2017/05/04 - 2017/05/06
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Roon-Wa-bmさん
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今年のGWは静岡から私の弟夫婦が遊びにやって来た。
二人はあらゆる手段でマイレージを貯めまくり、
年に2、3度は海外旅行へ行くので、
貰うお土産が我家の飾り棚には入り切らなくなりそう。。。。
隔年くらいの間で遊びに来るのだが、
その度に広島から1、2泊の旅行計画を立てる。
それは近場の再発見の旅にもなり、毎回楽しい旅行となる。
今回は大分周辺を二泊三日で巡り、鶏と関サバ関アジを堪能しよう、
と言うテーマになりながら食事の画像は一切無し。
堪能すると言うことはそういう事ということで。。。
観光場所は私にお任せ、と言いつつも
何かの導きか唯のワガママか~。。。。。
助手席の私にはちょっとナビ疲れの旅となった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
大分に入りまずは中津市の名勝耶馬渓(やばけい)にある青の洞門に寄る。
観光案内の写真では紅葉が見事な競秀峰が載ってあるが、
この時期は青い可憐な花、ネモフィラが競秀峰の対岸に咲き乱れているらしいので、
行ってみる事にした。 -
競秀峰とネモフィラ。
確かに咲いてはいたが、もっと一面青いイメージがあったので残念。 -
耶馬渓にて 若山牧水
安芸の国 越えて長門に またこえて 豊の国ゆき ほととぎす聴く。。。
あまり歌碑を読むことがないのだが、足が止まり夫と一緒に読み
「この歌の通り広島から山口越えて大分来たよね~」と話した。
日向(宮崎)出身の若山牧水の歌を読んだせいなのか、
明日の予定が何故か変更し、後からこの歌人を調べてみると、
後述するがこの旅行は何となく因みのあるように思えてきた。 -
ネモフィラが咲いている駐車場側から橋を渡り競秀峰の麓側へ歩く。
橋からは整備された浮島のようなところで、
観光客が鯉に餌を与えて遊んでいるのが見える。 -
競秀峰の麓から350M先には妙見窟という所があるらしい。
この辺りによくある石仏かも知れず、見る価値があるのだろう…と考える。
350Mは何とかなりそうな距離である。
入り口は緩やかで登りやすい石段。
夫と私は登る事にしたが、弟夫婦はお土産屋でアイスクリームでも食べて待ってると言う。 -
しばらく登ると入り口の綺麗な石段が無くなり、
しかも常に登りで平坦な道がほとんど無い。
私もアイスクリームにすれば良かった、と後悔しながらの登山。 -
途中、蛇に出会ったり滑りそうになったり。。。
道中のお地蔵さんに手を合わさずにはいられない。
300Mを過ぎた辺りから割と平坦になり、もう少しで着きそう。
こんなに頑張って登ったのだから素晴らしい石仏に会えるに違いない。 -
み、見えた。。。。ケド。
ちょっと複雑な気持ちで取り敢えず手を合わせた。 -
手すりのついた見学台のような物が設置してあるけれど、
小さな二体の像が祀られていて、説明板もあったが今一つ分からない。
夫、背を向けて一服する、その先の景色は木々で全く望めない。
せめて眺望が良ければ登ってきた努力が報われるのに。。。 -
下山して、余裕で待ってる弟夫婦に
「途中に蛇がいるし、ほんと、ヤバ系の登山よ。耶馬渓だけにね」
(苦笑)
と余裕の駄洒落で返した。。。
気を取り直し、車で洞門を通って移動する。 -
本当の洞門は越後の旅僧が手掘りで30年を費やして掘ったらしく、
別の場所になるようだ。
こちらは後から整備した洞門らしい。 -
洞門を抜けて直ぐ、8連アーチの耶馬渓橋があった。
-
長さ日本一の8連アーチの石橋で、別名はオランダ橋。
景色に溶け合いながらも、どっしりとした美しい橋である。 -
反対側にも移動して写真を撮る。。。
私以外は橋の上でたむろっている。
1日目の観光を終了して、大分吉光IC近くのビジネスホテルに宿をとり、
「くしやき炭屋」にて鳥三昧で乾杯した。
このお店は一年半前にも来ていて非常に美味しかったのでリピート。
弟夫婦も感動的に美味しいと喜んでくれた。 -
翌日、私の予定では九重夢大吊橋、くじゅう花公園、竹田の遺跡巡り、原尻の滝、
の予定が昨晩のお酒の席で、男性陣が高千穂峡へ行きたいと言い出して予定変更。
高千穂峡は宮崎県だが大分寄りなので、遠くはないが近くもない。
運転する夫の事を考えて、運転時間が長くならないように予定を立てたのに、
どうやら逆で、何度も駐車場に車を入れる方が疲れるらしい。
というわけで、大分市から豊後大野市の原尻の滝、竹田市を通って阿蘇近くの道から高千穂峡へ入るルートで出発する事にした。 -
豊後大野市にある原尻の滝は道の駅でもある。
滝の周辺をぐるっと回って歩く環境は、
豊かな農村の風景がギュッと凝縮されているようで素晴らしい。 -
大きな水車が豊かな水の流れの中で回っている。
-
大分は麦焼酎で有名なので、黄金色の麦畑が広がっている。
-
新緑が眩しい。
-
大きな鳥居は川の氾濫を治めるかのように建っている。
-
そして、原尻の滝。
-
日本の滝百選に入り、東洋のナイアガラと呼ばれている、らしい。
-
ナイアガラは実際に見たことないが、ちょっと誇張しているにしても、
こんな所にこんな滝が!!
という感動は間違いなくある。 -
更に吊橋まであって、正面から滝を見ることができる。
更には、この写真を撮っている場所は滝の上で歩道となっているけれど、
増水するとこの歩道の上を川が流れて滝壺に落ちて行くのだと思う。 -
原尻の滝に吊橋がある事を全く知らなかったので、
九重夢大吊橋は有料であるから、規模に差はあるにせよ、
この環境が全て無料とは非常に有難く思う。 -
吊橋はしっかりしたワイヤーで固定されているので安心ではあるけれども、
揺れる。。。
大きな弟が前を歩いているので、尚更揺れる気がする。 -
原尻の滝を出発して竹田市に向かう途中、
メロディーロードで滝廉太郎の 「荒城の月」が予期せず流れて感動。
阿蘇外輪山近くの広域農道を通るが植林の杉の木で景色が全く見えない。
そしてようやく高千穂町の道の駅、トンネルの駅に到着。 -
ここは、ひむかのくろうま(麦焼酎)で有名な神楽酒造の貯蔵庫がある。
昔、国鉄時代に高千穂線を阿蘇の高森まで延伸する計画があり、
先にトンネル工事を進めたが、事故などのため中断し、トンネルだけが残った。
それを活用して焼酎の貯蔵庫にしたという。 -
トンネルの中はひんやりとして、焼酎の良い香りが立ち込めている。
-
トンネルを出た所には神楽酒造の販売所があり、試飲もできる。
でも、今は我慢。
手頃なくろうまを一本購入した。 -
高千穂峡周辺に到着したが、駐車場が満車でたらい回しにされる。
情報収集が十分でなかったので、シャトルバスのルートもよく分からず、
取り敢えず一番近そうな高千穂神社の駐車場に入れた。
先ずはお参りをして徒歩で高千穂峡まで行く事にした。 -
少しうんざりするようなつづら折りの道を下りて行く。
やっと到着したが物凄い数の観光客が歩道に溢れている。
ボートは待ち時間が5時間になるため受付終了。。。 -
この景色の中、ボートに乗れないのは非常に残念。
男性陣は消化不良。。。
遥々来たけど行き当たりバッタリじゃね~
帰りは延岡から高速道路を通って大分まで戻る予定だったが、
地図を見ると大回りなので山中の道を選ぶ事にした。
10号線から逸れて326号線に入ると、前に1台いて暫く2台で走った。
前の車も広島ナンバーで後部窓には yazawaの文字。
遠く遥々の何でもない道で同郷ナンバーの不思議。 -
日向(宮崎)出身の若山牧水の歌碑を読んだせいか、
宮崎の高千穂峡まで引っ張られ、更には若山牧水が没した地は静岡。
弟夫婦は静岡からやって来た。
軽い偶然のようで、旅にはそういった引き寄せもあるのかなぁ、と思う。
さて、翌日は高崎山自然動物園で猿と戯れるのも良いかと考えたのだが。。。 -
結局、地獄めぐりに。。。
7つ全部の地獄を巡る気が無く(7つ全部を巡ったら極楽へ行けるらしいが?)
共通券(7箇所で2,000円)は買わず、1箇所づつ400円を払って入場した。
先ずは海地獄。 -
画像が無いが定番の温泉玉子と温泉蒸しプリンを買った。
玉子は茹で上がったものを発泡スチロールの箱から出され、
プリンは冷蔵庫から出されたけれど、信じて食べる。
どちらも素朴な味で美味しい。 -
小学校の修学旅行以来だが、何となく狭く感じた。
-
-
地獄だけど蓮の花。
沈まないように小額コインを蓮の葉の上に投げる。 -
お次は血の池地獄。
-
赤というよりもサビっぽい赤茶色。
-
-
そして最後は竜巻地獄。
大げさな説明の割にはとてもこじんまりしている。 -
入場して10分程で間欠泉が上がってきた。
安全のために上部に岩の蓋で制限してある。 -
確かに勢いは凄いが、何となく人工的な感じもする。
3、40分ごとに噴き出るらしいが、ボタン押してない?と思ってしまう。
別府は時々小雨が降る天気だったが、山口方面は雨ではないらしいので、
長門の角島経由で帰って見る事にした。 -
快晴!角島大橋。
お昼を回ってしまったので、光が反射してコバルトブルーが薄い。 -
天気予報ではちょっと残念な天気になっていたのに、
三日間ともほぼ良い天気で何より。
予定変更が多くてナビ疲れしたけれど、欲張りな楽しい旅行だった。 -
ところで大分旅行の前日、マツダスタジアムへ広島対中日戦を観に行った。
静岡在住の弟夫婦はナゴヤドームでの特典を受けられるという理由で、
カープファンであるにもかかわらず、ドラゴンズのファンクラブに入っている。
それを利用して、今回、ドラゴンズのパフォーマンス席のチケットでマツダスタジアムに入場した。カープレッドを身につけること無く球場に入るのは少し勇気がいるけれど、ドラゴンズのパフォーマンス席周辺は人が少なくて快適。。。
間違ってもカープが打っても喜ばないようにして、
席に座りお弁当とビールでのんびり観戦。。。の予定が。。。
運悪く1回目の攻撃でドラゴンズが点を入れた。
パフォーマンスシートだから誰彼なくハイタッチをしてくる。
前の席のドラゴンズファンが振り返って夫にハイタッチを求めたが、
目をそらしてお弁当に集中する夫。。。
私達はさっさとお弁当をビールで流し込んで席を離れた。
その後はスタジアムをグルッと周りながら立ってる人の肩越しでカープを応援し、
暑さと人の多さで疲れて、ドラゴンズにリードされたまま球場を後にした。
広島駅へ向かう長いスロープの途中、背後から宮島さんが聴こえたので、
早く家に帰って、庭でバーベキューをしながら応援しよう、という事に。
この日はカープが勝ったが、あのパフォーマンスシートでの経験は苦い思い出となった。
それでも、マツダスタジアムでカープグッズをゲットした弟夫婦は満足だったようだ。 -
比較的前から計画していた旅行だったので、
旅行記用にもっと魅力的な写真を撮ろうと意気込んでいたが、
特に料理の画像は人数が多くなると難しい。
美味しいものをたくさん食べたのに残念である。
さて、夏は北陸から信州に入って
静岡に住む弟夫婦の家にでも乗り込んで行こうか、
などと予定を考えるが、弟夫婦に言ったら海外逃亡するかも?
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