さて今日はどこへ行こう…思い立ったら東京散歩

2017/01/09 - 2017/01/09

さて、今日は何をしよう…。

予定のない休日　どこかへ出かけたいけど、特に「これ！」といった行きたいところはない…。

そんな日はまだ見ぬ東京を求めて東京散歩にくりだしています。
３連休最終日、特に予定がなかった私たちは東京散歩に繰り出しました。

＜墨田区＞江戸東京博物館→江戸のれん→築地食堂源ちゃん→＜港区＞愛宕神社→増上寺→徳川御廟→＜品川区＞あきた美彩館→アクアパーク品川

と行き当たりばったりでめぐります。

エリア 品川(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

常設展には何度か行ったことがありましたが、今回は戦国時代展をしているということで、まずはそれを見に行きました。
大御所の声優さんによる音声ガイドを借りることができました。
肖像画や古文書、調度品や鎧などの展示はおもしろく、見るのにけっこう時間がかかりました。
中でも行列ができていたのは刀剣コーナーでした。
刀剣コーナーには、行列の導線が作られていました。

江戸東京博物館 美術館・博物館

早めのお昼を両国江戸NOREN内でとることにしました。
以前両国に来た時にはこんな商業施設なかったのに…
と思ったのも当然。
2016年11月25日にOPENしたばかりなんだそうです。
中には土俵が再現されていたり
街並みを再現していたりと凝った造りでした。

その中の「築地食堂源ちゃん」で昼食。

築地食堂 源ちゃん 両国江戸NOREN店 グルメ・レストラン

さらさらっと食べられる鯛茶漬けを頼みました。
運ばれてきたときは
「あれ？足りるかな？」と思いましたが
意外にもおなかいっぱいになりました。

築地食堂 源ちゃん 両国江戸NOREN店 グルメ・レストラン

移動し、愛宕神社にやってきました。
ビルの合間に石段が突然現れます。
今でこそビルに埋もれるようになっていますが
れっきとした「山」で23区内で一番高い自然地形なんだそうです。

一番高い山か…
地元付近じゃ考えられませんね…。

愛宕神社参道 名所・史跡

有名な「出世の石段」です。

徳川家光が愛宕山に咲いている梅を見て 「誰か、馬にてあの梅を取って参れ！」と命ぜられました。
戦国の世が終わって久しく、誰も自信がなく名乗り出なかった際に、当時無名だった曲垣平九郎が石段を馬で登り、見事梅をとって降りてきたそうな。

無名だった平九郎は一日にして「日本一の馬術の名人」と有名になったとのこと。

この故事にちなんで「出世の石段」という名がついています。

愛宕神社参道 名所・史跡

けっこうな石段です。壮観！
出世はできなくてもよいですが
楽しく順調にお仕事ができますように！

愛宕神社参道 名所・史跡

馬で登ることはできても降りるのは難しそうです。

愛宕神社参道 名所・史跡

愛宕神社内は参拝の人で行列ができていました。
初詣かな？
年が明けてから奈良や大阪でも様々な神社や寺にお参りしましたが
今年１番の行列です。
さすが東京！

愛宕神社 寺・神社・教会

見晴らしの名所で
海や房総半島も見えたとのことにびっくり。
東京って本当に平らなんだなぁ…。

愛宕神社 寺・神社・教会

先ほどの故事から、徳川家ゆかりの神社として家紋があるのかと思いきや…
「1603年徳川家康公の命により防火の神様として祀られました」とあるので
徳川家康公が建てたんですね。

そりゃ家紋があるはずだ…

愛宕神社 寺・神社・教会

桜田烈士愛宕山遺跡碑が立っています。
教科書にも載っている「桜田門外の変」。
その際に水戸藩士がここへ集結し、こちらで祈願をしてから
向かったとされています。

愛宕神社 寺・神社・教会

下るのも怖そうです。

愛宕神社 寺・神社・教会

境内に太郎坊社がありました。
旅行の守護神だということなので
今年も良い旅行ができるようにお参りしました。

愛宕神社 寺・神社・教会

境内には池がありました。
御朱印も頂きたかったですが
すごい人なのであきらめました。

愛宕神社 寺・神社・教会

東京タワーの近くを通って増上寺に向かいます。

東京タワー 名所・史跡

増上寺は徳川の菩提寺となっています。
徳川御廟もこちらにありました。

増上寺 寺・神社・教会

東京タワーと大きな大殿。

増上寺 寺・神社・教会

東京タワーをバックにそびえ立つ寺
という不思議な光景を見ることができます。

増上寺 寺・神社・教会

お守りや御朱印を頂けるところに
徳川家の家系図がありました。
不思議な継承をしているところが何か所かあり
旦那としばらくこちらを眺めて話し合っていました。

子どもが多い将軍にびっくり！

増上寺 寺・神社・教会

徳川御廟に行く際に通るお地蔵さんの列。
水子供養のようです。

増上寺 寺・神社・教会

みんな赤い帽子をかぶり、風車を手にしています。

増上寺 寺・神社・教会

可愛くてきれいだけれども
悲しい光景。

増上寺 寺・神社・教会

「徳川家霊廟」の立て札と立派な門が見えてきました。

徳川家墓所 (徳川家霊廟) 名所・史跡

徳川の家紋がびっしり。

増上寺 寺・神社・教会

鋳抜門は六代将軍　家宣の『中門』だったもので
左右５つずつの葵紋
昇り龍、下り龍が鋳抜されています。
もともとは国宝でしたが、周囲が戦災で消失したため、
国宝ではなくなってしまいました。

増上寺 寺・神社・教会

チケットを購入して中に入ります。
偶然にもボランティアガイドさんがガイドツアーをしてくださる時間帯でした。
チケットを買うと絵葉書セットがついてきますが、
消失する前の墓所の写真や地図などの絵をはがきにしたものだったので
ガイドツアーに参加していなければ何の写真なのかさっぱりわからなかったと思います。

徳川家墓所 (徳川家霊廟) 名所・史跡

昔は１人１人に立派な霊廟がつくられていて
敷地も広大であったのに、
現在はこのような形で祀られています。

徳川家墓所 (徳川家霊廟) 名所・史跡

東京タワーの近くにこんな場所があるなんて知らなかったな…。

徳川家墓所 (徳川家霊廟) 名所・史跡

秀忠公とお江の方の霊廟。
秀忠公の宝塔は木造だったため完全に消失し
お江さんの宝塔に間借りする形で祀られています。

徳川家墓所 (徳川家霊廟) 名所・史跡

６・７・９・１２・１４代将軍と和宮の宝塔、そして合祀塔がありました。
その将軍の生きた時代や逸話、かつての霊廟などを
写真を見せながらガイドしてくださり
理解が深まりました。
本当にガイドツアーの時間に来てよかったー！

徳川家墓所 (徳川家霊廟) 名所・史跡

三解脱門を抜け、
増上寺を後にします。

この門は、空襲の際に近所の方が水をかけ、
残った貴重な門だそうです。
三つの煩悩が抜けたでしょうか…？

増上寺 寺・神社・教会

ちょいと早めの夕食は品川に移動し、あきた美彩館で。
まずはちょい呑み三種を頼みました。

あきた美彩館 グルメ・レストラン

ラピス、ゆきの美人、山本を選びました。

あきた美彩館 グルメ・レストラン

水がきれいなところはお酒もおいしいですね。

あきた美彩館 グルメ・レストラン

あきたまるごとのセットにしました。
きりたんぽ鍋・比内地鶏丼・稲庭うどん・いぶりがっこなど
食べたいものが全てついています！

秋田の味付けはやはり醤油辛い～！
でもおいしい！
比内地鶏丼が特においしいです！

あきた美彩館 グルメ・レストラン

最後のスポットはアクアパーク品川！
もう入口からハイテクな感じです！
魚は本物！
結晶やキラキラはデジタル！

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

昼のショーの最終を見ました。
光の演出がすてきです。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

昼のショーは、解説もあり、手拍子を含めた踊りもありの
楽しいショーでした。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

昼のショーを見てから館内をゆっくりまわります。
魚の種類を学術的に展示している、というよりは、魚を美しく展示している、という水族館です。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

クリスマスな展示でしょうか。
魚とインテリア(？　笑)がマッチしています。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

雪景色の中を舞う魚たち。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

かわいいのでついつい写真を撮ってしまいます。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

黄色い魚たちもかわいい！

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

水族館の中にカフェがありました。
テーブルに魚が泳いでいて
魚を眺めながら休憩することができます。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

クラゲコーナーもきらきらしていて幻想的でした。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

水槽のトンネルの中から見たマンタやエイがきれいで見ごたえがありました。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

思わず写真を撮ってしまうような寝方をしている子(笑)

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

夜のイルカショーが始まりました。
夜のショーは期待していたのですが割りとあっさりしていました。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館

夜のショーはMCで盛り上げたりする演出はなく
光と音楽の中で淡々とイルカを見せていました。
これはこれで特徴的なショーだと思います。

大人のデートスポットとして選ばれる理由がわかりました。

マクセル アクアパーク品川 動物園・水族館