バナーラス (バラナシ)旅行記(ブログ) 一覧に戻る

二度と行きたくない国

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1993/10/25 - 1994/05/18

716位(同エリア707件中)

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雷人さん

 過去、何かと物議を醸してきたきた国。ツーリストの間で何かと話題になる国です。人口が多く暑くて多雨で阿鼻叫喚の世界が広がっていました。私はアフリカ諸国も多数訪問しましたがナイジェリア以外は人口も少なくさほどゴミゴミしていないのでアフリカのほうが人の住む場所としてよっぽどマシなのではないかと思います。アフリカはヨーロッパの文化や宗教の影響を受けているので意外と常識や良識があるのです。料理やアルコールもかなり良いものもあります。(ビーフステーキやパン、ワインがとても良かったりします)北部はイスラム教徒が多いですが彼らは寡黙でまじめです。脱線しましたのでインドの話題に戻ります。パキスタンのラホールから陸路でアムリッツアルへ簡単に入国できます。元々同じ国だったので国境を越えてもあまり雰囲気は変わりません。この辺りは乾燥地帯でドライな環境です。嬉しかったのは国境を越えた途端この町でよく冷えたビールを飲めたことです。イラン、パキスタンではアルコールがご法度ですから久しぶりに楽しめるのです。現地の商店も心得ていて外国人には笑顔で勧めてきます。とにかく貧しく不衛生で列車等の移動も混み合い劣悪でした。元イギリスの植民地ということで鉄道網は発達していますが田舎へはバス移動となります。貨物が超満載でノロノロ運転ですので追い抜いてゆくのも大変です。都市部は荒んでいますが田舎は貧しいが明るい雰囲気で溢れていました。バラナシはガンジス川の拠点です。インド人は皆、川で沐浴をしていますが日本人は川に入ってはなりません。夜、原因不明の高熱に苦しんだりします。町中に牛や物乞いがあふれ劣悪な環境です。川には腐敗した遺体が流れ着き干上がった河川敷には白骨が転がっていました。〈死を待つ人の家〉というのもあり貧者が物乞いをしながら自分が死んだ後の火葬のための薪代を確保するのです。薪代が不十分だと十分に焼かれないまま川に捨てられるのです。この地で行方不明になったまま出てこない日本人もたくさんいました。正に地獄でした。この町で貴重品以外の全財産を失いましたが後に東京海上の保険で支払いしていただきました。〈警察へ行き証明書を貰いましょう。失った物の領収書も必要です。〉ここからネパールへ行くバスが出ていました。ネパールはインドより貧しいが天国でした。

旅行の満足度
1.0
観光
3.0
ホテル
1.0
グルメ
2.0
ショッピング
1.0
交通
1.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩

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