セザンヌがサント・ヴィクトワール山を描いた見晴台を訪ねる。

2017/03/14 - 2017/03/14

セザンウのアトリエの近くに，彼がサン・ヴィクトワール山を写生したところがあります。ちょっとした展望台みたいなところになっています。そこにつれていってくれました。
サン・ヴィクトワール山は正面に見えましたが，ずいぶん遠い感じがしました。こんなところからよくこのy山を描いたものだと感心しました。

エリア エクス=アン=プロヴァンス(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 観光バス

ここが「見晴台」。
エクス・アン・プロヴァンスの町の北の郊外にあります。
レ・ローヴの丘というのでしょうか。Les Lauves.

レ ローブの丘 散歩・街歩き

こんな小広場です。

案内板が整備されています。

ここから描いた絵も飾ってあります。

これがサントヴィクトワール山。

けっこう遠い。

手前の樹木は当時あったのでしょうか。

望遠でないと，写真写りが良くない。

訪れる人もまばら。
不便なところです。

こんな風景。

セザンヌはたしかに偉大な画家です。

でも，ここにきただけでは，彼の偉大さはわかりません。

サン・ヴィクトワールやｍ。

セザンヌに関しては，吉田秀和の文章が一番印象ふかかったかな。
吉田秀和は、例の、音楽評論家です。音楽評論家にこれだけの仕事をさせるセザンヌは偉大です。

西洋美術の根底をつくったひとです。

歴史を作るにはそれなりの苦労が必要です。

セザンヌは，たしかに，偉人です。

でも，山は遠いですね。

遠い。

絵にかくと，こんな風。

こんな風にも。

これが，ああなるのです。

いいところにきました。

松。

セザンヌはなにを考えていたのでしょうか。

絵画とはなにか。

人生とはなにか。

世の中とはなにか。

考えさせられるところです。

レ ローブの丘 散歩・街歩き

この地図のいちばん上が展望台です。
アトリエはその真下。
わたしが歩いた軌跡です。GPSで記録しました。