春のオランダ Day6 マウリッツハイス美術館　そして帰国へ

2017/04/13 - 2017/04/25

半年前に予約したカタール航空のチケットで、オランダといえばチューリップ。キューケンホフ公園を目的に、アムステルダムでは美術館巡り、デンハーグでは近郊の街歩きを楽しみました。晴れ、曇り、雨と目まぐるしく天気が変わるオランダ。旅行中は雹まで見舞われました。アムステルダムで２泊、デンハーグで3泊。どちらも快適なホテル滞在。桜から紫陽花まで日本では数か月分の花々が一気に咲いていました。アムステルダムでは人の多さに辟易したけれど、デンハーグの落ち着いた街にほっとして再訪ありだなと思いました。

エリア ハーグ (デン･ハーグ)(オランダ)

　今日は帰国日。
アムステルダム発のフライトは16:25なので午前中はまだ観光が出来る。
最終日はデンハーグのハイライト、マウリッツハイス美術館へ。
入場チケットはホテルで購入。

今日の朝食は、昨日スーパーで買ったパンで済ませる。
10:00の開館時間に合わせて美術館へ。
場所を探す時は、ホテルから大回りして10分ぐらいかかったけれど、何て事はない、ホテルの道向かいのビネンホフの塀の門をくぐればすぐだった。
今回のホテルは本当に便利で助かった。
駅からは10分強歩くけれど、スーパーや観光名所はすぐ傍だし、再訪があるとすればこのホテルのリピート決定。

開門を待つ人々。

あらかじめiphoneにダウンロードをしておいた美術館のアプリを起動させると、有名どころの絵画の説明が日本語音声で流れる。
部屋の番号が部屋の入り口に書いてあり、メインの絵画の説明をしてくれる。メインの他の絵画の説明はオランダ語か英語。
こりゃ、便利だわ。
日本へ帰ってからも、絵画の内容を見たり、未だに消去出来ないでいる。

1618年頃　ボスハールト　花瓶の花
この絵画は印象深いよね。チューリップが描かれているけど当時は希少だったらしい。

1647年　パウルスポッター　牡牛
ありきたりの主題が大きく描かれている絵は特別でオランダ自然主義絵画の代表作。

1660年-1661年　フェルメール　デルフトの眺望
オランダ絵画黄金時代の作品
訪れた街の絵画があると嬉しい。
昔の様子も分かっていろいろ想像できるし、空模様は昨日のデルフトと変わらずこんな具合だったなあ。

1665年頃　フェルメール　真珠の耳飾りの少女
やはりこれだわ、これが貸し出されていたら泣くよホント。
眼の保養をさせていただました。ゆっくり一つ一つ鑑賞して満足。

美術館を後にして出ると、右手に石の門が見えたので通ってみたらビネンホフだったというオチ。
13世紀から17世紀の建物が並ぶ中で、13世紀に建てられた一番古い建物「騎士の館」
国会議事堂として現在も機能しているというから驚き。
国会開会式には年に一度イベントがあり、ここに黄金の馬車でオランダ女王が現れるというのだから、それは映画の中の世界みたいなんだろうな。

私たちが3日間遠回りしていた壁の中はこんなだったなんて。
この広場で日本人ツァー客が説明を聞いていて羨ましかった。
遠くから耳をすませて聞いてみようかと思ったけれど、もう帰る時間。
オランダ、見どころが多すぎて時間が足りないよ。
ホテルでチェックアウトして、荷物を持ち、駅へ歩く

ところでこれが旅行中、度々購入した紙の切符なのだが、スキポール空港までの料金は8.3ユーロ、隣のToeslog１ユーロが手数料。
自動券売機で買っていたのにどうして手数料を取られるのかずっと疑問だったけれど、プラスチック製のチャージ式の切符でないとどこで買おうが１ユーロ取られるようなんだな。
そのチャージ式切符自体が7.5ユーロするけれども、今回みたいに何回もオランダ国鉄を使った場合、元は取れるとは思うんだけど。
だけどそのチャージ式の切符は改札を通る場合、最低２０ユーロの残高が無ければならないため、うーんいちいち計算は面倒だし、帰るときはどうするんだろという問題があって、この手数料って旅行者には納得いかない表示なんだよな。

さて空港に着いた。スキポール空港のラウンジは番号になっている。43番ラウンジとかね。
バイバイ、ミッフィー。バイバイ、オランダ。
また訪れたい国の一つになった。
ドーハで乗り継ぎ、また成田まで長いフライト。まあ4万円代のチケットだから文句言えないけど。

写真だけ撮ったけれど、オランダ民族衣装のミッフィー可愛かったな。