2017/06/19 - 2017/06/24
9046位(同エリア28095件中)
かおかおさん
台湾旅行10回目。 6月の台湾は2回目。
昨年11月の台湾旅行から帰ってすぐにANAの特典航空券をポチっとしてしまいました。6月が暑い事を忘れてて…。
出発の1週間前から毎日お天気をチェック。いくら見ても毎日雨。レインポンチョ、リュックのレインカバー、大きめの折り畳み傘、雨用サンダルと雨具の準備は万端…ところが毎日快晴。暑すぎ。前日までは大雨だったそうです。雨が降らなかった台湾旅行というのは十数年振り。
あれも食べてこれも食べてと下調べしていたのですが遠出すると食べないんですね…残念。
1日目‥台北市内
2日目‥鹿港
3日目‥北埔 内湾★
4日目‥鶯歌
5日目‥宜蘭 故宮博物院
6日目‥台北市内 帰国
今回は、いやいつもですが今回は更に台湾の方の優しさに触れた旅でした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
6月21日水曜日。
この日も早起き、6時半に起床。
着替えだけして朝ごはんを食べにホテルを出発。 -
ホテルから徒歩3分。
『世界豆漿大王』
お気に入りのお店です。 -
このお店は可愛いネコちゃんがいるんです。
-
挨拶に来てくれます(^ ^)
-
いつもの「鹹豆漿」と朝に食べるのは初めての「小籠包」
朝小籠包もいいな。 -
ホテルに戻ってカーテン開けるとネコちゃん。
毎日います。 -
8時半にホテルを再出発。
暑い。
前日の日焼けが痛い。
腕が真っ赤。
すぐ台北駅に到着。
新幹線の切符、新竹まで購入。 -
9時11分のに乗ります。
-
30分ちょいで新竹です。
-
「台湾好行」バス、師山線で北埔老街まで行きます。
実は前日の夜中に新竹を検索していて北埔行きを決めたのです。
北埔は客家の郷です。
とても興味があったので…。 -
40分バスに揺られて「北埔老街」到着しました。
が…老街の感じではない…。
平日なのでバスには他の観光客もいない…。
どっちに行っていいのかわからない…。
取り敢えずバス停の所に廟があったので入って行きました。カメラ出したり荷物をゴソゴソしようと思い。 -
すると、この2人の男性から声を掛けられたのですが言葉わからず(^^;
「あー、うー」と唸っていたら手前の白シャツの方がスマホ取り出し翻訳機能を使って「トイレ?」と。
そこで私もスマホ取り出し翻訳機能を使い「老街は?」と。
便利な時代になったもんだ(^ ^)
老街の行き方を教えて下さり、そして老街に日本の旗が掲げてあるお家のお隣に日本語の話せるお爺さんがいるから行きなさい、と教えてくださいました。 -
このお宅が国旗を掲げてあるお家なのですが、この日は掲げてありませんでした。
このお家まで廟の白シャツの方が案内して下さいました。
このお家の方は日本人で、毎月8日間滞在するそうです。
色んなお話をして下さいました。
北埔はまだ日本人観光客は少ない、ほとんど来ないらしいです。
ちょうどこの日のお昼に帰国されるそうで、帰国日でなかったら街を案内したのに…と。
台湾人だけでなく日本人も親切でした。 -
このお家はとても古くて昔の造りだそうなので、中を見せて頂きました。
快く案内して下さいました。
奥様がトルコランプを作って販売されているそうです。
材料のガラスは台湾のガラスを使っているそうです。 -
奥に入ると1つ目のベッドルーム。ここは使っていないそうです。
この天蓋付きのベッドは価値の有るものだそうです。 -
ここはキッチン。
かまどだけど上に板を置いて使っていないそうです。キッチンカウンターとして使っているそうです。 -
この食器棚も古くて価値の有るものだそうです。
100万は超えるでしょうと…。
その言葉を聞いて少し離れました。
傷つけたら…大変たいへん(^^; -
1つ目の中庭。
1軒のお家が3棟くらいに分かれているのです。 -
ご主人が「これは珍しいですよ~」と。
これ、洗濯板なんですが、木の板じゃないんです。煉瓦の洗濯板なんです。
初めて見ました、煉瓦の洗濯板は。 -
こちらがトイレとお風呂です。
緑色が可愛いですね。
お隣の日本語の話せるお爺さんのお家のトイレとお風呂も同じ緑色でした。 -
2階にはこのお家の持ち主のご先祖様が祀ってあるそうです。
なので2階には上がらないそうです。 -
ここがダイニング。
あまりに広いので初めのうちは慣れなかったそうです。 -
ここが使用してるベッドルームで、やはり天蓋付きのベッドです。
他にもベッドルームありました。
いったいいくつあるんだ? -
中庭の片隅なのですが、松の絵の書いてあるガラス窓です。
ご主人がおっしゃるには「日本人統治時代の名残でしょう」と。 -
この日は帰国されるので国旗は掲げてなかったのですが、わざわざ掲げてそして窓のカーテンも開けて下さいました。
そして外で北埔名物の『すり茶』の事や北埔の街の事、北埔名物の『ばん(米編に反)條』の事などお話し聞いていると、お隣の日本語の話せるお爺さんが出て来られました。 -
少し外でお話ししていたら「まあ中に入ってコーヒーでも飲みましょう、安物のインスタントですけど」と。
遠慮なく頂きました(^ ^) -
96歳ですがお元気です。
元獣医師だったそうです。
コーヒーだけではなくお菓子も頂きました。
そして色々なお話を伺いました。
日本統治時代の話、戦争の話、終戦後の話…等々。
本で読む以上の事でした。
お爺さんは鹿児島の鹿屋の大学に行かれたそうです。 -
雑誌「なるほど・ザ・台湾」に載った記事です。
お爺さんの半生が書かれてます。 -
お店の奥の居間(?)の壁にお爺さんの事を書いたパネルがありました。
博物館の特別展みたいなのでお爺さんの事が取り上げられたそうです。その時のパネルを記念に頂いたそうです。
タイトルの「自ら志願していない志願兵」
この理由もお聞きしました。 -
このお写真はお爺さんの祖父母だそうです。
この写真の横にはお爺さんのご両親のお写真もありました。
お爺さんのお父様は漢方医で95歳でお亡くなりになったそうです。
このお写真のお祖父様は52歳でお亡くなりになったそうですが、95歳のお父様の方が若々しいんです。
お爺さん曰く、この時代の人は阿片を吸っていたから…だそうです。 -
お爺さんのお家の入り口です。
お爺さん「今日はどのくらい時間がある」私「まあ自由です」お爺さん「この後どこに行くの」私「竹東まで行って内湾線で内湾に行こうかと」…なんてやりとりしてそろそろお暇を…と思ってたら、「さて、これからお昼ご飯に行きましょう、そして北埔の街を案内します。その後タクシーで内湾に一緒に行きましょう」とおっしゃるではないですか‼︎
そして「奥にトイレがあるから行ってらっしゃいな」
そして「さあ、行きますよ」
私はもう何が何だか…ただ付いて行くだけ。 -
これはお爺さんのお家のお隣の(日本人の方のお家の反対)お茶のお店です。
北埔名物すり茶のお店です。
でもお爺さん、「夏は擦ってると暑いからやめましょう、今度涼しい時にしましょう」と。 -
近くの客家料理のお店へ連れて行ってくださいました。
まずはピータン。 -
大好きな豆干。
スープは豚肉のすり身団子のスープで、歯ごたえがありました。 -
北埔名物「ばん條」。
うどんです。きしめんみたいなのです。 -
北埔は小さな街で、老街の大きな四つ角の右手にあるお店です。
お爺さんのお家から数件先です。
お爺さんがご馳走して下さいました。 -
お店の女将さん。
校長先生の奥さんだそうです。
働き者だそうです。
食後一旦お爺さんのお家に戻って、お爺さん身支度。
お茶屋さんをされてる様で、息子さんがお茶を入れて下さいました。 -
お爺さんがタクシーと言っていたのは息子さんのお友達の車でした。
車ですぐ目の前の「慈天宮」へ。歩いても数分ですが。 -
慈天宮の屋根です。
最近葺き替えられたので綺麗なんだそうです。 -
慈天宮の柱は龍の彫り物が他とは違って特徴があるそうなんですが、いくら見てもよくわからず…
-
慈天宮前の広場で北埔名物の干し柿売ってました。
日本の干し柿と違って肉厚。
お爺さんが買って下さいました。
1パックに10個くらい入ってました。
日本には持ち帰れないのでホテルで食べました。 -
また車に乗って(歩いても数分ですが)一級古蹟の「金廣福」へ。
「金廣福」は公館だそうです。
1835年に建てられたそうです。
「金廣福」の金は政府で廣は広州福は福建の事だそうです。
現在は17代目が在住で、中には入られないとのこと。
お爺さんは子供の頃手前の原っぱで遊んでたそうです。 -
ここ「金廣福」の屋根も最近葺き替えられたそうです。
この後近くの帽子屋の露店でお爺さんが帽子を買って下さいました。
今回の台湾旅では雨だと思っていたから帽子持って来てなかったのです。
お爺さんが「好きなの選びなさい」と…この帽子が次の日からの街歩きでどれだけ助かったか(^^)
お爺さんが「北埔はまた来た時に他を案内します。では車で内湾に行きましょう」と言って涼しく内湾に行きました(^∇^) -
内湾老街入り口で車を降りて、お爺さんとデートです(╹◡╹)
-
内湾の映画館かと思ったら中はお土産屋さん。
右の建物の屋根に何故かスパイダーマン。 -
内湾駅。
見ただけです。 -
内湾老街でもお爺さんは中国風ポーチ、日本風草履、玉のブレスレットと色々買って下さいました。
そしてお爺さんは息子さんや近所の子供にもお土産を買っていました。 -
内湾から車で新竹まで送って下さいました。
お爺さん曰く「何の下心もありません。昔日本統治時代、日本からは沢山の事を教わって沢山お世話になりました。だから今は日本人観光客が来たら精一杯尽くします。」と。そして「今度来るときは、いつ何時に着くか知らせて下さい」と。
また是非行きます。
今まで何回も台湾旅行しましたが、この日が一番思い出に残る感動の旅でした。 -
暖かい気持ちで新竹の新幹線のホームにて。
丁度17時過ぎの新幹線に乗れました。 -
18時頃ホテルに戻って来ました。
お部屋のカーテン開けると…いましたネコちゃん。 -
北埔でお爺さんから頂いたものです。
手作りのガイドもあります。 -
ホテルで一休み後今まで行ったことのない夜市へ。
大橋頭駅からすぐです。
延三夜市へ -
延三夜市は道の両側に屋台が出てます。
-
-
キョロキョロしながら…
-
ありましたありました。
「大橋頭魯肉飯」 -
誰もいない…入っていいのか?
「こんばんは~」と言いながら入っていくが誰も出てこない。
でも子供の声は聞こえる。
パーテーションの向こうで踊ってる影と声が…
大きな声で「あの~」と言ったら、優しそうなご主人が出てきました(^^) -
魯肉飯と小菜。
魯肉飯は肉の塊がど~んと。
小菜はキャベツの茹でたもので優しい味でした。
次に行ったらまた行こう!
これだけで60元。 -
書き込み式の注文だから安心です。
-
バラマキ土産買うので、雙城街の勝立生活百貨へ。
-
お土産買ったら目の前の夜市を楽しまないと。
-
大好きな香腸。
夜市ではこれを食べないと(*'▽'*) -
グァバジュース
-
綺麗ですね~。
飲みかけを冷蔵庫に入れて、そのまま忘れてた帰国しました(TT)
さて明日は台湾のお友達と鶯歌です。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- へびおさん 2017/07/16 17:20:15
- 台湾の方たちは皆さん優しいですね
- かおかおさん
初めまして!
私も来年台湾一人旅を計画しておりまして、北埔に関心があったので大変関心深く旅行記を拝見させていただきました。
新竹からのバス乗場や乗り方はすぐ分かりますか?
それにしても、地元の方はどの方も優しくて親切で素敵な旅行でしたね。
治安が良くルールも守られている生活の中でも結構みんな自由に生きていて・・・本当に台湾って素敵。
日本人が魅了される理由が分かりますね。
一緒にデートされた(笑)お爺さんの別れ際のお言葉に、読んでいて涙が出てきてしまいました。
今でも日本のことをそんな風に想っていてくれるなんて、私も台湾のために何かしたい!と思いました。
素敵な旅行記ありがとうございました。
- かおかおさん からの返信 2017/07/21 15:14:03
- Re: 台湾の方たちは皆さん優しいですね
- はじめまして、へびおさん。
コメント有難うございます(^ ^)
本当に台湾の方は親切ですね。
親切にして頂いた時「私も日本に帰ったら同じように親切な心を持とう」と思うのですがなかなか実行できません…。
お爺さんの車の中での言葉は私も涙うるうるでした。心が温まりました。
帰国して色々な人にこの日の事を話して、台湾の人がどれだけ素晴らしいかを伝えてます(^ ^)
行き方ですが新竹のバスターミナルから乗り場は直ぐにわかりました。
バスは悠遊カードが使えました。
バス停の数も少ないので楽に行けました。
私もまた北埔へ行こうと思います(^ ^)
-
- はすのはなさん 2017/07/11 20:59:26
- 素敵です♪
- かおかおさん♪
晩上好♪
北埔に行かれたのですね~~♪
4.5年くらい前のananに載っていたのを思い出しました。
客家の方々が住んでいらっしゃるのですね。
住まいや暮らし方が、穏やかで素敵でノスタルジックな気分になりました。
それに、初めてお会いになったお爺さん…凄く親切ですね~(*´꒳`*)
見ず知らずの人だと当然こちらは身構えてしまいますが、かおかおさんの人となりがきっと優しいお爺さんと巡り合わせてくれたのでしょうね( ^ω^ )
仰る通り、この上ない思い出になりましたね~
なかなかできないことですが、人に優しく寛大でありたいなとかおかおさんの旅行記のお爺さんから教えられた気がします。
素敵な旅行をされましたね~(*´꒳`*)
はすのはな
- かおかおさん からの返信 2017/07/12 10:41:26
- Re: 素敵です♪
- はすのはなさん(^^)
早安(^∇^)
素敵なコメント有難うございます(^^)
いつも出発前にザックリとプランを立てて、あとはお天気次第の旅なのですが、北埔はプランに入れてなかったんです。
内湾線をブラブラして…だったのですが前日の夜中に新竹を検索していたら北埔が近いということが判明して急遽プランに組み込みました。
この日全てが何かの縁で引き寄せられたのかなと思います(^^)
カバンの中に日本と台湾の縁結びの神様の御守りが数え切れないくらい入っているのでそのご利益かと…(^^;
今は北埔に親戚のお爺さんがいるよう気持ちです。
この後の旅も素敵な出来事がありました(^^)
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