山口県下のJR線の電車は形式にかかわらず濃黄色の塗装で走ってます。あまりにも味気ない？塗装で批判もありますが・・・<br />その中でも小野田線は単行の123系車両が走り、ローカル色が感じられます。<br />かつて、旧型のクモハ42が使用されていた時、それを目当てに訪れたことがありました。<br />時が過ぎ、鉄道をとりまく環境も変わりましたが・・・現在の小野田線、本山支線を訪ねてみました。<br /><br />2003年11月の小野田線クモハ42と2013年3月のJR東クモハ123の写真も掲載しました。

濃黄色の誘い、小野田線長門本山駅再訪（前編）。過去の写真も掲載。宿泊は国際ホテル宇部。

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2017/05/10 - 2017/05/11

113位(同エリア413件中)

#鉄道・バス

fly-jinさん

山口県下のJR線の電車は形式にかかわらず濃黄色の塗装で走ってます。あまりにも味気ない？塗装で批判もありますが・・・
その中でも小野田線は単行の123系車両が走り、ローカル色が感じられます。
かつて、旧型のクモハ42が使用されていた時、それを目当てに訪れたことがありました。
時が過ぎ、鉄道をとりまく環境も変わりましたが・・・現在の小野田線、本山支線を訪ねてみました。

2003年11月の小野田線クモハ42と2013年3月のJR東クモハ123の写真も掲載しました。

エリア

宇部・小野田(山口)

旅行の満足度: 4.0

ホテル: 4.5

交通: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: JRローカル徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

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宇部駅から出発。
宇部駅0番線、17：14、105系の新山口行。105系も濃黄色。
学校帰りの学生さんたちで適度の賑わい。

宇部駅駅
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居能駅で下車。17：22。
居能駅は駅舎がある方が4番線。現在使用しているのは、3、4番線のみ。
企業の専用線が走り、構内も広かったが・・・今は雑草に埋もれるのみ・・・

居能駅駅
居能駅。無人駅で近距離用の券売機がある。
運賃は車内での精算になる。乗り継ぐ場合は乗務員に告げる。
居能駅で下車した理由は、この回送を撮影する事。
朝夕しか走らない本山支線だが、夕方の雀田駅始発の列車は宇部新川駅から回送される。
後追いで・・・車両はクモハ123－5。

宇部駅発17：40、居能着17：47の新山口行。
宇部駅からこの電車を利用し、居能18：00発の小野田行に乗れば、雀田駅から本山行に乗り継げる。
乗るだけなら、この電車で間に合います。
後追いで・・・この電車も通勤通学用？　かなり混んでました。
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居能駅発18：00の小野田行に乗り雀田駅に来ました。
そう、小野田行もクモハ123の単行でした。

雀田駅では18：12の本山行が待ってます。居能で見た車両です。

数名の利用者を乗せ出発。

雀田駅駅
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やってきました、長門本山駅。
前回は、引退が迫っていたクモハ42撮影のために訪れました。
それから13年あまりが過ぎています。
駅施設や周辺のたたずまいなどは、それほど変化はありません。

数少ない利用者は足早に去っていきました・・・
寂寥感漂う終着駅？

長門本山駅駅
線路の終端から。

長門本山発18：37が宇部新川行です。
だいぶ暗くなり、撮影には不向き。明日の朝、もう一度来るので、あとは帰るだけ・・・
一人貸切と思ってましたが・・・数人の方の利用がありました。
雀田駅本山支線用のホームに到着。
（前照灯がついているので、こちらが進行方向、宇部新川方面行）
かさ上げされたホームがよくわかる。
このホームで38分も停車。理解不能なダイヤ設定なんだよね～
雀田駅到着。乗ってきた方たちは皆さんここで乗り換え。

小野田からの列車が接続・・「隣に新川方面行き来ますよ～」乗務員の声で乗り換え・・・
このまま乗っていてもいいんだけど・・・夕方の雀田駅周辺では、あまりに寂しすぎる・・・
雀田駅時刻表。
番線案内。

夕闇迫る雀田駅。
人気のない駅は寂しさが漂う・・・
乗り換え時間を利用して、ホームはずれから。
雀田駅18：48、宇部新川経由新山口行。
こちらもクモハ123の単行。
これに乗り宇部新川駅へ。今夜は宇部で泊まります。
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今回のホテルは、国際ホテル宇部。
宇部新川駅からでも見える、チャペルがあるホテル。
この周辺ではANAクラウンプラザホテルがあるが、こちらの方が割安だったので選択。
予約はANAのHPから朝食付きで予約。

これはホテルのロビー。

国際ホテル宇部宿・ホテル

 リニューアル後の部屋、アップグレードでツインルーム。 by fly-jinさん
客室は別館のツインルーム。
予約時はシングルだったが、アップグレード？なのかな・・・
広めの部屋でゆっくり過ごせる。
館内はリニューアルされていて、不都合なところはなし。

水回り。
バスタブも大きく、快適。
ここからは過去の写真集。
2003年11月。クモハ42の引退を前に運転された臨時列車。
雀田駅にて。
ホームはずれから。
クモハ42、車内。
長門本山駅。
多くの人たちが来てました。

今と比較すると・・・施設などは以前と変わらないような・・・
異なるところは・・・線路の道床、電柱などは新しいものの、雑草が生えてたり、
管理が行き届いているとは思えない・・・
特に感じるのは、雀田駅・・・駅員の姿が消え、人気がなくなった駅は、鉄道の時代が終わったことを示しているようだった。
クモハ123つながりで・・・
JR東、中央線辰野別線で使用されていたクモハ123－1。
2013年3月撮影。
後追いで。
クモハ123は荷物電車などから改造されて誕生した個性的な車両。
この中央線辰野別線や身延線などの印象が強い。
関西では阪和線や宇野線などでも使用された。

かつては旧型車の置き換えなどで、嫌われた車両でもあったが、地味ながら楽しい車両だった。

今回の小野田線などで、細々と余生を送るのには適しているようで・・・
幸い、車両は整備されていて古さは感じなかった。
後は・・・路線さえ維持できれば・・・もう少しの間は活躍できるであろう。
僅か5両・・・できるだけ長く、活躍を祈る。