2017/04/18 - 2017/04/19
58位(同エリア126件中)
だいこくさん
大人の休日パス2017年4月の旅
関西空港ー成田空港ー東京ー函館ー三沢ー宮古ー郡山-会津若松ー三春ー成田空港ー関西空港
予定通りに進む旅行とは数少ないものです。
欲深さからつい、あそこもここもと予定すればなおさら。
列車旅
日本列島、縦方向の列車は比較的ましですが、
横方向の列車はひと列車が狂うと後々予定が乱れます。
バスを使うとなればより複雑に。
旅行4日目から狂い出した流れは、遠足の下見状態となりました。
東北方面では、列車の遅れ、不通は当たり前と考えるべし。
昨今の旅行での教訓です。
まあ、終わりよければ総て良し。
最終宿泊地、成田空港へは終電でギリギリセーフのチェックイン。
スリルもまた楽しからずや。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
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-
東山温泉 "庄助の宿 滝の湯"
時刻は6時過ぎ。
日が暮れない内に到着出来て、
あーぁ《此処なんだ》とホッ・・・
川の勢いに圧倒されます。 -
ウェルカムサービスはお抹茶とお酒。
"千少庵"(千利久の息子)は会津藩と結びつきが強くて、
会津に茶道の文化を根付かせたそうです。故にお抹茶。
そして、おちょこは
「小原庄助」さんがこの宿に来る際にお酒を好んで飲まれた事から
お出迎えの振舞い酒。
でこの組み合わせらしいです。
「小原庄助」って実在の人物? -
館内は川に沿って細長く、
何処からでも川、滝を見る事が出来るようです。 -
ロビーからお部屋へ行くには、
こんなお食事処の中を通過します。 -
始めは戸惑いましたが、進んだ先に、お部屋棟が続きます。
お世話になった307号室です。 -
「お部屋は当館にお任せ 1万円ポッキリプラン 2食付き」
最もお安いお部屋だと思われます。
入り口扉が狭く、やや問題ありですが、他は手が入れられていて快適。
お部屋に居ながら洗面が出来るのもその一つ?
窓の椅子に腰かけて、
川の流れと音に身を任せていると、
それは心地よく、吸い込まれるような落ち着き感です。
この席でどれだけの人が癒されて、
通り過ぎたのだろうと思ってしまう程に、
安心感のある使い込まれたお部屋だと思います。 -
お宿のコンセプトはオンリーワンの宿。
私なりにもう、オンリーワンを幾つか見つけました。
重量感のある大きいテーブルの上のお饅頭。
火をつけて蒸して頂く趣好です。 -
夜には、語り部さんによる昔話や
川越しの能舞台でのライトアップイベント、
(これは少し期待しすぎたせいか☆2.5。
生意気ですが、この趣向はもっとのびしろがあるんだろうなと感じました)
大浴場湯舟脇に、屠蘇器セットが置いてあったり、
お風呂入り口には、ビールサーバー、ソフトクリームをご自由にとあったり、
だいこくには初めて尽くしの楽しめるお宿です。 -
お風呂上り、外に居ます。
露天風呂で豪快な滝を横に感じながら、
力強いパワーを吸収しようと、
つい長湯してしまいました。
川の轟音だけが響きます。
旅先のこんなひと時が今は、だいこくには一番の幸せです。 -
小原庄助さん。
やっぱり、実在したみたい。
お会いしたかったな。けど、きっと酒臭いお方だったのでしょうね。 -
2017/04/19(水) 朝の散歩です。
ひんやりして寒いです。 -
昨日の最終バス"ハイカラさん"は"東山温泉駅"行きでした。
一つ先のバス停です。行って見る事に。
山の中です、バス終点迄の距離に不安でしたが、
以外にも1分も歩けはバス停"東山温泉駅"が見えました。 -
"東山温泉"の代表格"向瀧"
忘れていました。
夜の明かりの灯るこのお宿が見たかったのに。 -
"土方歳三 戦傷湯治の岩風呂"
柵を覗き込むと、
ガッカリするお風呂?後のようなもの。 -
先へ進めば温泉地の雰囲気はありますが、
-
中にはこんな箇所も。
-
時は流れても、変わらなく美しいのは花ですね。
-
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-
"庄助の宿・瀧の湯"
お宿道路側にも入り口が、"旅館 松島"
一つのお宿に宿名の違う入り口が2つとは、はなんとも珍しいです。
又、近くには姉妹館の "Yukkura Inn"
こちらはビジネス風ホテルで、一人旅ならお勧めかもしれません。
当然こちらのお風呂にも入れるようです。 -
お宿を後にし、バスで2停留所先の会津武家屋敷前で降ります。
ここでは、江戸時代中期の和様建築の粋を集めた、
"家老西郷頼母邸"を復元した屋敷が見れるそうです。
受付では"中は広いので、お荷物をお預りします"と声を掛けて頂き、身軽で中へ。 -
会津藩の武家屋敷は戊辰戦争で殆どが焼失、
追手門前にあったものを、2年余りの歳月でこちらに復元したそうです。 -
この屋敷内には38もの部屋があるそうです。
主だったお部屋はこんな感じで再現されています。
その内の1部屋、
≪自刃の場≫では写真を撮る勇気がありませんでした。
戊辰戦争では女・子供含めて一族がことごとく自害。
自分の子を刺し殺して自らも自害して果てたという
西郷頼母の一族の自刃を人形で再現しています。
以下はテープで流される情景です。
*******************************
自刃の場に入り込んできた敵方に、
16歳の娘・細布子(たえこ)が死にきれず苦しみながら、
貴方は「敵か?、味方か?」と聞きます。
余りのあわれに「敵方だ」と名乗れず「味方です」と答えた土佐藩の中島信行。
細布子は安堵の表情で刀を差し出して介錯を頼んだのでした。
*******************************
白装束の人形、上下逆に立てられた屏風
リアル過ぎて涙してしまいました。 -
雨が降り始めました。
-
なんだか会津って、悲しいところなんですね。
-
花はあっても、気分は晴れません。
バックの建物は旧中畑陣屋
現在の矢吹町から復元移築
福島県の重要文化財指定。
内部は移築とあり まさに年期ものです。 -
白虎隊で有名な飯盛山にやって来ました。
石段なら山頂までは183段。
雨です。
階段でなく"スロープコンベア"で上がります@250- -
白虎隊十九士のお墓があり、山頂はお線香の匂いがします。
-
白虎隊が自刃したとされる地から、鶴ヶ城を撮りました。
当時はどんな風景が広がっていたのでしょうか・・・ -
飯盛山山頂から少し下った処にこの建物が有ります。
"さざえ堂"
ここに来るのがとても楽しみでした。
建造物に出会いたいとワクワクしたのは、山形県鶴岡の羽黒山五重塔以来です。 -
ワクワク感ピークです。
正式名称 "円通三匝堂"(えんつうさんそうどう)
六角三層の観音堂。 -
入り口上部の龍が
生き物の大蛇のようで怖い程です。 -
中は階段ではありません。
♪階段のようで♪階段でない♪
ベンベン ♪それは何かと尋ねたら♪
歩き難い木の螺旋通路です。 -
説明では、
正面から螺旋状に右回りのスロープで上り、
頂上の太鼓橋を越えると、
左回りのスロープになって背面出口へ通じると。
上りの人と下りの人がすれ違うことのない建築です。
だいこくの独り言
今回が一人旅なら、気の済む迄、何度でもグルグル回るんだけどな。 -
国の重要文化財。
内部には千社札(せんじゃふだ)があちこちに張られています。
これって、誰がいつ、どのように張って、なんの意味があるのでしょう???
ご利益があるのでしょうか? -
時間に追われています。
次は鶴ヶ城へ向かいます。
先程までの雨は一体? -
昨日来るはずだった鶴ヶ城。
ゆっくり巡る時間が有りません。
桜は8分咲き程。 -
凄い風が吹きます。
-
天守に雲が覆いかぶさったと思えば、
-
強風で一変。
青空になり、 -
色んな表情の鶴ヶ城が楽しめます。
-
日本のお城・・・青空と、桜 これで決まりです。
滞在時間約1時間。
これから三春へ移動です。
会津若松駅へのバス停留所は何処? -
途中、
"慎み深く" 椿も頑張ってます。 -
何処の敷地だったか?
枝に咲き切るスペースもない程のぎゅうぎゅう詰めの桜。
「満員だよ、、、窮屈だよぉ」と声が聞こえました。 -
午前中は行き当たりばったりのバスで乗り降り観光。
会津エリアはタイトではありましたが、行きたい所は巡る事が出来ました。
何とか磐越西線、会津若松駅13:27発の列車で郡山駅へ、
車窓からは寒々しい磐梯山。 -
郡山駅から磐越東線で最後の目的、"三春の滝桜"を目指します。
この沿線は桜があちこちに咲いていてとても美しい景色を楽しめます。
車内アナウンスでは外は強風との事。
列車は、速度調整を繰り返しているようです。 -
三春駅に到着。
駅前には"滝桜号"臨時バスが止まっていて、
乗車前に@1,000-(内観桜両300円)の"滝桜号乗車券"を購入します。
"三春のまちめぐり"という地図とバスの時刻表を入手。
車中は満員。 -
目の前に日本三大桜の一つ"三春の滝桜"が有ります。
-
一番手前が菜の花、
次が人咲かり、
一番奥が滝桜です。 -
三春駅からバス乗車時間は約20分程度、
大きな駐車場で降ります。
そこからは、広く整備された坂道を6,7分程登ります。
悲しいかな期間限定の超観光地です。
期待しすぎたのかな? 空の色が今一なのかな?
綺麗なポスターを見過ぎたのかな?
想像とは一致せず・・・
けれど大きさで言えば貫禄そのものです。 -
今日は風がきつくてとても寒いです。
垂れた枝が風になびいています。 -
名前の由来は
三春町の滝地区にあることから、「滝桜」
勝手に滝のように垂れているからだと解釈していました。 -
ライトアップがあると聞いていて そのつもりでいましたが、
ここから、三春駅へのバスは16:20発が最終便です。
来る時に乗ったバスが30分の休憩後に折り返しの最終便となるようです。
結局、"滝桜"滞在時間30分。
ライトアップがあるならそれ用のバス便も当然あると考えた浅はかさ。 -
足が無ければ、お手上げです。
寒さもあり、早めに東京へ帰る選択をして
"滝桜"を後にします。
三春のまちは、たった30分で帰るには惜しく、
いつか又桜の時期にゆっくり訪れたい候補です。
(三春ダムにある"三春の里 田園生活館"という宿泊施設を見つけました) -
三春駅17:06発 郡山駅17:19着に乗ります。
又、列車が動きません。
三春駅のこの風景を80分以上は見ていました。
発車してからも、強風の為の停車や減速・・・ -
ようよう とうちゃこの郡山駅はごった返し。
全ての路線のダイヤは乱れている様子。
みどりの窓口は長蛇の列。
とりあえず何か食べようと立ち食いそばへ。
冷たい風が吹き抜けるコンコース→→→てんぷらうどん おいしかったな(^o^)
今旅行NO1の心に染みるお食事だったかもしれません。 -
暗くて分かりずらいですが、どんなに強風の一日だったかを残しておきます。
新幹線ホームにある売店の暖簾が風にあおられて逆さまです。 -
今夜中に、成田空港のホテルへ着けますように・・・
乗車した山形新幹線つばさ156号東京行き
"この列車はxx分遅れて走行中"
"強風の為減速しております"
アナウンスを耳にながら
横揺れしている新幹線を初めて体験しました。 -
成田駅 時刻は22:59
安全域に入りました。
"成田空港駅"行き最終電車23:30発に間に合いました。 -
疲れたせいか、東京がややこし過ぎるのか・・・
何処で乗り換えてここへ来たんだか? -
終点"成田空港駅"23:35
東京(千葉かな?)にもこんな静寂があるんだ。
この状況で、行先表示の"通勤特急"も変な感じです。 -
後はホテルを探します。
-
必死で歩きながらの写真です。
ボケていますが、間違いなく今夜宿泊の"成田エアポートレストハウス"です。 -
チェックイン後のお部屋からの景色です。
-
成田空港は静まり返っています。
-
とぉーくの飛行機もおやすみ中。
でも、だいこくはこの景色を楽しみたいので暫く起きています。
明日の午前中は、成田空港内で過ごします。
展望デッキで飛行機を堪能の予定。
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