2017/01/21 - 2017/01/21
38位(同エリア629件中)
かっちんさん
前回の高岡旅行記の続きです。
山町筋(やまちょうすじ)東側にある木舟町・小馬出町・坂下町の天神様と土蔵造りの町並みをめぐります。
明治33年の大火の後、山町筋には防火構造の家が義務付けられ、漆喰の外壁に2階窓の耐火扉、隣家との境に防火壁など、重厚な外観の町並みになりました。
高岡市美術館には藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーがあり、1周年を記念したキテレツ原画展を開催しています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
高岡駅周辺の地図
高岡駅の北西部に土蔵造りの町並みの山町筋があります。
前の旅行記では守山町を紹介したので、この旅行記では木舟町・小馬出町・坂下町の町並みと、高岡市美術館のキテレツ原画展を紹介します。 -
大野屋菓子舗
昭和通りと山町筋が交差する木舟町(きふねまち)入口にある大野屋から町歩きを始めます。
大野屋は天保9年(1838)に初代大門屋吉四郎がそれまでの醸造業から菓子屋に転じたのが始まりです。
明治の大火後、土蔵造りの建物を建てたのですが、昭和に入り昭和大通りの拡幅に伴い、土蔵造りの面影がほとんどなくなってしまいました。 -
大野屋代表銘菓「とこなつ」
立山の雪に思いを馳せ、越中国司大伴家持の歌に因んで創られたのが「とこなつ」です。
備中白小豆餡を求肥の餅生地で包み、和三盆を雪に見立てて振りかけた一口サイズの餅菓子です。 -
塩崎商衡
明治期の土蔵造りと昭和初期の洋風建築(擬石)が組み合わさっています。
昭和9年の大通り拡幅工事により、間口を2間分切り取られ、隅が斜めに切り取られました。
塩崎家は当初、地場産業製品である銅器の卸売業を営んでいました。現在は、はかり・計量・計測機器の総合商社です。 -
土蔵造り(塩崎商衡)
2階は耐火扉と銅板の外壁です。 -
2階の土扉が美しい筏井家(いかだいけ)
明治36年の建築で、2階の窓に付く観音開きの土扉(耐火扉)はすべて開けられたときに、隣同士の扉が一体化して納まるように設計されています。
筏井家は代々、綿糸などの卸商を営んでいた商家です。 -
イチオシ
煉瓦積みの防火壁(筏井家)
隣家との境には釉薬(ゆうやく)をかけた煉瓦と青石からなる洋風の防火壁が立ち上げられ、防火の備えに大きな注意が払われています。
隣家の屋根には採光用の天窓が見えます。 -
土蔵造りが並ぶ町並み(木舟町)
-
掛軸と木彫りの天神様(花ごろも)
山町筋から路地に入ったところに、手作りのバック、洋服、アクセサリー等を販売している「花ごろも」があります。
ここでは、菅原道真(天神様)の生涯をわかりやすく説明してもらえます。 -
天神かっちん(花ごろも)
衣装を貸してもらい、天神様になった気分です!
「これこれ、お主の頭を良くしてあげるぞよ」 -
土蔵造り(室崎家)
山町筋に戻り、童謡「夕日」の作曲家、室崎琴月の生誕の家に来ています。
現在は古布や手作り小物を扱う和雑貨店「いっつ」になっています。 -
天神様の土人形と掛軸(室崎家)
人形の顔がすべて異なり、表情豊かな天神様です。 -
イチオシ
突然、ドサドサドサッ(菅野家)
菅野家は高岡の政財界をリードしてきた名家で、明治33年の大火以降に約10万円の巨費を投じて建てられた土蔵造りの家です。
黒漆喰の外壁、2階の土扉(耐火扉)、両隣との防火壁など、重厚な建物に歴史の重さを感じます。
国の重要文化財に指定されています。 -
防火壁に挟まれる玄関(菅野家)
-
不思議な空間(菅野家)
釉薬(ゆうやく)をかけた煉瓦が光っています。 -
掛軸と木彫りの天神様(呉服丸和店)
木舟町の隣にある「小馬出町(こんまだしまち)」に入りました。 -
白壁の土蔵造り(梅田呉服店)
-
土蔵造りの町家(梅田呉服店)
-
天神様の掛軸(梅田呉服店)
-
掛軸と木彫りの天神様(宮岡商店)
-
イチオシ
天神様の前飾り(宮岡商店)
古来より三種の神器とされている、剣=串柿、鏡=餅、玉=橙(みかん)がお正月に飾られます。
10個刺しの串柿は、左に2個、中に6つ、右に2個に置かれているので、
「いつもニコニコ(2個2個)仲睦(中6つ)まじく、共に白髪(白い粉)の生えるまで」
という家内安全、健康祈願の意味があります。
なるほど。 -
土蔵造り(萩野仏壇店)
-
怒りの天神像(萩野仏壇店)
「わしは、なぜ左遷させられたのか」と怒っています。 -
3Dプリンターで作られたミニ天神様(金森家、はんぶんこ)
「時代は進んだのう~」 -
土蔵造りのまち資料館
間取りは3列3段の通り土間型の町家で、2階の観音開きの土扉がないことを除けば、山町筋の土蔵造りの特徴をよく留めています。
資料館になる前に住んでいた室崎家は、昭和20年まで綿布の卸売業を手広く営む高岡でも屈指の商家です。
資料館には山町筋の土蔵造りの歴史を展示し、企画展として天神様が飾られています。 -
明治初頭の天神様(まち資料館)
-
大正初期の武生天神(まち資料館)
福井県越前市のものです。 -
井波彫刻の天神様(まち資料館)
-
天神様の掛軸(まち資料館)
左から、天神・随身図、牛乗天神図、渡唐天神像です。 -
天神様の土人形(まち資料館)
-
天窓のある土蔵造り(井本商店)
-
土蔵造り(坂下町の嶋津家)
山町筋と交差する坂下通りに入ります。 -
銅板貼りの建物(坂下町の達堂時計店)
-
洋風建築(福尾商店)
国道156号線と交差する坂下町交差点にある、漆・塗料製造の卸業の建物です。 -
前山洋服店(坂下通り)
2階上部の装飾、柱上部の飾りが素敵です。 -
高岡大仏
大仏の門前で、左に曲がり高岡古城公園へ向かいます。 -
イチオシ
煉瓦の防火壁(菅原敬兵衛商店)
ここは大手町です。
山町筋の防火壁はイギリス積みでしたが、ここの煉瓦は長手積みです。 -
土蔵造りとは異なる建築様式(菅原敬兵衛商店)
建物の腰壁を石で仕上げています。 -
高岡古城公園の堀
-
高岡市美術館
古城公園を越え、氷見(ひみ)線越中中川駅のそばに来ました。
高岡市美術館には、企画展示室と藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーがあります。
藤子・F・不二雄氏は高岡に誕生し、幼少から少年時代をこの地で過ごし、まんが家をいだいて上京し、数多くの名作を生み出しました。 -
高岡市美術館
では、中に入ります。 -
キテレツ原画展
藤子ギャラリーは、2016年12月1日で1周年を迎え、「原画展 キテレツ大百科とものづくり」を開催しています。 -
コロ助 GAGA
一部の場所は写真撮影が可能です。 -
ジャーン コロ助誕生の瞬間
初期のコロ助は目がラリってました。 -
イチオシ
吾輩はコロ助なり
冬の北陸は寒いので、毛糸の帽子をかぶっています。 -
イチオシ
おとぎの国のような越中中川駅
近くの高岡工芸高校デザイン科の皆さんが描いたものです。 -
忍者ハットリくん列車(越中中川)
氷見市出身の漫画家藤子不二雄A氏にちなんだラッピング列車に乗ります。
夕方の列車だったので、ここから乗る高岡工芸高校の生徒と一緒になり、超満員。
終点の高岡駅は隣なのでちょっとした我慢でした。 -
城端線の車内
高岡から乗り換えた城端線(じょうはなせん)も、忍者ハットリくん列車。
座席には一般客以外にキャラクターも座り、またまた超満員(笑) -
新高岡駅
高岡から1駅目の新高岡駅は、新幹線の乗換駅として2015年3月14日に開業しました。
在来線は無人駅なので、列車を降りるときに運転士にきっぷを渡します。 -
駅前広場のイルミネーション(新高岡)
駅前には3日後にオープンする予定の東横インがあります。 -
新幹線改札口(新高岡)
今晩の宿は金沢駅東口の東横インです。
JR北陸フリーきっぷを利用しているので、黒部宇奈月温泉~富山~新高岡~金沢のフリー区間は何回でも乗れます。 -
清掃用具の台車(新高岡)
北陸新幹線の車両と同じデザインです。
目を付ければ「ウフフ!」となるのだけど・・・
北陸の旅1日目は高岡をお邪魔しました。
金沢に移動後、夜のライトアップスポットを見に行く予定です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- PHOPHOCHANGさん 2017/02/10 00:41:35
- 似合ってますよ
- 楽しく拝見してます♪
とっても良いところですね☆貸衣装ステキ(^^)v
- かっちんさん からの返信 2017/02/10 11:44:13
- RE: 似合ってますよ
- PHOPHOCHANGさん
こんにちは。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
貸衣装の姿を褒めてもらい、ちょっと照れくさいです。
かっちん
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
52