モン橋とダムに沈んだお寺を巡る

2017/04/27 - 2017/04/28

バンコクの日本人向け無料情報誌のタイ国内旅行特集に記載されていたミャンマーとの国境の町　サンクラブリー。
そこは、ダムによりモン族の町が湖に沈み、乾期で１番暑いときに湖の水が引き、湖の底に沈んだお寺が現れるという。ネットで情報を探したら、去年は４月末から５月初旬が１番、水が引いたと書かれていた。

タイのソンクランの最中にバンコク入りをして、現在は関西に住んでいる人と１０年ぶりにバンコクで会って楽しくおしゃべりをした後、モーチットからバスで行くか迷ったが、車がないと動けないといわれ、レンタルして自走でサンクラブリー１泊の旅に出た。

片道３５０キロの表示はあったが、実際は４００キロ。ほぼ休憩なしで５時間半の道のり。
遠かった！

エリア サンクラブリー(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンクラブリーの手前100キロくらいの場所から、何度か湖が現れる。

モン ブリッジ 建造物

新しくなったモン橋

表は頑丈そうに見える。

モン ブリッジ 建造物

この橋は、人のみが渡れるようにしてある。

モン ブリッジ 建造物

橋の下の様子。

洪水で倒された橋の再利用をしているのが良く分かる。

モン ブリッジ 建造物

木を継ぎ足しているのが見える。

橋の支え部分を見ると、怖くなる。

モン ブリッジ 建造物

橋を渡った反対側の様子。

ミャンマー語か、モン族の言葉なのか？

モン ブリッジ 建造物

スコールが降り出した。
雨と天気
虹は出ない。

モン ブリッジ 建造物

船に乗らないと声を掛けていた男の子が、土砂降りになって、どこかへ消えた。

湖に沈んだ1番有名なお寺一箇所　300バーツ
3箇所　500バーツ
他

モン ブリッジ 建造物

横殴りの大雨

翌日の朝のニュースで、雹が降った場所もあったと。
サンクラブリーの大雨の様子もニュースに出ていた。

台風並みの大雨だった。

モン ブリッジ 建造物

この橋の先にお店があるらしく、買い物袋を提げた人を数名見かけた。

この先にホテルもある。

モン ブリッジ 建造物

湖の様子。

ボートハウスが並んでいる。

モン ブリッジ 建造物

ダムの底に沈んだお寺の代わりに建てられた　新しいお寺。

ワット・ワンウィウェガーラーム　内部の様子。

非常に美しく、豪華な作りになっている。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

回廊の天井部分の装飾

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

外観の写真

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

北タイ寺院とも違う様式で、お祈りする教会部分だそう。

美しい作りの屋根。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

本堂の屋根の部分

非常に細かい装飾がなされている。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

本堂の並び部分。

本堂から伸びている。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

本堂の外観

美しい建物である。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

教会の棟の正面

再建当時はさぞ美しかったのであろう。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

装飾、色ともにとても美しい。

装飾がとても細かい。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

教会棟の中の様子。

本堂は入れない。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

回廊から本堂の建物を撮った1枚。

ここの装飾も繊細で美しい。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

教会棟　回廊から撮った本堂の屋根の部分。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

インド式のお寺

シンハービールの狛犬？

このお寺の外観もとても美しい。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

サンクラブリーの寺院は、どこも美しい。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

チェディ　・・・・

タイ語、ミャンマー語　英語　で書かれた説明文

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

階段を上がった正面の内部。

おーシャンデリアが

正面の彫刻が、繊細で凄いです。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

正面　彫刻の左側にある仏様の様子。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

内部から見た仏塔のアップ。

小さい仏様が見えます。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

内部から見た外の山側の景色

まるで1枚の絵のようでした。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

今度は、内部から見たレム湖です。

標高のある木が美しいです。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

湖の中にボートハウスが見えます。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

曜日の神様。

この神様は月曜日。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

階段から撮った1枚。

絵のような風景。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

仏の足跡　仏足跡です。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

ホテルへ向かう途中の道路の橋から見たモン橋

モン ブリッジ 建造物

橋の町の様子

モン ブリッジ 建造物

大急ぎで撮ったので、写りがよくないですが、モン橋全体の様子。

モン ブリッジ 建造物

ホテルへ向かう途中のご飯屋さん。

地元の人が多いので、安全？

TUM AROI

ソムタムの種類が多い。

嬉しい。

メニューが全て英語とタイ語

主人も店員もとてもいい動きで、ここはお勧めです。

塩漬け卵のソムタム　初めてでしたが、美味しかったです。

好物の四角豆のサラダ

今日のお宿

1番の高評価でしたが・・・

外観は、写真の通り

部屋まで車で行ける。

Poochommhok Resort

お部屋の様子。

今日は1人1部屋でのんびりします。

1部屋朝食付きで　1300バーツ　約4000円

トイレ、バス

歯ブラシなし、石鹸とシャンプーはある。

部屋同様、ゆったりしている。

部屋からみたロビー棟

朝食

宿泊客が少ないので、ブッフェではない。

1人づつ　好きなものを選べる。
お代わり自由。

少し寂しい・・・

ロビーと朝食の場所

スタッフの感じはとてもいい。

ロビー棟から見た宿泊棟

まだこのホテルは完成途中のようです。

初めて見たお花

この花好き

再び、モン橋

今日は船に乗って　３つのダム内のお寺を巡ります。

モン ブリッジ 建造物

モン橋近くのボートハウスの様子。

モン ブリッジ 建造物

船から見たチェディの様子。

チェーディー プッタカヤー 寺院・教会

大きさが分かります。

さて、いよいよ目的のお寺です。

33年前にダムによる湖が出来たそうです。

そして、サンクラブリーの町はダム底に沈みました。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

建物全てが陸地に上がっています。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

水が使っていない上層部分はまだ木の屋根が残っています。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

少し上陸して内部に進んだところからの1枚

上層部の残った部分が、まだ美しく残っています。

華やかさが感じられる1枚です。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

ここ全てがお寺の敷地でした。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

お寺の本堂だったのでしょう。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

こちら側は裏側です。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

2つの参道の門が一直線に並んでいるのが見て取れます。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

階段が残っています。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

内部の様子です。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

小さい仏様は１つも残っていません。

剥ぎ取られたのでしょうか？

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

とても悲しいことに、ここの下の部分に、日本人による落書きがあります。

その写真もとりましたが、あえて投稿は控えます。

しかし、はっきり大きく削って書いた”あなたの行為は、日本人の恥として、永遠に残るでしょう”

他にも落書きはありますが、これだけはっきり深く掘った名前は、日本人の名前一つです。

どうか今後ここを訪れる日本人は、ここで日本人として詫びてください。そして2度と、このような莫迦な行為はしないように。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

建物の外の彫刻は、まだはっきり残っています。

この裏側に落書きが残ってます。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

仏の頭が鎮座されてます。
恐らくは、壊れてしまったのでしょうが、経緯を想うと物悲しいです。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

数人の子どもたちが、上陸するとお寺の説明をしましょうか？と聞いてきます。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

お寺から繋がっている陸地

子どもたちの声と音楽が聞こえていました。

モン族のコミュニティがある場所と、あとから知りました。

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

沈んだお寺の風景

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

ここにも建物だったろう残骸が・・・

ワット ワン ウィウェーッカーラーム 寺院・教会

沈んだ木々

次のお寺

少し長い階段の先にこのお寺はある。

Wat Somdej

崩れたレンがが積まれています。

お寺の内部に鎮座している仏様。

お顔がスコータイの仏様に似ている。

好きなお顔

ものやさしさが現れているお顔のような気がします。

アンコールワットにある寺院に似た風景。

寺院の正面から見た仏様

正面の方が陸地側のためか，木が多い。

いつか木々に覆いつくされる日がくるのでしょうか。

ダムが出来て33年の月日を感じる風景

外から見る仏様

3つ目のお寺に向かいます。

ワット・テリーサワーン

去年は水が引いて陸上できたそうです。

今年は雨が多く、船から見るだけ・・・

残念！

今年は雨が多いと少年船頭さんの話

ダムで沈む前は、このお寺の辺りが街の中心地だったそうです。

ダムで町がなくなるのは、どこの国でも悲しい話ですね。

立ち枯れしている木々の姿が、切ない・・・

３つの沈んだお寺巡りを終え、モン橋に戻ります。

モン橋にあるもう一つの橋

湖から見るモン橋

船から見上げたモン橋の裏側

柱の繋いでいる様子が見れます。

これで、カオレム湖を後にします。

タイ最大の湖

モン族の街が沈んでいる湖

スリーパゴダがある場所

泰面鉄道　第二次世界大戦の鉄道の歴史

日本人には、考えさせられる風景です。

スリー パゴダ パス（チェデイ サーム オン） 山・渓谷

観光地の看板

この看板の横には、先の大戦で亡くなられた方々のためのお寺があります。

平和のお寺

日本軍が敷いた鉄道は、沈んだお寺の鉄骨として使われてもいたようです。

記念鉄道の反対側にある。

国境の風景

国境の向こうにも繋がっていた泰面鉄道

日本人はここで写真を撮ることしか出来ません。

ミャンマー語の看板

タイ側のイミグレーション

ここの裏はミャンマーです。

綺麗に整備されています。

特に何があるというところではないけれど、泰面鉄道の痕跡を追って、ここで命を落とされた多くの日本人がいたことを思い知る、訪れてもいい場所だと思います。

12時にここを出て、サンクラブリーのガソリンスタンドで簡単な食事を済ませ、ひたすらバンコクを目指す。ナコンパトムからバンコクまで渋滞もあり、バンコクへ着いたのは夜の8時半。

やはり、遠かった。

スリー パゴダ パス（チェデイ サーム オン） 山・渓谷