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秩父の山々には、美しいアカヤシオが見られるところが沢山あります。<br />アカヤシオ(赤八汐)は栃木県の県花で、別名はアカギツツジ(赤城躑躅)・・・丸くなったピンクの花弁が何とも美しい春の使者です。<br />今回は、アカヤシオの花を求めて、武甲山に連なる大持山~小持山を歩きました。<br />例年だと満開の時期ですが、今年は3月・4月が寒かったせいか、全体的な開花はこれからといった感じでしたが、小持山の頂上付近はアカヤシオの木に囲まれ、見事なピンクの花を楽しむことが出来ました。

秩父 小持山のアカヤシオ

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2017/04/25 - 2017/04/25

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ペコちゃん

ペコちゃんさん

秩父の山々には、美しいアカヤシオが見られるところが沢山あります。
アカヤシオ(赤八汐)は栃木県の県花で、別名はアカギツツジ(赤城躑躅)・・・丸くなったピンクの花弁が何とも美しい春の使者です。
今回は、アカヤシオの花を求めて、武甲山に連なる大持山~小持山を歩きました。
例年だと満開の時期ですが、今年は3月・4月が寒かったせいか、全体的な開花はこれからといった感じでしたが、小持山の頂上付近はアカヤシオの木に囲まれ、見事なピンクの花を楽しむことが出来ました。

旅行の満足度
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

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  • 今回の参加者は5名なので、車1台で出発し、生川の「一の鳥居」駐車場に7時20分に到着。<br />駐車場の登山案内板には、右に武甲山、左に大持山の登山道が書かれていますが、今回は《大持山 ⇒ 小持山》のコースにしました。<br />

    今回の参加者は5名なので、車1台で出発し、生川の「一の鳥居」駐車場に7時20分に到着。
    駐車場の登山案内板には、右に武甲山、左に大持山の登山道が書かれていますが、今回は《大持山 ⇒ 小持山》のコースにしました。

  • 早く着いたので、一の鳥居駐車場は、まだ1/3程度の車でしたが、その後満杯になったようで、帰りの時には数台が路上駐車をしていました。

    早く着いたので、一の鳥居駐車場は、まだ1/3程度の車でしたが、その後満杯になったようで、帰りの時には数台が路上駐車をしていました。

  • 鳥居の扁額には「武甲山 御嶽(おんたけ)神社」とあります。<br />武甲山の山頂にある御嶽神社は、社伝によれば、日本武尊が東征した際に、山頂に武具を埋めて関東鎮護としたことが開創とされています。

    鳥居の扁額には「武甲山 御嶽(おんたけ)神社」とあります。
    武甲山の山頂にある御嶽神社は、社伝によれば、日本武尊が東征した際に、山頂に武具を埋めて関東鎮護としたことが開創とされています。

  • 鳥居の前には、日本武尊に因む山犬型の狛犬が控えています。

    鳥居の前には、日本武尊に因む山犬型の狛犬が控えています。

  • 狛犬というよりオオカミの感じ。

    狛犬というよりオオカミの感じ。

  • 準備体操の後、7時40分に鳥居をくぐってスタートし・・・

    準備体操の後、7時40分に鳥居をくぐってスタートし・・・

  • 妻坂峠に向かいます。

    妻坂峠に向かいます。

  • 妻坂峠までは、比較的緩やかな登り坂。

    妻坂峠までは、比較的緩やかな登り坂。

  • 大きな杉の根っこに、祠のように祀られた狐の置物。

    大きな杉の根っこに、祠のように祀られた狐の置物。

  • 麓のソメイヨシノはもう終わりましたが、今は山桜の出番です。

    麓のソメイヨシノはもう終わりましたが、今は山桜の出番です。

  • 登山道の両脇には小さな花々が咲いていました。<br />これは、コガネネコノメソウ。

    登山道の両脇には小さな花々が咲いていました。
    これは、コガネネコノメソウ。

  • カタクリは群生という感じではありませんが、大持山~小持山のいたる所で見られます。

    カタクリは群生という感じではありませんが、大持山~小持山のいたる所で見られます。

  • ナガバノスミレサイシン。

    ナガバノスミレサイシン。

  • ヒトリシズカ。

    ヒトリシズカ。

  • ハシリドコロ。

    ハシリドコロ。

  • 8時半に妻坂峠(839m)へ到着。<br />ここから大持山(1294m)まで「急な登り坂あり 約1時間40分」と標識に書かれています。

    8時半に妻坂峠(839m)へ到着。
    ここから大持山(1294m)まで「急な登り坂あり 約1時間40分」と標識に書かれています。

  • この先から急登が始まるので、ひと息入れていきます。

    この先から急登が始まるので、ひと息入れていきます。

  • 妻坂峠の石仏の説明板。

    妻坂峠の石仏の説明板。

  • 1747年に建てられた供養仏。

    1747年に建てられた供養仏。

  • これは、ヨモギに似たトリカブトの新芽・・・間違って食べないように!

    これは、ヨモギに似たトリカブトの新芽・・・間違って食べないように!

  • 妻坂峠を右に進むと、10分ほどで急登が始まります。<br />登山道から少し離れた場所に咲くミツバツツジ。

    妻坂峠を右に進むと、10分ほどで急登が始まります。
    登山道から少し離れた場所に咲くミツバツツジ。

  • 標高差200mほどの急登は30分ほどで終わりますが、更にアップダウンを繰り返しながら高度を上げて行きます。<br />バイケイソウの新緑が鮮やか。

    標高差200mほどの急登は30分ほどで終わりますが、更にアップダウンを繰り返しながら高度を上げて行きます。
    バイケイソウの新緑が鮮やか。

  • 以前、武甲山に登った時に目にしたバイケイソウの群生を思い出します。<br />バイケイソウは花が咲いた後の数年は、あまり花を付けないので、毎年、花の群生を見るのは難しいようです。<br />新芽が出始めの頃、ギボウシと間違えて食べ、食中毒になったとのニュースも聞きます。

    以前、武甲山に登った時に目にしたバイケイソウの群生を思い出します。
    バイケイソウは花が咲いた後の数年は、あまり花を付けないので、毎年、花の群生を見るのは難しいようです。
    新芽が出始めの頃、ギボウシと間違えて食べ、食中毒になったとのニュースも聞きます。

  • 妻坂峠から1時間15分で鳥首峠からの登山道と合流。

    妻坂峠から1時間15分で鳥首峠からの登山道と合流。

  • 大持山の山頂近くはアセビの花が多く、満開状態。

    大持山の山頂近くはアセビの花が多く、満開状態。

  • 妻坂峠から1時間半で大持山山頂(1,294m)に到着。

    妻坂峠から1時間半で大持山山頂(1,294m)に到着。

  • まだ10時過ぎなので、子持山に向かいます。<br />これは、少し下った所から見た大持山の山頂。

    まだ10時過ぎなので、子持山に向かいます。
    これは、少し下った所から見た大持山の山頂。

  • 小持山までの稜線は岩場が結構あり、岩の間をすり抜けたり、登ったりと楽しませてくれます。

    小持山までの稜線は岩場が結構あり、岩の間をすり抜けたり、登ったりと楽しませてくれます。

  • 雨乞岩に行くと、アカヤシオが咲いています。

    雨乞岩に行くと、アカヤシオが咲いています。

  • 何とも言えない美しさ・・・

    何とも言えない美しさ・・・

  • 稜線からは、武甲山が目の前に迫って来ます。<br />海中のサンゴによって出来た石灰岩が太古の時代に隆起し、地表に現れた山が武甲山・・・そのため、秩父市街に向いた北側は、今でも石灰石の採掘が続いていますが、南側からは同じ山とは思えない堂々とした山姿です。

    稜線からは、武甲山が目の前に迫って来ます。
    海中のサンゴによって出来た石灰岩が太古の時代に隆起し、地表に現れた山が武甲山・・・そのため、秩父市街に向いた北側は、今でも石灰石の採掘が続いていますが、南側からは同じ山とは思えない堂々とした山姿です。

  • 小持山の山頂が近づくにつれ、アカヤシオが目立ってきます。

    小持山の山頂が近づくにつれ、アカヤシオが目立ってきます。

  • 11時前に小持山山頂(1,273m)に到着。

    11時前に小持山山頂(1,273m)に到着。

  • アカヤシオに囲まれた山頂。

    アカヤシオに囲まれた山頂。

  • この優しいピンクの花を見ると、幸せな気分に包まれます。

    この優しいピンクの花を見ると、幸せな気分に包まれます。

  • 武甲山とアカヤシオのツーショット。

    武甲山とアカヤシオのツーショット。

  • 堂々とした武甲山の姿・・・登山道がはっきりと見えます。

    堂々とした武甲山の姿・・・登山道がはっきりと見えます。

  • 青空の下、アカヤシオを見ながらの昼食は最高でした。

    青空の下、アカヤシオを見ながらの昼食は最高でした。

  • 写真を撮った後はシラジクボへと降りて行きます。

    写真を撮った後はシラジクボへと降りて行きます。

  • 黄色い小さな花のダンコウバイ(檀香梅)。

    黄色い小さな花のダンコウバイ(檀香梅)。

  • 種子に強い香りがあるので、檀香梅と書きます。

    種子に強い香りがあるので、檀香梅と書きます。

  • 小持山を下りきって、12時15分にシラジクボへ・・・ここは小持山と武甲山のちょうど中間地点で、両方の山とも「急な登り坂」と表示板に書かれています。<br />まだ時間はタップリあるのですが、我々高齢者グループは武甲山には登らず、無理をしないでここから下山します。

    小持山を下りきって、12時15分にシラジクボへ・・・ここは小持山と武甲山のちょうど中間地点で、両方の山とも「急な登り坂」と表示板に書かれています。
    まだ時間はタップリあるのですが、我々高齢者グループは武甲山には登らず、無理をしないでここから下山します。

  • 下山途中、「持山寺跡」に立ち寄ってみました。

    下山途中、「持山寺跡」に立ち寄ってみました。

  • 持山寺跡への分岐点にある石碑・・・「南無阿弥陀佛」と刻まれているようです。

    持山寺跡への分岐点にある石碑・・・「南無阿弥陀佛」と刻まれているようです。

  • 持山寺跡は「阿弥陀山念仏寺」の廃寺と伝えられ、駿河大納言・松平忠長(徳川家光の弟)の子、松平長七郎の入定伝説があります。<br />1633年に忠長が切腹させられた後、長七郎は秩父を転々と歩き、持山に小庵を営んで祖圓和尚を名乗り、最後には大鎌を首に巻いて念仏往生を遂げたと言われます。

    持山寺跡は「阿弥陀山念仏寺」の廃寺と伝えられ、駿河大納言・松平忠長(徳川家光の弟)の子、松平長七郎の入定伝説があります。
    1633年に忠長が切腹させられた後、長七郎は秩父を転々と歩き、持山に小庵を営んで祖圓和尚を名乗り、最後には大鎌を首に巻いて念仏往生を遂げたと言われます。

  • 嘉永7(1854)年に建立された宝篋印塔(供養塔)。

    嘉永7(1854)年に建立された宝篋印塔(供養塔)。

  • シラジクボと武甲山への分岐点にある石碑・・・安政2年(1855)に建てられた石碑には「南無阿弥陀佛 持山入口」と彫られています。

    シラジクボと武甲山への分岐点にある石碑・・・安政2年(1855)に建てられた石碑には「南無阿弥陀佛 持山入口」と彫られています。

  • 駐車場に向かう途中、八重桜や花桃などが咲いていました。

    駐車場に向かう途中、八重桜や花桃などが咲いていました。

  • 鮮やかな花桃。

    鮮やかな花桃。

  • レンギョウとヤマザクラ ・・・ 美しい里山の春の風景です。<br />大持山~小持山と歩いた今回のコース・・・結構足が疲れましたが、ピンクのアカヤシオに癒された山行でした。

    レンギョウとヤマザクラ ・・・ 美しい里山の春の風景です。
    大持山~小持山と歩いた今回のコース・・・結構足が疲れましたが、ピンクのアカヤシオに癒された山行でした。

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