2017/04/13 - 2017/04/20
157位(同エリア318件中)
violetさん
- violetさんTOP
- 旅行記24冊
- クチコミ4件
- Q&A回答0件
- 30,605アクセス
- フォロワー1人
半年前に予約したカタール航空のチケットで、オランダといえばチューリップ。キューケンホフ公園を目的に、アムステルダムでは美術館巡り、デンハーグでは近郊の街歩きを楽しみました。晴れ、曇り、雨と目まぐるしく天気が変わるオランダ。旅行中は雹まで見舞われました。アムステルダムで2泊、デンハーグで3泊。どちらも快適なホテル滞在。桜から紫陽花まで日本では数か月分の花々が一気に咲いていました。アムステルダムでは人の多さに辟易したけれど、デンハーグの落ち着いた街にほっとして再訪ありだなと思いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
4月のオランダの観光の目玉は、やはりチューリップが見られるキューケンホフ公園。
4月のオランダの天気予報は、晴れ、曇り、雨、霰、雪のマークが全て出る日もあるというほど変わりやすいという。
そこでオランダに着いた日から、天気予報を調べ、キューケンホフの観光は晴れの日を選んでこの日にした。
ホテルの朝食開始は7時。
7時を待って下に降りていくと、誰もいない。
調理人の恰好をした人がいたので聞くと、今日はイースターの日なので7時半からだという。
仕方なく出直し。
手作りのパンとジャムが美味しかった。 -
ホテルからデンハーグ駅へ歩き、電車でライデン駅まで。
ライデンまでは13分ほどの乗車。
朝は風が冷たく寒かったけれど、青空でいい感じ。
チケットは切符自販機で購入したが、別に1ユーロ手数料として取られている。
なぜ窓口で買わないのに手数料を取られるんだろう。
いつからか窓口でも自販機でも一律に支払う事になったと聞くが、それなら運賃に含めて欲しい。まあ事情があるのだろうけどさ。
ライデン中央駅を降りて、駅前のバスプールでキューケンホフ公園行きのバス854番に乗る。
公園入口までは25分。
ライデン中央駅からのこの往復バス代と入園料込24ユーロのセットは、日本で事前購入。 -
やっと念願のキューケンホフに来たぞ。
入り口で園内マップをもらい、歩いていく。
エントランスを抜けると色とりどりのチューリップがお出迎え。 -
たくさんの種類のチューリップがあるので、いくら写真を撮っても次々に撮りたくなる。
マップに従い2時間ほど園内を周り、もう全部見終わったんじゃないかと思う頃、Hがつぶやいた。
「おかしいなあ。私がTVで見たのがどこかにあるはずなんだけど」
どういうのを見たのか聞くと、
「ぶわーってチューリップ畑が広がっていてそれが私が求めていたものなのよ」
と言う。
マップを見ても公園内にはそんな広大な畑は無い。
「それってさ、公園じゃなくてアムステルダムから来るときに電車の中から見た畑とかじゃないの?」
というと、
「それを見なきゃ来た事にならないじゃない。」とおっしゃる。
ランチの時間になったので園内のレストランで休む。
ショーケースから好きなものを選び最後に会計する。
寒かったのでスープとパン。 -
その広大なチューリップ畑を見に行くために、出口のインフォでレンタサイクルの在りかを聞いた。
入り口を背にして前の駐車場の左手方向。
レンタサイクルの受付で書類に滞在ホテルと携帯番号等を記入して一人10ユーロ支払う。
あてがわれた自転車は子供用かと思うママチャリだった。
。。。。オランダ人、ガタイがでかいし自転車もかっこいいやつだからどうしようと思っていたけど、私のは足が着くやつで良かったよ。
受付で2時間コースか3時間コースか半日コースか聞かれ、2時間コースにした。
時間によってコースが分かれたすごく大雑把な地図を渡されて出発。 -
一般道路に出て、5分も走らないうちにチューリップ畑の景色が広がっていた。
「これよー、これこれ。私の求めていたものなのよ~」とHが満足そう。
ああ、良かった。キューケンホフ公園が「私が見たかったのはここじゃない」みたいに言われてどうしようかと思った。
一般道路の脇には、チューリップ畑が広がりその脇の田舎道を自転車で走る。すごい爽快感。 -
羊がいたり、
-
小川に沿った道にはキャンピングカーが泊まっていたり、
急遽自転車を借りたおかげで、こんなのどかなオランダを満喫出来て良かった。
と思ったら、急に風が強くなり自転車で前に進めないほど。
雨も本格的に降り始めたと思ったら、さあーっとやんだ。
そんな事を繰り返しながら、2時間のサイクリングは終了。はあー、疲れた。 -
自転車を戻し、またバスに乗ってライデン中央駅へ。
帰りのバスは混んでいた。 -
キューケンホフ公園からデンハーグ駅に戻った私たちは、スヘーフェニンゲンに行こうという事になった。
昨日のパノラマ・メスダグを見て、あの絵の海が見たいと思ったのだ。
駅前から9番のトラムに乗って15分。(往復9.5ユーロ)
その語呂から日本人の間では「スケベニンゲン」と呼ばれているとか。
トラムの停留所を降り、海のほうへ歩くと3分。
北海と対面。
荒々しく、海の色は暗い。
昨日の美術館の入り口に展示されていた暗い海のままの印象だ。 -
冷たく強い風の吹く中、波際まで歩く。
泡のような「波の花」が至る所に。
日本では日本海で見られ、能登の名物でもある波の花は、冬の荒波にもまれた海中に浮遊する植物性プランクトンの粘液が石鹸のような白い泡と作るんだとか。
北海も日本海も冷たく暗いイメージだな。
だけどここは、夏になるとオランダでは有名なリゾート観光地。今の冷たい海からは想像できない。 -
桟橋Pier。
北海に来るなんてそうそうないことだから、もう少し見ていたかったんだけど、何しろ冷たい風なので引き上げる。 -
海岸沿いには宮殿のような風格のカジノのあるホテルがでんとそびえている。
その前に並ぶレストランで食べることにした。 -
フィッシュとポテトのフライ。
大量のポテトにいつもウンザリするがここのポテトはおいしかった。 -
食べたのはここ。
店内は火が焚かれ、暖かい。
テラス席とはビニール一枚で覆われているんだけなんだけどね。
欧米人はこの寒い中でも元気よく外でお食事している人もいる。
好きだよねー、外。
メスダグの世界を堪能できたので満足してホテルへ戻る。
トラムへ戻る途中、森の中のようなところを通ったけれど、暖かければこんなところを散歩もいいな。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
violetさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
15