2017/05/10 - 2017/05/11
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Elliott-7さん
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広島から伊予松山へ行くには、瀬戸内海汽船で行けばおよそ2時間の距離だがフェリーに乗っているだけでは面白くないので、マイカーで瀬戸内海の島々を結ぶ「安芸灘とびしま海道」を走って、関前岡村島まで行きそこから今治行きのフェリーに乗って今治港まで行き、今治から道後松山までは車でおよそ1時間半の距離。
瀬戸の島々を結ぶそれぞれ特徴的な7つの橋を車で渡って行けるのが面白いのです。岡村島は愛媛県に属しここから今治行きのフェリーが出ていることを知っていたのですが、このフェリーには一度も乗ったことがなかったので乗ってみることにしたのです。
「安芸灘とびしま海道」は、本土側から下蒲刈島・上蒲刈島・豊島・大崎下島・平羅島・中ノ島・岡村島と7つの島が7つの橋で結ばれているのです。
本土(呉市仁方町)から安芸灘大橋(1号橋)→蒲刈大橋(2号橋)→豊島大橋(3号橋)→豊浜大橋(4号橋)→平羅橋(5号橋)→中の瀬戸大橋(6号橋)→岡村大橋(7号橋)と7本の橋で繋がっていることでもよく知られており、全国からサイクリスト達が眺め良いこのコースを求めてやってくるようになりました。
尾道と今治を結ぶ「しまなみ海道」は、全国的にも有名なサイクリングロードがありますが、こちらの「安芸灘とびしま海道」も知る人ぞ知るコースでサイクリストに知られるようになってきたのです。
初めて関前フェリーに乗って道後温泉まで行きましたが、来島海峡の渦潮を目の当たりにみることができましたし、来島海峡大橋の下をくぐる船旅はなかなか印象的でした。
表紙の写真は、関前岡村港に入港してきたフェリーの「第二せきぜん」です・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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-
本土側・呉市仁方町より第一号橋の「安芸灘大橋」を渡り下蒲刈島へ向かいます。
通行料金は普通車片道720円ですから往復で1440円ということになります。
橋の通行料金としてはやや高いように思います。呉市民は料金引き下げを求めていますがなかなか下がりません。
ちなみにとびしま海道には7つの橋が架かっていますが、有料橋はここだけです。 -
橋を渡って下蒲刈島に到着、安芸灘大橋の全景です!
橋長さ・1175m 3径間2ヒンジ吊り橋というそうです。 -
2号橋の蒲刈大橋を渡って、休憩所「であいの館」で一休みしましょう。
向こうに見えるのが「蒲刈大橋」480m・無料橋です。
1979年10月にできた、7橋の中では最も古い橋です。
向こうが下蒲刈島でこちらは上蒲刈島になります。 -
「であいの館」は、トイレ休憩、物産店もあります。 -
とびしま海道を結ぶ島々と架橋橋の説明があります・・ -
物産館の中に入ってみましょう。 -
しならく走ると「県民の浜」に到着、立ち寄ってみましょう・・
広い砂浜と宿泊施設やレストランがあります。
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この日は大阪方面からやってきた小学生たちが修学旅行で滞在していました。
カヌー教室や天文台などがあり、子供たちに人気があるようです。
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特に有名なのが、古代製塩法「藻塩」づくりが体験できることです。
上蒲刈島・県民の浜では土器を使った古代の塩「藻塩」づくりが体験できます。
「藻塩」とは、海藻類に海水をそそぎかけて塩分を多く含ませ、それを焼いて水にとかし、そのうわずみを煮詰めてつくる塩のことで、
海水を濃縮した天然塩であるため、カルシウム、カリウム、マグネシウムなど、海水に溶け込んだミネラル分を多く含んでいるのです。 -
上蒲刈島から豊島へ向かいます。
長さ903mの豊島大橋を渡ります。 -
通称「安芸灘3号橋」または、「アビ大橋」とも言われています。
「アビ漁」が盛んだったのでそのように言われています。 -
構造は「単径間吊り橋」です。
この橋も通行料は無料です。 -
橋の支柱部分です・・
サイクリングには絶好です・・ -
長さが543mある3径間連続トラス橋です。 -
この橋は、1992年11月に開通しました。
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ゆたかまちの案内図がありました。 -
この島はミカンで有名な大長という集落がありますが、小長(おちょう・こちょうではない)というフェリー乗り場があります。
ここから大崎上島の明石港へフェリーが出ています。 -
向こうに平羅島と中の島が見えます・・
左に見えるのが、平羅橋で右にかすかに見るのが中の瀬戸大橋です。 -
ちょっと大長で寄り道しましょう・・
ここはみかんの産地で「大長みかん」はブランド品です。 -
選果場の中で、いろんなみかんが売られていました。
産地直売なので格安で買えます。 -
ごらんのようにいろんな種類のみかんが・・ -
より取り見取りです・・ -
好きなだけ袋詰めできます・・ -
みかんジュースも、ジャムも -
大崎下島から平羅島へかかる、平羅橋を渡ります。 -
5号橋で、長さが98mのPC斜張橋です。 -
すぐに次の島、中の島に架かる6号橋の「中の瀬戸大橋」が見えてきました。 -
長さが251mあります。 -
橋の中間部です・・変わった設計です。 -
最後の橋7号橋・岡村大橋を渡って関前岡村島へ
この橋の中央に、広島県/愛媛県の県境標識があるのですが消えていました。。 -
岡村大橋を渡り岡村島へ -
岡村島から岡村大橋の全景を、228mあります -
関前岡村港の港務所・待合室です。
二階はちょうちょ島館です。
ちょうちょ島館では、珈琲・モーニング・軽食のほか、島の情報・観光案内、昆虫標本、写真の展示などをやっていますが開館は土日だけです。
以前来た時には、レストランにレーモンド松屋の紹介があり、初めてそんな歌手がいることを知りました。 -
港務所・待合室の様子・・・
券売機でチケットを買うのです。
岡村・・今治間 13:30発今治着14;30
普通車・・4m未満、2780円 + 860円(同乗者一人)
この日は、大型トラック・乗用車・軽自動車車・自転車・・・計6台
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今治からフェリー第二せきぜんが入ってきました。
第二せきぜんは一日4往復しています。
フェリーのほかにも高速艇が出ています。 -
このフェリーは三胴船・トリマランだそうですが、残念ながら船底は確認できず、
ヨットには、双胴船・カタマランがあることは知っていましたが、フェリーでトリマランは珍しいのです。 -
船底が三胴なので安定感がよいのです。
車はバック乗車でした。 -
定刻、13:30、岡村港を出港・・
愛媛・今治港を目指します。 所要時間80分
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関前フェリーは今治市営です・・・
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遠く四国方面にタンク群が見えます -
しばらく行くと岩礁が見えてきた・・ -
ここにもあります、 -
赤い灯台が設置されていました
よく見ると桟橋のようなものも・・・ -
釣り船が行く・・ -
来島波止浜ドックも視野に入る -
海面が違うのがわかります、 -
来島海峡大橋も見えてきた -
海面が渦巻いているのがわる・・ -
こういう光景はこのフェリーでしか見られない -
変化する潮流に魅入る・・ -
刻々と変化する潮流は見飽きることがない・・ -
以前、来島海峡急流観潮船に乗ったことを思い出した -
トリマランなので安定が良いのかも・・ -
来島海峡大橋が迫ってくる -
海峡を見下ろす高台にホテルが見える -
3つの長大橋梁により構成された世界初の3連吊り橋であり、全長は4105mである。 -
いよいよ橋の下をくぐる・・ -
橋の真下からの眺め -
通り過ぎて再び見上げる -
こちらからの眺めもよい・・ -
橋が遠ざかる・・
今治港を目指して・・もう少しで到着! -
海上交通センターの案内灯が見えてきた
レーダーやテレビカメラ、電光掲示板が設置されている -
まもなく今治港に到着・・・
見ごたえのある80分の船旅だった。
ここから国道317号線で、道後温泉を目指す・・・ -
道後温泉ではホテルルナパークにチェックイン
詳細は口コミで・・・ -
道後温泉商店街を散策・・ -
商店街入口・・ -
市内電車、夜の道後温泉駅 -
おなじみの坊っちゃん電車 -
夜の道後温泉本館、
翌朝、入りました。 -
ホテルの部屋から温泉本館が良く見えました・・
久しぶりに道後の湯を堪能して、翌日は海岸沿いの国道195号線を走って今治へ、しまなみ海道を大三島へ盛港から大三島フェリーで忠海まで乗船し、帰路につきました。
今回は、関前フェリーを体験することが目的でしたが、このコースも悪くないと実感しました。
しかし、以前は大島から今治行きのフェリーをよく利用していたのですが、このコースがなくなってしまい残念です。
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この旅行記へのコメント (1)
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- とぼけ老人さん 2017/07/03 14:15:29
- いいですねー!
- いつもよく行く岡村島からの松山道後温泉の旅は珍しいコースのドライブですねー…写真を楽しく拝見させていただきました。
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