2016年は、日本とベルギーの友好150周年だったそうです。両国でいろいろな記念イベントが行われました。<br />去年の暮れ、ベルギー在住の友人にブリュッセルでUKIYO-E 浮世絵の展示があるけど見に行かない？と誘われました。ブリュッセルに行ったことのない夫。ブリュッセルは何年ぶりだろうというわたし。15年は行ってないなあ。最初はブリュッセルに行って帰って友人宅ですごすという話からだんだん話が進んでブリュッセルに泊まってゆっくりすることになりました。金曜日の午後に出発して友人カップルと全部で4人ブリュッセルで週末を過ごします。<br />天気予報で天気を確認して、まず最初にブリュッセルの観光です。

ブリュッセルへUKIYO-Eを見に行こう　１　ブリュッセル観光

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2017/01/27 - 2017/01/28

416位(同エリア2952件中)

#街歩き

エリア

ブリュッセル(ベルギー)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.5

グルメ: 4.5

交通: 4.5

旅行の手配内容: 個別手配

やはり浮世絵というと葛飾北斎の神奈川沖浪裏が選ばれます。
1月27日。
6時半にホテルにチェックインして食事にでかけます。ホテルはブッキングコムで予約したHotel Silken Berlaymont　です。

きょうは軽くピザにすることにして、ホテルのそばのピッツァリアに来ました。
他のお客さんが食べているピザを見て、友人とフルッティディマーレのピザを一つ注文しました。半分で十分な量です。インサラータミスタとブロッコリも注文。
これも半分ずつにしました。デザートも食べたので、結局軽くなかった。
でも、おいしかったからいいか。
28日。
ホテルはEU欧州委員会の本部のそばで、市内の見どころへは地下鉄で行くのが一番便利です。ホテルを10時出発です。

天気予報では29日は天気が少し崩れるということなので、今日市内を観光して明日美術館に行くことにしました。

まず、24時間トラムと地下鉄乗り放題のチケットを7.5ユーロで購入。券売機はコインとバンクカードのみ受け付けます。よくわからず手間取りました。
コインの持ち合わせがなかったタイからの（おそらく）カップルに頼まれその人たちの分も買いました。

ホテルから歩いて2分の地下鉄駅Schumanで地下鉄に乗ります。駅はきれいで明るいです。
まずは、ジュドバル広場、Place due Jeu de Balleの蚤の市に行きます。
Arts Loiで地下鉄を乗り換えて、Porte de Halで降ります。

地下鉄の中でわたしと夫が話しているのを聞いたお姉さんが、その前の駅で降りたら自分も降りるので案内するといってくれたのですが、友人たちが少し遠くに座っていたので打ち合わせできず、お断りしました。ブリュッセルの人、親切！

これは、地下鉄駅を出たところにあるPorte de Hal　ハル門。
14世紀に作られた城壁の門で、1847年にヨーロッパでの最初の博物館の一つになったそうです。
蚤の市の方角がわからず、地下鉄駅のそばにスタンドを出していた女性二人に聞きました。話はあまり通じなかったのですが、一生懸命教えてくれました。
途中で気がついたのですが、その女性たちはエ○○の証人の布教中でした。（途中でみんな気がついた。）友達の彼、宗教何か聞いてたぞって。

あ、蚤の市が見えてきました。
わくわく。

ここの蚤の市、気に入りました。
最近は新品を出すマーケットが多いので。
プラスチックボックスにはごちゃごちゃにものが入っています。
時間をかけて見たいところです。
このお店は猫コーナーがありました。
今見るとこの寝そべってるの買えばよかったかなと思います。

友人は木の裁縫箱を買ってました。
2時間くらい見たところで休憩。
蚤の市が見えるChaffというカフェです。

窓からPalais du Justice最高裁判所が見えています。
ここは急な階段を上がって２階です。お手洗いはさらに狭い階段を登った３階。３階にはお手洗いだけがありました。おもしろい作りです。

このあとどんどん人が入ってきました。そういえばもうお昼時です。
Palais du Justice　最高裁判所に向かいます。
地下鉄の中でお姉さんが、ひとつ前の駅で降りて、ちょっと歩くと無料のエレベーターがあるのでそれに乗って降りていくの。外が見えるのよと言っていたのですが、これでした。無料のエレベーター。
エレベーターで上がってきて外に出ました。

けっこう高低差があります。
出入り口。きれいです。
これで無料とは驚きです。ドイツだったら絶対にお金を取っているところですね。
エレベーターの空中通路からの景色。

最高裁判所の前のPlace Poelaert　ポラール広場からの眺め。
エレベーターの通路にたくさん人がいます。

Poelaertというのは、最高裁判所を設計した人の名前です。
遠くのほうにジャンプ台のようなビルが立っています。
ポラール広場に建つ塔。
Le Monument a l'Infanterie　ベルギー歩兵記念塔というそうです。
祖国のために犠牲になった歩兵のために

というようなことが書いてあるようです。
二つの大戦です。
モニュメントの下のほうにある彫像。
最高裁判所です。
中世の絞首刑場の跡に建てられたそうです。聞くとちょっと怖い。
地下鉄駅Louise　ルイーズまで歩いて地下鉄に乗り、Gare Centrale中央駅で降りました。
地下鉄ルイーズ近辺のルイーズ通りとワーテルロー大通りは高級ブティックが並ぶ通りだそうです。（わたしたちは見ませんでした）

ここは中央駅から近いPlace Agora（だったと思います）。ここからGrand Place　グランプラスに向かいます。
近くのGaleries Royales Saint-Hubert サンチュペール　ロイヤル　ギャラリー。
ここも高級ブランド店が並んでいるそうです。

ちょっと入ってみます。
中に入るとGalerie de la Reine 女王通りの下にRue Yoko Tsuno　つのようこ通りとあります。

Yoko Tsunoというのはベルギーの漫画のシリーズの主人公らしいです。
割とお菓子のお店が多かったです。
マカロンがかわいらしく展示されています。
最近マカロンはやってますね。
グランプラスに来ました。
Hotel de Ville　市庁舎です。逆光。

左右非対称の建物で塔も建物の中心に建ってはいないそうです。
1402年から建築が開始された中世ゴシックの建築物です。
その向かいに建つMaison du Roi王の家。

スペイン王カール5世の命で建てられたのでそういう名前がついていますが、実際に王様が住んだことはないそうです。
今は市立博物館となっていて小便小僧の衣装が展示されているそうです。
周りのギルドハウス。

1月28日は旧正月だったので、中国のパレードなど催し物がここであったようです。
見ないで観光を続けます。
グランプラスを後にして小便小僧を見に行きます。

その途中、あ、これってひょっとして。
タンタンの画です。

スノーウィもいます。
小便小僧です。
まわりはすごい人だかり。

旧正月で赤い中国服を着ています。
その前にエスカルゴ屋さんのスタンド。

食べませんでしたけど。
歩いてPlace du Grand Sablon　グランサブロン広場に向かいます。
途中、疲れたので一度カフェで休憩。
ちょっと迷いました。

ここは土日に骨董市が開かれています。ここは、ちょっと高級な骨董市です。
この広場の周りにはチョコレート屋さんが多く並びます。
友人の勧めでその中の一軒Passion Chocolat パッションショコラでプラリネを買いました。
歩いてPorte de Namur駅から地下鉄に乗ってホテルに帰ります。

ホテルで一休みして夕食のレストランを探します。
ホテル近くのL'Atelierというレストランに来ました。

土日は貸切ということで一度断られましたが、店のご主人があとで追いかけてきて貸切のところと同じメニューでよければいいよということで入りました。
アペリティフ、水、ワイン、食後のコーヒーで50ユーロにしますよって。

メニューはこれです。
グラスの影が写りこんでいます。２階が貸切でパーティのようでした。わたしたちは１階で、わたしたちだけで貸切です。
アペリティフはキールを頼みました。

わたしの前菜は
Scampis flambeed with Pastis and fresh tomatoes

パスティスって何？酒飲みの夫がそれってフランスのリキュールだよって。
味に深みがあるとても美味しいソースでした。えびも新鮮。
ベルギーはやっぱり食べ物がおいしい。
夫はマグロのカルパッチョごま油かけを注文。
友人はGuinea fowl terrine with rasberry confi。

Guinea fowlって何？
グーグルしたらほろほろ鳥だそうです。
わたしのメインの
Tilapia in lime with Duchesse Potates。

魚が食べたかったので。あっさりしてました。
付け合せの野菜もおいしかったです。
夫他3人は、

Rib steak Roquefort Sauce and French fries。

お店のご主人がこの肉はスイスの何とかいう特別のビーフだったんだと言うのでみんな注文していました。なんていう肉だったか覚えていません。食べてないし。
うちの夫に聞いてみましたが、やはり覚えていません。
瀬戸物でできたフレンチフライの容器。かわいいです。
フレンチフライ、ポンフリはベルギーが発祥の地とされています。

ベルギーのポンフリは二度揚げするのがポイントでかりかりしています。
最後のレモンパイ。
Lemon pie and his red fruits coulis.

おなかいっぱいでした。ワインも2本最初から出してくれましたが、全部は飲めません。

ホテルに帰ります。あしたはいよいよ浮世絵を見に行きます。