナー「旅人」というバスに乗車。大宰府まで600円。Suica使用可能。 -
国際空港、大宰府政庁跡、大宰府市役所、大宰府の順に止まります。国際空港に止まる関係で、外国人多数(特に韓国人)。
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大宰府天満宮
学問の神様、菅原道真を祀る神社として有名です。 -
御神牛(ごしんぎゅう)(大宰府天満宮)
なでた部分の病気が治るそうで、みんながなでていました。 -
麒麟の像(大宰府天満宮)
キリンビールのキリンのモデルらしいです。 -
飛梅(大宰府天満宮)
菅原道真は藤原氏の陰謀で大宰府に飛ばされました。「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ」という有名な歌をよんでから大宰府に来ると、道真を慕って梅の花が飛んできたという話があるそうです。 -
合格ラーメン(大宰府駅横)
五角と合格をかけた、ユニークなラーメン。 -
福岡タワー
福岡駅バスターミナルの6番乗り場から福岡タワー行きのバスに乗って行きました。韓国人の観光客が多いようです。エレベーターのスタッフの女性も、日本語と韓国語で説明をしました。 -
福岡タワーからの景色
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志賀島(しかのしま)方面(福岡タワーより)
「漢委奴国王」の金印が発見されたことで有名な志賀島方面。 -
マリゾン(福岡タワーより)
タワーの足元にある複合施設。 -
夜景(福岡タワー)
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夜景(福岡タワー)
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夜の福岡タワー
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2017年6月18日(日)
朝ごはんはコンビニで。せっかく博多に来たので「博多辛子明太子」を食べました。 -
JR九州の自動券売機
当日の朝、JR九州アプリで調べたら、熊本行きの安い新幹線の切符が手に入ったので予約し、おにぎりを買うついでに駅の自動券売機で切符を受け取り。「予約したきっぷのお受け取り」を選び、クレジットカードを入れて電話番号の下4ケタを入力するだけ。ホテルに戻っておりぎりを食べ、しばらく休んで出発。 -
エヴァンゲリオン新幹線
今回は見ただけ。 -
さくら
乗ったのはこちら。熊本までたったの38分。 -
熊本駅
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路面電車(熊本)
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水前寺公園
肥後藩主の細川氏により造られた庭園で、正式には水前寺成趣園(じょうじゅえん)といいます。 -
水前寺公園
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加藤清正
熊本城を建てた人。子供の時から豊臣秀吉に従い、各地で活躍した武将。 -
城彩苑
いろいろな店が並んでいます。 -
熊本城
あいにく敷地内には入れませんでした。時計回りに歩いて周囲を一周しました。これは二の丸広場のあたりから眺めたところで、左から宇土櫓、小天守、大天守。大天守は大規模工事中です。 -
戌亥櫓(熊本城)
石垣が大規模に崩れ、左側はわずかに残った石垣の柱が一本足で支えているような形になっています。 -
宇土櫓(熊本城)
加藤神社のあたりで見たところ。高い石垣の上に建っていて、加藤時代に創建された国指定重要文化財です。一件損傷が少なそうですが、続櫓という部分が倒壊してしまっているそうです。 -
熊本市役所
14階に展望ロビーがあります。 -
熊本城(市役所展望ロビーより)
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熊本城大天守(市役所展望ロビーより)
大規模な工事中です。 -
くまもん
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のぞみ
一度博多に戻り、博多駅の切符売り場入口に宣伝を見かけた「新幹線小倉よかよかきっぷ」を券売機で買って、小倉へ。往復で3090円で、新幹線の普通車自由席に乗車できます。土日祝日限定らしいです。 -
小倉駅
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門司港駅
門司港にはレトロな建物がいくつかあります。国指定重要文化財の門司港駅舎は現在あいにく保存修復工事中。見学デッキがありますが、内部の様子があまりよくわかりませんでした。
写真がないのですが、この付近にある旧JR九州本社ビル内1階の関門海峡らいぶ館(無料)では、スタッフの人が関門海峡についていろいろ説明してくださり、とても参考になりました。関門海峡のライブ映像やレーダーがあり、個別の船の詳細情報も分かって、面白かったです。 -
旧門司三井倶楽部(門司港)
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はね橋(門司港)
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関門連絡船
関門連絡船に乗って下関に行きました。400円。 -
関門連絡船
ものすごく高速で、正面を大型船が横切っていても突進していきます。次々に大型船がやってきますから、むしろこの方が安全に渡れるのでしょう。 -
春帆楼と日清講和記念館
日清戦争の講和条約「下関条約」はここで結ばれました。 -
赤間神宮
壇ノ浦の戦いで海に沈んだ安徳天皇を祀っています。日清講和記念館のすぐ隣です。 -
赤間神宮
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平家の墓(赤間神宮)
壇ノ浦で敗れた平家の人々の墓があります。 -
耳なし芳一堂(赤間神宮)
芳一は平家物語を歌う琵琶法師でしたが、とても上手いのであの世に連れていかれそうになりました。芳一を守るため、お坊さんが芳一の体中にお経を貼り付けましたが、耳に貼るのを忘れたため、耳だけなくなってしまいました。 -
関門橋
そのまま歩いて関門橋のところまで行きました。 -
壇ノ浦古戦場跡
関門橋を過ぎたところにあります。平氏と源氏の最後の合戦の舞台です。 -
平知盛
平清盛の子で、勇敢に戦った後、安徳天皇たちとともに海に沈みました。 -
源義経
壇ノ浦の戦いで平氏を滅ぼしました。 -
大砲
ここは、江戸時代の終わり頃、長州藩が欧米の艦隊を砲撃した場所でもあります。その結果、仕返しをされて下関砲台を占領され、欧米にかなわないことを知りました。 -
関門トンネル
人道のトンネルの入口があって、歩いて九州に帰りました。 -
県境(関門トンネル)
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潮風号
土日祝日などにしか走っていない観光列車に乗って、門司港まで戻りました。 -
天井の魚拓(潮風号)
トンネルに入ると、関門海峡付近の魚の魚拓が天井に映し出されます。 -
門司港レトロハイマート(門司港)
門司港のランドマーク的な高層マンションで、展望台もあります。 -
旧大阪商船(門司港)
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ふぐ焼カレー
門司港レトロ食堂で名物を食べてみました。 -
バナナマン(門司港)
門司港はバナナのたたき売り発祥の地だそうです。 -
博多駅ビル屋上
夜景を見に上ってみました。 -
博多駅ビル屋上
飛行機の着陸の様子が見れます。 -
夜景(博多駅ビル屋上)
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夜景(博多駅ビル屋上)
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2017年6月19日(月)
SONICという特急に乗って大分方面に向かいました。朝早く出たかったのですが、平日のせいかJR九州のネット予約で早い時間に安い切符がとれず、遅めの便になってしまいました。 -
SONIC
小倉で進行方向が反転するため、通路側のペダルを踏んで、周りの人と協力して座席を回転させます。すると、目の前に他の人の荷物が現れたりします。
中津で降り、駅前のオリックスで行き当たりばったりで車をレンタルしました。 -
宇佐八幡宮
八幡宮の総本社で、昔から権威のある神社でした。称徳天皇(奈良の大仏を建てた聖武天皇の娘)が信頼していた道鏡という僧侶が「道鏡に天皇の座を譲りなさい」という宇佐八幡宮の神託があったと噂を流しましたが、念のため和気清麻呂が確認に行くと嘘だとばれたという「宇佐八幡神託事件」で知られます。 -
クラウス号
宇佐八幡宮の境内にあります。九州鉄道(JR九州)が創業した頃、ドイツのクラウス社から輸入した機関車で、後に宇佐のあたりに走っていた鉄道で活躍したようです。 -
茅の和くぐり(宇佐八幡宮)
正面に立ち一礼し、左回りでくぐります。次に右回りで再度くぐります。最後に左回りで再度くぐり、正面で一礼します。夏越祭といって、暑い夏を乗り切る儀式だそうです。説明通りにやってみました。 -
夫婦岩(宇佐八幡宮)
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上宮(宇佐八幡宮)
狭いので斜めからでないと全体が写りません。左から一之御殿、二之御殿、三之御殿と並んでいて、順番にお参りします。二礼四拍手一礼です。 -
富貴寺
国東半島に行きました。国東半島にはいくつも見どころがありますが、知る人ぞ知る富貴寺を選びました。これは入口の仁王門。 -
大堂(富貴寺)
近畿地方以外では数少ない平安建築で、国宝です。靴を脱いで中に入り、阿弥陀如来坐像を見ることができます。 -
かかし
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熊野磨崖仏
磨崖仏に向かう石段。石段には自然に石が配置されているので、上り下りには要注意です。入場料を払う窓口で杖を貸してくれます(わたしは手を自由にしたいので借りませんでした)。 -
熊野磨崖仏
石段を上ると左手に2体の磨崖仏が並んでいます。 -
熊野磨崖仏
顔のアップ。 -
竜巻地獄(別府)
別府に行き、2000円の共通券を買って、7つの地獄を巡りました。これは竜巻地獄。メインはこの間欠泉です。30~40分の休止時間の後、6~10分噴きだします。初め血の池地獄に入ろうとしたら先に竜巻地獄にいってらっしゃいと案内され、見ることができました。 -
血の池地獄
酸化鉄や酸化マグネシウムを含む粘土のため、血の池のように見えます。血の池地獄と竜巻地獄だけ、他の5つと離れた場所にあります。 -
海地獄
残りの地獄5つを巡りました。歩いて全て回ることができます。まずは青い海地獄。 -
オオオニバス(海地獄)
海地獄には庭園があって、池にオオオニバスが浮かんでいます。 -
鬼石坊主地獄
泥の水たまりがいくつもあって、ボコボコ音を立てながら坊主頭のような泡が出てきます。 -
かまど地獄
地獄のデパートのようなところで、1丁目から6丁目まで順路に進んで歩いて行くと、様々な地獄を見ることができます。 -
かまど地獄
この水色は鮮やかです。 -
鬼山地獄
当然湯が沸いている場所がありますが、ワニ園になっていて、たくさんのワニを見ることができます。 -
白池地獄
日本庭園に煙が立っています。 -
熱帯魚(白池地獄)
白池地獄には熱帯魚館があり、いくつかの種類を見ることができます。これはカイヤンフィッシュ。 -
湯けむり展望台(別府)
別府の鉄輪(かんなわ)温泉を一望できます。文字通り、湯煙がたくさん見えます。 -
中津城
急いで中津に戻りました。一目だけでもと思い中津城に立ち寄りました。黒田官兵衛が築いた城で、日本三大水城の一つです。ガソリンを入れ、閉店時間ぎりぎりに車を返却。中津は福沢諭吉の出身地としても有名です。 -
もつ鍋
博多に戻り、もつ鍋セットを食べました。 -
餃子
一口サイズの餃子も名物です。 -
2017年6月20日(火)
福津市の福間駅まで行き、駅前で自転車を借りました。電動アシストで、1日借りてたったの300円。 -
宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)
福津市にある福岡県で有名なパワースポットの神社です。しめ縄は日本一だそうです。 -
参道(宮地嶽神社)
海から石段の上まで一直線に続いています。年に2回、この線上に太陽が現れる「光の道」の光景がCMで話題になりました。 -
宗像大社
自転車でそのまま宗像大社の辺津宮(へつみや)に行きました。沖ノ島(沖津宮)、大島(中津宮)との3つがセットになっていて、交通安全の神様として古くから信仰されてきました。沖ノ島は立ち入りできず大島は船で行く必要があるので、たいていはこの辺津宮でお参りします。辺津宮は市杵島姫(いちきしまひめのかみ)という女神を祀っています。
※7月9日、宗像大社はめでたく世界遺産への登録が決定しました。 -
手水舎(宗像大社)
柄杓がなく、あちこちから水が飛び出ています。 -
神宝館(宗像大社)
「海の正倉院」と呼ばれる沖ノ島で発見された古代の銅鏡や装飾品など、様々なものが展示されています。 -
第二宮・第三宮(宗像大社)
第二宮には沖津宮の田心姫神(たごりひめのかみ)、第三宮には中津宮の湍津姫神(たぎつひめのかみ)を祀っています。あいにく修復工事中で、本殿に祀られていました。 -
高宮祭場(宗像大社)
宗像大社の女神の降臨の地と伝えられ、沖ノ島と並んで神聖な場所です。奈良時代以前の社殿がなかったころの祭場の様子を見ることができます。 -
新原・奴山(しんばる・ぬやま)古墳群
福津市の新原・奴山古墳群にも立ち寄ってみました。古墳群を見渡す展望台があって、それぞれの古墳のそばまで行くこともできます。これは30号墳。福津駅に戻る頃には、あいにく雨がパラパラしてきました。
※この古墳群も、宗像大社とともにめでたく世界遺産登録が決定しました。 -
ラーメンと餃子
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サザエさん通り
午後は雨になってしまったので、博物館に行くことにしました。西新駅で地下鉄を降り、博物館に向かう途中にサザエさん通りがありました。原作者の長谷川町子さんがこのあたりでサザエさんを思いついたのだそうです。 -
福岡市博物館
金印が特に有名です。他にも様々な展示があり、古代から現在に至るまで、福岡が重要な歴史のイベントの舞台になってきたことがわかります。閉館直前までゆっくりと見学し、記念に金印の実物大レプリカを買いました。 -
2017年6月21日(水)
福岡城跡に行きました。黒田長政が建てた城です。雨はほぼ上がりましたが、たまにパラパラしていました。 -
ハスの花(福岡城跡)
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天守台への入口(福岡城跡)
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天守台からの風景(福岡城跡)
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櫛田神社
博多の氏神様です。7月の博多祇園山笠、10月の博多おくんちが行われる場所であり、5月の博多どんたくもこの神社から松ばやしが出発します。 -
山笠の祠(櫛田神社)
境内には山笠がいつも展示されていますが、6月だけはもぬけの殻です。 -
山笠人形(櫛田神社)
祠にはありませんでしたが、境内の別のところで山笠人形を見ることができました。 -
陥没交差点
櫛田神社やキャナルシティ博多の辺りから歩いて博多駅まで戻るとき、必ず通る博多駅前2丁目交差点。昨年末は陥没事故で大きなニュースになりました。 -
JR博多シティ
滞在中、駅前に祇園山笠の大きな祠が建てられました。7月1日から博多祇園山笠です。 -
帰路
羽田に帰ります。博多を離陸してからおおむね曇りで、途中たまたま晴れ間があって、佐田岬半島が見えました。 -
着陸
大雨の中、羽田空港に着陸。天候不良のため、順番待ちで旋回を繰り返し、かなり遅れました。 -
品川駅にて
品川駅の改札でびっくり。現在時刻15時30分なのに、13時10分という過去の新幹線が表示されています。静岡の大雨のため、大幅な遅れと運休が出ているようです。幸運にもひかりがすぐやってきて、券売機で買った指定席券を振り替えてもらい、快適に帰ることができました。静岡の雨はやんでいました。
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