ラージャスターンと北インドの旅　（2）　　　　　　　　　チャンド・バーオリー（Chand Baori)を観る。

2017/03/01 - 2017/03/01

デリーから夜行でジャイプルに行き、バスでアーグラー方面に向かい、
アーバーネリー村にある階段井戸、チャンド・バーオリ－を観る。

映画「落下の王国」のロケ地で、ユーチューブで確認すると
この映画にはこれから行くラージャスターン地方の多くの遺跡が使われていた。

夜行でジャイプルに着いて、
また夜行でジャイサルメールへ行く行程だったが
旅の初めでそれほど疲れなかった。

エリア ジャイプール(インド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

4時15分にジャイプルに到着。

ジャイプール ジャンクション駅 駅

鉄道大国インドにも二階建ての列車があった。

切符売り場で一休みして、

駅前の食堂でビリヤニを食べる。

8時に予約センターで夜行寝台の切符を買う。340Rs
そして、駅から中央バスターミナルまで歩く。

中央バスターミナルからシカンドラへ向かう。100Rs
シカンドラに着くとオートリキシャーの運ちゃんが
階段井戸まで往復300Rsと言って来る。その後ろから
200Rsと言って来たので、それに決める。
帰りを相乗りにしていたが、文句はない。

アバネリ村へ向かう。

階段井戸の入口。

スィカンドラー 建造物

9世紀完成した深さ30メートル、階段の総数は3500 段の階段井戸。
階数は13階で、深さは約30メートルに達する。

水を汲むために作られた階段だが、美しい彫刻が施されているものや、宗教施設を伴ったものもある。

地下深く潜るため天然のクーラーの様にもなっている。

映画「落下の王国」では、この舞台のような所から落ちるところが描かれた。

単純な幾何学の連続が美しい。

四角形の階段井戸はこのような小さな台形状の階段の連続になるが、
一直線に下る階段井戸、途中で直角に曲がる階段井戸、螺旋状に曲がって下りる
階段井戸などその場の地形にあった形状をしている。

地上部分は回廊になっている

団体客が来るとにぎやかになる。

上部回廊内部。

直ぐ隣にあるHarshat Mata 寺院をみながら、戻る。

帰りのバスが50Rsと安かったら、ターミナルまで行かず、
街中で全員おろされてしまった。
仕方なく、風の宮殿を目指して歩く。

だいぶ歩いた処で8Rsのターリーがあったので食べる。

ほとんど具のないカレーだが、安いので文句はない。
このカレー屋さんは移動販売車になっていて、
ウダイプルでも見つけた。
多様な味覚が味わえて大満足の食事。

中央博物館。
ジャイプルは今回見る予定は無かったが、
時間があったので、散歩する。

中央博物館 (アルバート ホール) 博物館・美術館・ギャラリー

中には入らない。

一つぐらい入って見ようと思い、天文台を目指したのだが、
風の宮殿に来てしまった。
ここは外だけで十分だと思っていたのだが、
夕方近くだったのでここ一つを見ることに。200Rs

ハワー マハル (風の宮殿) 城・宮殿

ジャイプールは以前来たことがあるがここしか記憶になかった。

やはり外観だけで十分だった。

風の宮殿からジャンタル・マンタル（天文台）を見る。

チャイを飲む。

ジャンタル・マンタルに向かって歩く。

ジャンタル・マンタル（天文台）はもう閉まっていた。

駅にリキシャーで戻る。50Rs

駅のウエイティングルームは10Rsだがシャワールームが広くて
熱いお湯が出るので、夜行の前に利用。

待合室にいた子供に折り鶴の折り方を教えたら、
一回で覚えた賢い眼鏡の子と、手に書いたメヘンディを
見せてくれた妹。

メヘンディ

植物性の染料であるヘナのペーストで手足などに様々な模様を描くタトゥーのようなインドのボディーアート。