2017/02/15 - 2017/02/22
19位(同エリア252件中)
funasanさん
- funasanさんTOP
- 旅行記670冊
- クチコミ18件
- Q&A回答38件
- 4,356,222アクセス
- フォロワー201人
2回目のガン手術から1年後、私は再びメキシコへ旅立った。勿論、海底に沈むキリスト像・マリア像に再会するためである。ただし、欲張りな私は目的地コスメルに行く前にリビエラ・マヤにある巨大なリゾートホテル『グランド・マヤン』(写真)に1週間滞在した。
注:リビエラ・マヤはカンクンとプラヤ・デル・カルメンの中間に位置し、原生林を切り開いた巨大なリゾート施設が点在する。
◎私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
-
巨大な城壁(写真)に囲まれたこのリゾートは古代マヤの王国のようだった。
セキュリティー完璧な入口を抜けると道路の両側に広大なゴルフコースが広がる。その先に大きな茅葺き屋根のフロント・ロビーが現れる。 -
豪華な客室、信じられないほど広いプール、川のように流れるプール、そして青く輝くカリブ海、ここ「グランド・マヤン」は想像を絶する大規模なリゾートホテルだった。またしても私はカリビアンリゾートに魅了されていく。この時も海外リゾート交換RCIを利用し1週間(7泊)32400円(食事代別)で泊まった。その時の模様は以下の旅行記に詳しい。
http://www.e-funahashi.jp/abroad/mexico3/index.htm -
さて、ここに来るまでの道のりは長く辛かった。2回目の手術は1回目に比べると比較にならないくらい厳しかった。首にメスを入れ、広範囲にリンパ節を切除したので神経もズタズタである。術後1週間で退院(2008年3月11日)したが、首が回らない。少しでも首を動かすと激痛が走る。
-
右肩も動かせない。右腕を上げようとするとやはり首に激痛が走る。しばらくは車の運転もできず、家でじっとしているだけであった。左右両方の甲状腺と左右両側の首のリンパ節を切除した母の大手術の後の苦しさはどんなものだったのか?何事も自分が体験してはじめてその困難さが分かる。
-
私の手術はそら豆大に大きく成長したガン2個とそれに続く右頸部のリンパ節29ヶ所を切除。その後の病理解剖の結果「切除した29ヶ所のリンパ節のうち8ヶ所にガン転移あり」だった。最初の手術から1年半で(CTに写らない微小ガンが)そら豆大に成長し、さらに既に広範囲のリンパ節に転移していた。
-
リンパ液は血液と同様にリンパ管によって全身に流れ、リンパ節は全身に分布している。主治医は言う「この先、ガンが左の甲状腺やリンパ節にきたら手術しましょう」「肺にきたらアイソトープ治療しましょう」
-
私「先生、転移しない方法はありませんか?」主治医の答えはなかった。
甲状腺ガンの標準治療に抗ガン剤が入っていなかったことが幸いした。抗ガン剤治療するかどうか悩まずにすんだ。 -
残った甲状腺や首のリンパ節に転移したら手術で切り取り、肺に転移したら放射線で焼く。生身の体を切り刻み、焼き払っていく治療が治療と言えるのか?私は父や兄の悲惨な闘病生活を見ているので、こんな悪循環だけは避けたいと思っていた。
-
ガンの再発・転移を防いでこそガンの完治と言える。その方法は主治医から聞けなかった。この段階で私は悟った。現代医学(ガンセンター)では私のガンは治せないのだ、と。ならば自分で治せばいい。ここから私の本当のガン治療がはじまる。ただし、それは「ガン難民への道」でもある。
-
世界には想像を絶するスケールの自然、涙がでるくらい美しい風景(写真)、おいしい食べ物、そして愛する妻や子供達がおり、人生は素晴らしい。そう簡単には死ねない。悩んでいる暇はない。早く傷を治して再びメキシコに旅立とう!
-
まず私が最初に取り組んだのは朝風呂に入ることである。朝食後、毎日、朝風呂に入る。ぬるめの温度(38度~39度)にして30分くらい湯船に浸かる。退屈なので本を読みながら。健康関係・ガン治療関係の本を片っ端から読んでいった。
-
首を湯船まで深くつかり、汗がでてくるまで風呂に入っていると、首の痛みが軽くなる。 体を冷やさない。可能な限り体を温める。そして、体温が1度上がると免疫力は6倍アップする。次の2冊は参考になった。
石原結実『体を温めると病気は治る』三笠書房
安保徹『体温免疫力』ナツメ社 -
実は私は日頃から低体温だった。平熱が36度ない。朝起きて測ってみると35度後半の体温だった。ガンは低体温を好む。私のガン体質の1つに低体温があった。生姜紅茶を飲み、体を冷やす食材は避け、体を温める食材を食べはじめた。体温アップの様々な取り組みを継続し、現在平熱は36.5度程度まで回復した。
-
何かを探し求める時、乱読には効果がある。世の中には予想外の治療があるもので、次に実践したのが「尿療法」である。尿は血液が浄化されたもの。尿は万病に効く。毎朝、コップ1杯の「自分の尿」を飲む。起きて最初の新鮮な1杯である。無料なのがいい。
参考図書:中尾良一『奇跡が起こる尿療法』マキノ出版
アームストロング『生命の水:奇跡の尿療法』論創社
-
尿を飲むのに私は全く抵抗感がなかった。「うまくはないが…」自分の尿を飲み続けてガンが治った人がいる。奇跡かもしれないが、少しの可能性はある。経費ゼロ。旅行中でもどこでもOK.こんないい治療法はない。
-
私は数ヶ月尿を飲み続けた。しかし効果があまり感じられなかったので止めてしまった。しかし面白いことに気がついた。日頃からベジタリアン的な淡白な食事をしている時の尿は、薄くてまろやかで飲みやすい。もう1杯飲めそうだ。
-
ところが、レストランのバイキングなど自分の好きな食材を好きなだけ食べた時の尿はまずくて飲めない。「濃くて、しょっぱいくて、苦い」一口だけで「オエ~」となる。前夜の食事が自分の体に良くなかったことが一目瞭然である。
もし、こんな尿を毎日出し続けていたら体がどうかなってしまう。生活習慣病まっしぐらだ。体は正直なので体の声に耳を傾けてみよう。皆様、健康管理のため、毎日、新鮮な1杯をどうぞ! -
次の2冊の本は私のガン闘病で大きな役割を果たした。
安保徹『ガンは自分で治せる』マキノ出版
福田稔『ガンはここまで治せる』マキノ出版
自律神経(交換神経・副交換神経)がいかにして白血球(顆粒球・リンパ球)に影響を与えるかを解明し、生活のゆがみ(ストレス、やり過ぎ)がガンを産む、と解く。 -
すなわち、何事も徹底的にやる、超多忙、攻撃的でストレス過多、このような日常生活を送っていると、常に交感神経が活性化し、白血球の中の顆粒球が増える。逆にリンパ球が減る。顆粒球は細胞を傷つけガン細胞を誘発する。一方、リンパ球は人体に備わった免疫細胞でガン退治の戦闘部隊である。リンパ球が減ればガンと戦えなくなる。
-
「白血球の中の顆粒球とリンパ球の比率を調べれば自分がどのくらい偏った生き方をしているか分かる。ガン患者はリンパ球比率が非常に低い」と安保先生は説く。普通の血液検査だけではこのリンパ球比率は出てこない。しかし、手術の前後の精密な血液検査には全て出ている。私は再発・転移した2度目の手術の前後の血液検査結果を改めて見てみた。
-
そこには衝撃のデータが出ていた。
2007年12月17日:白血球数(3880)リンパ球比率(23.6%)リンパ球数(915)
2008年3月4日:リンパ節切除手術
2008年3月5日:白血球数(6910)リンパ球比率(11.1%)リンパ球数(767)
2008年4月21日:白血球数(5390)リンパ球比率(16.9%)リンパ球数(910)
安保先生の説く健康な人のリンパ球比率は35%~40%、リンパ球数は2000である。私のデータは末期ガン、エイズ患者並の低い数であった。 -
このデータに私は驚き、「これか~」と納得した。即ちガン再発の原因が分かった気がしたのである。私は53才で早期退職しリゾートライフを開始した。次々と国内・海外旅行に出かけ旅行記も書き始めた。妻がフルタイムで働き家計を助け、私はお気楽な専業主婦となった。
-
ストレスなし。暴飲・暴食なし。酒・タバコ飲まず、肥満・高血圧・糖尿病なし。1週間に5回もスポーツクラブに通い体を鍛えている。こんないい生活をしている私が何故ガン再発なのか?
-
その疑問が解けた。要は「やり過ぎ」なのである。何事も徹底的にやらないと気が済まない。時間の無駄が嫌いでいつも何かやっている。「ボー」と心身を休めている時間がない。これが「交感神経過剰→顆粒球増加→リンパ球減少→ガン再発」となった、と思った。たとえ好きなことでもやりすぎれば結果は同じである。
-
この視点から見ればガン手術の前に「コスメル・クルーズ」2週間の大旅行・1人旅に出るなどもっての外であろう。交感神経出っぱなしでますますリンパ球が減少する。ガン細胞の増殖を助けているようなものである。
-
福田稔医師は無血刺絡療法(自然免疫療法)を提唱し、副交換神経を針で刺激してリンパ球比率を上げる治療を実践している。この安保・福田理論に共感する医師が全国におり、同じく無血刺絡療法(自然免疫療法)をしている。幸い名古屋市内にも該当の医師がいたので私はその病院(内科・心療内科)に通いはじめた。(健康保険適用OK)
-
その結果、私のリンパ球比率は劇的に改善され始めた。2008年6月10日より無血刺らく開始。当初は週2回通院し5ヶ月後(2008年11月13日)には白血球数(4900)リンパ球比率(32.1%)リンパ球数(1573)にまでアップした。
-
しかし、安保先生の説く健康な人のリンパ球比率35%~40%、リンパ球数2000までなかなか届かない。以来、現在まで9年間も続けているが私の上限は白血球数(5000)リンパ球比率(30%)リンパ球数(1500)程度である。
注:現在は2ヵ月に1回通院して針治療と血液検査をしている。 -
私の戦略は「リンパ球を増やしてガンを押さえ込む」であった。しかし、目標値は遠い。ガン体質なのか、やり過ぎの性格が直らないのか、担当医も「どうして増えないのでしょうかね?」である。しかし、末期ガン、エイズ患者並の低い数であった2回目の手術前後の状態からみれば大幅に改善されていることは確かである。
-
針治療以外にも意識的に副交感神経を刺激してリラックスする方法はある。ヨガ、太極拳、瞑想、座禅、深呼吸等。中でも深呼吸はいつでも誰でも実践できる実に素晴らしい方法なので、以下、私の深呼吸を紹介する。
-
ベッドやリクライニングのチェアーに寝転び目を閉じる。鼻から1,2のリズムで大きく息を吸い(基本は腹式呼吸)、一瞬呼吸を止める。その後、出来るだけゆっくり口から息を吐く。1,2,3,4,5,6,6,7,8,9,10と数を数えながら…。
-
自立神経は自立故に自分の意思とは関係なく動くものである。しかし唯一呼吸だけは意識下にある。つまり吸気(吸う)は交換神経、呼気(吐く)は副交換神経に支配される。よって、意識的に吐く息を長くすれば副交換神経を刺激できる。
-
頭を空っぽにしてこの深呼吸を10回くらい繰り返すと心身共にリラックスした状態になる。そして「血管拡張、心拍数減少、血圧減少」となり、これを夜、寝る前に行えば自然の眠りに入る。夜眠れないのは交感神経がハイな状態だからである。
-
小林弘幸『なぜ、これは健康にいいのか?ー副交感神経が人生の質を決めるー』(サンマーク出版)をお薦めする。「自律神経のコントロールができれば、誰もが自分の人生をコントロールすることができる」と著者は説く。
-
以下、CDもあるので寝転がって、これらの音楽を聞きながら深呼吸すると抜群のリラックス効果がある。
『自律神経にやさしい音楽』(株式会社デラ)下記参照
『自律神経を整えるー心と体のためのメンタル・トリートメントー』(株式会社デラ)
http://www.della.co.jp/item/item_detail.html?product_id=1136 -
さて、私のガン闘病の中でも一番大きな存在が「ゲルソン療法」である。医者・病院から見放された末期ガンの患者達をニンジン・野菜ジュースはじめ食事療法で見事に完治させている。
-
しかし、厳格なゲルソン療法はメキシコにある病院に入院して治療する必要があり、普通の日本人には不可能である。そこで、医師でガン患者でもある星野仁彦氏はゲルソン療法を自分流にアレンジして末期の転移ガンを防いだ。その実践記録が星野仁彦『ガンと闘う医師のゲルソン療法』(マキノ出版)である。
-
現代ガン治療(手術・抗ガン剤・放射線)から見放された末期ガンの人達が最後の望みを抱いてメキシコのゲルソンに元に集まる。そして食事療法によって“奇跡的に”ガンの寛解に成功している。
-
今村光一『ガン勝利者25人の証言』(中央アート出版会)を読むと奇跡が世界中で起きていることが分かる。100万人に1人くらいなら奇跡であろう。しかし、こんなに多くの人達(見放された末期ガン患者)がガン治療に成功している。これは決して奇跡ではない。ガン治療に対する何かの真理がある。私はそう思った。
-
日本でも同じだ。中山 武『論より証拠のガン克服術』(草思社)を読むと勇気が湧いてくる。末期ガンになり医師から余命宣告を受けても何とかなる。真剣に読めば現代ガン治療に頼らない(頼ってはいけない)新たな治療法が見えてくる。
著者の中山 武氏は名古屋市内でガン患者の会「いずみの会」(注)を主催している。
http://www.izuminokai.or.jp/ -
以下、私のゲルソン療法実践例である。まず医聖会(注)に入会し、ジューサーを購入。医聖会から定期的に無農薬・有機栽培の「玄米」「ニンジン」「リンゴ」等を購入。
朝はニンジンジュース(ニンジン2本、リンゴ4分の1)
昼は葉っぱ類ジュース(キャベツ、小松菜、セロリ、大根菜、リンゴ4分の1)
夜はニンジンジュース(ニンジン2本、リンゴ4分の1)
主食は玄米。肉、魚、乳製品は食べない。(旅行中のみ解禁)ただし、この厳格な制限は最初の半年程度で次第に緩めていった。現在は普通に食べている。
http://www.iseikai.com/ -
低速回転のジューサーにニンジンを入れてはじめて生のニンジンジュースを作った時の感動は忘れられない。あの固いニンジンから橙色(だいだい色)の水分(汁)が出てくる。ニンジン・リンゴジュースに有機レモン汁を入れ最後に「アマニ油」を加えて出来上がりである。
-
キャベツ、小松菜、セロリ、大根菜、リンゴ等の葉っぱ類のジュースも自分で作ってみると感動する。大きなザル2個分に水洗いした葉っぱ野菜を入れ、ジューサーにかける。すると沢山の水分(汁)が出てくる。まさに天然の青汁である。
野菜はファイトケミカルの宝庫である。ビタミン・ミネラルその他微少元素もある。野菜のエキスをジュースにして大量に頂く。まさに、これが「天然の抗ガン剤」である。しかも、副作用なしで効果無限大(可能性大)である。 -
デザイナーフーズ・ピラミッド(以下参照)の上の方の野菜を積極的に食べる。デザイナーフーズ・ピラミッドとは、1990年にアメリカのNCI(国立癌研究所)が打ち出したプロジェクトの結果で、ガン予防効果の高い食品40種類を、効果の高い順にピラミッドに表している。これらは自己免疫力を高める食品でもあるので、少量でも、毎日摂る必要がある。アメリカでも早くから【医食同源】を提唱している。
http://kenkou.happippi.com/pyramid/ -
油の種類にも注意が必要だ。安い植物油(サラダ油、コーン油等)オメガ6系脂肪酸の摂り過ぎで病気を誘発する。普段不足している「アマニ油、エゴマ油」などオメガ3系脂肪酸を積極的に摂り、加熱する料理にはオリーブ油を使う。マーガリン・ショートニング等に使われているトランス脂肪酸は厳禁である。スーパーで安い揚げ物を沢山買い、トーストにたっぷりのマーガリンを塗り、間食はスイーツのオンパレード、実に幸せな食生活である。が、これは生活習慣病まっしぐらの道である。
参考:白澤卓二『あなたを生かす油、ダメにする油』(KADKKAWA) -
私のガン治療はまだまだ続く。適度な運動は万病に効く。激しい運動は体を壊す。よって負担のかからない程度でスポーツし、血液循環、新陳代謝をよくする。私の実践例は自宅近くのスポーツクラブに週4~5回程度通う。
-
笑うとナチュラルキラー細胞が増える。ガン治療効果大。笑ったふりをするだけでも効果がある。逆に怒るとリンパ球が減りガンを助ける。よって夫婦で出来るだけ冗談を言いあう。時にはくすぐりあって笑いこける。夫婦喧嘩はガンの最大の援軍であると心得よ。
参考図書:船瀬俊介『笑いの免疫学』花伝社
-
生き甲斐も大事だ。好きなことをしていると免疫力がアップする。国内・海外旅行、音楽鑑賞、執筆、バイオリン等、将来にわたり生き甲斐があれば実際に長生きできる。ただし、やり過ぎはダメである。「交感神経過多→リンパ球減少」につながりガンを助ける。適当に好きなことをやるのが一番効果的である。
-
そして、最後に「現代ガン治療からの決別」である。自分の体にある自己免疫力を信じ、自立神経をコントロールし、いい食材を求め、健康的な生活をする。これで再度の再発・転移を防げるか?結果は「神のみぞ知る」である。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
funasanさんの関連旅行記
コスメル(メキシコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
49