宜蘭の港町巡り（蘇澳冷泉～粉鳥林～南方澳）

2017/04/16 - 2017/04/16

宜蘭の港町（蘇澳冷泉～粉鳥林～南方澳）を訪ね歩いた。冷泉に浸かったり、「元」秘境を訪れたり、シーフードに舌鼓を打ったりした。

エリア 宜蘭(台湾)

朝食後、ホテルの近辺を散策。画像は地元民が利用する市場。

野菜

港町だけあって、新鮮な魚が豊富。

蘇澳の冷泉は日本時代に発見された。

蘇澳冷泉公園の一角にある有料施設

服を脱がず、足で体験するだけなら70元。

このパンダはいったい......

個室冷泉

大きいほうは冷泉で、檜風呂は冷泉を加温したもの。冷泉のみの個室もある。

手に炭酸の泡が付着。ホテルの冷泉にはこれがなかった。グラスに入れたコーラの炭酸が時間の経過とともに抜けてしまうのと同じで、ホテルの冷泉も炭酸が抜けた状態なのだと思われる。

入浴後はラムネ！

蘇澳の企業監督のもと、苗栗の工場で製造されたもの。

体験型の冷泉。水着を着用して入ったり、足湯として利用したりする。これだけの利用なら70元のみで入場できるけれど、やはり個室を利用して、日本式にしっかり浸かったほうがいい。

欧州にある大型温泉施設のような冷泉場が隣にあるんだけれど、現在改修中。

赤ちゃんも冷泉の体験

ホテルの裏側にあった洗濯場。階段を下りていくと......

以前は、ここに近所のお母さんやおばあちゃんが集まって、おしゃべりに花を咲かせながら、冷泉で洗濯をしていたのだろう。

その脇に水浴び用の冷泉。有料と書いてあったけど、職員らしき人はいなかった。

地元民が利用する公衆冷泉浴場。

大人70元

階段を下りていくと......

簡素な作りの浴場

ホテルへ戻り、荷物をまとめてチェックアウト。目指すは秘境の粉鳥林。

ほどなくして到着。

粉鳥林は漁港

ここが秘境と呼ばれているところ。でも、ネットで紹介されて以降、多くの人が訪れていて、秘境という名称は使用するにふさわしくない。

車で容易に行けるんじゃ、秘境じゃない。

観光客目当てのシーフードレストラン

天気がよければ、きっともっと美しいんだろうな。

粉鳥林の近くにも「東岳湧泉」という、14～16度の冷泉がある。以前は飲食系の店が並んでいたと思われるけど、すっかり廃れてしまっている様子。台湾の観光産業は立ち後れが目立つ。豊かな自然環境があり、美味な食材も多いのだから、ぜひ頑張ってほしい。

でも、日曜日だったから、家族連れや中学生の団体旅行者などで賑わっていた。平日はきっと閑散としているに違いない。

車を停め、再度、粉鳥林を眺める。

天気がいいと、もっと美しく映える。

北上し、南方澳へ。

今回は、南方澳に来るといつも利用するレストランではなく、花蓮出身の知人が薦めてくれた店へ。

獲れたての新鮮なシーフード

魚に詳しくないから、何の魚かわからず。

生魚

なかなかの繁盛ぶり。

台湾のわさびはどうしてこうなのだろう。このどぎつい緑色のわさびを見るたび、いつもがっかりする（もちろん口にしない）。阿里山や烏来ではわさびが栽培されているのに......。

これはおいしい。台湾東部に行くと、いつも食べる。

マンボウの肝。歯ごたえがよかった。

イカ

ヒラメは蒸してもらった。新鮮な魚は蒸して食すのがいいけれど、半分は刺身で食べたほうがよかったかもしれない。

黒糖まんじゅうと果物でシメ。

店を出るとき、入口のベンチの下で肥えた犬がすやすや寝ていたことに気付いた。

レストランのすぐ近くのアイスクリーム屋。魚を練り込んだアイスを日替わりで売っている。

この日はイカスミのアイス。変な味はしないけど、言われないと、何が練り込まれているかはわかりそうにない。

高速道路5号線は、混雑緩和のため、日曜の15時から20時までは、3人以上乗っていないと台北へ向けて走行できない（南にある花蓮へはOK）。それで、14時20分に早々と帰途に就いた。

はじめはスムーズだったけれど、温泉地である礁溪のICに近づく頃には完全にノロノロ運転。

でも、そのおかげで、亀山島をゆっくり見られた。

雪山トンネルもご覧の通り。

台北に近づく頃には大粒の雨。前日13時に出発し、翌日16時に帰宅。27時間の冷泉＆シーフードの旅はこれにておしまい。

宿泊したリゾートホテルの宿泊記はこちら→
http://4travel.jp/travelogue/11234432