積雪期甲斐駒ヶ岳 / 二年越しで日帰り達成

2017/03/19 - 2017/03/19

やっと積雪期の黒戸尾根、日帰りできました。
去年、今年併せ四度目にしてやっと達成。
小屋泊で二度山頂は踏んでます。
残雪期、しかも三連休で登山者が多く、これでもかってくらいトレースがあり、かなりのイージーモードでした。
割りきって日帰り狙うんなら年末年始か三月の連休。
安易に日帰り狙うのもいいのですが積雪の多さやトレースなしで途中撤退するのも雪山の楽しみです。
入山者少ない黒戸の方が絶対楽しいです。
来シーズンは二月に日帰りできるようになりたいものです。

さ、次はGWになる前の塩見です。

山行 12時間50分
休憩 01時間21分
合計 14時間11分
合計距離： 22.13km
累積標高（上り）： 2822m
累積標高（下り）： 2807m

※累積標高GPSログ飛んでるので2800も無いと思います。

エリア 明野・須玉(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

やって参りました尾白川渓谷駐車場。
連休二日目駐車場が七割ほど埋まっていてビックリ。
今回は小屋泊で来週日帰りアタックの腹積もりです。

駒ヶ岳神社 寺・神社・教会

笹の平の分岐越え、笹の斜面登りきったとこで明るくなり始めました

春霞でしょうか、ご来光にシャープさがありません

刃渡り手前の覗きスポットより鳳凰。
今日は山頂からの南アルプスの山並み期待できそうもないなぁ…。

急登一服、平行移動

刃渡りまで二時間ちょい。
まずまずの滑り出し。

こりゃダメだ。
ふじこちゃんが見えない。
テンション下がります。
その裏返しで風はさほどなくまずまずの天候。

刀利天狗直下の梯子。
埋もれてます。
往きはよいよい復りは怖い。

刀利天狗。
まずまずの積雪量。

黒戸山の巻き道で息整えます。
あれ、黒戸の番人さん、あの切り株、見過ごしてしまった。

／(^o^)＼ナンテコッタイ

巻き道終了、五合目小屋へ向かって下ります。
見えた見えた団十郎。
今日もご機嫌だねぇ。

駐車場から4時間ちょっとで屏風小屋跡。
こっからホネ。
面倒なんで八合目までチェーンスパイクでいてまえ。

目先最後の梯子。
登りは梯子埋もれてたほうが楽かも…。

さ、橋へ向けて下がります。
団十郎の手前に邪魔くさ…もとい登山者のオアシス七丈小屋のピークが立ちはだかります。

5時間半で七丈小屋。まだ9時前。
駐車場あんだけクルマあったからトレースばっちりでしょ。
山頂アタックしても充分日帰り出来そう。
小屋泊で山行計画立ててましたが日帰りすることにしました。
ぼちぼち小屋、テン泊した人たちが下山し始めてます。

入山者少ない時は難儀する八合目までの斜面。
踏み跡ばっちりのイージーモードです。
そんでもチェーンスパイクじゃ滑ります。
七丈小屋で12爪にしときゃよかった。
全くアホです。

しんたろーさんとクリスマスイブ歩いた時とは段違いの歩きやすさ。
あんときはそこら中でズボズボ～って踏み抜いた罰ゲームだったもんなぁ。

速攻で私を抜き去った登山者さん。
馬力違い過ぎてワロタ。

無雪期でもキツい八合目下の斜面。
右みりゃ団十郎がでーんと立ちはだかってます。

着いた八合目。
小屋から1時間あまり。
自分にしてはまずまずのペース。山頂12時までに着けっかな？
メット被って12爪装着してピッケルに。
ふんどし締めてかかります。
60度斜度のルンゼもステップばっちりのようです。

鎖ぶら下がってる岩の階段、埋もれてました

さ、コルへ降りてから冬道で馬の背のっかってから核心部の60度斜度のルンゼです。
こっからの団十郎は無敵オーラをプンプン漂わせてます。

(゜A゜;)ゴクリ

馬の背にのっかります。
しっかり歩道が出来上がってました。
いつも思うんですが最初に踏み跡つける登山者って神だと思う。

見えた、ここ右に巻けば核心部。

1月末に来た時よりもステップが堅牢なものになってました。

核心部過ぎたら九合目までの一本道。

C= (-。- ) フゥー

それにしてもでけぇ岩だなぁ。
息も絶え絶えですがこっからはボーナスステージです。

こっから右カーブして左に巻けば山頂。
さすがに何度も登ってるから頭に入ってます。

正面奥はだましピーク。
相変わらずキツいっす。

見えたラスボス

( ゜Д゜)m9 団十郎lock on !

駐車場から歩き始めて8時間越えてます。
相変わらず登りは苦手ですが、先週トレースない女峰のかあちゃん歩いたおかげで粘り腰が効きました。
女峰のかあちゃん、ありがとさんす。

団十郎、あんたやっぱり手ごわい

C= (-。- ) フゥー

喜多さんとあいちゃんが労をねぎらってくれます

靄ってます。
残念。

（σ゜д゜）σ団十郎GETS!!

苦節8時間20分。
女峰よりは精神的に楽。
あっちは入山者少ないから9時間半かかった。

甲斐駒ヶ岳 自然・景勝地

女王様ご機嫌麗しゅうございます

何度登っても嬉しいっす

名残り惜しいですが下山開始。
あとは暗くなるまでに下山出来ればオッケー。
手前も日帰りの女性です。

登りはササーっと私を抜いて下山時もピューっと降りてきました

絵になるねぇ

鳳凰から早川尾根、奥にのーとりハブの白峰三山、手前摩利支天

いよいよ下山モードに突入です

今日の鳳凰は靄ってイケず。
ふじこちゃん高嶺の花で見えませんでした。

さ、傾斜が増してきます

核心部ステップはしっかり。
ですがやはり怖いです。
今日もバックステップで。
ここ片側通行で、私降りてる時に待って下さった下の方、ずいぶんお待たせしてしまい申し訳ありませんでした…。

馬の背手前で順番待ちしてる時に撮った鳳凰

C= (-。- ) フゥー

八合目でメシ。
山頂からの下り空腹で脚踏ん張る時にプルプルした。
相変わらず燃費悪いっす。
山行時、早飯がデフォーの私にしては奇跡のような遅メシです。
13時まで我慢しました(笑)

空腹を癒し、団十郎を振り返ります。
今日も痺れました団十郎。

七丈小屋までの下りも左に目が行ってしまいます

黒戸尾根の黒戸山
あそこの巻き道たどり着くまで慎重に…

プチ立山室堂
ここ数年では多い方？

惰性で写真撮ってます(笑)
ここは同行者いた方がいい絵撮れる。

橋越えて登り返し、団十郎を振り返ります。
ありがとー団十郎。

降雪後、ここラッセルするのはホネだなぁ

下り案外スピード出せませんでした

?風小屋跡で燃料補充＆12爪からチェーンスパイクに。
同じく日帰り達成した男の子と談笑。
彼も何度も日帰りチャレンジするものの途中撤退してたそうでシンパシーを感じました。

黒戸山の巻き道への登り返しっちゅう嫌なイベントをこなすと…

なだらかな巻き道。
あらら黒戸の番人さん、雪隠れしてたんですか…
往きは見つからなかった訳です。

この辺は快調に下ります。
アイゼン外してグリセードしたら気持ちよさそうです。

何度歩いてもこの巻き道の樹林、好きです

刃渡り越えてから最後の燃料補給。
喰ってばっか(笑)

朝よりくっきり鳳凰

気持ちイイトレイルです。
でも登山口までがまた長いし、この先退屈。

笹の平分岐過ぎてもまだ雪残ってます。
陽が当たらない斜面の登山道は凍結注意です。

もう10分早ければ14時間切れた。
ま、暗くなる前に下山できたのでヨシですね。

尾白の湯で祝日帰り晩餐。
いつもより一品増やしました。
揚げ出し豆腐の汁が五臓六腑に染みわたります。

白州 尾白の森名水公園べるが 公園・植物園

おつかれさんした

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