2016/09/20 - 2016/09/20
234位(同エリア386件中)
みーみさん
昔から行ってみたかった柳川を訪れる機会が巡ってきました。
昔、日本のテニスの黎明期のことを調べていて、立花文子さんという
立花家のお嬢さんが女子テニス界のトップ選手だったということを
知り、御花のことも知りました。
御花というかわいらしい響きに、柳のゆれる堀を舟で行く川下り、
民家の庭からは堀へ降りていくことのできる階段がある風景・・。
憧れの柳川川下りと御花訪問記です。
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御花の正面玄関です。
白亜の瀟洒な洋館が正面に見えます。 -
門番の詰め所がそのまま残っているのもいいですね~。
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イチオシ
明治43年建設ということですから、もう百年以上。
維持管理はたいへんでしょうね。訪れた時も和館は修理中でした。 -
玄関を入ったところは三連アーチになっています。木でできたオーダー。
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御花には洋館と和館があって、この洋館は主に迎賓館として使われていたそうです。
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戦後、華族は金銭的にたいへんだったそうですが、そんな中、立花家は自分たちの持っている屋敷を利用して料亭旅館を始めました。
家にあった食器そのまま使ったため、高価な陶器もずいぶん割れてしまったそうです。 -
会社組織になったとはいえ、元華族が戦前の家屋敷をそのまま所有しているというのは、かなりまれな例なのではないかと思います。
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料亭を始めた立花文子さんという方は、若い時はテニスのトップ選手であり、結婚後は役人だった旦那さんの転勤に伴って各地に住んで、華族のお嬢様らしからず、自分で家事をしたそうです。
そして、戦後の混乱期からは旦那さんと料理旅館を経営、
NHKの朝ドラにでもしたいような、そんな人ですね。 -
木造二階建ての白亜の洋館の内部は、軽やかな白い外観に比べて、重厚な落ち着い
た感じがしました。 -
現在はこの洋館で結婚式や披露宴を行うことができます。
結婚式は日吉神社で、そこから花嫁舟で御花へ・・というプランもあるそうです。
すてきですね~。 -
丁寧な造りの天井が目を引きました。
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残っている天守閣の写真を元に復元された模型がありました。
天守閣再建の話も出ているそうです。 -
明治期に造られた松濤園。
和館部分は修理中でした。 -
イチオシ
いよいよ川下りです。
御花から出発しました。 -
堀の水量は調節しているそうで、水深はとても浅いです。
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正確には川「下り」ではなくて、川「上り」でした。
風が強い日だったので、船頭さんは大変そうでした。
実際、船が流されて立ち往生している船もありました。 -
橋の下はどこも低いので、橋をくぐるときは全員身をかがめます。
それがまた楽しいんですが。 -
イチオシ
木々が堀の上まで張り出して陰を作っている、川下りの中でもハイライトの景色のひとつ。ほんとによかったですよ~。
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船頭さんには若い人も、女の人もいますが、私が乗った舟の船頭さんはけっこう
年配の方でした。竿一本で舟をあやつるのですから、たいへんな重労働だと思う
んですが、やはり経験と技術がものをいうそうです。
たとえば、川に浮かんでいる浮草の上に舟をすべらすと、川の流れや波の影響
を受けにくく楽だ、とか。 -
柳の揺れる堀の風景も柳川の代表的な風景です。
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堀沿いには遊歩道が整備されていて、歩いても堀を楽しむことができます。
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川沿いにはところどころ、文学碑などが建てられています。
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並蔵の眺め。
明治時代に建てられた赤レンガの倉庫です。
現在も倉庫として使用中。
川下りには見どころがいっぱいです。 -
なまこ壁と、堀へ降りる階段。
マイボートを係留しているお宅もありました。
自分の舟で川下りを楽しめるなんて贅沢ですね。 -
意外と、家そのものは新しいものが多かったように思います。
が、それがあまり気にならないのは、豊かな緑と、建物の高さ制限の
おかげでしょうか。
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