去りがたし　6月の北海道　①美瑛、富良野、旭川

2017/06/16 - 2017/06/17

北海道は3回目。6月の北海道は2回目。

1回目の北海道は16年前。旭川で会議を終え、駅で札幌に向かう特急を待っていた。
やってきたのは、1両編成の普通電車。
ホームを間違えたのだ。美瑛行きのそのローカル列車に、まちがえて乗ってしまいたかった。
遠くに見える雪を頂いた山々がとても珍しかった。

ぜひ6月の北海道を堪能したく、えいっと腰を上げた。

天気よし。
涼しい。
寒くない。
空青い。
おいしい。

旅行を終えて3日経っても、頭の中を素晴らしい風景が舞っている。

去りがたし、北海道。

北海道へ発つ前日に、Ｑ＆Ａで見どころを尋ねた。
アドバイスは大いに役に立ち、とてもありがたかった。

エリア 美瑛（びえい）(北海道)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

千歳から旭川まで高速をひた走り、一般道を美瑛に向かう頃には雨模様になりました。

クリスマスの木を探して国道237を南下していると、
東の空に、虹が鮮やかなグラデーションの弧を描いていました。
曇天にレインボー。車の中に歓声が上がりました。

クリスマスの木を見つけた途端、私は走り出す。
虹と樹とのツーショット。

クリスマスツリーの木 名所・史跡

ニホンタンポポの綿毛も、この雨では飛ばない。じっとしています。
雨も止んできました。
というか、雨だろうと曇りだろうと、走り出した私には関係ありませんでした。

そして、この丘を私たちがひとり占め。

そして、夏至に近い夕がた、西の空は晴れてくるのでした。

ケンとメリーの木。

ペンション　ケンとメリー 宿・ホテル

ルピナスの花が空に向かって咲いていました。

暗くなったので、旭川へ戻ろうと走っていたら、偶然にも見つけました。白樺並木の丘。たそがれる空にくっきりとシルエットが浮かび上がり、登ってみることに。

セブンスターの木 名所・史跡

夕空に一眼レフを構えている男性がひとり
それ以外は静かな丘です。

曇天でも、白樺の幹は映える。
生まれも育ちも南国の身にあって、とにかく白い幹は目に入ってきます。

翌日は、ホテルを7時出発、新栄の丘やその他に寄りたかったのですが、運転手がスルーしてしまい、青い池入口についてしまいました。
美瑛の街の真ん中に、「青い池入口」という信号があるので、左に入ってひたすらまっすぐ。

4トラのＱ＆Ａのアドバイス通り、この途中の景色も堪能しました。
白樺並木もですが、
途中で、霧が晴れてきて十勝連峰の片鱗が姿を現し始めました。
雪の残る山塊に、テンションが上がります。

青い池への駐車場は、森の中から突然現れます。そして、この場所は突然観光地へと変身するのでした。殆ど車に合わなかったのに、10台以上の車が止まっていました。

歩くこと1分、青い池が姿を見せ始めました。感動の声があちこちでします。

でもね、、、、
個人的には、プリトヴィッチェの方がいい、なんて言うのは、私だけです。

プリトヴィッチェの旅日記はこちら↓
http://4travel.jp/travelogue/10765801

美瑛(白金) 青い池 自然・景勝地

歩道の白樺並木が見事でした。
観光客のいないちょっとの時間に撮影した連れの作品！
拍手！

ずっと行くと、答えが出ました。
噴煙を上げる活火山十勝岳からの土砂や泥流などのための堤防なのでした。
それでも、やはり神秘的。
楽しめます！

ただし、注意。3キロほど登ったところまでトイレはありません。

急きょ予定変更して、十勝岳展望台まで登ることにしました。
キリはすっかり晴れて、十勝岳の全貌を観ることができました。

十勝岳望岳台 名所・史跡

北には、遠くに旭川の街が望めます。
大雪山系の山々も遠くに眺められました。
風は冷たく、天気は快晴。
晴れおんなは誰だ？

十勝岳望岳台 名所・史跡

中富良野まで、ジェットコースターのような坂道を転がり降りてきました。
町はこんな感じ。

十勝岳が遠くになりました。

西には、たぶんこれは芦別岳。

青空に、花たち。
誰が撮っても、いい写真！

ファーム富田 公園・植物園

青い空に向かって咲く真っ赤なポピーたち。

ハマナス？香りを嗅いでみると、薔薇じゃない？
能天気は私は、ハマナスの英語名が、Japan Roseって知りませんでした。
それにしても、花弁が大きく背も高い。浜辺の白いハマナスのイメージが大きく崩れました。

バラ科のハマナス、原種に近いのかしら、花弁は品種改良を重ねたいわゆる「ばら」の」多重の花びらに比べると、シンプルです。

ラベンダーには少し早いかな？と思っていたのですが、広い畑の一番北のひと区画が満開になっていました。
観光客へのおもてなしですね。
きっと7月は隣りの畑？

長い期間花が楽しめるように、向こうの畑から咲いていくようアレンジしていると思いました。

そして斜面に、今から咲こうかというラベンダー畑。
一面緑ですが、茎の一番上だけ、ちょこっとだけラベンダー色でしょ？この微妙な色あいがとても好きでした。

満開になったら、耳に紫の飾りをつけた北の国からのいしだあゆみが出てきそう。

旭川のショットを少し。
ビルの側面に、この表示。
でも、切れ落ちたビルの側面を、積雪が落ちてくるなんて、よけようがないのではないかと思ってしまいます。

次は真冬に来るべきだな。
そうして北海道をもう一度想ってみたい。

碁盤目の通りを歩くこと数分で到着。

一蔵 旭川本店 グルメ・レストラン

大きなホタテが入ったラーメン。まずホタテの大きさに感動。あっさり醤油ラーメンでした。この後、同行者は毎日1つラーメンを食べ続けることになる。
かくゆう私も、全部で三杯のラーメンを食べました。

店の中は、観光客だらけ。10数人のグループが入ってきましたが、博多弁が飛び交います。千歳まで同じ飛行機に乗っていた人たちでした。
千歳⇒旭川というのは定番のコースなのね。

ただ、博多ラーメン、長崎ちゃんぽんを愛する私としては、
大通りから1本入った通りで、偶然入った小さな古いお店で、ものすごくおいしいラーメンに出逢うというのが、究極の旅だと思います。

翌日は、旭川からもう1度美瑛を経由して富良野、観光後美唄へ。
http://4travel.jp/travelogue/11257155

この旅行記へのコメント （2）

• マプトさん 2017/09/27 18:23:36

  ようこそ

  はじめまして
  今回は私のセーシェル編を読んでいただいて有難うございます。
  6月、地元・美瑛にいらしたんですね。
  今はすっかり秋化粧です。紅葉がだんだん深まってきました。大雪山には近々雪が降るでしょう。そんな季節になりました。
  
  今後ともよろしくお願いします。また美瑛に来てくださいね。

  scomitcheeseさん からの返信 2017/09/27 23:32:25

  素敵な旅

  マプトさま
  コメントありがとうございます。
  美瑛に行く直前に、アドバイスありがとうございました。
  初冬に向かう今の季節も美しいでしょうね。
  
  セーシェルの海もきれいでした。
  素敵な旅をされますね〜♡
  
  悪天候で飛行機が飛ばなかった経験、私もあります。
  初の海外一人旅で、3日間オーバーステイ。その後の飛行機の乗り継ぎでいたい思いをしたのを思い出します。
  
  https://4travel.jp/travelogue/10766405