オランゴ島でバードウォッチング [2015](1)　（前編）

2015/10/22 - 2015/10/25

　フィリピンのオランゴ島では、日本で既に絶滅してしまったハシブトゴイという野鳥が見られるとの情報をネットで見つけ、行って見る事にしました。
英会話のできない私は、今迄は日本語ガイド付きの観光ツアーに参加していましたが、今回は現地のオプショナルツアーの観光も申し込まず、航空券とマクタン島のホテル（空港-ホテル間送迎付き）だけの格安ツアーに申し込みました。

英会話も現地の言葉も知らずに無鉄砲な冒険旅行ですが、果たして目的地に辿り着きバードウォッチングができるのか心配でしたが、何とかなるさとガイドブック片手に気楽な考えで出発しました。

エリア その他の観光地(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: バイク
• 航空会社: セブパシフィック
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

成田国際空港第２ターミナルから出発します。

格安ツアーなので、セブパシフィック航空を利用します。
初めて利用する航空会社です。

搭乗口に向かいます。

ここは、翌日のマクタン島のバンカーボート乗り場の待合室です。
マクタン島は、セブ・マクタン空港のある島で、セブ島に隣接しています。
宿泊したマクタン島のホテルから港までは、タクシーで来ました。
行先は、目的の港の英単語を書いたメモを運転手に見せると、連れて行ってくれます。
（途中の写真は撮り忘れました。）

マクタン島の港の風景。

マクタン島からオランゴ島に行くには、このようなバンカーボートと呼ばれる船に乗って行きます。
これは、オランゴ島の住民も観光客も唯一の交通手段です。
私達が乗ったバンカーボートには、住民や観光客など３０人程が乗っていました。

ここは、オランゴ島の海上レストランです。

途中の写真は撮り忘れましたが、オランゴ島にはバスも電車もタクシーもありません。
観光客が利用できる交通手段は、唯一、トライシクルというサイドカーに似た三輪車だけです。

これは、住民のバンカーボートです。
大きさは色々あるようです。

このような小さなバンカーボートに乗って、海上レストランに行きます。

私達は、こちらの海上レストランで少し早めの昼食を戴きました。
会話ができないので、生簀の魚を指さして料理してもらいました。

島には、観光客向けの普通のレストランは無いようです。
海上レストランは珍しいですが、料金が少し高いように感じました。
お安く昼食を済ませるには、マクタン島で弁当を買って持ち込むのがいいと思いました。

この海上レストランには、私達の他にはアジア系の若者グループ数名が来ているだけでした。
正午前だったので、時間が早すぎたせいかもしれません。

海上レストランでの早めの昼食を終えて、目的地のサンクチュアリに向かう途中で見た花。

花の名前はわかりません。

ラン系の花でしょうか。

日本でも見た事があるような気がしますが、花の名前は全くわかりません。
御存知の方は、教えて下さい。

なんとなく、南国の雰囲気があります。

目的地のオランゴ島ワイルドライフサンクチュアリに到着しました。

ワイルドライフサンクチュアリの管理棟です。
このワイルドライフサンクチュアリは、日本のボランティアの技術指導により整備されたそうです。

入場料を払って入る時、係員にジャパン？と聞かれたのでイエスと答えたら、愛想が良くなりました。

こんなサギの顔出しパネル？もあり、記念に撮影しました。

サンクチュアリに植林する苗木がたくさんありました。

サンクチュアリの中は、完全な自由行動です。
廃屋のような建物が見えたので、行ってみました。
階段が無いので、中に入れません。

周囲には、マングローブの若木が多く植えられていました。

干潟なので、日本のムツゴロウのような魚（ハゼの１種？）が泥の上に上がっていました。

こんな蟹さんも穴から出てきました。　コンニチハ！　(*^_^*)

きれいな色の蟹さんもいます。

こちらは大きなハサミを持っているので、シオマネキの１種なのでしょう。

蟹さんの名前はわかりません。
御存知の方は、教えて下さい。

遠くに白鷺が見えました。
日本でも見られるコサギ（小鷺）のようです。

コサギさんです。

ネットでは、カラシラサギ（唐白鷺）もいるそうですが、見つけられませんでした。

日本でもお馴染みのイソシギ（磯鷸）がいました。

（後編に続く）