2014/05/03 - 2014/05/05
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zyuyumさん
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自閉症の兄とのGW旅行。
'12年のGWに、両親が海外旅行をすることになったことがきっかけで、兄と姉と私で旅行をするようになりました。
今回の旅行記は3度目の兄妹旅行のもの。
ちなみに、'12年は長野県、'13年は群馬県でした。
旅行場所は兄が決めて、計画は私が立て、姉はただ付いてくるっというのが我々の旅行スタンスになっています。
兄が決めると言っても、家にあるガイドブックの中から選んでいるので、たぶん、私たちが行きたいところがあったら、そのガイドブックを置いておけば、そこになると思います。悪い妹です…。
旅行するうえでの兄のこだわり
・計画は早く立てる。なるべく、その計画から逸脱しない。
・電車(列車)に乗る。
・乗り物は、進行方向 左の窓側。
・動物園に行く。遊園地が付いていればなお良し。
・朝食は、バイキング>洋食>和食
・寝具はベット。
…などなど
これさえ守れば、私たち妹の行きたい所へも付いてきてくれます。
今回の訪問地:アドベンチャーワールド
熊野三山
※自閉症について
http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=167
…そんな気負うほどのものではなく、ただの兄妹旅行の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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飛行機で行きました。
兄は高所恐怖症なのですが、乗り物も好きなので、飛行機に乗りたいのと、高いのが恐いのと、おかしなテンションでした。
今回が初めての飛行機ではないので、あまり心配はありませんでした。
離陸時と着陸時は、私の腕を思いっきり握って、頑張って堪えていました。 -
飛行機に荷物を預けなかった(前日にホテルへ配送しました)ので、着いてすぐにバスに乗り換えることができ、開館直後に着きました。
アドベンチャーワールド。
兄との旅行では、動物園は必須です。アドベンチャーワールド テーマパーク
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すぐ、パンダ!
兄よりも、私と姉の方がテンションが上がりました。
兄は、パンダも他の動物とあまり変わりがないので、写真を撮ると、さっさと次に進んでしまいます。 -
室内にもパンダがいました。
至る所にパンダ! -
なかなかシュール
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イルカショー。
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そして、またパンダ。横笛吹いているよう。
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生まれて間もないライオン。
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でかい皇帝ペンギン。
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今度は縦笛を吹いているようです。
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この間の写真がすっぽりありませんが、サファリゾーンでは、大好きな象を見たり、キリンを見たりして、昼食後はアトラクションで遊んだりして、大満足のアドベンチャーワールドでした。
バス、JR特急くろしおを乗り継いでホテルへ向かいました。 -
このホテルの写真、こんな写真しかない…。すみません。
太地駅に迎えに来てもらいました。
姉は、動物園を先に切り上げ、ここのエステを受けました。良かったよ~との事でした。
夕食はヘルシーフレンチでした。
ぽっちゃりな我々3人には、ありがたい感じの食事でした。
いつも私はエキストラベットです。いつからだろ?当然のように、エキストラベット…。HOTEL HOLISTIC RESORT 宿・ホテル
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朝日を見ることができました。
朝食はおかゆでしたが、兄は、最も嫌いな食べ物がおかゆ(手術後の絶食の後でも食べられないほど)なので、代わりにパンを用意していただきました(事前連絡)。
朝食後、那智勝浦駅まで送っていただきました。 -
この日から、熊野三山を巡ります。
私は10年ぐらい前に友人と巡ったことがあります。兄も両親と来たことがあります。姉は初めてです。
まずは、那智へバスで向かいます。
バスでは、左側の一番前の一人席が兄の特等席です。
早めに着いたので座れてラッキーでした。 -
御瀧そのものを大己貴命が現れた飛瀧神社のご神体としてお祀りしています。
熊野の神様は元々ここでお祀りされていました。飛瀧神社 寺・神社・教会
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高さ133m・銚子口の幅13m ・瀧壺の深さは10m以上あり、流下する水量は普通毎秒1トン程度といわれています。
落差日本一を誇る日本三名瀑のひとつです。那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地
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延命長寿の水と伝えられている滝の飛沫を浴びれば延命長寿のご利益があるといわれ、滝つぼの水を飲むことも出来ます。
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三重塔と。
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那智大社の御主神は夫須美神(ふすみのかみ)で万物の生成・育成を司るとされ、縁結びの神様として崇められています。
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裸形上人が開基とされる西国三十三箇所第一番札所。
現本堂は豊臣秀吉により再建されたのものです。那智山青岸渡寺 寺・神社・教会
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八咫烏(やたがらす)は熊野の神様のお使いである、三本足の烏です。
より良い方向へ導く、お導きの神様とされ、熊野那智大社の境内にある御縣彦社(みあがたひこしゃ)でお祀りされています。熊野那智大社 寺・神社・教会
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本来とは逆回りなので、鳥居が後に。
大門坂を上って、那智大社、那智の滝へというのが本来の順だと思うのですが、この逆回りの方が楽なので…。 -
大門坂を下ります。
全長約600メートル、高低差約100メートルの石畳が続きます。
丁度良く、平安衣装を着た方がいました。熊野古道 大門坂 名所・史跡
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立派な杉並木です。
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ここだけ、時代が遡ったよう。
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夫婦杉
那智勝浦駅まで戻って、お昼を食べました。 -
那智勝浦駅から新宮駅まで電車移動し、レンタカーを借りました。
以前、速玉大社に来た時は駅から歩きました。その時は、まだ免許証を持っていなかったので、なかなか大変な旅でした。熊野速玉大社 寺・神社・教会
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かっこいい八咫烏軍団がお祓いを受けていました。
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恵比寿様?
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熊野速玉大神と熊野夫須美大神の夫婦神が主祭神として祀られています。
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熊野速玉大社 寺・神社・教会
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御神木。境内のなぎの木は平重盛(清盛の嫡男)の手植えといわれ、日本最大で国の天然記念物に指定されています。樹齢千年と言われています。
ナギの大樹は熊野権現の象徴として信奉篤く、古来から道中安全を祈り、この葉を懐中に納めてお参りすることが習わしとされています。熊野牛王とナギの葉をいただくことが、難行熊野詣を無事果たす大きな支えとなっていたそうです。
熊野速玉大社では、梛の木を「世界平和の木」にする運動を行なっています。
沖縄が本土に復帰した年に、この梛の木の苗木五百本を、本土復旧の記念として沖縄県下の学校へ植樹をされました。熊野速玉大社 寺・神社・教会
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熊野速玉大社摂社 神倉神社
神倉神社は、熊野大神が熊野三山として祀られる以前に一番最初に降臨された聖地です。天ノ磐盾という峻崖の上にあり、熊野古道中の古道といわれる五百数十段の仰ぎ見るような自然石の石段を登りつめた所に御神体のゴトビキ岩があります。
先ほどの熊野速玉大社は、まだ社殿がない原始信仰、自然信仰時代の神倉山から、初めて真新しい社殿を麓に建てて神々を祀ったことから、この神倉神社に対して「新宮社」と呼ばれています。
車で移動してきましたが、速玉大社から歩いても近いです。
相変わらず凄い傾斜です。
初めて来た兄も姉も、少しビビり気味でした。
私は2度目でしたが、やっぱり少し慄きました。神倉神社 寺・神社・教会
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登るのに必死です。ほぼ、崖。
前に来た時は、2泊3日分の荷物の入った重たいリュックを背負ったまま登ったのですが、途中で、このままでは転げ落ちると危険を感じ、下に荷物を置きに戻ったりして、なかなか大変でした。
ひょっとしたら、この階段を見たら、兄は、登りません!と言うかもしれないと思っていましたが、意外と頑張ってくれました。 -
ゴトビキ岩は、熊野の神々が最初に御降臨されたと伝わる、神倉神社のご神体。
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兄は、恐くて立っていられないので、座りながらゆっくり降りてきました。
高所恐怖症なのに頑張りました。
私は、さっさと下りてきてしまいました…。 -
毎年2月6日には、奇祭「お燈祭」が行われます。
この傾斜を松明持って駆け降りる…、想像だけでも恐ろしいですが、見てみたいです。 -
近くに、素敵な校舎がありました。
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2泊目のホテルささゆりさんの送迎で中辺路に来ました。
送迎車の誘導で、レンタカーで本宮大社の駐車場まで行って、そこから送迎車に乗り換えて発心門王子まで来ました。
ささゆりさんの写真、全く撮ってませんでした…。大きな露天風呂へ行くのに吊り橋を渡ったり、この送迎のサービスも含めて、素敵な旅館でした。
送迎のおじさんは、いっぱい写真を撮ってくれました。同じようなのばっかりで見返すと面白い。 -
ここから2時間かけて、本宮大社を目指します。
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八咫烏の案内板。
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旅館を発つときに小雨が降っていたので、ささゆりさんが傘をくださいました。
兄も私も傘を持ってきていなかったので、とてもありがたかったです。 -
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雨の中の下り坂は、なかなか滑ります。
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到着。
人がいないから、思いっきりポーズ。 -
八咫烏は、日本書紀・古事記の「神武東征」という物語に登場します。
これは神武天皇が、宮崎県(日向)から奈良県(橿原)に都を移し、大和朝廷を開いて初代天皇に即位するまでを描いた物語です。神武天皇が熊野に到着された時、神の使者である八咫烏が奈良まで道案内をしたというエピソードから、熊野三山に共通する「導きの神鳥」として信仰されるようになりました。 -
主祭神は、家津美御子大神(スサノオノミコト)です。
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中辺路から来たので、横からお参りしてしまいましたが、本来はこちらからですね。
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お昼のきつねうどん。雨で少し体が冷えたので、温まりました。
アップにしすぎました。 -
せっかくなので、郷土料理のめはりずしも注文しました。
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駐車場から。結構、霧で、もやっていました。
山道には慣れていないので、注意して運転したかったのだけど、地元ナンバーの車に煽られて、横付けして抜いてもらおうにも、なかなかスペースも無く、ちょっと泣きそうになりました…。ヤンキー怖い。
後部座席で呑気に寝てる姉に少しむかつきました。 -
そのため、予定よりもかなり早く下に着いてしまったので、せっかくなので、もう一つ、神社を訪ねました。
雨は上がっていました。阿須賀神社 寺・神社・教会
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赴きある神社でした。
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兄用の指定席、間違って進行方向右側になっていました…。確認不足でした…。
(左の窓側がこだわりです)
通路挟んで横並びで3席取っていたので、左の席の通路側で勘弁してくれました。
前の席の左の窓側に座っていた方が途中で降りられたので(横にも乗客はいなかったため)その席に移らせてもらいました。 -
新幹線の席の配列は分かっているので問題ありません。
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