2017/06/28 - 2017/06/28
980位(同エリア1493件中)
沼川彦さん
北海道・東北旅行の一日を青森市で過ごしました。
行く先は、歴史と文化に興味があるので、巨大縄文集落のあった場所として有名な三内丸山遺跡。
この遺跡は東京ドーム8個分の広さがあり、ガイドさんの説明では、プロ野球チームを招致できるような野球場を計画し、え建設を始めたところ、とてつもなく大量の遺物・遺跡が出土したため、球場建設を中止して、調査・保存されるようになったとのこと。
ずっと前から興味があり、訪ねてみたいと思っていましたが、やっと叶いました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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ガイドさんの説明では、出土した住居跡は600戸以上とのこと。
ただし、一時期に存在した住居は100戸ほど。かりに一戸に平均して5人ほど住んでいたとすると、この集落の人口は500人となる。
これは当時(5000年~3500年前)の縄文集落の平均的な規模(20人前後か?)からすると、例外的に大きい集落だったらしい。
家は縦穴式住居であることは間違いないが、上部が茅葺きだったのか、土をかぶせたものだったのかは不明とのこと。この写真では土がかぶせられており、黄色の綺麗な花が咲いている。
特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡
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これも想像による復元。
高床式になっている根拠は、炉(ろ)がないことという説明があった。
ガイドさんによると、ある高校生から「ろとは何ですか?」という質問があったそうだが、当日、説明を受けていた人は私を含めてシニアだから「炉」とは何かはもちろんよく知っている。
私の生家にも子供のころは、炉(いろり)があったが、今はない。
世の移り変わりは速い。特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡
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6本の木が栗の木だということ、その間隔、長さ等は科学的に推論されたものだが、それ以外は推測によるとのこと。
用途も、構造(三層かどうか、屋根があったかなど)は、よく分からないらしい。
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前景を別の角度と距離から移したもの。
左の建物は、巨大だが、これも用途は不明。
何らかの作業用か、集会用か、宗教的儀式用か。皆さん想像してくださいというガイドさんの言葉がありました。
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建物群
これまでの写真のコメントからおわかりの通り、ガイドさんが詳しく遺跡について説明してくれました。
ユーモアたっぷりの説明が面白く、また悠久の歴史を感じながら、のんびり過ごすには最高の場所です。
青森や新青森からのアクセスもよく、お薦めの観光スポットです。
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