2017/06/17 - 2017/06/18
15位(同エリア356件中)
ruiさん
今回は恒例の観光列車乗車体験記と妙高の自然を味わう旅。
今回のターゲットはえちごときめき鉄道の「雪月花(せつげっか)」
糸魚川から上越妙高までを乗車。
グルメあり、ミニツアーありの盛りだくさんの内容だった。
また、初夏の妙高高原もトレッキングで満喫した。
梅雨どきにもかかわらず天気にも恵まれ、内容の濃い旅だった。
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まずは、上野から新幹線「はくたか」に乗り、上越妙高駅を目指す。
上野駅で乗り換えで歩いていると、ホームの奥にJRの職員が何人かいたので、なんだろうとみてみると、クルーズトレイン「トランスィート四季島」が止まっていた。
専用ホームはロープが張られていて、一般の人は近くまでいけないらしい。
あちらの列車はお値段が張るのでちょっと手がでませんが、さすが豪華ないでたちだった。 -
上野から北陸新幹線「はくたか」に乗り、2時間ほどで上越妙高へ到着。
妙高は昔、スキーで来たことがあったが、グリーンシーズンに来るのは初めて。上越妙高の駅前はこれからかという感じでまだ空き地が多かった。
駅でレンタカーを借りると、桜の時期やグリーンシーズンは結構混むということだった。上越妙高は高田に近く、桜で有名な高田があるからかもしれない。 -
上越妙高には11時頃到着したため、早速小腹がすいてきた。
駅からレンタカーに乗り、15分ほどでお蕎麦屋さん「こそば亭」
に到着。
新潟と言っても長野に近いためか、道中蕎麦屋を何件かみかけた。
今回は「こそば亭」さんにて昼食を。
そばの写真を撮るのを忘れてしまったのだが、「こそば」という昔から栽培されている品種のそばということで、若干普段と違う感じ(例えばわさびがついてなく、大根おろしと一緒に食べる)がしたが、とてもおいしかった。
野菜の天ぷらもつけたのだが、こちらもとてもおいしかった。 -
お腹も満腹になり、少し食べたものを消化するために、軽くトレッキングをしに、笹ヶ峰へ行ってみた。
途中産直センターで超濃厚トマトジュースを飲んだりしたが・・・・
(ここの野菜が新鮮そうでどれもおいしそうだった。今度は車で
来て買って帰ろうと思った。)
笹ヶ峰への道は思ったより狭く、途中ゆずりあわないとすれ違いが
できなそうなところもあったので、要注意。
お蕎麦屋さんから車で30~40分で笹ヶ峰到着。
乙見湖休息所に車を止めて、いざウォーキングへ。乙女湖
の遊歩道は工事中だったが、通ることができた。
遠くには雪山が青空に映えていた。 -
駐車場から少し坂を上ったところに、散策路の入口が
あったため、ミニトレッキングを観光。
道はよく整備されていてとても歩きやすかった。
後ろには雪山と緑の構図がかなりマッチしている。
黄色い花はキンボウケかと思ったがどうなんだろう。? -
トレイル入口から30分ほどで、清水ケ池に到着。
妙高山の頂上がはっきりと見えていた。
池には逆さ妙高山が。 -
天気に恵まれてよかった。
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今回はここで折り返し。
往復1時間の軽いウォーキング程度。 -
トレイルは整備されていて歩きやすかった。
トレイルランニングをしている人が何人かいた。 -
トレイルの途中には様々な花が咲いていた。
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笹ヶ峰を出て、次にやってきたのはいもり池。
先ほどとは違った角度で妙高山を。
ちょっと霞がでてきてしまったが。 -
いもり池の周りも散策路になっていて、やや速足で15分くらいで一周してきた。
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帰りにビジターセンターへ立ち寄り、展示物をみたり、売店でグッズを見たりしてからいもり池を後にした。
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いもり池から、赤倉温泉の温泉街を抜けて、今宵の宿、休暇村妙高へ。
部屋から妙高山の山影が見えて、景色がよかった。
また、夕飯も日本海の海の幸を盛り込んだ懐石料理と、ミニバイキングのッ食事でどれもおいしかった。 -
翌日は天気はくもり。
休暇村前の庭にはチューリップが。
妙高山は雲が少しかかったいた。
休暇村をチェックアウトし、高速道路で糸魚川へ向かう。 -
休暇村を出発し、高速を使って、一路糸魚川を目指す。
途中でちょっと寄り道。
北陸自動車道の能生ICで降りて、道の駅マリンドリーム能生へ。
ここはとにかくカニで有名で、一度行ってみたいと思っていたところだった。
残念ながらシーズンではないためか人もまばらだったが、また、シーズンの時期に来てみたいと思った。
ただ、この時期でもカニは食べられるようで、横丁ではさかんに呼び込みをしていた。
朝ごはんバイキングを食べすぎて、とてもはいらなかったので今回は横丁の見学と、ショップでの買い物にとどめておいた。 -
能生を後にし、こちらも前から一度行ってみたかった糸魚川のフォッサマグナミュージアムへ。
糸魚川といえばフォッサマグナというイメージだったが、実際フォッサマグナって何?という疑問もこのミュージアムで解消した。 -
同じ敷地内には長者ヶ原考古館という資料館もあり、こちらも
訪れてみた。
このあたり一帯が土器などが出土した遺跡公園となっている
のを初めて知った。 -
フォッサマグナや、遺跡を満喫したあとは、糸魚川駅へ。
ここでレンタカーを乗り捨て、いよいよメインイベント、雪月花へ。
駅に着くと、ちょうど雪月花が入線してきた。 -
出発の30分前頃から、受付が始まったので、えちごときめき鉄道改札内へ。
ホームに降りると雪月花が出発の準備を整えていた。 -
雪月花を初めて知ったのはある雑誌にて。
その雑誌以外にもいろいろな雑誌で表紙を飾っており、
見た目もインパクトがあった。 -
なんといっても特徴はこの広い展望窓。
景色が堪能できそう。 -
この列車は土日中心に、上越妙高から糸魚川までのコースと、糸魚川から上越妙高までの2コースが設定されている。
今回は後者の上越妙高行へ乗車。 -
座席はこんな感じ。
こちら4人席。
すいていれば、4人席を2人で利用することも可能。
(相席にはならないとのこと) -
席に座るとすでに食事の用意がされていた。
雪月花は食事付のプランと食事なしのプランがあるが、
今回はせっかくの乗車なので、食事ありプランに。
糸魚川発の便では、和食のコース。
プロデューサーは糸魚川の「鶴来家」。
ここは昨年末の糸魚川大火の際に被災したものの、
すぐに仮店舗で再開し、雪月花に食事を下したと
いうことらしい。
頭がさがります。
今回は食事の内容に惹かれたのはもちろんだが、
糸魚川の火事災害の復興に少しでも貢献できればとの思いもあった。 -
続いては社内散策。
2号車と1号車の間にはバーカウンターが。
こちらでドリンクを作ってもってきてくれる。
乗車するとすぐにウェルカムドリンクが運ばれてくる。
(これはサービス)
シャンパンを薦められたのでさっそくいただく。
車の運転を終えていてよかったと思った。 -
トイレ。
木材が車内のいたるところに使用されている。
少し、水戸岡さんのデザインした列車の内装に
似ていると思った。 -
こちらは1号車のシート。
1号車では子供向番組の収録でテレビの方々が
取材をしていた。 -
こちら1号車のハイデッキ。
誰でも来ることができる。
時折車掌さんが、景色の説明などをしてくれる。 -
通路もこんな感じ。
この日はテレビ以外にもとある雑誌の取材が入っているとのことで、
前の席に座っていた人たちが雑誌用の写真をレフ板など使って
本格的に撮影していたのが印象的。 -
車内散策を終え、席に戻って少し遅めのランチタイムへ。
今回の鶴来家プロデュースの和食メニューはこちら。
ベニズワイガニのちらし寿司
こくしょ
うどぶきとわらびの旨煮
えご練りと紅白なますの蜜柑釜
ごぼうと人参の牛肉巻き
さつまいものレモン煮
鯛の山椒焼
鱸の塩焼き
いくら茶碗蒸し
シイタケと甘エビしんじょうの二身揚げ
黒バイ貝の吹き寄せ
いわしのつみれ汁
つみれ汁は暖かいのを提供してくれる。
どれもおいしかったのは言うまでもなし。 -
糸魚川を出発した列車は、車掌さんの軽妙なトークのもとスタート。
トンネルに入ると照明で演出。
途中トンネル内のつついし駅へ。
駅員さんが見送りをしてくれる。 -
筒石駅を出てしばらくすると、名立駅に到着。
ここでは11分停車時間があるので、ホームへ降りて散策。
すでにウェルカムドリンクのシャンパンを飲み終えて、2杯目の白ワイン(有料)に突入していたため、ホロ酔い気分でホームへ。 -
この駅の特徴は川の真上に駅がたっているというところ。
ホームから川の真ん中が見えるのも不思議な感じ。 -
またこちらのホームからは雪月花がよく撮れるということで
記念撮影を。 -
停車中に展望室から。
ちょうどトンネルを出たところだった。 -
名立駅を出発して、15分ほどすると直江津駅へ到着。
ここまでが日本海ひすいラインと呼ばれる路線。
ホームには信越本線の起点駅ということで0キロポストがあった。 -
こちら0キロポスト。
直江津が新潟県で最初にできた駅らしい。 -
直江津でも停車時間が11分あり、いろいろとホームを散策。
改札前では、立ち売りスタイルで駅弁を販売していた。
鮭の駅弁を買って、夕飯として帰りに食べたのだが、
これがとてもおいしかった。 -
そうこうしていると特急しらゆきが入線。
雪月花と2ショットに。 -
列車は直江津から進行方向が変わり、妙高はねうまラインへと
入っていく。
席に戻るとデザートが。
正面左より、さるなしの寒天。甘酒(杉田味噌醸造場)。麩まんじゅう(笹川菓子店)で、お土産としてシフォンケーキもついた。
ドリンクは、雪月花オリジナル雪室珈琲か、雪室こめ茶が選べる。
上杉謙信の居城、春日山城跡を眺めながら、優雅にデザートをほうばった。 -
やがて列車はスイッチバックをするために、二本木駅へ。
ここでは展望デッキにてスイッチバックの仕組みを説明しながら、
実際のスイッチバックを観察できた。 -
まずは一旦側線に入り、ここからバックで勾配を上りながら、
隣の線路へ移る。 -
バックの際は、車掌が運転士をサポート。
後ろが見えないので、左の窓から車掌が後方を確認し、
列車を進めていく。 -
途中で妙高方面から来た列車と並列走行。
お互いの列車のスタッフはどや顔でやったぞという雰囲気。 -
列車は二本木駅に到着。
ここでは停車時間が16分あり、車掌さんのミニツアーが
開催された。 -
まずはスイッチバックについての説明。
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昔の運賃表も見ることができた。
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駅の外観はこんな感じ。
風情がある。 -
二本木駅から雪月花を。
ホーム上では地元の方々が特産品を販売していた。
この地区のお米が売っていったので購入した。 -
車内に戻り、列車は出発。
スイッチバックの線路が見えた。 -
車窓からは妙高山が。
今日はやや雲がかかっている。 -
やがて列車は鉄橋の上で、減速走行。
したを流れる川が、Uの字のように蛇行している。
これは珍しいらしい。 -
やがて列車は妙高高原駅に到着。
ここでは18分間の停車時間があるので、駅の外へ。 -
昔、スキーで関西からシュプール号に乗って、この駅まで来た思い出があったらが、当時と変わっていないような気がした。
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駅前にはお土産屋があって、ここにブルボンが出している「ルマンド」のアイスが。
全日妙高エリアでルマンド売り切れと書いてあったところがあり、なんだろうと気になっていたが、調べてみると、関東ではまだ発売しておらず、
試験的に北陸地方で発売を始めたよう(現在では九州の一部でも買えるらしい)
東京では買えないため、停車時間を利用して食べてみた(雪月花は持ち込み禁止なので、お店の前で食べた)
お値段は1個¥240くらいと値は張りますが、アイスの中にルマンドが入っていて、おいしかった。 -
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最後に売店でオリジナルグッズを買い物。
まだできて間もないからか、あまり種類がなかったが、
今回はノートとぐい飲みを購入。
クリアファイルとかもう少し種類を増やしてほしいことは
営業の方に伝えたました。 -
そうこうしているうちに列車は上越妙高に近づいてきた。
車内で慌ただしく記念撮影をしていると、ついに終点到着。
新幹線だと15分ほどで着いてしまう距離を3時間近くかけて
のんびりと到着。
料理もおいしく、景色も海と山でみれてとてもよかった。
さらに車掌さんの軽妙なトークと、途中停車駅でのガイドなども
あり、とても満足のいく列車旅であった。
上越妙高駅からは新幹線で東京まで戻った。
今回も天気やグルメ、温泉、観光列車とかなり癒された旅だった。
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