初春の成田山新勝寺・・・・遅すぎる初詣

2017/03/01 - 2017/03/01

えっ！今頃初詣？ですよね。
時は弥生、春の1日、成田山新勝寺に行ってきました。都内に何十年も住んでいて初めての訪問です。
参道の面白さにびっくり！
古き良き時代の日本人の信仰の深さと楽しみ方を知りました。

エリア 成田(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄

山手線日暮里駅から京成線で成田駅へ

京成成田駅 駅

駅にあった提灯
気分が盛り上がります。

駅前に地図があります。
英語、韓国語、中国語

一方通行の道を歩き出します。

この道は表参道

利根川と印旛沼がある成田は川魚が特産。

土井商店 専門店

造り酒屋
お酒の名前は「長命泉」

お店の道向こうに湧水が・・・・

参道には手焼きのお煎餅屋さんがたくさん。
お煎餅で作った器？お皿？

比較的新しい表参道沿いに干支の石像が等間隔で置かれています。
私、うさぎ年なのでうさぎをパチリ！

時計台ですね

狭い道を車がひっきりなしに通ります。

いよいよ昔の参道に入ります。

竹製品のお店。
今日は定休日

藤倉商店 専門店

目を遠くにやると成田山新勝寺が見えてきました。

参道が続きます。
タイムスリップした感じ。
お正月はすごい数の人なんでしょうね！

漢方薬の専門薬局
全部飲んでみたいものばかり・・・・

成田のウナギは有名
「川豊」で食べることにしました。

川豊 本店 グルメ・レストラン

まず包丁を研いで。

ウナギをさばきます。

そして焼きます。

お店の中はお客さんでいっぱい。
11時半、5組くらい待って座れました。

さあ、楽しみ！

上うな重　3,100円

肝吸い100円も付けました。
ふっくらとした焼き上がり、脂ののりがすごい！、
口の中でとろけます。

お店の脇のいけすにウナギが元気に泳いでいました。

お腹もいっぱいになり、参道をまた歩きます。
ゆったりとしたこの曲線の道がいいですねぇ。

三階建ての大きな建物は旅館

梅屋旅館 宿・ホテル

現代は簡単にどこにでも行けますが、遠い昔は宿に泊まってお詣りをするのが普通でした。
当時の賑わいを想像しながらこの旅館を眺めてみます。

講の名札ですかね。
沢山の講が次々にお参りにきたのでしょう。

こちらも旅館

大野屋旅館 グルメ・レストラン

三階建ての上に櫓のようなものがあります。

大野屋旅館 グルメ・レストラン

今回一番のお気に入りのお店。
漢方の薬局「三橋薬局」

一粒丸 三橋薬局 専門店

一粒丸、効きそうです。

江戸時代から当家に伝わる胃腸の生薬。
二宮金次郎もご愛用だったと書いてあります。
1箱400粒入り、1295円。
旅のお供にどうぞ・・・・

この説明書きは信じがたいほど何にでも効くとのこと。
特に老化にすごいらしい！
買ってくればよかった！でも高価だったような・・・

この看板もいいですねぇ。

成田山新勝寺総門に到着。

成田山新勝寺 寺・神社・教会

ただ今お化粧直し中

来年、平成30年が開基1080年。
記念のご開帳のため、あちこちをきれいにしています。

仁王門

手や口を清めてからお参りしましょう！

仁王門の大提灯
魚河岸講の奉納

わらじに参詣者の祈りが込められています。

奉納の石碑
魚屋さん関係が多かったような・・・・

階段を登って・・・・

ちょっと広めの境内に出ました。

三重塔　　高さ25ｍ
1712（正徳2年）年建立　国の重要文化財

三重塔の向こうに経堂、鐘楼があります。

治したい体の部分に煙を当てます。
全身煙を浴びたい。

大本堂
毎年節分の日、テレビで豆まきの画面が映ります。ここですね。
御護摩祈祷を行う所。

成田山新勝寺 寺・神社・教会

毎日御護摩祈祷が行われ、誰でも堂内に入ることができます。
私も入りました。
午後1時のご祈祷です。
自分の大切なもの（鞄や財布など）を御護摩の火にあてることでお不動様のご利益をいただけるそうです。

ご利益を受けて何だか幸せをいただいたような気がしました。

同じ道を帰ります。
参道は帰り道の景色が行きと違って見えます。
どうしてなんでしょう？
この道の曲がり方、何度見てもいいですねぇ。

1階はお箸を売ってますが、元々の商売は何だったのでしょう？と思わせるような建物。
川越のお蔵のように黒い壁に赤い提灯が印象的。

14時頃ですが、並んでますね。
ウナギをさばいたり、焼いたりするところを見学する人が後を絶ちません。

川豊 本店 グルメ・レストラン

特急上野行で帰ります。
楽しくて美味しかった成田山詣でした。

京成成田駅 駅