2017/05/14 - 2017/05/14
9939位(同エリア22789件中)
ランドムさん
友人の結婚式に参列するために、名古屋に訪問。せっかく来たので、1日使って、ちょっとマイナーなスポットを求めて、地下鉄を乗り回す。地味な旅になったが、名古屋のディープな雰囲気を楽しめるスポットをいろいろ発見した。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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慣れないところでは、公共交通の1日乗車券が旅のお供。土日限定販売のチケットを購入し、今日の移動に備える。
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大須観音の近くの宿泊施設に泊まったため、まずは朝の散歩がてら参拝。朝8時台だったため、さすがに人はまばらで歩きやすい。一方で、鳩が大量に境内で休憩。人が近くを通っても全然動じない。名古屋の鳩もなかなかふてぶてしい。
大須観音(寶生院) 寺・神社・教会
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今回の宿泊では朝食をつけていない。それは、名古屋の名物のモーニングを食べに行こうと思っていたためである。大須商店街をぷらぷら歩いていると、やたら人が入っていく喫茶店を見つけた。人気店なんだろうと判断し、ここでモーニングを食べることを決めた。
とてもレトロな店内は人がいっぱいで、さらに期待が上がる。しかし、注文して出てきたサンドイッチセットは、わりとシンプルで際立った特徴はなかった。値段は安く、それ相応の味であった。コンパル 大須本店 グルメ・レストラン
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チェックアウト後、一旦、荷物を名古屋駅のコインロッカーに預けに行く。
どこから回ろうかと思案し、まずは白壁地区に行ってみることに。
白壁地区は江戸時代に武家屋敷があったエリアで、今でも当時の町割りが残っており、街並み保存地区に指定されている。
まずは旧川上貞奴邸を訪問。文化のみち二葉館(名古屋市旧川上貞奴邸) 名所・史跡
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まだ洋館が珍しいころの建物で、特に日本式の木造住宅に洋館を併設したタイプであるこの建物は、現存する貴重な建物のようである。
屋内も公開されている。入ってみると、ステンドグラスや螺旋階段などがあり、なかなかオシャレである。 -
手前が和館で、奥が洋館である。手前と奥とでは雰囲気が違うのが楽しめる。
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名古屋の陶磁器商である井元為三郎の旧邸宅。こちらも中が公開されており、洋館と和館が同じ敷地内にある。
橦木館 美術館・博物館
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建物がこじんまりしてかわいいらしい。こちらは庭が綺麗に手入れされているのが特徴的。写真は、和館から庭を眺めたものになる。
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真隣にマンションが建っており、2階の部屋からの景色がイマイチなのが残念。
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街並み保存地区の一画にはカトリック教会があり、パンフレットの中でも紹介されていた。横からレンガ塀越しにみると、異国情緒が感じられるのが特徴的かなと感じた。奥にマンションが写ってしまうのがもったいないけれど、仕方がない。
カトリック主税町教会 寺・神社・教会
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これはなかなかインパクトのある建物。結婚式場のようであるが、もともとの屋敷に洋風チャペルを作った感じだろうか。これは和洋折衷というよりかは、和洋混在と表現するのが適切なのかも。
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先ほどの結婚式場にほど近いところに、豊田家の旧邸宅があり、訪問。建物の特徴は少ないけれど、建具のデザインにこだわりを感じ、それを見て回るのが楽しいところだった。写真は木板を編んでつくられた扉である。幅の異なる薄板を使っているのが、オシャレである。
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階段の手すりの柱のデザイン。
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家紋のすかしもオシャレである。
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写真では分かりづらいが、窓の上の明かり取りにも細かくデザインが施されている。もともとの所有者のこだわりを見つけて見学するのも面白いものである。
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また少し歩くと、街並みが素敵な通りに出た。
ここまでは建物ばかり見る感じであったが、ここの通りは街並みを見て楽しめる。おそらく、この街並みを保存するための地区指定だったのではないか。 -
どうやら通りから奥まったところに、低層の建物があるため、塀のある街並みが崩れていないようである。
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ちょっと角度を変えての撮影。低いところから街並みを見てみると、なんとなく江戸時代の町割りを彷彿させる気がする。
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白壁地区を1時間半強ほどかけて、一通り見終えたら11時半になっていた。場所を移動するために、堀を渡って、駅に向かう。昔の武士はここを通って、通勤していたのだろうな。
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市役所前駅から金山駅に到着。先ほどまでの歴史的な雰囲気とは打って変わって、近代的な街に出てきた感じである。
金山駅 (愛知県) 駅
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金山駅近くの鰻屋がちょっと並んでいたため、時間つぶしに駅前にある名古屋都市センターに寄ってみることに。都市計画やまちづくりをテーマにした資料や展示があり、全国的に珍しいマニアックな場所である。名古屋市の都市発展の歴史に関するポスターがあり、その分野の知識があれば、楽しめる場所である。館内には名古屋市の巨大模型がある。
名古屋都市センター 名所・史跡
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並んでいたお店に戻ると、カウンター席に空席が一席。待つこともなく入店。お目当は鰻の白焼き。注文後、10-15分ほど待って食事が登場。皮はしっかり焼かれ香ばしく、身はふわっとした食感。これを生姜醤油につけていただく。とても満たされた気分に。いいお値段がついた逸品だが、値段に見合ったものが出てきて満足。
三福 グルメ・レストラン
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鰻を楽しんだ後は、大須商店街まで戻り、改めて観光。朝とは異なり、とても活況のある雰囲気になっていた。
大須商店街 市場・商店街
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なんでもありの商店街で、クリーニング屋が帽子やバッグを売っていたり、各国の料理専門店があちこちに点在していたり、コスプレの衣装とブランドアパレルショップが軒を連ねていたりと、歩くだけでも面白いところである。
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特に欲しいものは見つからなかったけれど、自宅の食パンがそういえば切れていたことを思い出し、地元のベーカリーで食パンとクリームパンを購入。(ちなみに、食パンはふんわり食感で、妻からも好評でした)
大須ベーカリー グルメ・レストラン
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大須商店街から栄方面に。ここでこの日の謎が一つ解消した。
行く先々で、必ずライブをやっているのを見かけ、名古屋市民は音楽ライブを好む傾向になるのかななんて思っていたが、どうやらこの日は音楽祭をやっており、市内42箇所の会場でライブを開催しているようだった。ここでも公園でライブをやっていると思ったら、隣接するナディアパークの屋内でもライブを行っていた。名古屋のお祭りはやることが派手だなと感心。矢場公園 公園・植物園
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栄駅から東へ向かい、覚王山駅で下車。日泰寺というお寺も見て回るかと思い、最寄りの駅で降りる。
日泰寺の参道沿いはちょっとしたお店が並び、ショッピングも楽しめるようになっている。私もえいこく屋というお茶屋に入り、その店限定の紅茶を購入。思いの外、香りが良くて、いい買い物をした。えいこく屋 グルメ・レストラン
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目的の日泰寺に参拝。外国人の観光客も意外と多く、賑わいを見せている。
本堂も素晴らしいが、個人的には五重塔がどこかエスニシティを感じさせて、魅力的な気がした。日泰寺 寺・神社・教会
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日泰寺の近くには、陽輝荘というスポットもあり、覗いてみた。
ここは松坂屋の創始者である伊藤次郎左衛門祐民の別荘であったらしい。揚輝荘 名所・史跡
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中は無料で見学でき、元々の所有者の嗜好が反映された建物や庭が見学できる。それほど混雑もしていないため、ゆっくりできるのが嬉しい。
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やはり洋館もある。伊藤次郎左衛門祐民のこだわりが詰まった設計になっており、大きくはないが見所がたくさんある建物である。30分に1回、ボランティアガイドが建物内を丁寧に案内してくれるので、時間がある人はガイドの説明を聞くのを勧めたい。
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陽輝荘から本山駅に向かって歩く。ぶらぶら歩いていると、情緒ある小道を発見し、入り込んで見る。この辺りは、元々農村エリアだったらしい。今ではすっかり住宅街になってしまっているが、なんとなく農村らしさが残っているところがあって、心が和む。
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この小道沿いから、謎の洋館が見えたので、とりあえず撮影。google地図で確認すると、昭和塾堂と言う建物らしい。ユニークな建物だなと思って、近くに寄ってみたが、中を見学できるわけではなさそうであった。
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先ほどの小道はどうやら八幡宮に続く小道だったようで、歩いたらここに到着。縁結びの神社のようで、若い女性の観光客が訪れていた。おみくじは、水に濡らすと結果が浮き出る仕組みになっており、その女性たちはおみくじを濡らして楽しんでいた。
せっかく来たので、まずはお参り。おみくじにも関心が少しあったが、ひとりではつまらないなと思い、そのままその場を去る。城山八幡宮 寺・神社・教会
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夕方の時間になっていたため、本山駅からさらに足を延ばすことなく、名古屋駅に戻る。1日中歩き回ったため、ビールが飲みたい。と思い、駅ビルのビアバーに入店。
今日撮った写真を見ながら、改めて1日の行動を振り返ってみる。渋い旅ではあったが、名古屋のディープな一面を少しでも感じられた旅だったと感じる。
ビールを2杯飲み干した。
さて、帰京しよう。CANCALE グルメ・レストラン
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