2009/01/27 - 2009/01/27
106位(同エリア226件中)
旅遊de美食散歩さん
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今回の旅は冬の長野でのんびり温泉巡り。須坂、小布施、信州高山温泉郷を3泊4日で旅しましたが、初日は須坂です。
以前雑誌の洋館特集でみかけて一度本物を見たいと思っていたのが『旧上高井郡役所』。想像通りの素敵な木造洋館でした。
初日の宿は憧れの『仙仁温泉岩の湯』。接客と言い、温泉と言い、食事と言い
さすがにすべてにパーフェクト。贅沢な時間を堪能させていただきました♪
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
季節的にすいていたのか憧れの『仙仁温泉 岩の湯』の予約がとれたので、寒さ厳しい長野まで温泉巡りの旅にでかけました。まずは須坂の市内観光から。
須坂市の紹介によると、江戸時代、須坂藩主堀氏の館町(陣屋町)として、大笹街道の追分の地として、数々の商取引が行われ、その後、明治から昭和初期にかけて近代製糸業によって繁栄したところであるそうです。
今でも素晴らしい土蔵造りの旧製糸家建物や繁盛した大壁造りの商屋などの町並みが残されているのだとか。
独創的なお蕎麦屋さんでおいしいおそばを食べてから、散策のメインの通りへ。あちこちに立派な蔵がたっていてそれだけでも感動ですが、街全体がレトロな雰囲気たっぷりで、建物をみてるだけでも絵になる景色がいっぱい! -
真冬の須坂市はかなりの冷え込みではあったけれど、空気が澄んでいて空も真っ青!遠くにみえる山々が本当に美しい街です。
ただ200年の歴史ある蔵の街ってことでしたが、駅前も街中も人通りがほとんどなくてびっくり。まあ、平日で寒いってこともあるかもしれないですが、それにしてもひっそりですよ。 -
最初に訪れたのは、『ふれあい館 しらふじ』。ここは元々は藩の要職を務めた浦野家が明治初期に新築した家屋敷で、その後丸田医院となり洋館風旧診療棟などが増築され、2015年に国の登録有形文化財に登録。現在、母屋・土蔵・洋館風旧診療棟を一般公開しているのだそうです。
『ふれあい館 しらふじ』
須坂市須坂32-1
TEL:026-248-1441 -
こちらが洋館の外観。診療所とのことでしたが色合いがなんとも渋くて素敵です♪
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細かい所の装飾もまたおしゃれですね。こんな素敵な診療所だったら通いたくなっちゃいます。
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ここが中庭に続く門。この場所に白藤の古木が植えられています。藤の季節に訪れてみたいものですね♪
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母屋廊下。庭からの光が燦燦と入り込んできて、気持ちがなごみます。
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母屋はぐるりと中をみることができました。
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白藤、本当に見事でしょうね。枝ぶりをみるだけでもそれが伝わってきます。
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こちらが洋館へと続く廊下だったのですが、今日は公開しないのか?閉まっていて
中には入れませんでした。洋館、みたかったのにな。 -
その後、いろいろ見てみたいところはありましたが、一番のお楽しみだった『 旧上高井郡役所』へ。
大正6年(1917年)に建築されたこちらの建物は、市内に現存する公共建築のうちで最も古いものの一つなのだそうです。
『旧上高井郡役所』
須坂市大字須坂812-2
TEL:026-245-5559 -
『建物は木造2階建て、寄棟造り、瓦葺。 上げ下げ窓を持つ洋風建築で、薄緑色に塗られた外壁はドイツ下見という板張りの工法。 正面玄関車寄せ上にはテラスを備え、その上部には切妻破風(ペジメント)が見られるなどバロック様式の特徴を色濃く伝えています。』
と、説明にありました。西洋の建築様式を日本風にアレンジしたこういう建築を
”疑洋風建築”というのだそうです。
青空に淡いグリーンの色合いがとてもよく映えます。須坂における大正ロマンの象徴的建造物、というのにも納得ですね♪ -
内部も一般に開放されていて、資料室や市民交流室などとして現在も使用されており、ゆっくりと自由に見学することができます。
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この階段がまたレトロでとても素敵♪
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二階の広間はまるでダンスホールのよう♪ 昔は議会が開かれていた場所だったそうです。
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変わった天井の模様がなんともレトロでいい雰囲気ですね。この淡いグリーンの色合いは苗色という独特な色なんだそうです。
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その後街を歩いてみつけたのがこちら信州みその『塩屋醸造』。門構えがまた風格ありました。
『塩屋醸造』
長野県須坂市大字須坂537番地
TEL:026-245-0029 -
奥にみそ蔵、醤油蔵などが並んでいました。無料でみそ蔵を見学させていただきました!
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隣にはお店もあって、ここでお味噌を買うことができます。お土産にいくつか買って
そのまま送っていただきました。 -
レトロな看板。マークがなんとも可愛い♪
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こちらの老舗『遠藤酒造場』では、超絶美味しい日本酒を試飲させていただきましたよ♪
『遠藤酒造場』
長野県須坂市 大字須坂29
℡:0120-117-454 -
子供の玩具などを売ってるお店。ちょっと二階の窓が素敵で見とれてしまいました。
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歴史ある洋館?!なのかもしれません。
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教会もレトロでした♪
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正直、失礼ながらここまで見ごたえのある街だとは思ってもいなかったので、なんだかすんごい掘り出し物をみつけたような感じで、もっとゆっくり散策していたかったのですが、時はすでに夕方。すっかり体も冷え切ってしまったので、バスに乗って宿へ向かいます♪
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お日様は出てるときはまだなんとか過ごせますが、夕方はもう~冷え込み厳しい!
やっぱり真冬の長野は寒かった・・・ -
そして、今日のお宿『仙仁温泉 岩の湯』へ到着。干し柿も干してあってなんとも風流ですな。
『仙仁温泉 岩の湯』
長野県須坂市仁礼町3159
℡:026-245-2453 -
和の作りのなかの洋の空間。いたるところに休憩スペースや読書ができる空間があって、ただただここでリラックスするためだけに訪れる宿なんだなあと実感しました。
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お部屋は調度品からなにからとっても落ち着いた雰囲気で、さすがに抜群の居心地ですね。
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ベランダも素敵な感じですが、いかんせん極寒の季節には適しません。とにかく周りの緑に心を癒されますね。真夏に訪れたら最高に気分よくすごせそう♪そして、まずは有名な洞窟風呂へ。
大変趣のある温泉ですが、やはり真冬はお客さんが少ないのか、臆病ものの私にはやや怖い・・・。笑 -
夕食は、地元の野菜やら食材をふんだんに使ったお料理でした。期待通りの絶品料理ばかりで、豪勢すぎてとにかく食べきれないほど。
食前酒にでてきたのはにごり酒。これがまた粋なはからいで。おもてなしの心、完璧です!それにしてもお酒が美味しい・・。 -
こちらが前菜。下に敷かれた大根の演出がなんとも可愛らしい♪
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こちらは、信濃の雪ますの薄造り。これ、臭みゼロで大変美味!!
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姫鱒の塩焼き。小ぶりだけれど濃厚な味わいでした。
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冬野菜のテリーヌ。お野菜の甘さがぎゅっとつまった見た目も美しい一品。
私、個人的にテリーヌ大好きです♪ -
鯉のおすまし。鯉はもともとそんなに得意ではない方ですが、さすがにここで出てくると鯉独特の臭みはカットされ、旨みだけが凝縮されてるという素晴らしい一品になってました。
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こちらは雪鱈の杉の香焼き。杉の皮のなんともいえない芳香に加え、鱈の優しい味わいがなんとも絶妙。
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雪鱈と甲乙つけがたいインパクトだったのがこちら石焼ステーキ。いやもう、なんにも言うことございません。ただただ美味しい!幸せ♪の一言でございました。
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お口直しの焼きリンゴ。お砂糖の甘さとかではなくリンゴ本来の甘さが引き立ち、お口もさっぱり♪
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蒸し物は彩り蓮蒸し。おなかいーっぱいでも、一口食べるとさらにお腹がほっとする感じの一品でした。
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最後は岩魚ご飯。もう無理ですってくらいはちきれそうなんだけれど、この香りをかいだら、口にしないわけにはいかない。それくらいふわっと岩魚のいい香りのするご飯でした。
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食後にもう一度温泉へ。露天風呂からは信じられないほど大きな星達の天然プラネタリウム。これはすごすぎました・・・。
お部屋にもどるとお夜食が。も~無理ですって!入らないって!といいながら、
夜中にぱくっと食べてしまいましたとさ。笑
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