母娘駆け足バルト＆北欧４ヵ国　④　タリン街歩き＆ヘルシンキ移動

2016/09/24 - 2016/10/01

イタリア以来の、お母さんとの海外旅行。
私が最大9日間しか休みが取れなかったのですが、お母さんのできる限りいろんな国を周りたい！とのリクエストで駆け足バルト＆北欧旅行へ。

1日目:　成田→モスクワ経由リガ
2日目：リガ観光
3日目：リガ→タリン
4日目：タリン観光
5日目：タリン→ヘルシンキ
6日目：ヘルシンキ→ストックホルム
7日目：ストックホルム→モスクワ経由
8日目: 成田着

前日回れなかった部分のタリンの街歩きと、午後からはヘルシンキへフェリーで移動。

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

タリンで泊まったホテルでの朝ごはん。
ゆったりとしたスペースでおかれた、革ソファでのご飯は贅沢♪

野菜も豊富でおいしい♪
何よりも大きな半身のスモークトラウトが最高でした。

でもこの日は残念ながら霧。
窓から見えた、夕日に映えた教会が全く見えず、タダの白・・・・

この日の一番の目的は聖オラフ教会の塔。
でもオープンまでまだ時間があったので昨日とは別の城壁へ。

９時にオープンしたばかりで一番乗り。

階段を上がって

ハトさんおはよ。

結局、登ってから降りるまで誰とも会わなかったので今回もお母さんと二人占め。

葉っぱの緑～黄色、オレンジのグラデーションが何とも言えません。

やっぱり霧がかかってるなあ・・・・
オラフの塔に上るの、まさか何も見えないんじゃあと不安・・・

見る方向によってはずいぶん明るくはなってきています。

城壁の中の小さな部屋。
前日登った、修道女の塔よりも今回のヘレマン塔の城壁の方が広いです。

充分満喫をして戻ります。

石畳のカタリーナの通路。

旧市街で最も美しい通りと言われているらしいです。

壁沿いには何が書いてあるかは全く分かりませんが、古い歴史がありそうな石に刻まれた彫刻。

朝９時半ごろとあって、まだ観光客も歩いておらずひっそりとしています。

ドメニコ修道院。９月-４月は要予約なんだとか。
9月ってまだまだ旅行シーズンと思っていましたが、今回の旅で結構クローズしていたりクローズ時間が早い所が結構あって、もっときちんと前もってガイドブックを読み込んでおくべきだったと反省しました。

ゆっくりと歩いて、オレフ教会を目指します。

見えてきたのはブレーメン塔。

オレフ教会が見えてきましたが、塔の上の方はやっぱりまだ霧でぼんやりとかすんでいます。

10時のオープンまでまだ10分弱。

せっかくなので

教会の周りをぐるっと一周。
思ったよりも小さとく、目立たないところにオレフの石像が。

オレフはこの教会の建設にかかわった、巨人の名前なんだとか。
彼は、世界一高い塔の教会を造る要望を市民から受け、建設を請け負いました。
報酬はものすごい金額でしたが、教会がたて終わる前に彼の名前が分かったら1ペニーでいいという条件で請け負った巨人。

教会の完成直前、塔の上の十字架を取り付けるだけという時に、手を尽くして名前を調べた市民に、”オレフ、十字架が傾いてるぞ”と声をかけられ、ショックのあまり塔から落ちたオレフ。
体が石になってしまい、憐れんだ市民たちによってオレフの名前が教会に入れられたのだとか。

ちょっとかわいそう・・・

オープンと同時に中へ。
人はほとんどいませんでした。
エレベーターはないのでひたすら階段で上がるのですが、段差が高めで歩きにくい・・・

そして最後は木の階段。
上に上がると

10時でもまだ霧があまりきれいに晴れずくもりがちですが、完璧なお天気ではないとはいえ、素晴らしい景色。

そしてここで急にカメラが
ディスプレイが真っ暗で何も見えず写真は取れるのにどんなふうに映っているのか分からず最悪・・・

とりあえず音はするので写真はとりました。

塔の周りはこの細い木の道。
高所恐怖症の人にはちょっときついかも。

高い建物の上はやっぱり霧がかって見えません。

晴天だったらもっときれいなんだろうな・・・

結構上の方だとは思ったのですが、まだここから塔のてっぺんまではほぼ半分の長さが残っているんだとか。

雨が降り出しそうな怪しい空ですがもうちょっと頑張って！！

絵本に出てきそうな、おもちゃ箱のような形と色の街。ほんとかわいいな。

リガも素敵だったけど、タリンもとても素敵な中世の雰囲気が残る街並みでした。

昨日の夜は雨が降ったのかな？柵には水滴が。

塔から降りて教会内を。

城を基調とした、とってもシンプルな教会でした。

三兄弟。三姉妹と間違えていました。

真ん中の次男、まるで目と鼻が突いているみたいで可愛い♪

三姉妹だけでなく、このクレーンがついた家、結構ありました。

屋根裏の倉庫に物を引き上げられるようになっているらしいです。

ブラックヘッドの会館。

エチオピア生まれの成人、マリティウスが守護聖人の会館。
ちょうど前日、ここの前を通った時、このイスラムチックな建物はなんだろうと思ったら。

次に訪れたのは精霊教会。

14世紀初めに記録が残されている、歴史ある古い教会です。

どっしりとした雰囲気に、重厚な木の彫刻が印象的。

電気をつけてくれました。ありがとう。

14世紀からの建物が、現在に残っているってほんとすごい。

もう少しぶらぶらしたいけど、11時だったのでいったんホテルに戻ってチェックアウトの準備を。

ホテルの近くのショッピングモールをぶらぶらした後、もう一度旧市街へ戻ってランチ。


ランチはあっさり、メインはグリークサラダにしました。
何よりもグリルした野菜、これが甘くてとってもおいしい♪
バルト三国、どこも野菜がおいしいのがいいな。

お母さんのオーダーしたサーモンスープもハーブが効いていてクリーミーでおいしかったです♪

ランチを出て外に出ると、1時間半前とは全く違うお天気。

同じ景色とは思えないほど。こんな短時間で天気が変わるなんて。
もう少し早くから晴れてくれればよかったのに・・・

雲一つない青空、気持ちがいい♪

まだ時間があったので市議会薬局へ。

現役の薬局では、ヨーロッパでもっとも古いもののひとつらしく、1422年の記録では既に3人目の主人が経営していたらしいです。

中はちょっとしたミュージアムみたいにいろんなものが展示されていました。

まだ時間があったので最後にもう一度、展望台を目指して山の手へ。

緩やかな上り坂ですが、途中には素敵な建物があって登り道が苦になりません。

やっぱりここから見るタリンの街並みはいいな！

オレフの塔も今ではてっぺんまできれいにくっきり見えます。

今日は鳥はいないのね・・・

タリンはやっぱり青い空が一番。
最後にいい景色を見せてくれてありがとう♪


ホテルへ戻ってタクシーで市民ホール港へ。

こじんまりとした港。
ここからタリン→ヘルシンキまでフェリーへ。
チケットを見せるとどうやらタリン→ヘルシンキのチケットを買っていたらしい！！
確かに、英語を選んだ際はタリン→ヘルシンキにしてたはず・・・

出発時間はちょうど同じ17時だったものの、追加料金の23EURを払う事に・・・

たいてい、こういうのって時間に遅れる事が多いのですがなんと5分前に出発。

みんな乗ったってことかな？

タリンに別れを告げて

ヘルシンキまでは2時間弱で到着。

遠くに大聖堂が見えます。

港からホテルまではバスでもトラムでもあまり時間が変わらなかったので徒歩で。

北欧らしい、モダンなデザイン。

電球やライトがかわいい♪

ワイングラスもいろいろと揃っています。
そしてイッタラのもの。さすが。

広々としておしゃれなデザインなホテル、お母さんも気に入ってくれたようでよかった♪

7階のテラスアクセスが含まれていたので、お茶をしにテラスへ。

眺望もよく、座ってコーヒータイム。

スタッフはあまり愛想がよくなく、特にバーはフリードリンクがついていたので行ってみたのですがかなり愛想が悪く無視をしていたので結局飲まず退散しました。

夜ご飯はホテル近くのレストランにしました。
（行ってみたかったJuuriに行ったら、21時までいっぱいというのであきらめました）

ペルーと日本料理をミックスしたという、何とも変わった組み合わせ
入口からは想像つかないくらい、中は広くてゴージャスな感じ。

前菜は大好きなワカモーレ。
そしてCEVICHE CON REMOLACHA
セビチェと言いながら、完全ベジメニューです。
レンコンやビーツが入った、食べやすい味のサラダ感覚の一品。

PLUMA CON HUANCAINA
イベリコ豚にア・ラ・ワンカイーナ。
ジャガイモにチーズをかけた、ア・ラ・ワンカイーナ風のイベリコ豚。
150gでしたが十分な量でおなか一杯。
3種の部位を少しずつ楽しめておいしかったです。

それにしてもヘルシンキ、タリンから比べると物価が高い・・・
ラトビア、エストニアから比べると食事が2-3倍です。

まあ、今までの2か国が安すぎたんですが。