2016/12/09 - 2016/12/12
3857位(同エリア8137件中)
ぱぱぞーさん
憧れのサンライズ瀬戸で、横浜から高松へ!
屋島と八栗でちょこっとお遍路、イサムノグチ庭園美術館、男木島、女木島、四国村を訪れました。
*************
仕事帰りのビジネススクール授業が終わり、
帰路に向かう横浜駅根岸線ホームで、
よく見かけた「サンライズ瀬戸・出雲」。
いつもいつも、うらめしや~~と思って見ていましたが、
ようやく私も乗車できる日がやってきました!!
最近、豪華列車が増えてきて、
従来の特急や寝台列車が廃止されている中、
この「サンライズ瀬戸・出雲」は希少価値ありですね。
早く乗っておかないと!
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- ANAグループ JR特急 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ひゃっほーーー!!
横浜駅東海道線下りホームに入線してきましたよ!!
ようやくこの日がやってきました。うれしーーー横浜駅 駅
-
1号車キャビンはこんな感じです。
落ち着いた旅ができそうです。 -
個室内部です。
旅情を楽しむために、
自宅の冷蔵庫からかき集めてきたおつまみと一緒にワインを楽しみます。
横浜、戸塚、大船。。。見慣れた駅を通り過ぎ、平塚を過ぎたころ、
暗い夜のとばりを汽笛を鳴らして列車は西へと進みます。 -
なんとしても見たかった切り離し作業。
夜はさっさと寝て、早朝目覚ましをかけて飛び起きます。
明け方近くの岡山駅で、
高松行きと出雲行き列車の切り離し作業があります。
あっという間に数分で作業完了。
もっと見ていたかった。。。岡山駅 駅
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児島駅を過ぎると、いよいよ瀬戸大橋を渡ります。
私は瀬戸大橋で朝日を見たくてたまりませんでした。児島駅 駅
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瀬戸大橋通過時の車窓の眺めです。
少し雲が多いですが、朝日です!瀬戸大橋 名所・史跡
-
私のねぐらを公開します笑。
もうすぐ高松に到着してしまう、、、もっと乗っていたいのに。。。瀬戸大橋 (香川県) 名所・史跡
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JR高松駅に到着しました。
ホテルにスーツケースを預けて、
ことでん高松築港駅から、瓦町経由で琴電屋島駅へ向かいます。高松築港駅 駅
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半年前の大掛かりな手術後はじめての旅行。。。
無理はしないで普段利用しないタクシーを使おう、
と思ってやってきましたが、、、
琴電屋島駅から山頂までのバスは、40分以上も待ち時間があります。
そんなに待てない。。。無人駅で何もない駅です。
ええい!もう歩いて山頂まで行ってしまえ!リハビリだ!
ということで、駅構内にある大まかな周辺地図を見て、勘を頼りに歩きます。
ことでん屋島駅から大宮八幡宮前を左折し、
民家や小さな畑を抜けて進みます。
山頂へ向かっているのか不安になったので、
地元の方にお尋ねすると、「仕方ねえなあ」とブツブツ言いながら、
ハイキングコースに合流する地点まで一緒に歩いてくださいました。
高松は過去に数度訪れていますが、毎回地元の親切な方に助けられます。
勝手な個人的想像ですが、
古い時代から、「こんぴらさん」や「お遍路さん」目的に、
日本各地から大勢の人たちがやってきた。
それを受け入れてきたDNAが染みついているのではないかと思うのです。
よい意味でヨソ者慣れしており、本当に居心地のよい土地だと思います。
初めて訪れてから、何度足を運んだことか。。。
おかげさまで、ハイキングコース合流地点からは、
もう道が整備されており迷うことはありません。
「加持水」を過ぎて20分くらいで山頂に到着です。
八十八か所のひとつ「屋嶋寺」に到着です。屋島寺 寺・神社・教会
-
外道かもしれませんが、
徳島から順打ちではなく、いつも目についた順に、八十八か所を訪ねます。
よって、私の御朱印帳は、バラバラに朱色に彩られていきます。
外道ではありますが、失礼のないようにします。
入口で身なりを整え、
お遍路さんに変身し、お作法にのっとってお参りです。
読経もしっかりと、参拝のご報告です。屋島寺 寺・神社・教会
-
屋島山頂は、ちょっとしたレジャースポットとなっています。
屋嶋城跡や水族館などもあります。
ハイキング向きの登山ルートもたくさんあります。 -
見晴らしのよい「談古嶺」からの眺めです。
四国の内海。本当にすてきです。談古嶺 名所・史跡
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向こう側に見えるのは「八栗」です。
八栗山頂には、これから向かう八十八か所のひとつ「八栗寺」があります。
山頂から少し下のあたりに白い岩肌が見えます。
恐らく石切場でしょう。。
その近くに「イサムノグチ庭園美術館」があるはずです。談古嶺 名所・史跡
-
帰りは楽して、山頂からバスで下山します。
琴電屋島駅へ戻り、
八栗駅下車後、ひたすら徒歩で 八栗ケーブルカー駅 をめざします。
地図が大まかなものしかないので、あきらめて勘を頼りに駅を探します。
八栗駅から八栗ケーブルカー駅までは、徒歩で30分はかかりました。
誰も歩いている人はいません。ぐったりです。
八栗ケーブルカー駅近くに、
うどん「山田屋」があることを記憶していました。
自家用車がひっきりなしに登坂を走っていくのを見て、
自分の勘はは正しいと確信できました。
やっと到着です。ふう。八栗ケーブル 乗り物
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ケーブルカー山頂には「八栗寺」があることから、
運行ダイヤはたくさんあります。
乗客の皆さんは、八栗ケーブルカー駅前にマイカーを駐車している模様です。
ちなみに八栗駅でタクシーは見かけませんでした。
八栗駅から、ケーブルカー駅へ行くためのアクセスは、徒歩以外ありません。。。
ケーブルカーは単線ですが、中腹で上下線の待機場所があり、
待ち合わせをして、うまくやりくりしています。
運転手さんはすべて若い女性でした。頼もしいです!八栗ケーブル 乗り物
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八栗ケーブルカーに乗ってしまえば、
八栗寺に到着です。楽ちんだーーー。 -
八栗寺です。
八栗寺 寺・神社・教会
-
山に囲まれて、静かで、とてもすてきな場所にあります。
紅葉もギリギリ残っていました。 -
八栗駅から、八栗ケーブルカーに乗るまでが精進でした笑。
琴電からのアクセス、どうにかならないもんでしょうかねえ。 -
イチオシ
体力限界なので、山田屋でランチです。
敷地内の庭に、順番待ちの人たちが30人以上いました。
30分近く待ち続けて、ようやくありつけたうどん。。。
ものすごくおいしかったです。うどん本陣 山田家 讃岐本店 グルメ・レストラン
-
イチオシ
山田屋経由で、イサムノグチ庭園美術館へ向かいます。
一旦琴電の駅まで戻って行くしかないと思っていましたが、
八栗ケーブルカー駅舎の入口に、手作りの近隣地図がありました!!
助かったーーーー
なんとなく、坂道を下り、
小学校のある小道を右折して、ひたすら進み、
交通量の多い車道へ出たら右折して、
なんとなく勘を頼りに進み、到着できました。
ケーブルカー駅から徒歩で30分弱です。
今日は本気で歩きすぎです。
病み上がりなのに。。。イサムノグチ庭園美術館 美術館・博物館
-
観覧希望者は、予約が必要です。
往復はがき、または電話予約となります。
電話予約は前日午後4時以降に電話をして、
翌日空きがあったら予約できるようです。
往復はがきでの予約者が優先のようです。
わたしは5年以上前に往復はがきで申請したのですが、
都合でキャンセルしなければならなくなり、
当時電話でその旨お伝えしたところ、
「はがきは、何年後であっても使えます。いつか是非いらしてください」
という回答をいただきました。
暖かい応対が記憶に残っています。
ようやく観覧が実現しました。 -
拝観料は高いですが、
少人数制で、学芸員の方の丁寧な解説があり、
割高感は感じませんでした。
ものすごく不便な場所にあるのですが、
行ってよかったです。
撮影不可のため、周辺しか撮影できませんでした。
こちらは資材置き場です。 -
内部の展示物は撮影できません(これは外部周辺)。
内部の展示物は、すごいオーラを発しています。
いくら図録などで見ても、実物にはかないませんね。
石の性質や扱いを知り尽くした天才が、
「ちょっとふざけて遊んでしまったフリをして、
最高に緻密に設計して作った」
といった印象を受ける作品が大量に展示されています。
圧倒されます。ガツンと感性に突き刺さってきます。
旅の初日はこれで終わり。もう体力限界です。 -
翌日は、高松からフェリーです。
島から島へ向かうフェリーが大好きです。
男木島の方が好みだったので、女木島で下船せず、
男木島まで向かいます。高松港 乗り物
-
男木島へ到着です。
家々がびっしりと建っています。男木島 名所・史跡
-
港は軽食あり、トイレあり、観光案内あり、です。
レンタルサイクルを借りて島をめぐります。
誰もレンタルサイクルを借りる人がいません。
というか、観光客が5人くらいしか下船しませんでした。。。
夏は芸術祭があったので、
その時期は、さぞかしにぎやかだったのでしょうね。
冬は静かな島の日常に出会えそうで、楽しみです。高松市男木交流館 (男木島の魂) 名所・史跡
-
島の中は自転車で入れるエリアとNGなエリアがあります。
灯台までは通行できますが、細い急斜面の坂を上り下りします。
電動アシスト自転車で助かりましたが、
急斜面すぎて自転車を押して上ることも。。。
憧れの灯台到着です!男木島灯台 名所・史跡
-
朝なのでだーーーーーーーれもいません。
資料館の入口の鍵があいていて、開館しているようなので、
内部を拝観しました。男木島灯台資料館 美術館・博物館
-
灯台はビーチの目の前にあります。
海水がものすごくキレイです。
夏だったら、ちゃぷちゃぷ遊びたかった。。。
寒いのでやめときます。 -
男木島の 水仙 は1月が見ごろだそうです。
まだ12月上旬なのであきらめていましたが、
なんと、気の早い水仙が数輪咲いていてくれました!
水仙が大好きなので感激。水仙、ありがとう! -
通年展示品なので、芸術祭が終わっても、
存在感たっぷりで楽しませてくれます。 -
電動アシスト自転車。
灯台から港を通過してやってきました。
この距離は歩くのは厳しいのでレンタルサイクル、正解です。 -
港でレンタルサイクルを返却して、
今度は島の密集地帯を散策します。
このエリアは自転車通行禁止エリアです。 -
海風が強いので、独特の作りになっています。
空き家が目立ちます。
高齢化がかなり進んでいるようでした。 -
豊玉姫神社です。
海を見下ろす神社で、瀬戸内海の小さな島の神社といったイメージ通り、
ものすごくすてきでした。 -
海を背にして本殿に向かい参拝します。
-
急な斜面に家々がひしめきあって建っており、
農地もいくつか見られました。
島内には商店がないため、
必要に迫られて、皆さん自給自足の暮らしをされているのでしょう。。
車が通れる道幅ではないため、
こういった乗り物が大活躍ですね。
農作業で家と農地を行き来されているようです。 -
港へ戻ってきました。
ランチはここにしようと決めていました。
というか、冬のためか、ここしか営業していないことを確認済でした。 -
すっごくおいしかったです。
タコの天ぷら定食。最高です。
旅先ではこういうものを食べたかったので満足です。
ビールを飲みたかったのですが、
次に女木島へ向かうフェリーの都合で、我慢しました。
わたしは港が一望できるカウンター席に座りました。
海に面していると、潮風でガラスがすぐ汚れて曇ってしまうのですが、
とてもきれいな窓ガラスでした。
きっと数時間おきにガラスの拭き掃除をしないと、
こんなにきれいに港を一望できないです。
ここは、民宿が定食屋も営業しているようです。
物静かなご夫婦が経営されているようです。
すごく感じがよい印象を受けました。
一人で宿泊しても、きっと落ち着く宿だと思います。
次回来るときは、ここに宿泊してみたいです。
夕食も大いに期待できますし、
きっとお部屋も丁寧に掃除されて快適だと想像できます。 -
さあ、次は高松方面へ帰るついでに、女木島で途中下船です。
いろいろ観光スポットはあるようなのですが、
ツーリスティックな場所が好みではないので、
そこは避けて、静かに神社や冬の海を楽しむことにします。 -
港のオブジェ、かわいいですね。
潮風が吹くたびに、カタカタとみんな同じ方向を向きます。女木島(鬼ヶ島) 自然・景勝地
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住吉神社です。
瀬戸内海の小さな島で、漁に向かう人たちを見守ってきたのでしょう。
ビーチが目の前です。 -
大きな銀杏の木が、美しく黄色に輝いていました。
女木島は、男木島と異なり、周辺の民家は海に面した平地に密集しています。
農地は男木島より広いものが多く、家々は新しいものも多くあり、
若い世帯が暮らしていることがうかがえました。
神社の近くでは子供たちがおじいさんと遊んでいました。
高松港から近いので、買い物や、通勤通学もアリだと思いました。
海沿いを散策すると、
バブル前に建てられたであろう大企業の保養所が数か所見受けられましたが、
どこも無人で管理者はおらず、庭の手入れもなく、
廃墟のように朽ち果てていました。 -
さっさと昨晩は早寝をして、最終日は早朝からうどんです。
6時に高松駅裏のバスターミナル近くのうどん屋で朝食を食べて、
ホテルに戻り、さらにホテルの朝食を食べて出発です。食べ過ぎ。味庄 グルメ・レストラン
-
琴電屋島へまたやってきました。
本当は、初日に行きたかったのですが、
イサムノグチ庭園美術館の予約日をずらせないので、
効率が悪かったです。どうしても四国村へ行きたかったのです。
早く到着してしまったので、山王神社へ参拝します。 -
美しい彫刻がきれいに残っています。
保存状態がかなりよかったです。 -
開館時間と同時に、四国村へ行きます。
何度も来ている高松ですが、いつもスルーしていました。
「四国村」って、てっきりテーマパークだと勘違いしていましたが、
なんと、本格的な野外博物館です。
ネーミングが誤解を招きます。博物館ということがわかりにくいです。四国村 テーマパーク
-
四国各地にあった「民家・民具」、「伝統産業施設」、「村の共同施設」、「燈台」を移築してまとめて保存している博物館です。
庭も広く、季節を楽しめる木々や植物がたくさんあります。
庭師の方々が丁寧に管理されておられるようです。
朝なので、皆さん忙しそうに手入れをされていました。
四国の郷土資料をかき集めた野外博物館ですが、
入場者はまばらです。滅多に見かけません。
もったいないですねえ。こんなに見ごたえがあるのに。。。
やはり 本気の博物館 であるというアピール不足のように感じてなりません。 -
空港へ向かう前になんとしても 香川県庁舎 へ行きたかったので、
ランチ抜きで行きました。
第二次大戦後にできた、丹下健三氏初期の代表建築です。
正面ピロティ部分です。
タイルっぽく、石が埋め込まれていて、オシャレです。
丹下健三氏は、代々木体育館などを建築した、日本を代表する建築家です。香川県庁舎 名所・史跡
-
外階段部分です。
構造が「かまきん(神奈川県立近代美術館)」によく似ていて、
親近感がわいてきます。何度通ったことか。。。
今はもう「かまきん」は閉館してしまったので、
この庁舎にやってきて、そのさみしさを思い出してしまいました。
(「かまきん」は、県指定の重要文化財として残るので安心ですが)
この庁舎も、「かまきん」も、
戦後日本を代表する 異なる建築家の作 ではありますが、
いずれも、ル・コルビュジエに大きな影響を受けたことから、
構造が似ている、と感じるのだと思いました。
この庁舎は、
民衆に使われ続ける生きた建築物として、
ずっとこのまま現役のまま、残っていてほしいと切に願います。 -
庁舎一階ロビー壁面には、巨大な 猪熊弦一郎氏 のアート作品があります。
内部の構造も、作りがとてもモダンですてきでした。
香川県立体育館も行きたかったのですが、タイムオーバー。
宿題を残したまま、あきらめて、家に帰ります。。。。
また高松に来なきゃ笑。
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