2016/06/15 - 2016/06/15
2位(同エリア3件中)
Keiさん
あわただしいオヤジ一人旅シリーズ。華やかさやおしゃれ感は全くありませんが、イタリアの歴史や素晴らしさを街を歩きながら味わいたい。
今回はペルージャ中心の旅です。
1日目 フォリーニョ泊
2日目 フォリーニョ→ペルージャ
3日目 ペルージャ→グッビオ→ペルージャ
4日目 ペルージャ→トーディ→ペルージャ
5日目 ペルージャ→ローマ
6日目 ローマ
7日目 ローマから機上へ
4日目です、昨日と同じく午前中にバスで遠足、今日はトーディまで行きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日もイタリア広場からバスターミナルを目指します
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ロッカ内のエスカレーターを利用して
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バスターミナルに到着
トーディへはグッピオとほぼ同料金の11~12ユーロで往復できます。
因みにトーディへはペルージャ、テルニ間のローカル鉄道で行くこともできますが、トーディの最寄駅であるトーディ・ポンテ・リオ駅からはバスかタクシーで山あいの町まで行かなければならないので、バスの方が良いと思います。 -
ペルージャの町を離れるとこの景色
昨日はペルージャから北東にあるグッビオへ。
今日はペルージャから南にあるトーディの町へ。 -
天気はまずまずですが、昨日グッビオではしゃいだからでしょうか?
今日は偏頭痛で辛いです。
結果から言うと2時間程度で観光を切り上げてしまいました。
山の上に見えてきたのがトーディでしょう -
バスは旧市街麓のコンソラッツィオーネ広場で終点となってしまいました。
町の中心部、ヤコポーネ広場まで行くバスとこの広場で降ろされてしまうバスと時間によって終点が違うので注意が必要です。 -
降ろされた広場は13世紀に築かれた城壁の傍です。
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山の上の町なのでウンブリアの景観も楽しめます
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広場の反対側にはサンタマリア・デッラ・コンソラッツィオーネ寺院があります。
どうせここも寄るつもりだったので最初にここから拝観しましょう -
この寺院はブラマンテの影響を受けたコーラ・ディ・マッテウッチョ・ダ・カプラローラという建築家の設計で1508年に創建され、その後100年以上の歳月をかけて1609年に完成しました。
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クーポラを中心に4面の円蓋に囲まれたギリシャ十字のプランです
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円蓋部分に石像が飾られていたり
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割合豪華な祭壇があります
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天井はシンプルです。
ドームを支えるペンデンティブの部分にわずかな装飾がみられます -
12体の聖人像が飾られていましたが、作者などの情報がありませんでした。
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トーディの起源は古代ウンブリア人により町が作られたそうで結構古いです。
その後エトルリア、ローマ、中世では教皇領と様々な支配を受けましたが、自由都市として繁栄した時代もありました。 -
町の中心部は山の上です
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そのうちすげえ坂があるんだろうなと思いながら町へ続く道を歩き出します。
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やっぱり、強烈な坂が待っていました
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アウレア門です
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教会発見しましたが、閉まっていました
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サンタマリア・イン・カンムッチャ教会、端に聖母子のタベルナコロがありました
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この先はどうなっているんだろう、と思わせる通りです
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漸く第一町人発見です
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取り敢えず町の中心のポポロ広場を目指そう・・
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という決意を萎えさせる坂が続きます
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途中で噴水がありました。
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ヒイヒイ言いながら登りきってポポロ広場に到着。頭ガンガン、暫くバールで休みます。
年間に半月位しかイタリアに来てないのに、タイミング良く偏頭痛になるなよ!
こんな時に限ってバールのオネエチャンがきれいだったりします。が、カメラを持つ手が滑る元気がありません(元気って何だ?)
人生なかなかうまくいかないものです。 -
トーディの大聖堂です
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広場を挟んで反対側に1334年建造のプリオーリ館。色の違いが分かりにくいですが、右側は15世紀になって追加で建てられたそうです
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13世紀に建てられた右のポポロ館と左のカピターノ館、ポポロ館は1228年に町の行政庁舎として建造。市庁舎として使われており、美術館、博物館と観光案内所があります。
カピターノ館は1290年に建てられ、ポポロ館と階段で結ばれている。 -
大聖堂の正式名称はコンカッテドラーレ・ディ・サンティッシマ・アンヌンツィアータ
司教座はオルヴィエートのドゥオモなので、こちらはコンカッテドラーレとなっています。
12世紀創建で14世紀完成、その後の修復でも元の形を崩さないように配慮されました。 -
中央のバラ窓が印象的なロマネスクゴシック様式の外観です
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ピンクの色大理石が所々に使われています。ポータルはアカンサスの葉の装飾などがあり、華美ではありませんが味があります
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内部はラテン十字の三廊式だと思いましたが、右側廊奥にさらに柱廊があります。
少し変わったプランです -
側廊の木組みの天井の色が違うのは光の加減でしょうか?
見た時は意識していませんでした -
ジャンニコラ・ディ・パオロ「玉座の聖母子と聖人達」
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主祭壇の磔刑図はジュンタ・ピサーノの弟子による作品とされています
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振り向くとカウンターファサードには一面のフレスコ画
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この聖堂の最大の見どころでしょう。バラ窓もきれいです
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最後の審判 の場面が描かれています
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作者はフェッラウ・フェンツォーニ
ファエンツァ出身の画家のようです。1596年の作品 -
有名なシスティーナ礼拝堂の作品を模したようです
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クリプタに入るのに2ユーロ払います
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大聖堂のオリジナルパーツが飾られています
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展示の仕方が意味不明です
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キリスト誕生の場面のプレゼビオらしきものもありました
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後陣地下の部分でしょう。
外から見るとこの聖堂のアプスはロマネスクの趣がありますが、写真に残すのを忘れました。 -
祭壇があり13世紀の木彫りの聖母子像がありました。
この像は歩いてくる途中にあったサンタマリア・イン・カンムッチャ教会にあったはずですが、こちらに移されたのだと思います。 -
クリプタから戻りました。
このフレスコ画はロ・スパーニャの作品のようです -
途中まで気づきませんでしたが、両方の側廊に受胎告知のステンドグラスも
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反対の側廊で受胎告知を受けるマリア
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柱頭には時折聖人の装飾が。
こちらは少し色味がかったキリスト -
鍵を持っているので聖ピエトロでしょう
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右手に剣、左手には秤を持っているような
ドラゴンと闘っている聖ミケーレだと思います -
外に出て城壁沿いにきれいな景色でも撮りたいところですが、下ってまた昇るのかと思うと戦意喪失です。
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広場の端から景色を少し撮ってみます。
この町も町歩き面白そうなんだけど、またリベンジだな。
訪れるところ全部リベンジ誓ってばかり。何回イタリアに行かなければいけないんだ? -
準備から始まる旅行の醍醐味を愛してやまない4Tの皆さんの前でこのような思いを吐露するのは気が引けますが、イタリアに行くようになってからは、
ドラえもんの「どこでもドア」が欲しい!と本気で思います。 -
ポポロ広場のプリオーリ館隣の道をヤコポーネ広場に向けて歩きます
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ポポロ広場から程近いこの広場からバスに乗れます
まだ発車まで30分以上ありましたので、広場からすぐ傍のもう一つの見どころ教会に行きます -
サン・フォルトゥナート教会です
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1292年にこの地に元あった教会から改築が開始、14世紀にかけてゴシック様式に造りかえられました。ファサードは未完のままです。
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三廊式の内部、写真暗いですが四分ヴォールトが真っ白で天井の新しさを感じさせます。
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大天使ミカエル礼拝堂
聖母子とヒエロニムスは分かりますが、礼拝堂の名前から聖ミケーレでしょうか。
聖ジョルジョのような気もしますがはっきりしません -
同じ礼拝堂にあった「聖母子と天使たち」
これはマゾリーノ・ダ・パニカーレの作品(1432年)です。
もともとグレゴリアーナ礼拝堂にあったものを18世紀に剥がして移植したそうです。
マゾリーノは有名なフィレンツェのカルミネ教会のブランカッチ礼拝堂に、マザッチオと共に壁画を残した事でも有名です。 -
こんなストゥッコ装飾もありました
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クリプタに下りてみます
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ヤコポーネ・ダ・トーディ他の墓だと思います。
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後陣の磔刑図はピエトロ・パオロ・センシーニの作品(1590年)
その前にあるのは聖フォルトゥナートの像です -
聖フォルトゥナートの腕の聖遺物とのことですが、ターミネーターのような。
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こちらは17世紀の聖母被昇天礼拝堂
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殆どをアンドレア・ピオリーニが描きあげました(1617~20年)
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この聖母被昇天はアンドレアの兄弟のジョヴァンニ・アントニオ・ピオリーニが描いています
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ポータルの装飾が重厚な雰囲気を醸し出します。
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左側の天使はガブリエルだと思われます。写真ありませんが右側には聖母像があるので受胎告知を表しているのでしょう。ヤコポ・デッラ・クエルチャに帰属する作品とか。
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同じ会社の丹下君そっくりです
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入口階段にある2頭のライオン君はライオンと言うよりもバクのようです
8世紀頃の初期キリスト教教会時代の使い回しと思われます。 -
教会裏手にキオストロがありました。
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そろそろバスの時間なのでこれでトーディから撤収です。
ペルージャのホテルに戻り、秘密兵器のバファリンを飲んで休みました。起きたらバッチリ偏頭痛解消です。こんなことなら遠足を強行するんじゃなかったと後悔しつつ、15時位からペルージャ観光に復帰です。この続きは次回。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- フォルナリーナさん 2017/05/07 20:08:17
- トーディ、素敵な街ですね。
- Keiさん、初めまして
トーディという街は名前は聞いたことがありましたが、keiさんの旅行記ではじめて詳しく街の様子を知ることができました。
素敵な街ですね。
「そのうちすげぇ坂があるんだろうなと思いながら・・・」大笑いしました。
雰囲気のいい街ってそうですね。
やっぱり強烈な坂道が待っていましたか。
でも、イタリアだと歩けてしまうんですよね。
いつか私も訪ねたいと思いました。
- Keiさん からの返信 2017/05/08 10:13:17
- はじめまして
- フォルナリーナさん、こんにちは
この度は拙い旅行記にご訪問&投票頂きましてありがとうございます。
トーディはペルージャから遠足で訪れるのに適した町だと思います。
あいにく紹介しているのが旅行記のセンスのないオヤジですので良さがあまり伝わらないのが申し訳ないです。
フォルナリーナさんの旅行記も少し拝読しましたが、町の情景や観光スポットが効果的に挿入されていて、完成度の高さを感じる素晴らしい旅行記ですね。センスの差を感じてしまいます。
ウンブリアは坂が多いので味のある町が多いですが、オヤジは息も絶え絶えになりながら観光しています。それでも仰るように歩けてしまうし深い満足感を得られますね。
フォルナリーナさんもかなりイタリアベテランですね、こういう方とお知り合いになれてとても嬉しいです。イタリア好き同士これからも色んな町を4Tに紹介していきましょうね!
フォローさせていただきますね、今後とも宜しくお願いいたします。
Kei
- フォルナリーナさん からの返信 2017/05/08 13:53:24
- Re: トーディ、素敵な街ですね。
- Keiさん、フォロー有り難うございます、私もさせて頂きます、宜しくお願いします。
ちょっとお褒めの言葉を頂いて、恐縮しております。
Keiさんの美術、建築に対する造詣の深さ、そしてちりばめられたユーモア。
一人声を出して笑いながら読んでいます。
私のあこがれの街の旅行記がたくさんありますので、これから読み進めていきます。
楽しみです。
-
- tadさん 2017/05/06 15:19:58
- 偏頭痛でしたか。。
- バファリンで治るなら、よしとしましょう。それよりも、今回はカメラの手が滑らなかった点、ちょっと残念な気もしました。。自分では撮る勇気がないので、なんとなく、期待はしてしまいます。
- Keiさん からの返信 2017/05/06 15:48:51
- ご期待にお応えできる様努力いたします
- tadさん、こんにちは
早速のコメントありがとうございます。
折角勢い込んで来ているのに残念でした。旅の記憶の良し悪しは自分の体調にすら左右されますね。
毎度狙っているわけではありませんが・・
シャッターチャンスはいつ訪れるかわかりませんから。
そうそう、tadさんが愛用されているPowerShot SX710 HSですが、15,000円と安かったので思わず買ってしまいました。
これで、手が滑らなくても良い瞬間が撮れそうです(笑)
自分の名誉のために申し上げますが、不純な動機ではございません
Kei
- tadさん からの返信 2017/05/06 16:02:34
- RE: ご期待にお応えできる様努力いたします
- > そうそう、tadさんが愛用されているPowerShot SX710 HSですが、15,000円と安かったので思わず買ってしまいました。
> これで、手が滑らなくても良い瞬間が撮れそうです(笑)
早速のご返答有難うございます。それは、安く購入できましたね。私は2万3千円でした。
>
> 自分の名誉のために申し上げますが、不純な動機ではございません
>
不純な動機でないどころか、美術を愛する人間が美を愛する心と同じだと思っています!ただ、それでも、写す勇気が私にはありません。写したいのですが。。
4Tやりだして、人の写真が出せないので、ますます、人物写真の機会が減ってきましたが、これて、なんか変だと思いませんか?昔、一眼レフをやっていたころは、人物写真に挑戦したこともあるのですが。。結局、今頃は、家内との旅でも、ほとんどお互いを写さなくなりました。じいじとばあばを写しても仕方ないからでもありますが。。。だから、観光地でお互いを写し合っているばかりの人達が不思議に見えてしまいます。。観光地が背景になっているようですから。。。
- Keiさん からの返信 2017/05/06 17:12:21
- RE: RE: ご期待にお応えできる様努力いたします
- カメラは客寄せの出物で限定3台でした。
>美術を愛する人間が美を愛する心と同じだと思っています!
こういう発想はありませんでした。勇気づけられます(笑)
> 4Tやりだして、人の写真が出せないので、ますます、人物写真の機会が減ってきました
たしかに調子に乗って人物を特定できるように撮影するのは憚られる世の中になりました。しかし観光地や撮影スポット周辺では真夜中でもない限り人の写りこみは避けられないでしょう。日本はことさらこういうことに対してうるさくなるような気もしますが、テレビのニュース等でも一般の方の写りこみに対して全て許可を取っているとは到底思えません。
良くしていただいたホテルのオーナーの写真を撮って載せる場合などは、一応断る様にはしています。(手が滑った手合いは写りこみの範疇と自分の中では割り切っています)
tadさんのコメントはオヤジへの警鐘と受け止めて、羽目を外さないようにしなくては。
今後人物写真の場合は難しいかもしれませんね。
Kei
- tadさん からの返信 2017/05/06 21:08:16
- RE: RE: RE: ご期待にお応えできる様努力いたします
- >
> >美術を愛する人間が美を愛する心と同じだと思っています!
>
> こういう発想はありませんでした。勇気づけられます(笑)
>
ボッティチェッリや竹久夢二にも出ないほどの美人を見た場合は、そりゃ、私でも
記録に残したいと思いますが、実際には無理ですね!ただ、ヨーロッパ等で写した写真が
日本人だけのサイトである4Tで問題になるとは思えないのですが、、。だから、私もウィーンのクリスマス・マーケットで見た美人の写真はここに載せています。tripadvisorでは、自分たちや仲間や周囲の写真をどうどうと海外の口コミでは載せています。基準が日本的なサイトとは相当異なりますね。
>
> 良くしていただいたホテルのオーナーの写真を撮って載せる場合などは、一応断る様にはしています。(手が滑った手合いは写りこみの範疇と自分の中では割り切っています)
> tadさんのコメントはオヤジへの警鐘と受け止めて、羽目を外さないようにしなくては。
>
> 今後人物写真の場合は難しいかもしれませんね。
>
警鐘のつもりなどまったくありません!むしろ、日本式に遠慮しすぎるのを考え直したいと思っているくらいですが。。。ですから、手を滑らされることを秘かに期待しているかもしれません!私は個人的には、目標となる被写体以外の人のいる場所で、顔を塗りつぶす作業のほうに抵抗があるのです。。。今回も4T向けに数枚やりましたが、、。
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