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*この旅行記は2017年3月のものです。<br /> 今この旅行記を投稿するのは、当時は傷つき自己嫌悪になり「私は旅行す る資格がない」と自分を追い込み数か月旅行嫌いになりました。もしその 時にこれを読んでくださっている皆様から批判やお叱りのコメントをいた だいたら立ち直れないと思ったからです。消し去りたい記憶ですが、絶対 に忘れてはいけないことなので、一応旅行記にし、投稿せずにいました。<br />  あれから約2年たち、今やこの話も笑って話せるようになりました (笑っちゃいけないか…)。(2019年1月)<br /><br />          ↓ 以下本篇です<br /><br />今回は、四川航空にて<br /><br />行き<br />NRT 20:30 - CTU(成都)0:50+1<br />CTU 8:15  - URC(烏魯木斉)11:55<br /><br />帰り<br />LJG(麗江)19:30 - CTU 20:55<br />CTU 12:35 - NRT 17:55<br /><br />烏魯木斉から麗江への移動は中国国際航空にて、マイルを使って<br />URC 10:20 - PEK 13:50<br />PEK 16:10 - LJG 19:45<br /><br />こんな予定を立てましたが…<br /><br />なんと、なんと、なんと、なんと・・・・・・・・・・!!<br />行きの経由地の成都で、まさかの、パスポートを失くすという致命的な大失態をやらかしてしまったのです!!<br /><br />成田から成都に到着したのは、深夜の1:30頃。空港近くのホテルを予約しており、シャトルをインフォメーションカウンターの人に頼んで電話してもらおうと思っていたが、インフォメーションが見つからず、売店の人に頼んでも英語が通じず全く相手にしてもらえず…、自分の携帯も国際ローミングにならず…。もう、タクシーでいいやと、急いでタクシー乗り場へ向かった。この時、パスポートもバッグにしまうのが面倒くさくなっていたほど急いでいて、ずっと手に持っていた。「早くホテルに到着したい」この一心だった。深夜だし疲れていたし、明日のフライトも早いし、とにかく早くホテルに着きたかった。<br /><br />タクシーで10分ほどで、予約していたホテルに着いた。パスポートを出そうとしたらない!!ずっと手に持っていたから、タクシーに置いて来たんだ!そう思って、フロントの人に「緑のタクシーに電話して!」と頼んだら、翻訳アプリを使って、スマホを私に見せてきて「できない」と。はぁ!?<br />また何やら文字を打ち、それを見せてきて「そうする権限はない」と。権限?!なにが権限だ!<br />全く、頭にくる。私の頭にある構図では、<br />「緑のタクシー=○○会社」この○○会社に電話すれば、無線で全部のタクシーに連絡が行き、パスポートも見つかると思っていた。が、中国にはこんなシステムはなかったらしい。<br />とにかく、電話してもらえない。じゃぁ、私はどうすればいいの?!<br />しかも、またスマホの翻訳アプリで、「部屋はない」「パスポートがなければチェックインできない」と言ってきた。当たり前だ!!チェックインしようなんてこれっぽっちも考えていない。電話してほしいだけだ。それなのに、その後も、何度も「部屋はない」「パスポートがなければチェックインできない」と見せてきて、ついに、私もキレてしまった。<br />「分かってるよ!!!!!パスポートがなければ何もできないの!!だから、何か手伝ってよ!!」<br />私が大声でまくし立てたために、向こうももう知らん顔。私に追い払うしぐさをした。<br /><br />ここにいてももうだめだ、と思ったので、空港へ引き返した。もう、相手にならない。空港近くのホテルのくせして、まったく一言も英語を話さない。<br /><br />空港に戻り、タクシー乗り場周辺を探したが、やっぱりどこにもない。タクシーの運ちゃんがいっぱいたかってきた。「パスポートを失くした」と言うが、通じず、分かってもらうまでかなりの時間を要した。翻訳アプリの正確性はあやしい。結局、警察を呼んできてくれた。そして、警察署(公安)に行き、ここでも、翻訳アプリでコミュニケーションをとるが、翻訳してくれた日本語はおかしすぎて、まったく理解不能。理解できなければ、返答のしようがない。コミュニケーションはストップ。警察の人も全く英語ができない。こんなに重要なことなのに、急を要することなのに、こんな状況においてコミュニケーションがとれない!結局、私がタクシーに乗った時間、そこからそのホテルに向かった、というところから、なんとかタクシーナンバーを割り当ててくれた。ここまで何時間要したか…。もう警察署(公安)を出るころには、夜も明けようとしていた。コミュニケーションが取れないなりにも、深夜の時間帯にもかかわらず、この警察の人はいい人で良くやってくれたと思う。<br /><br />しかし、タクシーナンバーを割り当ててくれたはいいものの、4台も出てきた。一つだけ電話番号が分かって、ここに8時過ぎたら電話してみて、とのことになった。空港に戻り、インフォメーションが開くのを待って、電話してもらったが、パスポートはなかった。残り3つのタクシーの電話番号は調べるすべなし。LOST&amp;FOUNDにも駆け込んだがやっぱり無理。空港内をあっちこっちさまよい、そろそろ諦めて大使館へ行くか…、とインフォメーションの人に大使館の電話番号調べられないかと聞いても、「できない」との答え。自分でネットで調べようにも、空港のwi-fiはつながらない。どうも中国の電話番号を登録しないと使えないらしいのだ。ちょっと…これじゃぁ、どうにもならんよ!!自分でネットで検索して調べるすべもないって…。完全に自分では何もできない状況。その上、空港のインフォメーションの人でさえ、英語力は「このレベル?!」と思う程度。<br /><br />中国よ、もっと国際レベルになってくれ!!<br /><br />結局、「出入国管理局行ったら?」と言われ、行き方を教えてもらって、シャトルバスで30分ほど、成都の中で一番の中心地、「天府広場」へ向かった。<br />

まさかの中国でパ〇〇〇〇紛失・・・!①

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2017/03/22 - 2017/03/31

90位(同エリア232件中)

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たまお

たまおさん

*この旅行記は2017年3月のものです。
 今この旅行記を投稿するのは、当時は傷つき自己嫌悪になり「私は旅行す る資格がない」と自分を追い込み数か月旅行嫌いになりました。もしその 時にこれを読んでくださっている皆様から批判やお叱りのコメントをいた だいたら立ち直れないと思ったからです。消し去りたい記憶ですが、絶対 に忘れてはいけないことなので、一応旅行記にし、投稿せずにいました。
  あれから約2年たち、今やこの話も笑って話せるようになりました (笑っちゃいけないか…)。(2019年1月)

          ↓ 以下本篇です

今回は、四川航空にて

行き
NRT 20:30 - CTU(成都)0:50+1
CTU 8:15  - URC(烏魯木斉)11:55

帰り
LJG(麗江)19:30 - CTU 20:55
CTU 12:35 - NRT 17:55

烏魯木斉から麗江への移動は中国国際航空にて、マイルを使って
URC 10:20 - PEK 13:50
PEK 16:10 - LJG 19:45

こんな予定を立てましたが…

なんと、なんと、なんと、なんと・・・・・・・・・・!!
行きの経由地の成都で、まさかの、パスポートを失くすという致命的な大失態をやらかしてしまったのです!!

成田から成都に到着したのは、深夜の1:30頃。空港近くのホテルを予約しており、シャトルをインフォメーションカウンターの人に頼んで電話してもらおうと思っていたが、インフォメーションが見つからず、売店の人に頼んでも英語が通じず全く相手にしてもらえず…、自分の携帯も国際ローミングにならず…。もう、タクシーでいいやと、急いでタクシー乗り場へ向かった。この時、パスポートもバッグにしまうのが面倒くさくなっていたほど急いでいて、ずっと手に持っていた。「早くホテルに到着したい」この一心だった。深夜だし疲れていたし、明日のフライトも早いし、とにかく早くホテルに着きたかった。

タクシーで10分ほどで、予約していたホテルに着いた。パスポートを出そうとしたらない!!ずっと手に持っていたから、タクシーに置いて来たんだ!そう思って、フロントの人に「緑のタクシーに電話して!」と頼んだら、翻訳アプリを使って、スマホを私に見せてきて「できない」と。はぁ!?
また何やら文字を打ち、それを見せてきて「そうする権限はない」と。権限?!なにが権限だ!
全く、頭にくる。私の頭にある構図では、
「緑のタクシー=○○会社」この○○会社に電話すれば、無線で全部のタクシーに連絡が行き、パスポートも見つかると思っていた。が、中国にはこんなシステムはなかったらしい。
とにかく、電話してもらえない。じゃぁ、私はどうすればいいの?!
しかも、またスマホの翻訳アプリで、「部屋はない」「パスポートがなければチェックインできない」と言ってきた。当たり前だ!!チェックインしようなんてこれっぽっちも考えていない。電話してほしいだけだ。それなのに、その後も、何度も「部屋はない」「パスポートがなければチェックインできない」と見せてきて、ついに、私もキレてしまった。
「分かってるよ!!!!!パスポートがなければ何もできないの!!だから、何か手伝ってよ!!」
私が大声でまくし立てたために、向こうももう知らん顔。私に追い払うしぐさをした。

ここにいてももうだめだ、と思ったので、空港へ引き返した。もう、相手にならない。空港近くのホテルのくせして、まったく一言も英語を話さない。

空港に戻り、タクシー乗り場周辺を探したが、やっぱりどこにもない。タクシーの運ちゃんがいっぱいたかってきた。「パスポートを失くした」と言うが、通じず、分かってもらうまでかなりの時間を要した。翻訳アプリの正確性はあやしい。結局、警察を呼んできてくれた。そして、警察署(公安)に行き、ここでも、翻訳アプリでコミュニケーションをとるが、翻訳してくれた日本語はおかしすぎて、まったく理解不能。理解できなければ、返答のしようがない。コミュニケーションはストップ。警察の人も全く英語ができない。こんなに重要なことなのに、急を要することなのに、こんな状況においてコミュニケーションがとれない!結局、私がタクシーに乗った時間、そこからそのホテルに向かった、というところから、なんとかタクシーナンバーを割り当ててくれた。ここまで何時間要したか…。もう警察署(公安)を出るころには、夜も明けようとしていた。コミュニケーションが取れないなりにも、深夜の時間帯にもかかわらず、この警察の人はいい人で良くやってくれたと思う。

しかし、タクシーナンバーを割り当ててくれたはいいものの、4台も出てきた。一つだけ電話番号が分かって、ここに8時過ぎたら電話してみて、とのことになった。空港に戻り、インフォメーションが開くのを待って、電話してもらったが、パスポートはなかった。残り3つのタクシーの電話番号は調べるすべなし。LOST&FOUNDにも駆け込んだがやっぱり無理。空港内をあっちこっちさまよい、そろそろ諦めて大使館へ行くか…、とインフォメーションの人に大使館の電話番号調べられないかと聞いても、「できない」との答え。自分でネットで調べようにも、空港のwi-fiはつながらない。どうも中国の電話番号を登録しないと使えないらしいのだ。ちょっと…これじゃぁ、どうにもならんよ!!自分でネットで検索して調べるすべもないって…。完全に自分では何もできない状況。その上、空港のインフォメーションの人でさえ、英語力は「このレベル?!」と思う程度。

中国よ、もっと国際レベルになってくれ!!

結局、「出入国管理局行ったら?」と言われ、行き方を教えてもらって、シャトルバスで30分ほど、成都の中で一番の中心地、「天府広場」へ向かった。

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  • 成田空港。四川航空のチェックイン。四川航空はオンラインチェックインができない。使えない…。<br />やはり、中国人が多かった。爆買いは…<br />あまりしてなかったかな??

    成田空港。四川航空のチェックイン。四川航空はオンラインチェックインができない。使えない…。
    やはり、中国人が多かった。爆買いは…
    あまりしてなかったかな??

  • 四川航空、搭乗カウンター。20:30の出発。<br />まさか、この飛行機に乗った後に、悪夢が待ち受けていようとは…!!

    四川航空、搭乗カウンター。20:30の出発。
    まさか、この飛行機に乗った後に、悪夢が待ち受けていようとは…!!

  • 「天府広場」から徒歩5分ほどに、「出入国管理局」はあり、そこで紛失届やもろもろの書類を作成。そして、(写真の)この届も必要だと言われ、空港近くの警察(公安)(深夜、タクシーナンバーを割り当ててくれたところ)に戻って、取ってきなさい、ということになり…。また、シャトルバスで30分、空港へ舞い戻る…。<br /><br />もちろん、深夜に対応してくれたいい警察官はおらず、日勤の人に代わっていた。そしたら、まったくこの人たちやる気がない。それでも警察官か!!この書類見ても、「なにこれ」みたいな顔をする。私だって知らん。ここで取れ、と言われたから来ただけだ。結局書類はもらったが、その後、試しに、残りの3つのタクシーナンバーの電話番号突き止められないか、と聞いたが、あっさり「できない」と。深夜の警察官は、あんな何も分からない状況にもかかわらず、タクシーナンバーを突き止められたんだから、警察の力で何とかなるんじゃないかと思ったがだめだった。それで、(先の電話番号分かっている)タクシーに電話かけてくれ、と頼んだら(なんだかんだまだ諦めきれず…)、そばにあった電話を指し、かければ?と、そっけない態度。「彼らは英語話せないし、私は中国語話せないの!」どうやってかけろっていうんだ…。<br />日勤の警察官もまったく英語を話さない。その上、不親切。私のこの一件も何も引継ぎされていなかった。<br /><br />

    「天府広場」から徒歩5分ほどに、「出入国管理局」はあり、そこで紛失届やもろもろの書類を作成。そして、(写真の)この届も必要だと言われ、空港近くの警察(公安)(深夜、タクシーナンバーを割り当ててくれたところ)に戻って、取ってきなさい、ということになり…。また、シャトルバスで30分、空港へ舞い戻る…。

    もちろん、深夜に対応してくれたいい警察官はおらず、日勤の人に代わっていた。そしたら、まったくこの人たちやる気がない。それでも警察官か!!この書類見ても、「なにこれ」みたいな顔をする。私だって知らん。ここで取れ、と言われたから来ただけだ。結局書類はもらったが、その後、試しに、残りの3つのタクシーナンバーの電話番号突き止められないか、と聞いたが、あっさり「できない」と。深夜の警察官は、あんな何も分からない状況にもかかわらず、タクシーナンバーを突き止められたんだから、警察の力で何とかなるんじゃないかと思ったがだめだった。それで、(先の電話番号分かっている)タクシーに電話かけてくれ、と頼んだら(なんだかんだまだ諦めきれず…)、そばにあった電話を指し、かければ?と、そっけない態度。「彼らは英語話せないし、私は中国語話せないの!」どうやってかけろっていうんだ…。
    日勤の警察官もまったく英語を話さない。その上、不親切。私のこの一件も何も引継ぎされていなかった。

  • 成都東駅。<br />先の出入国管理局で必要な書類はすべてそろえ、作成し、日本国総領事館に電話してくれて、これからその領事館へ行くことになった。領事館は重慶にある。成都から重慶までは、新幹線でだいたい1時間40分。切符売り場は長蛇の列。並んでる間に、母に電話し、事情を話し、戸籍謄本を取ってきてもらうようにお願いした。泣きそうだ…。なんでこんなことになってしまったんだろう…。

    成都東駅。
    先の出入国管理局で必要な書類はすべてそろえ、作成し、日本国総領事館に電話してくれて、これからその領事館へ行くことになった。領事館は重慶にある。成都から重慶までは、新幹線でだいたい1時間40分。切符売り場は長蛇の列。並んでる間に、母に電話し、事情を話し、戸籍謄本を取ってきてもらうようにお願いした。泣きそうだ…。なんでこんなことになってしまったんだろう…。

  • ただいま16:56。深夜から慌ただしく動いて、これから重慶へ移動。疲れた。

    ただいま16:56。深夜から慌ただしく動いて、これから重慶へ移動。疲れた。

  • 新幹線の時間まで、時間があったので駅構内の飲食店で腹ごしらえ。考えたら、深夜から何も食べていないのだ。

    新幹線の時間まで、時間があったので駅構内の飲食店で腹ごしらえ。考えたら、深夜から何も食べていないのだ。

  • 重慶に着いた頃は真っ暗。<br />(この写真は翌日撮った、重慶で泊まったホテル。)<br /><br />重慶に着いてからも大変だった。領事館の人曰く、英語ができれば、駅の案内を見れば簡単にたどり着くみたいなことを言っていたが、とんでもなかった。重慶駅に着いてから、まったく分からなかったので、出入国管理局の人に書いてもらった領事館の住所を警察官に見せて案内してもらった。どうやらバスに乗らなくてはならないみたいで、乗り場まで連れてきてもらった。バスが来るまでかなり待ち…、そして乗ってからも、運転手さんは英語が通じないため、住所を見せて、ジェスチャーで、着いたら教えてくれ、みたいなことをしたが、通じたのか通じてないのか。何度も私が「着いたら教えてくれ」みたいなジェスチャーをしたので、うるさいと感じて、途中で追い払われてしまった。しょうがないので、降ろされてしまったところからタクシーを拾った。私はここまで本当に中国人に冷たくあしらわれている…。タクシーで領事館まで乗っけてきてもらったが、当たり前だが、領事館は閉まっている時間帯なので(この頃もう、夜の21:00近く)、「ここだよ」とタクシーの運ちゃんに言われ降ろされたが、場所なんかどうでもよく、とにかく宿を探さねば!の一心。いつもは安そうな宿ばかり目が行くのだが、今回ばかりは、高級そうな快適そうな宿、ホテルを捜し歩いた。だって、深夜1:30ごろ成都に着いてから寝ていないどころか、こんなトラブルになってしまい、動きっぱなしなのだ…。精神的にも体力的にも疲れ果てていた…。何件かのホテルに断られ、紹介でやってきたのは、写真の4つ星ホテル。部屋の写真を撮り忘れたのが悔やまれるが、部屋もきれい快適で、高層階の部屋だったので、夜景がとてもきれいだった。ただ、そんなのを楽しんでいられる精神状態ではない。<br /><br />そしてこのホテル、たまたま領事館の入っているビルの向かいだった!<br /><br />ちなみに、パスポートなくても、紛失届やもろもろの書類があれば宿泊可能。そりゃ、そうだよね…。

    重慶に着いた頃は真っ暗。
    (この写真は翌日撮った、重慶で泊まったホテル。)

    重慶に着いてからも大変だった。領事館の人曰く、英語ができれば、駅の案内を見れば簡単にたどり着くみたいなことを言っていたが、とんでもなかった。重慶駅に着いてから、まったく分からなかったので、出入国管理局の人に書いてもらった領事館の住所を警察官に見せて案内してもらった。どうやらバスに乗らなくてはならないみたいで、乗り場まで連れてきてもらった。バスが来るまでかなり待ち…、そして乗ってからも、運転手さんは英語が通じないため、住所を見せて、ジェスチャーで、着いたら教えてくれ、みたいなことをしたが、通じたのか通じてないのか。何度も私が「着いたら教えてくれ」みたいなジェスチャーをしたので、うるさいと感じて、途中で追い払われてしまった。しょうがないので、降ろされてしまったところからタクシーを拾った。私はここまで本当に中国人に冷たくあしらわれている…。タクシーで領事館まで乗っけてきてもらったが、当たり前だが、領事館は閉まっている時間帯なので(この頃もう、夜の21:00近く)、「ここだよ」とタクシーの運ちゃんに言われ降ろされたが、場所なんかどうでもよく、とにかく宿を探さねば!の一心。いつもは安そうな宿ばかり目が行くのだが、今回ばかりは、高級そうな快適そうな宿、ホテルを捜し歩いた。だって、深夜1:30ごろ成都に着いてから寝ていないどころか、こんなトラブルになってしまい、動きっぱなしなのだ…。精神的にも体力的にも疲れ果てていた…。何件かのホテルに断られ、紹介でやってきたのは、写真の4つ星ホテル。部屋の写真を撮り忘れたのが悔やまれるが、部屋もきれい快適で、高層階の部屋だったので、夜景がとてもきれいだった。ただ、そんなのを楽しんでいられる精神状態ではない。

    そしてこのホテル、たまたま領事館の入っているビルの向かいだった!

    ちなみに、パスポートなくても、紛失届やもろもろの書類があれば宿泊可能。そりゃ、そうだよね…。

  • 写真は、領事館からホテルへ帰る道。歩いて2~3分の距離なのだ。<br /><br />朝一で領事館へ向かい、もろもろの手続きを終わらせた。証明写真が必要で、写真右側に見える「遠東百貨店」、この中に証明写真機があると言われたけど、探すのは不可能、この百貨店の向かいの小さな写真屋さんで証明写真を撮ってもらった。<br />パスポート用の写真撮る際に、日本だと前髪が眉すれすれであれば、適当にごまかせばOKだが、中国では完全に前髪上にあげられピンでとめられた。あと、ピアスも外された~。厳し~~。<br /><br />領事館でやることは、日本に帰るための「渡航許可書」を発行してもらうこと。そのためにパスポート用の写真が必要なのだ。あとは、戸籍謄本のコピー(母にこの領事館へファックスしてもらった)が必要。<br />午前中で発行してもらった。意外とすぐに発行できるのね!<br />これからすることは、また成都に戻り、出入国管理局で中国の出国ビザを発行してもらわないといけない。まだまだやることはいっぱいある…。通常、ビザの発行まで一週間から10日かかるそうだ…。私はいつ帰れるのか…。<br /><br />「渡航許可書」の発行が終わって、これが金曜日。土日を挟んで何もできないので、土曜日までここ重慶にいて、日曜日に成都に移動し、月曜の朝一で出入国管理局に行こうと思った。<br />午前中に発行は済んでいるので、そのまま成都に行っても間に合ったかもしれないが、すべてにおいて時間がかかるし、慌てて行って間に合わなかったら嫌なので、重慶でのんびりすることにした。

    写真は、領事館からホテルへ帰る道。歩いて2~3分の距離なのだ。

    朝一で領事館へ向かい、もろもろの手続きを終わらせた。証明写真が必要で、写真右側に見える「遠東百貨店」、この中に証明写真機があると言われたけど、探すのは不可能、この百貨店の向かいの小さな写真屋さんで証明写真を撮ってもらった。
    パスポート用の写真撮る際に、日本だと前髪が眉すれすれであれば、適当にごまかせばOKだが、中国では完全に前髪上にあげられピンでとめられた。あと、ピアスも外された~。厳し~~。

    領事館でやることは、日本に帰るための「渡航許可書」を発行してもらうこと。そのためにパスポート用の写真が必要なのだ。あとは、戸籍謄本のコピー(母にこの領事館へファックスしてもらった)が必要。
    午前中で発行してもらった。意外とすぐに発行できるのね!
    これからすることは、また成都に戻り、出入国管理局で中国の出国ビザを発行してもらわないといけない。まだまだやることはいっぱいある…。通常、ビザの発行まで一週間から10日かかるそうだ…。私はいつ帰れるのか…。

    「渡航許可書」の発行が終わって、これが金曜日。土日を挟んで何もできないので、土曜日までここ重慶にいて、日曜日に成都に移動し、月曜の朝一で出入国管理局に行こうと思った。
    午前中に発行は済んでいるので、そのまま成都に行っても間に合ったかもしれないが、すべてにおいて時間がかかるし、慌てて行って間に合わなかったら嫌なので、重慶でのんびりすることにした。

  • 昼食に食べた麺。辛い!<br /><br />昼食の後は、ホテルを移動した。<br />先の4つ星ホテルに何泊も泊まるわけにはいかないので。<br /><br />

    昼食に食べた麺。辛い!

    昼食の後は、ホテルを移動した。
    先の4つ星ホテルに何泊も泊まるわけにはいかないので。

  • 写真は、その移ってきた宿の部屋。アパートメントホテル。地元の住人も普通に住んでいるアパートで、ここの何室かを買い取って、宿として提供しているようだ。いわゆる民泊っぽい。<br /><br />実は昨夜、ホテルの部屋からスマホでもっと安い宿を探していた。本当に本当に、中國でネットがつながるようにVPNに加入してきてよかった!中国は検閲が厳しく、日本で普段使っているgoogleやLINE、facebook、yahooも閲覧不可。はじめは、10日ほどの滞在だし、ネット環境なくてもいいや、と、VPNもなんだか分からないしで加入するのを躊躇していたのだが、まさかこういう事態になって、ネットにつながる環境があるってこんなにうれしいとは!日本にいる友人とLINEできて、心の支えになった。まぁ、だいたいの反応は、「なにやってんの~~~?!」「ばかじゃないの~~~?」というものでしたが…。でも、会話できるってうれしいよ。<br /><br />急な予約にもかかわらず、ちゃんと確約されていて、チェックイントラブルはなし。よかった。<br />

    写真は、その移ってきた宿の部屋。アパートメントホテル。地元の住人も普通に住んでいるアパートで、ここの何室かを買い取って、宿として提供しているようだ。いわゆる民泊っぽい。

    実は昨夜、ホテルの部屋からスマホでもっと安い宿を探していた。本当に本当に、中國でネットがつながるようにVPNに加入してきてよかった!中国は検閲が厳しく、日本で普段使っているgoogleやLINE、facebook、yahooも閲覧不可。はじめは、10日ほどの滞在だし、ネット環境なくてもいいや、と、VPNもなんだか分からないしで加入するのを躊躇していたのだが、まさかこういう事態になって、ネットにつながる環境があるってこんなにうれしいとは!日本にいる友人とLINEできて、心の支えになった。まぁ、だいたいの反応は、「なにやってんの~~~?!」「ばかじゃないの~~~?」というものでしたが…。でも、会話できるってうれしいよ。

    急な予約にもかかわらず、ちゃんと確約されていて、チェックイントラブルはなし。よかった。

  • もう一つ部屋があり!!

    もう一つ部屋があり!!

  • 普通のアパートなので、キッチンも付いている。ただし、食器類や肝心の鍋や調理器具はないので自炊は不可能。

    普通のアパートなので、キッチンも付いている。ただし、食器類や肝心の鍋や調理器具はないので自炊は不可能。

  • 冷蔵庫と洗濯機。洗剤は付いていない。乾燥機はないので洗ったら上の竿にかけて干す。

    冷蔵庫と洗濯機。洗剤は付いていない。乾燥機はないので洗ったら上の竿にかけて干す。

  • 部屋からの眺め。かなり空がガスってる…。イメージする重慶の景色。

    部屋からの眺め。かなり空がガスってる…。イメージする重慶の景色。

  • 先行き不安なこの状態で、まったく観光する気なし。

    先行き不安なこの状態で、まったく観光する気なし。

  • 観光船が通っている。あの中でディナーなんていいじゃないの。こんなことにならなければ、私もあの中にいて今頃優雅にディナー… だったかもしれないね。

    観光船が通っている。あの中でディナーなんていいじゃないの。こんなことにならなければ、私もあの中にいて今頃優雅にディナー… だったかもしれないね。

  • 夜景もなかなかのものですね…。

    夜景もなかなかのものですね…。

  • 再び観光船。けっこう何隻もひっきりなしに通る。

    再び観光船。けっこう何隻もひっきりなしに通る。

  • しばらくぼーっと眺め続ける…。

    しばらくぼーっと眺め続ける…。

  • 朝。晴れてきそうな感じだったので、久しぶりの太陽を見ようと窓を開ける。

    朝。晴れてきそうな感じだったので、久しぶりの太陽を見ようと窓を開ける。

  • お~~~~~!太陽!!

    お~~~~~!太陽!!

  • 太陽!!<br />だ、だ、だけど、、、、、まだ、、、ガスってて出てきそうで出てこない太陽な感じ。

    太陽!!
    だ、だ、だけど、、、、、まだ、、、ガスってて出てきそうで出てこない太陽な感じ。

  • それでも空はガスってる。いかにも中国。

    それでも空はガスってる。いかにも中国。

  • 日曜日。急ぐ必要はないが、成都に移動。<br />写真が正しい駅なのだが、最初、アパートメントホテルからタクシーで連れてこられたのは違う駅だった!!ふざけんな~~~!!英語が全く通じない中国で余計な手間をかかせるんじゃない!<br />正しくは、「北站」だが、どうも「南站」の方に連れてこられたっぽくて、ここの間はバスで移動する羽目に…。なんだか怪しかったんだよね…。若い女性の運転手で、大丈夫か?!この人…。と思わせる運転で、スマホのナビに頼って、ナビの音声で何か言われると、「え~~!」「なんで~~!」「うそ~!」みたいな声をあげていた。ナビで示される道路と、実際の道路が違っていたのかな?<br />結果は案の定違う駅だった…。

    日曜日。急ぐ必要はないが、成都に移動。
    写真が正しい駅なのだが、最初、アパートメントホテルからタクシーで連れてこられたのは違う駅だった!!ふざけんな~~~!!英語が全く通じない中国で余計な手間をかかせるんじゃない!
    正しくは、「北站」だが、どうも「南站」の方に連れてこられたっぽくて、ここの間はバスで移動する羽目に…。なんだか怪しかったんだよね…。若い女性の運転手で、大丈夫か?!この人…。と思わせる運転で、スマホのナビに頼って、ナビの音声で何か言われると、「え~~!」「なんで~~!」「うそ~!」みたいな声をあげていた。ナビで示される道路と、実際の道路が違っていたのかな?
    結果は案の定違う駅だった…。

  • きれいに空は澄み渡っている。気分も晴れ晴れするところだが、しない。

    きれいに空は澄み渡っている。気分も晴れ晴れするところだが、しない。

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