大雪の美山かやぶきの里　決死行　京都　府　南丹市　美山町北

2017/02/12 - 2017/02/12

本年、最後の雪中行軍となるので投稿しようと思う。雪の高雄神護寺がまだなのに、2月11日の雪の高桐院もまだ未投稿なのに・・・・
2月18日温度が下がり、京都市内冠雪の可能性ありとの状態になる。
だが冬将軍の威力も息絶え絶えの状態であり、18日深夜、ウェザーリポートより京都市内の雪は望み薄となる。
大阪天王寺の我が家では、刻々と変化する雪の情報がインターネットで入る。
「京都　南丹町方面　雪です」
「一般道もうっすらと冠雪しています」
美山の里道筋　http://www.miyamanavi.net/access/
ライブカメラなどから刻々情報が入る。
ライブカメラ　http://dobokubousai.pref.kyoto.jp/douro/yukimichi/i/SRI_I011_Frm01.aspx?RegionID=0&MenuID=4
美山かやぶきの里撮影が頭をよぎる。
道路はかなりの雪だが、路面温度はここ数日の陽気で高い。
ジャバジャバの雪道である。行くかどうか迷う。
車のタイヤは、ノーマル。つけたことのないチェーンはある。どうするか。
土門先生より入電「出撃だ」
入江「ワレ本年最後ノ降雪ヲ楽シミタシ」
もうこうなればすべての部隊を集め、連合艦隊を組むしかない。
連合艦隊（れんごうかんたい、旧字表記聯合艦隊）は、旧日本海軍が二個以上の常設の艦隊で編成した、非常設の艦隊である。
皆さん続々と登場である。
土門「行くしかない！！」
入江「私は雪が見たい」
佐藤「雪は風情がありますねえ」
楠木「あぶないけど、あぶないほどけっかもでるがな。」
私「タイヤノーマルですよ。チェーンあるけどこの車でつけたことないし」
深夜2時さんざん悩む。南丹市の積雪も少し増えている。
重苦しい雰囲気が流れる。
突如、楠木さんの携帯が鳴る。
携帯に出る楠木さんが「はいはい！！ははぁー」とかしこまっている。
電話が私に渡された・・・・・
「尊治や。悩んでるそうやけど。行き！！朕の隠岐に流されたこと思たら、楽勝やんか。背中押す意味で、勅命だしたろ」
私・・・・ヘッ・・・・・電話が切れる。
楠木「勅命が出ました。逃げれません。bakanekoさんあなたは征美山大将軍に任じられたのです。」
入江、土門「これを破れば、違勅になるぞ。賊軍だ」
私「そんな無茶な」
ということで2時間ほど寝て、陽があるあるとき雪道ということで5時に出撃。
連合艦隊（車1台ですが）がとうとうヒトカップ湾をでる。

エリア 南丹(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

箕面有料道路を通り、国道４２３にでる。京都との府境にさしかかると山に雪がついている。
入江「亀岡に出る。その後、国道9号だ」
土門「寒いぞー。でも２℃だ」
入江「園部を越え、府道１９号に入る。艦長。雪道用意」
土門「道路上に若干の雪あり」
私「あちゃーとうとう雪道に」
府道沿いはこんな状態に。

ますます雪は深くなります。ただ轍痕は、アイスジャム状でじゅるじゅる。
何とか走ります。
楠木「天祐です」
佐藤「おお美しい　吉野山桜かえたに雪ちりて花おそけなる年にも有るかな　桜はまだかな」
私「何をのんきな・・・佐藤さん」
とうとう美山観光案内のところまで来ました。
その後が地獄。積雪がアップ。轍が白い。
枝からの落雪でスリップ。半回転。２０キロで走ったのですが・・・・無謀な都会人。
土門「ぎゃぁぁー」
入江「被害報告知らせ。ダメコン作業開始！！」
私「被害軽微。土門先生頭ぶつけたが軽症。戦闘継続可能！！」
楠木「もうちょっとや。河内の根性見せたれ」
ようやく難を脱出してこれが美山。人もいなくてよい景色。
美山かやぶきの里　http://www.miyamanavi.net/kan0001/
美山町内には数多くの茅葺き民家が現存しています。知井地区にある「北」の集落には50戸のうち38棟がかやぶきの屋根です。
伝統的技法による建築物群を含めた歴史的景観の保存度への評価も高く、平成5年（1993年）12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
１年を通じ、日本の原風景に出会える場所として、美山町を代表する観光スポットとして人気を博しています。

このポストの前の道に雪があるのは感動。
入江「風情だな」

土門「わしの実家は、雪の中だった」
楠木さんは、はしゃぎまわっています。
雪がどんどん溶けていきます。

朝７時到着は、このような素晴らしい光景に出会えます。

集落の中はここまで積雪。
長靴で正解です。

雪国です。
土門「東北はすごいぞ」

３周ほど集落を歩いてみました。
９時を過ぎるとバスが観光客を運んできます。
人民解放軍の人民の嵐、いや荒らしがやってきます。
まあ中国は昔の日本の農協と同じだ。
偏見はいけないと思うが、原色の服はいただけない。

この風景は、最高です。

８時を過ぎると、集落の除雪が始まります。

よくある写真はこういう写真。道の雪が解け、屋根の雪が溶けた状態。

曇り空の時、時折光が差す。

１０時過ぎ除雪が本格化する。そろそろ帰りましょうか。
みんな「厳しいあとは、よい成果がでるものだよ」
私「運転したのは、私でしょう。」
みんな「指示したのは、我々だ」

さあ帰りましょう。

帰りはすっかり雪晴れです。

帰宅時は道路に雪無し。
道路が熱せられ水蒸気が発生。さあ帰宅も慎重に。

この旅行記へのコメント （1）

• 墨水さん 2017/03/12 22:12:06

  聯合艦隊ノ戦果大勝利。

  bakanekoさん、今晩は。
  美山は、美しい！！。
  聯合艦隊勝利ノ全面ニ、人民解放軍トナ。
  今回は、海戦なので大目に見るか。(笑)
  楠木さんは、何時も一人で参加だし・・・。
  家来は、何処行ったの？。
  陸戦の責任者は、楠木はん「あんたやで。」責任全うしてや・・・。(笑)
  雪道には、くれぐれも注意されたし。
  墨水。