熟年２カップル、リスボン＆ポルトの旅＿５

2017/03/04 - 2017/03/04

ポルト２日目の今日は午前中のメインイベント、ドウロ川クルーズ、
午後はひたすら歩いて、ポルトの街・散策です。

昨日とは打って変わって、気持ちの良い晴天、街歩き日和となりました～！

エリア ポルト(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝、寝室の窓からの眺めです。

なんと目の前は、有名な「ボルサ宮殿」
すごいね、このアパートの立地って！

こちらがボルサ宮殿。

その手前の広場に立っているのは、
有名なエンリケ航海王子の銅像です。

ボルサ宮 城・宮殿

よ～く見ると、
あぁ～、頭の上はカモメの〇〇だらけになっちゃってます・・・。

エンリケ航海王子公園 広場・公園

エンリケ航海王子の像を中央にして、ボルサ宮殿と反対側が、私たちのアパート。
ヨーロッパ式の４階（実質５階）、画像の赤い外壁部分です。

３階まではエレベータで上がり、部屋のドアを開けて入ると、
もう１階登る階段がありました。
このフロアーには、もう一世帯のお部屋がありました。

それにしても、ドウロ川までも徒歩２～3分、
最高の立地です。

ボルサ宮殿の右側は、フェレイラ・ボルジェス市場、
現在はフードコートになっているようです。

市場と反対方向を見れば、ドウロ川が屋根の向こうに見えます。

計画では、今日は１日かけて、ワインの生産地・ドウロ川上流を船と電車で巡るツアーに参加する予定だったのですが、
受付オフィスに行って初めて、そういうツアーは４月から始まることを知りました。
う～ん、残念・・・！

で、急遽、ドウロ川の６つの橋を巡る約１時間のクルージングを申し込むことに変更しました。

こちらの船に乗って、巡ります。

料金は一人当たり、15ユーロ（約￥1,800）

ドウロ川 滝・河川・湖

多分こんな感じになります。

ドウロ川 滝・河川・湖

ツアー客も集まり、さぁ、出発～！
今日は、最高のクルージング日和、爽やかな晴天です！

ドウロ川 滝・河川・湖

まずは上流に向かって進み、すぐにポルトのランドマーク「ドン・ルイス１世橋」の下をくぐります。
このアングルからの眺めは、クルージングならではですね！

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

来た方向を振り返ると、
カイス・ダ・リベイラの美しい家並が青い空に映えます！

カイス ダ リベイラ 旧市街・古い町並み

「ドン・ルイス１世橋」は、フランスのエッフェル塔を設計したエッフェルの弟子によるものですが、
こちらの最も古い橋「ドナ・マリア・ビア橋」は、エッフェル自身が設計したものだそうな・・。

美しいフォルムから現在はモニュメントとして保存されているようです。

その「ドナ・マリア・ビア橋」をくぐります。

１時間足らずの短いクルージングでしたが、
晴天のおかげか、爽やかでなかなか素敵な体験でした。

大満足の女子二人です。

続いて、サン・フランシスコ教会見学。

見学料は併設の美術館入館料も含めて、一人4.5ユーロ（約\550）
シニア割なし！

サン フランシスコ教会 (ポルト) 寺院・教会

金泥細工の祭壇も立派でしたが、
何と言っても印象に残ってしまったのは・・・、

サン フランシスコ教会 (ポルト) 寺院・教会

地下のカタコンベ（で、いいのでしょうか？？？）。
それぞれは、板で塞がれていましたが、
床の下にも、人骨が見え、ちょっと不気味な雰囲気が漂ってます。

サン フランシスコ教会 (ポルト) 寺院・教会

教会から出ると、ちょうどクラシックなトラムがやって来ました。
可愛い～！

正面からも撮影！

リスボンのいたずら書きだらけの車両とは違って、とっても綺麗～！

なぜか、アジアを走っている「トゥクトゥク」が、ポルトにも走っています！

次は、坂道を登って、「クレリゴス教会」を目指します。

ポルトいちの高さの教会。
塔の上からは、ポルトの街の素晴らしい景色を一望できます。

クレリゴスの塔 寺院・教会

塔の頂上まで続く長く急な石段の途中、窓からの眺め。

クレリゴスの塔 寺院・教会

最上部までやって来ました！
ここからの眺めはホント、一見の価値、大いにありです！

クレリゴスの塔 寺院・教会

みてください、この素晴らしい景色！

統一された煉瓦色の屋根が連なる向こうに見えるのは、ドウロ川です！

クレリゴスの塔 寺院・教会

塔から降りてくる途中で見ることができた教会の祭壇。

クレリゴス教会 寺院・教会

こちらも、金泥細工でしょうか・・・。

クレリゴス教会 寺院・教会

出口付近の彫像。

クレリゴス教会 寺院・教会

突然ですが、この時期ポルトの街のあちこちに、椿の花が美しく咲いています。

椿って、ヨーロッパにもあるのか～、なんて思ってましたら、
ポルトガルでの呼び名は、なんと「Japoneira」。
そう、日本から伝来したものらしいですよ！

昨年秋に来た時は、入れなかった世界一美しいという有名な本屋さん「レロ・イ・イルマオン」へ今回は入場。

本屋さんなのに、なんと入場料金一人４ユーロが必要、ビックリ！
前回は、通りの反対側にチケット売り場があり、長蛇の列に驚きましたが、
今回は、オフシーズンのためか、チケットブースではなく、
近くにある書店オリジナルグッズのお店で、購入するようになってました。
長蛇の列に並ぶ必要もなく、チケットを購入。
一人４ユーロ。

レロ・イ・イルマオン 専門店

「ハリー・ポッター」シリーズの世界観に影響を与えたと言われていますが、
なるほど～、まさにハリー達が登場しそうな雰囲気です！

レロ・イ・イルマオン 専門店

天井のステンドグラスが美しい２階部分。

レロ・イ・イルマオン 専門店

曲線が美しいクラシックな階段・・・。

レロ・イ・イルマオン 専門店

記念に、ポルトガル料理の本を２冊購入。
伝統的なお料理が大きく美しい写真でレシピと共に紹介されてます。
こちらは英語版。
入場料金２人分が戻って来ました。

本のお値段、16ユーロ。（約\2,000）

レロ・イ・イルマオン 専門店

さて、そろそろランチタイム。
カジュアルな雰囲気の、こちらのお店に入ってみました。

ショーケースに並んだものを、指差して注文し、

ビール・４つと言ったら、
大きさも聞かずに、こんなにすごいデカジョッキが来てしまいましたぁ～！
「大・なま」より大きい！！！

これで4ユーロ（約\500）ですが、こんなに飲めないよ～～～！

突き出しの「ガーリックトースト」

バカリャウのチーズ焼きとコロッケ

ポルトのB級グルメ「フランセジーニャ」

全体的にお味はイマイチのお店でした、残念！

ビール（超・大なま）４杯、お料理のチョイス４品、
合計39ユーロ（約\4,800）
結構、高かったぁ・・・。

ランチの時間が遅かったので、すでに4時近くになっています。

こちらの「ドン・ペドロ４世」の像が立つリベルダーデ広場あたりから引き返し、途中で食材を買いにスーパーへ寄りました。
牛乳、卵、ハム、ヨーグルト、トマト、それにとっても美味しそうだった葡萄を買って、
合計金額11.25ユーロ（約\1,300）

食料品の物価は、安い感じ・・・。

リベルダーデ広場 広場・公園

坂道を降りて、サンベント駅まで戻ってきました。

サン ベント駅 建造物

美しいアズレージャで有名なサン・ベント駅構内、
やっぱり記念撮影しなくっちゃ・・・！

サン ベント駅 建造物

サン・ベント駅を通り過ぎ、坂道を登って、
サント・イルデフォンソ教会まで行ってみます。

サント イルデフォンソ教会 寺院・教会

こちらもアズレージャが素敵です！

サント イルデフォンソ教会 寺院・教会

再びサン・ベント駅まで引き返し、
一番の繁華街・フローレス通りを歩き、アパートへ帰ることに・・・。

黒装束のコインブラ学生たちが、演奏してます。

大道芸人の中に、こんな親子（？）が・・・！

座って絵本を読んでいる男の子が、
まるで自分も絵本から抜け出たような雰囲気です！

インコを肩に乗せ、一心に絵本を読んでます。
帽子も、着ている服も、靴下も、靴も、
ファッションがクラシックで、可愛すぎるゥ～！

子供を大道芸の一部に利用して、いいのかなぁ～・・・・。

フローレス通りを下ってドウロ川方面へ歩くと、５～6分でアパートですが、
その近くの奥まった場所に、こんな可愛いレストランが！

入ってみたかったけど、まだディナータイムには早すぎる時間。
アパートで、しばし休憩タイム。

今日の夕食は、こちらのレストランに決めていました。

ガイドブックによく出ているお店「カーザ・アレイショ」。
ポルト名物「タコの天ぷらとタコご飯」のセットで有名なお店です。

サン・ベント駅から一つ目の駅、カンパニャン駅の近くにあります。
アパートからはタクシーで20分位かかりました。

カーザ アレイショ 地元の料理

予約無しで行ったのですが、テーブルは予約客で一杯というではありませんか！
え～～、そんな～、タクシーを使ってまで来たのにィ・・・！

わざと私たちをビックリさせたのか、
「大丈夫、大丈夫、奥の部屋に席があるよ～！」と別室にテーブルを用意してくれました。

ホント、驚かせないでェ～！

カーザ アレイショ 地元の料理

まずは、ビール、
そして、右は、今回の旅行で、美味しさを知ってしまった「サングリア」
でかっ！

カーザ アレイショ 地元の料理

初めに登場したのは、「イベリコ豚のロースト」。
意外と思ったほどでもなく、
リスボンで食べた名も知れぬ「食堂」の黒豚の方が美味しかったなぁ～！

カーザ アレイショ 地元の料理

付け合わせのサラダ、

カーザ アレイショ 地元の料理

そして、期待大の「タコの天ぷら＆タコ飯」、
期待が大きすぎたのか、こちらもそれほどでも無し・・・！

でも、タコは超・やわらか～！

カーザ アレイショ 地元の料理

意外と、付け合わせの野菜ソテーが、激・ウマ！
これが一番美味しかったかも！？

カーザ アレイショ 地元の料理

ポルト名物「モツ煮込み」
う～ん、イマイチ！
いつも行く近所の居酒屋の「モツ煮込み」の方が、美味いぞ～！

カーザ アレイショ 地元の料理

でも、気心知れた友人との食事は、なんでも美味しい！
ワインがあれば、さらに良し、です。

ビール３杯、サングリア１杯、ワイン・ボトル1本、
お料理３品、付け合わせの追加２品、パンで、
合計金額 76.40ユーロ（チップの4ユーロを含めて80ユーロ、約￥9,800）

これにてポルト２日目、終了！

明日は、ドウロ川の向こう側、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアを散策予定。
ワインセラーにも行きますよ～。

カーザ アレイショ 地元の料理