2017/03/06 - 2017/03/08
654位(同エリア2199件中)
ATL-GAさん
- ATL-GAさんTOP
- 旅行記98冊
- クチコミ11件
- Q&A回答10件
- 99,204アクセス
- フォロワー28人
1854年から1996年まで143年の歴史がある、カリフォルニア州ヴァレホ(Vallejo)にあるマレ・アイランドの元海軍基地からサンディエゴまで今月から配属となったタンカーで移動しました。
-
ヴァレホにいた約3日間は晴れ時々曇り、時々雨、って感じで油断するとかぜをひきそうなやっかいな天気でした。
マレ・アイランド/ヴァレホはアッパーベイと呼ばれるサン・パブロ・ベイの町でワインの産地で名高いナパバレーなどはここの真北になります。 -
ぽかぽか暖かいサンディエゴから土曜日の早朝、二時間足らずのフライトでサンフランシスコへ。ヴァレホのマレ島に入っているタンカーに乗船。その日の夜中から仕事になり、ちょっと忙しかったのですが、空港からの車中見ていた景色から散歩に出かけたいと思いました。
-
セント・ピーターズ・チャペル。29ある内のほとんどがティファニーのNYのスタジオでデザインされたステンドグラスなんだそうです。これは後で知ったので中には入りませんでした。
-
昨日乗船したばかりなので自室に欲しい物を近所のスーパーまで買い出しに行くのを兼ねてのお散歩です。マレ・アイランドのシップヤードは特に第二次世界大戦に重要な役割を果たしました。
-
この時はまだとってもいい天気でした。ここからは下り坂でしたけど。
海軍基地時代には上級官達の住宅だったぽい豪邸があります。 -
このリスは私の目の前に現れて思わせぶりな感じで止まっては振り向き、カメラを向けると走り出し、としばらくおちょくってくれましたが最後にはハイ、ポーズしてくれました。
-
これはちょっと新しそうな建物。入り口の大砲が軍の建物であったことをものがたってますね。
-
西海岸に海軍基地を作る事で重要な働きをしたのはファラグート提督で、マレ・アイランドの基地には西海岸で一番古いドライドックがあります。このドックは今も現役で、基地が終了した後に民間企業に売却されてシップヤードの役割は継続中。
第二次世界大戦中は44,000人を雇用し(五人にひとりは女性だったそうです)400隻ほどの船を造ったそうです。 -
海軍基地の博物館がありました。入館料大人$5。ボランティアの方が運営しているようですが、展示物の修復などを担当している方は退役した海軍の機関士だった方のようです。
-
展示物は船のベル、昔の通信機器、写真、制服、などから潜水艦の体験して遊べる実物大操舵室まで結構な量です。特に第二次大戦、ベトナム戦争の頃が一番活気のあった頃なのでその頃の展示物が特に多い印象。
-
この写真にまつわるお話
1916年12月16日、北カリフォルニア、ユーリカ付近の浜に500トンの潜水艦が座礁してしまいました。海軍は潜水艦の救助してユーリカ湾に運ぶ方法を広告で一般に募りました。すると航海の経験を持たない老木こりが5000ドルで潜水艦の救助を申し出ました。老木こりにとっては大きなレッドウッド杉を動かすのも、潜水艦を動かすのも大した違いがあるとは思えず、使命を成し遂げるための装備もすでに持っている、というのです。ところが海軍はこの申し出には耳をかさず、9700トンのクルーザー、USSミルウォーキーにマレ・アイランドで1億ドル相当の設備を積み込み、座礁した潜水艦の牽引をしようとしたところ、逆に自らを座礁させてしまいました。
写真は1917年4月6日に行われた潜水艦救助の様子を撮影したもので、老木こりの提案した方法で無事にユーリカ湾へ移動させたそうです。
一方クルーザー、USSミルウォーキーは浜から救助されることはなく、海軍にとっては7億ドルのロスとなったそうです。 -
-
-
博物館の建物。ここは現役時代はパイプ鋳造の工場だったそうです。
-
マレ・アイランドの海軍基地時代に建てられた物を改装して再利用して町おこししようと頑張っているようです。確かに、1900年代初めの赤いレンガの建物は特有の雰囲気があって今真似して作っても同じようにはできません。アメリカの都市ではNYCのトライベッカなどが有名ですけど、あちこちで古い建物を利用していますよね。この煙突を取り壊し中の建物は地元のウイスキーの蒸留所になるそうです。ワインブームの落ち着いてきたアメリカではウイスキーとビールのマイクロブリューワリーが人気出てきてます。(ビールは前から人気ですけどね。)
-
今乗務中のタンカー。
-
ナパリバー(河口部分ですね)に架かる橋を渡ります。昔は基地へ入るチェックポイントだったのかな、という風情ですね。
-
マレ・アイランドとヴァレホの町をつなぐ跳ね橋。パカッと開くのではなく真ん中部分がエレベーターように上に上がります。
-
遠くに晴れ間が見えますが、雨雲は私の方向へ向かっているような。写真の大きな橋はインターステート80で、アイゼンハワー記念道とグーグルマップにて確認。
-
ヴァレホの町に入ってすぐに評判のいいピッツァリアがあるので腹ごしらえ。少し遅いランチです。
Napoli Pizzeria
124 Tennessee St.
Vallejo, CA -
アメリカではハワイアンと呼ばれるカナディアンベーコンとパイナップル、私はトマトソースではなくペストソースでお願いしました。くたびれた感じの店構えに騙されてはいけません。なかなか美味しいピッツァ、月曜の昼なのに沢山お客さんも途切れることなく入ってました。
-
食後、ヴァレホの町を小雨の中ズンズン歩いたので写真はありませんが、特に目を引くものもなく、ちょっとくたびれた感じの郊外の町の印象。お店などは殆ど大通り一本に集中している感じ。シックスフラッグズ系の遊園地があるそうですがそんな賑わいは感じられませんでした。
さて、お目当てのスーパーに到着。何故かカモの三角関係が駐車場にいました。 -
天気が悪いので買い物をリュックに詰め込みお店の軒下をつたって雨宿りしながら戻っていきました。船からスーパーまでの距離は約2マイルくらいだったので歩きには丁度いい距離ですがなんせ雨が。
先程の跳ね橋付近に戻ってくるとすでに日暮れ。
これはトンビなのかなぁー。
もう少し明るければよかったのにな。 -
真っ白なサギの姿が浮きあがります。
-
マレ島と本土に架かる橋はCA37。渡った跳ね橋より上流に位置しています。
-
潮の満ち引きで湿地が広がっています。鳥も、動物も(アライグマとかウサギとか)
いっぱいいそうなところですね。 -
泥にマンガのような足跡をいっぱい付けていたこの鳥たち。
-
長いくちばしで潮干狩りするように獲物を探す仕草がコミカルでいつまでも見ていられます。
-
あそこまで・・・。真っ暗になるまでに着けるかな?
-
-
マレ・アイランドへ帰ってきました。
ここはゴッドファーザーというワインバーでしたが、この日は休業日。元上級官舎を使っています。中が見たかったな。 -
この真ん中のペンキがハゲハゲの建物は木造で、郵便局の看板が窓に付いてました。
-
ゴッドファーザーワインバーと同じ造りのお屋敷が並んでいます。ワインバーの他にも不動産の会社が事務所に使っていたところもありました。
-
かなり暗くなりましたが、このレンガの建物なんかもレストランやバーにしても良さそうな雰囲気。
町おこしうまく行くといいですねー。 -
翌日。
ヴァレホのヤードを出発。サン・パブロ・ベイへ入っていきます。 -
もう少し離れたところから見ているとなんだかはっきりしないんですが・・・
-
近づくとちょっと数の多さにビビっちゃいますが。カイツブリかな?ちょっ違うかなー。
-
サンフランシスコのビル群が見えてきました。
-
エンジェル島。
-
-
右に方向を変えてゴールデンゲートブリッジが目の前に。天気が良かったら素敵な写真だっただのに。
-
-
アルカトラズとサンフランシスコ。
天気ー・・・・。
残念です。 -
ゴールデンゲートブリッジの下を通り抜けます。
-
サンフランシスコではピア32でしたっけ?付近にアシカがコロニーを作っている桟橋が観光客に人気ですよね。ブイもこの子たちの休憩所です。船員の中には船が大きく揺れる程揺りかごのようでよく眠れると言う人がいますが、アシカもそうなのかな?この辺のブイは絶えずどんぶらこしているでしょう。
-
ゴールデンゲートブリッジを過ぎてから見えたこの大聖堂みたいな建物はなんだろう?
-
さようならサンフランシスコ。次回はいい天気で頼むよー。
-
おそらくロンポック沖辺りだと思います。
-
今の時期の南カリフォルニア、特にサンディエゴからホエールウォッチングのツアーに出かける人多いですよね。だから2泊3日の航海で絶対クジラに遭遇すると思ってカメラを持ち歩いていたら、やっぱり見かけました!!!!
-
どうやら3頭か4頭のグループみたいでした。この大きな水しぶきが視界に入った時に操縦のローテーションに当たっていなくて良かった!!
-
-
-
-
私の乗ったタンカー以外の船は見当たらず。改めて野生の生き物達の営みはオーディエンスの有無に関わらず行われているのだなぁーと。いい事ばっかりじゃないけど、船で働くのってやっぱり好きだなぁーと。
-
-
-
-
-
-
航海2日目の朝、目が覚めるとすでにサンディエゴへのアプローチがはじまっていました。急いで着替えて外へ出るともうロマ岬の先端をまわっていました。
-
ここでもブイの上でゴロゴロしているアシカたち。
-
これは昔の灯台守の家じゃなかったかなー。
-
航海士カブリロの記念の像も見えました。またここの公園に行ってみたい。
-
左舷にはポイント・ロマの基地が見えてきました。ここ数年毎年はじめ頃にここで船に配属されるまで待機しています。
-
上の方の白い物がたくさんある所は戦没者の墓地です。ここからのダウンタウン方向の眺めはカブリロモニュメントからよりも良いと思います。
-
朝もやに霞んでますけれど、右舷側にはコロナドと奥にサンディエゴのダウンタウンがみえています。コロナドのこちらの端っこは殆どヘリコプターなどの演習で日中バララララ・・と独特の音がきこえます。
-
-
ここにもアシカが群れてます。
-
どうしていつもかたまって、誰かの上に乗っかっているのかなぁ。
こうして見るとウミウもかなり大きな鳥ですね。 -
ポイント・ロマで給油した後、コロナドへ移動中。
-
サンディエゴ空港近くのヨットハーバーを通過中。
-
タグボートさん、よろしくお願いします。
-
ダウンタウンが目の前に。それにしてもいい天気だー😁
-
-
手前のピアに入ります。奥に写っているのは空母ルーズベルト。
-
今日から数日間左舷にはこの景色が見られます。わたしの部屋の窓からもダウンタウンが一部見えてなんだか得した気分。
-
オマケで夜景も載せちゃいましょう。
またまた長い旅行記になってしまいました。最後まで見てくださってありがとうございました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- M-koku1さん 2018/09/02 13:46:04
- クジラが群れていたんですね
- 勤務地が船というのは こういうメリットもあるんですね
船に勤務していると聞くと 大部屋のイメージがあったのですが
個室がもらえるんですか?
それは 素晴らしいですね!
呉では 自衛隊の護衛艦を 外から色々見てきました
若い自衛艦が きびきびと動いていました
さすがに こういう船で働きたいとは思いませんでしたが ・・・
日本にも船員学校があり
シェフになりたい若い人なんかが けっこう入学するそうです
世の中には 色々な仕事があるんですね
ゴールデンブリッジをくぐっている時の写真
あの背景にはいっている小山のあたりを
ドライブしたので 懐かしかったです
ではまた
Mより
- ATL-GAさん からの返信 2018/09/03 04:20:50
- Re: クジラが群れていたんですね
- M-koku1さん
いいねと書き込みありがとうございます。
この旅行記の時に見られたクジラは特別でした。サンディエゴ沖のサンクレメンテ島付近までの間は春頃からちょくちょくクジラの潮吹きが見られるものの、姿が見える事はほとんどありませんでした。
船での生活ですが、私達は海軍ではないので大部屋扱いにはなりませんね。ずっと以前にはそんな頃もあったのでしょうが、最近は組合が色々働きかけて個室の船が多いです。シェアルー厶になるとその分不便料みたいなお手当てを支給しないといけないので新しい船はプライバシーが守れる個室です。
船での生活/仕事は私のようなものには向いていますね。通勤するの面倒だし、休みはまとまっていただけるし(ただしギリギリまで何の予定も立てられないというデメリットもありますが。)ライフスタイルの好みでしょうが私にはあっています。
ATL-GA
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アメリカ の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
77