2014/12/21 - 2014/12/30
2325位(同エリア4584件中)
イーダさん
最近、東南アジアに行ってないなぁ、穏やかな日常で心を労わりたいなぁ、と思って選んだミャンマー。
利用した東方航空に相当な心配はありましたが、年末にマンダレーまでなんと往復で2.6万円(諸税込みでも5万円ちょい…)という、もはやLCCをはるかに凌駕する破格値の航空券を見つけたので、他の選択肢を取ることが出来ませんでしたw
いつもながら、もっとゆっくり滞在したかった、と後ろ髪を引かれる思いでミャンマーを後にしましたが、心の洗濯には十分。
ヤンゴンなどの都会は異様なスピードで近代化が進んでいるけど、東北部の空気はまだまだゆったりでした。
深呼吸をするだけで体の内側から浄化されていくような感覚は、今ではもう数少ない、昔ながらの生活を営む人たちの与えてくれる安らぎのおかげであるに違いありません。
【旅行日程】
●12/21
中国東方航空にて、昆明長水国際空港経由マンダレーへ
意外と空港が綺麗!!!!
●12/22
マンダレー到着
早速リバークルーズを予約!
●12/23
早朝にバイクで船着き場へ。
まだ明けきらないうちにマンダレーを出発。
のんびりクルーズを楽しむ。
●12/24
クリスマスイブなんてあまり関係ない!?
サイカーのお兄ちゃんに叩き起こされ、午前5時にバガンの寺院群の朝焼け鑑賞へ。
人身売買されそうなパゴダに連れ込まれて焦るが、パゴダの上から眺める朝焼けは絶景中の絶景。
バガンの寺院を一日かけて心ゆくまで鑑賞。
●12/25
バガンからティーボーへの直行便はないとのことで、マンダレーに高速バスで移動。
(実は探せば直行便を出してる旅行会社もあったらしいけど…)
市街地をウロウロ。
木の幹から出てきたブッダに旅の安全を祈る。
●12/26
シェアタクシーでティーボーへ移動。
のんびり田舎町の散策を楽しむ。
●12/27
シャン族の村へ片道25kmのトレッキング開始。
帰り道しんど過ぎて畑の真ん中で座り込んでしまい、ガイドの若者に迷惑をかける。
●12/28
鉄道に挑戦。
ゴッテイ鉄橋を越えるため、ティーボーからピンウールィンまでを電車、そこからピックアップでマンダレーまで。
地球の歩き方ミャンマー編の編纂に関わったという人と知り合い、ゴチになる。
●12/29
空港のセキュリティゲートの向こうで買った大量のビールを飛行機の搭乗前のセキュリティで全没収!
交換してもらったお茶の葉とともに帰国の途へ。
●12/30
昆明長水国際空港でわずかな観光を楽しみ、日本着。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 バイク
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
空港に着いた途端からミャンマービア!!!(飲んでないけど)
あまりヤンゴンのような都会に行きたくない上、メインの目的地であるバガンとシャン族の村に近いマンダレー行きの航空券が破格値で取れたことに感謝。
久しぶりの東南アジアの少し埃っぽい臭いにテンションが上がってきました!!マンダレー国際空港 (MDL) 空港
-
シェアタクシーで市内へ移動。
価格は忘れたけど、大体歩き方に載ってるくらいの値段だったはず。
ボラれなかった!と思った記憶がありますw
空港からの道は綺麗に舗装されてて、快適です。 -
流石シェアタクシーです。
きっちり指定したホステルの近くまで送り届けてくれました。
この道路の感じ、自転車の多さ、めっちゃ東南アジア~!!!
お宿は部屋を見てロイヤルゲストハウスに決めました。
可愛い赤い入り口だったのに、なぜか写真1枚も撮ってない…ロイヤル ゲスト ハウス ホテル
-
日が暮れ始めて、屋台がたくさん並び始めました。
中でもお野菜が新鮮そうで、お客さんの入れ替わりの多い屋台へ。 -
豚と鶏どっち?と言われたので、豚さんを選んでみました。
甘辛く煮てあって、オイリーでない角煮みたいなやつをごはんにかけてくれました。
青菜のスープもご飯も美味しーーーーーーい!!!
早速帰国してから似たようなやつを作ってしまったくらい。 -
トウモロコシと一緒に、トウモロコシの茎?根っこ?みたいなのが売られてました。
直火なので、真っ黒焦げ!w -
それなあに?とおばちゃんに聞くと、少しだけ根元の膨らんだとこの皮を落としてくれました。
あんまり味のない芋のような…
ジュースしか飲んだことないけど、焼いたサトウキビじゃないよね? -
翌朝、バガンにフェリーで向かうためにゴーウェイン埠頭へ。
宿でタクシー呼んでたのに、何故かやってきたのはバイクのおっちゃんw
早朝なので風を切って走るのは寒い寒い!www
うっかりペラペラのタイパンツはいてたので、縮み上がってしまいました…
長距離だったら死亡フラグ立ってたかも。
正直、歩いてきたらここが埠頭だとわからないくらいのローカル感でした。 -
汽笛を鳴らして出航!
日が出てきた頃には、漁船のような船がたくさん。 -
イチオシ
エーヤワーディ川の川幅が広くなったあたりではっきり太陽が顔を出しました。
風が凪いでいたので、水面に映る日の光がなんとも幻想的。 -
日が昇ると両岸にブッダやパゴダがあるのがはっきり見えてきました。
-
中には河岸工事をしているところもあれば…
-
すでに立派な橋が架かっているところもあり、ミャンマーへの急速な資本の流入を感じます。
これだけの大きな川があると、太い橋が1本かかるだけで格段に交通の便が良くなるのは想像に難くありません。
こうやって町はどんどん栄えていくんでしょうね。 -
でもやはり、川岸で洗濯をする人も。
-
クルーズも半分くらい過ぎた頃でしょうか。
ランチの時間になりました。
細めの中華麺でつくった焼きそばみたいなものが出てきました。
味付けはタイのパッタイより"焼きそば"という感じ。 -
どうやらこれが一番新しい橋のようです。
パコックの郊外に2012年に開通したというやつかな?
めーーーーーっちゃ長い橋です。
明石海峡とかより全然長い!! -
突然途中で降りていく人もいました。
このフェリーは純粋に観光用だけではないのかも。 -
日が暮れてきました。
流れる風景を眺めていたら、6時間くらいは退屈しませんでしたが、最後の2時間くらいは見える景色も単調な岩山ばかりになって、手持無沙汰な感じに。
午前中は右岸も左岸も見どころがいっぱいなので、クルーズ中にお昼寝するならお昼ご飯を食べた後をお勧めします。 -
ニャウンウーの船着き場に着いたのは午後5時半を過ぎたころ。
日は落ちて、薄暗くなるちょっと前くらいの時間帯でした。
ここから村までは歩けない距離でもないですが、宿も決まっておらず暗くなりかけなので、人の好さそうなサイカーにお世話になることに。
この船着き場のすぐそばにバガン入域料を支払う小屋があります。 -
インワゲストハウスはドアマンもいて雰囲気が良かったのですが、生憎満室だったので、近くのゴールデンミャンマーゲストハウスへ。
チェックイン後、早速夕ご飯がてら周辺を散策。
日が暮れても、お参りをする人は絶えません。
大通りが真っ暗でも、お寺やパゴダの周囲こそ、街灯があったり明るく保たれています。 -
漆黒の夜空に浮かび上がる、黄金のパゴダ。
街灯が少ない分、余計にくっきりと輝いて見えます。
そばに村があるせいなのか、シュエズィーゴォン・パヤーには観光客と地元の方の人数比は1:5くらい。
夜だからかな?シュエジゴン パゴダ 寺院・教会
-
私も徳を積もう、と金箔を購入し、貼り付けることにしました。
アルミホイルより薄い金箔が紙に挟まれていて、金箔売りのおばちゃんが片面の紙をそーっと剥いて出してくれます。 -
片面の紙ををつけたまま、金箔を仏像に押し付けて貼り付けます。
そっと押し付けるだけで簡単にぴったり密着しました。 -
みんなの寄付金箔で飾られた大仏様のお膝元には生花のお供えも絶えません。
-
午前5時に前日に送ってもらったサイカーのお兄ちゃんに叩き起こされ、キコキコきしむサイカーに揺られ10分強。
ここからの朝焼けが最高なんだよ!という真っ暗闇のパゴダに連れてこられました。
どう考えてもオールドバガンには程遠い場所のはず…
パゴダ内部の階段にはネズミの糞が溜まってるから余り手をつかずに登れと言われましたが、いかんせん真っ暗闇&構造がわからず両手両足フル稼働ですw
手を引いてくれるのですが、邪な考えがあったら嫌だな、と素直に甘える気にもなれませんw
無事パゴダの上に出たら周囲には高い木もなく、ライトアップされたパゴダが見渡せました。 -
東の空が赤く染まると、地平線に丸い影が見え始めました。
あれはなんだ??
そう思うのと同時に他の観光客が登ってきました。
観光客は1番多い時で10人くらいしかいなかったので、写真スポットで揉めることもありませんでした。
ここはShwe liek tooという寺院のようです。シュエライキトゥー寺院 寺院・教会
-
丸い影の正体は気球でした!
無数にあるパゴダだらけの平原にあちこち漂い始めます。
パゴダは明け方でも昨日の太陽熱を帯びているのでほんのり温かいのですが、気温はまさに真冬。
私はヒートテックとダウンを着込んでいるくらいなので上空はさぞ冷えることでしょう。 -
日が昇ってくるとこんな感じ。
むしろこの気球を眺めることも一興。
結構パゴダの高いところにいたので、目の前を通り過ぎていく気球の乗客と言葉を交わすことも出来ました! -
イチオシ
朝靄の中に浮かび上がる、パゴダの尖塔。
その重なり合う不揃いなシルエットが、この世のものとは思えない幻想的な空気を生み出します。
気付いたらもう時間は7時半を回っていました。シュエライキトゥー寺院 寺院・教会
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お手洗いを探していたら、お坊さんが境内にありますよ、と教えてくれました。
そばには給水スポットも。
乾燥しているバガンではお水も施しになるのでしょうね。 -
この後、オールドバガンに向けて大小色んな仏塔を巡り歩きました。
大きいパゴダの周りにある小さいパゴダには、寄贈した人の名前が刻まれていることが多いようです。
面白いと思ったのは、ミャンマーの鐘の在り方。
とてもきれいに彩られていて、鳴らすものではなさそう。 -
ミャンマーに来て、なんて白い仏塔が多いのだろうと思いました。
まぁ、砂埃ふきっさらしの中にあるのでそんなに白くはないのですが、お隣のタイとか他の東南アジアのお国にある仏塔とは色からして違うなぁと。
太陽熱を反射して内部を涼しくしたかったからとか??
ハイカーのお兄ちゃんにダメもとで聞いてみたものの、ことばがが通じず答えは得られませんでしたw -
アーナンダー寺院等のメジャーなお寺を一通りお参りした後、日本人戦没者慰霊碑にもお参りしました。
有名寺院のそばにありながら、ひっそりと、でもとてもきれいにお手入れされていました。
インパール作戦など、旧ビルマで命を落とした日本兵は16万人以上と言われており、現在も調べが進むにつれ、死傷者数は増え続けています。
これは日中戦争以来泥沼化していた中国本土やフィリピンでの圧倒的に多い死傷者を除けば、太平洋で命を落とした戦死者の次に多い数です。
しかも飢えや疫病での死傷者数が戦闘による死傷者を上回っていたというのですから、当時いかに凄惨な状態であったかと思うと胸が苦しくてたまりません。
現地での略奪・虐殺があったにもかかわらず、このように祀られているとはミャンマーの人々の懐の深さに胸を打たれます。
少し残念だったのが、現れた僧侶に少額ですがお布施をしたところ(いくらだったか覚えてないのですが、お布施というほど何千円も渡していません)、お気持ちで結構ですと言いつつ「これではちょっと…(足りない)」と追加を要求され、予備に持っていた1万Kを渡したのがちょっとショックでした。
今思えば、あれは僧侶じゃなかったのかも?タビィニュ僧院 日本人戦没者慰霊碑 モニュメント・記念碑
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気を取り直して再び歩きます。
園児バスからおばちゃん達がたくさん降りて来ますw
大切に使ってくれていて、心が和みましたw -
陽が高くなって来たので、日差しを避ける場所を求めてブー・パヤーの境内にやって来ました。
考えることはみな一緒?w
ものすごい混雑ぶりです。ブーパヤー 寺院・教会
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青い空に明るい黄金がとても映えます。
朝方の靄が嘘みたい。ブーパヤー 寺院・教会
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金(GOLD)のためのお賽銭なのですね。
さすが黄金の国です。 -
お昼はThe Moon Vegetarian Restaurantで。
レストランの数が少ないこともあり、昼時は中々の混雑ぶりです。
席を確保するのも注文するのも、自分でガツガツいかないといつまでたってもご飯にありつけなさそうな繁盛具合。
レモネードとカレーを注文しましたがなかなかの美味しさ。
観光地価格だったと記憶してますが、美味しかったのでモウマンタイ。ザ ムーン ベジタリアンレストラン ベジタリアン
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子供たちの顔にはみーんなタナカ!
私もべったりTゾーンと頬っぺたに塗っていたら、日差しが強過ぎたのか頬は昼頃にひび割れて落ちてきたので塗りなおしました! -
夕陽を眺めようと思い、日暮れよりずいぶん早い時間にシュエサンド・パヤーまでやってきましたが、すごい人。
階段も急なので昇り降りもままなりません。シュエサンドー パゴダ 寺院・教会
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社会科見学?地元の学生さんらしき方々も。
みんなこうやって歴史や信仰を学んでゆくのでしょうね。 -
沈みゆく夕陽。
一番いいタイミングは人混みが凄すぎて狙えませんでした。
朝がんばって早起きしてよかった…。 -
さて、早朝からお世話になっていたサイカーのお兄ちゃんは色々とめんどくさい感じになっていたので、途中でバイバイしてしまいました。
なので、ニャウンウーまでの足を確保しないといけません。
バイクのおじさんたちは吹っかけてくるし、馬車のおじさんたちからは遠すぎると言われ、なかなか交渉が成り立ちません。
そんな中、日暮れに困って一人で価格交渉している私を不憫に思ったのか、とある馬車のおっちゃんが、家に寄ってくれたらバイクで連れて行くよ、と言ってくれたのです。
渡りに舟とはまさにこのこと。
馬車の荷台に乗せてもらい、5分ほど揺られて近くの村のおじさんの家へ。
もう辺りは真っ暗で、街灯なんかありません。
おじさんちは、例えるなら、昭和の日本家屋のリビングがそのまま縁側に面して窓がない雰囲気。
壁のカレンダーとかが幼いころの実家を思い起こさせます。
すぐにおっちゃんはバイクにビール瓶1本分のガソリンらしきものを入れて、ニャウンウーまで送り届けてくれました。
なので、少し言い値に色を付けて「チップだよ」と渡したところ、手を合わせてありがとう、と嬉しそうに帰っていきました。
馬車にも乗れたしバイクでトラブルなく帰ってこれたし、ミャンマーの人のやさしさに感謝です。 -
翌朝、宿で手配したマンダレー行きのバスのお迎えを待ちますが、なかなかやってこず、来たのは予定より45分遅れw
その間ずっと入り口で待っていたので、何台も写真のバイクをレンタルして遺跡へ向かう人を見送っていました。
いくらだったか忘れましたが、バイクの遺跡までの片道送迎より安いくらいの値段で一日レンタルできたはずです。
それでも自転車に乗れない私はバイクをレンタルするという選択肢がないのですけどね…。 -
さて、マンダレーではまたRoyal guest houseに戻ってまいりました。
宿近辺はまだそれほど歩いてなかったので、散歩がてらセッチャーヂー・パヤーにやってきました。
すぐ表の大通りや、付近のゼーヂョーマーケットはいかにも東南アジアの喧騒に満ちていますが、ここは境内が広いこともあって、広大な国立公園のような和さと静けさがあります。セッチャーヂー パヤー 寺院・教会
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小さなブッダが下向きに出てきていらっしゃいました。
しっかり手を合わせて、旅の安全を祈ります。セッチャーヂー パヤー 寺院・教会
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その後、宿で出会った韓国人の一人旅のお兄さんとタクシーをシェアしてアマラプラまでやってきました。
日暮れには間に合いましたが…すごい人!!! -
日が沈み始めると、ボートをチャーターして湖に出る人たちが増え始めました。
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どんどんと陽が落ちてゆきます。
どこを切り取っても画になる風景ばかり。 -
イチオシ
陽が地平線の向こうに沈むと、ウー・ベインブリッジの上も少しずつ人が減ってきました。
揺蕩う水面に映る幾本ものチーク材で構築された橋梁と人の影が、初代金曜ロードショーのオープニングを彷彿とさせます。
ああ~フリューゲルホーンの音色が聴こえてくる~ウー ベイン橋 現代・近代建築
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イチオシ
うっすらと三日月も登っています。
ウー ベイン橋 現代・近代建築
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中洲の干上がった部分には、一つの島が出来そうなくらいのココナッツの実が廃棄されていました。
生活感があるというか東南アジアっぽいというか…w -
陽が落ちるとあんなにたくさんいたボートも一瞬でいなくなりました。
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早朝。オーストラリアから来たというご夫妻と、一人旅の男性と一緒にシェアタクシーでティーボーへ。
歩き方に乗ってる通りの値段だったはず。
宿の朝食前に出発だったので、お弁当を作ってくれてました。
ありがたや。 -
途中立ち寄った休憩所で美味しそうな中華まんが蒸されていて、我慢できずにひとつお買い上げ。
赤いタレが怖くて使えませんでしたが、中のお肉は八角がきいていて美味しかった! -
なんと全員行先はMr.チャールズゲストハウス!
ドミのお部屋は$8で広間に布団を敷いて寝る、日本の合宿所タイプ。
もう一つ見せてもらったこちらのプライベートバスルーム・エアコン付きのお部屋が$25だったんだけど、あまりに素敵で奮発することに。
エクステリアもインテリアもとっても素敵!!
ウェルカムドリンクはオレンジジュースでした。ミスター チャールズ ゲストハウス ホテル
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小腹が空いたので、川沿いの小道にある麺屋さんへ。
全く英語も通じなければメニューもありませんが、どうやらシャン風とビルマ風のヌードルの2択らしいので、シャン風を注文しました。
もっちり米粉麺を甘じょっぱい汁で頂きます。
この辺りは五香粉を多用するのかな?
好き嫌い分かれそうですが、麺も付け合わせの野菜も美味しかった! -
たぶん夫婦のこの麺屋のおじちゃんおばちゃん、とっても優しくて、身振り手振りでいろんなことを話してくれました。
朝夜は冷えるからあったかくした方がいいとか、駅の方面はお金持ちが住んでるとか。
この町自体が観光客をカモらない素朴なやさしさに溢れてて、いつまでも居たくなる心地よさです。 -
ひと休みして、ドッタワディ川を眺めながらのんびり。
こちらブラックハウスコーヒーショップはとってもお洒落なのに飲み物が缶カンwwww
もう少し飲み物頑張ってほしい!wブラックハウス コーヒーショップ カフェ
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引き続き街を歩いていると、餃子を包んでいたり、
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饅頭を包んでいたりするのを見かけました。
味付けといい、中国の文化が色濃く浸透している地域だと感じられます。 -
午後なので托鉢ではないと思いますが、偶然にも尼さんの列を見かけました。
尼さんは男性の僧侶のようにオレンジ色ではないのですね。 -
金細工店に出向くと、ほんとに目の前で職人さん達が金を加工していました。
デザインに関係なく量り売りとのことなので、記念に純金ピンキーリングを購入。 -
夜も更けて、町の真ん中の大通りですら真っ暗になりました。
そんな中、煌々と蛍光灯に照らされている部屋が。
どうもこちらは学校のようです。
小学校くらいの子供たちが、全く私語もなしに身を寄せ合って先生の授業を真剣に受けています。
恵まれた国の一つである日本で教育を受けてきた私が、この子たちと同じくらいの頃はどうだっただろうと思いました。
私の家は裕福ではありませんでしたが、親に普通に学校に通わせてもらい、教育の有難さを心から感じたのは大学になってから。
ここの子供たちは幼いうちからその有難さを知っているからこそ、この環境と時間を大切に向き合っているのでしょうか。 -
通りにはこんなにファンシーなドレスを仕立ててくれるお店や
-
アウンサンスーチーさんとそのお父様を大きく掲げた土産物屋さんも。
マンダレーでもポスターなど度々見かけましたが、ティーボーの方が見かける機会が多かったように思います。
国土が大陸に繋がり、植民地という歴史を持っている国ならではの光景なのかも。 -
翌日はMr.チャールズゲストハウスのトレッキングに参加することにしました。
約10時間のパラウン族とシャン族を訪ねるdifficult trekコースだそうです。
基本的にMr.チャールズのツアーは2人参加以上で催行されるのですが、2倍の価格を支払うと一人でも催行してくれます。
残念ながらこの日は宿泊を含むトレッキングツアーしか参加者がいなかったため、時間のない私は倍額を出して参加することになりました(涙)
ガイドは18歳のお兄ちゃん。
今日がガイドデビューとのことです。 -
細かい霧の粒を頬で切りながら、まずはシャンヌードルの工場にやってきました。
朝だからかまだ工場はほぼ稼働していません。
個人的にはシャンヌードルは一般的な米粉麺ほどコシがなく、もっちり食べごたえのある印象を受けました。
軒先にはそうめんのようにたくさん吊るして干されていました。
見た目は普通の米粉麺なのに何が違うんだろう?
原料のお米の品種かな??わかりません。 -
墓地を横切ってさらに歩きます。
こちらでは土葬と火葬が大体半々なのだそう。
西洋墓地みたいなやつがどうも土葬のお墓のようです。 -
山に入ると急に晴れてきました。
このあたりの山ではトウモロコシをたくさん栽培しているのだとか。
トウモロコシには甘いのと甘くないのがあるけど、ここで作っているのは甘くない方だそうです。
そして今、問題になっているのがトウモロコシ農家のマナー問題。
収穫したトウモロコシはこのような機械で収穫した畑のそばで芯から粒を取り、袋詰めして出荷されるのですが、機械の周辺には御覧の通り、無数のトウモロコシの芯の絨毯が。 -
中には雪崩を起こすほどの芯の山で道を塞いでしまい、茶摘みの人や牛の通行の妨げになっているのだとか。
主にトウモロコシ農家を営んでいるのは、中国からやってきた方で、破格の値段で土地を借り、トウモロコシを育てているとのこと。
いくらかは忘れてしまいましたが、聞いた瞬間「そんな値段で!?」というくらい安い値段だったので、アンフェアな印象を抱いた記憶があります。
急速に都会化の進むヤンゴンから離れた土地だから買いたたかれているのでしょうか。
このような形で従来の美味しいお茶畑がトウモロコシ畑に入れ替わってしまうとしたら切ない話です。 -
数年前、政府が補助金を出してくれたとかで、山の中の小川には小さな水力発電装置が見られます。
雨季の水量ならガンガン発電してくれるんだろうな。
こうやって山村にも電化製品が浸透していくんですね。 -
中には、お茶やトウモロコシでなくお花畑も!
青い空に黄色い花が映えてきれい~!!! -
5時間ほどのトレッキングの末、たどり着いたパラウン族の村にはこんなに可愛らしい村の石碑が。南米みたいw
-
ベジタリアンには垂涎ものの野菜のおかずフルコース。
とっても美味しい!!!
お茶もおいしーーーーーーーい!!!! -
手前が茶畑です。
思いのほか背丈が高くて、120㎝くらいありました。びっくり。
茶畑といっても、整然と並んで生えているわけではありません。
こりゃ茶摘み大変だ。 -
茶葉を選り分けているシャン族の女性。
そういえばパラウン族とは違う挨拶の言葉を使っていたけど忘れてしまった~~!!
ちょっとタイ語っぽい感じでした。カップンカーみたいな。
工房には茶葉を蒸したり揉んだりする土窯なんかがありました。
全てて先の感覚と目利きでやるのだとか。まさに職人さん。すごい!!! -
こちらは茶摘みをされている女性の方たち。
笑顔が素敵です。
一番摘み二番摘みで茶葉の等級が分かれるので、そのタイミングで摘む茶葉はお茶の木のほんの一部。
すごい距離を歩いて茶葉を集めているだろうから、相当足腰強いんだろうなぁ。 -
ついに出ました!小川越え!
靴も靴下も脱いでジャブジャブ川を渡ります。
雨季とかどうなるんだろう… -
陽が強かったので、トトロの世界のような大きな葉っぱを傘に。
使用後は山の土へ還します。 -
牛さんたちも頑張って薪を運びます。
荷台に岩とかがぶつからない様にかな?
牛さんの間に返しの木が付いています。 -
途中、小川で水浴びとお洗濯をする人影が。
電気が来ていても基本的には日が暮れるまでが一日なのでしょう。 -
牛さんのお世話をしていたチビちゃんたち。
自分とちょっと見た目が違う外国人が珍しいみたいでした。
そしてこの後、悲劇が。
トレッキングシューズでない、捨てる予定のペラペラスニーカーで10時間以上のトレッキングに臨んだ私がバカでした。
帰りは電話で迎えを呼べば、バイクでお迎えに来てくれると聞いていましたが、なんとガイドさんの携帯が電波が届かず、電話が繋がらない。
町の近くに降りてきても繋がらない。
もはや一歩一歩がアメトーーク!の運動神経悪い芸人の足つぼマットシーンのようです。
仕方なく歩いて帰ることになったのですが、宿まであと1キロ程度の畑の真ん中で精も根も尽き果てて座り込む私。
日もとっぷりと暮れて、ガイドのお兄ちゃんは相当お腹が空いているはず。
「がんばれ!もう少しだ!!」
と励ましてくれますが、もう歩けないと真っ暗な畑のあぜ道に座り込む私。
しばしの間「頑張ろう」「いやだ!もう動けない!」の応酬が続き、結局、荷物まで持ってもらい、一時間ほどかけて宿に生還しました。
兄ちゃん、最後までお付き合いありがとうね。 -
余談ですが、昨日疲れ果てて宿に帰ると、なんとオーバーブッキングで部屋がないとのこと。
飛行機の座席でもないのにそんなことあるの?w
というわけで、イーシンゲストハウスの近くの共同ホットシャワーシングルルームで$10のこちらの宿へ案内してくれました。
肝心の宿の名前を忘れましたが、半屋外のレストランスペースがとっても気持ちよかった。 -
本日はマンダレーまで戻ります。
朝9時なのに今日もこの霧!
ガイドブックにはティーボーと書いてありますが、Google mapにはシッポー、現地ではシーポーと言わないと通じません。
ラーショーからの電車を待ちます。 -
駅の看板はありますが、こんな感じでホームすらないとこから乗り込みます。
目的は、世界で2番目に高いというゴッテイ鉄橋! -
老朽化で道が悪いと聞いていたので1等席に乗ることにしました。
保険料(そんなに危ないの…!?)込みで2750Kでした。
どうも乗客はほとんど全員がゴッテイ鉄橋目当ての模様。
ここから鉄橋までは約4時間の旅です。 -
こちら2等席。
若い欧米の方はこちらが多かったですが、これで6時間は辛い…と思うのは日本人の甘えでしょうか。
実際走っている間、少し速度が出るとお尻が簡単に浮くレベルのバウンドが続きました。
雨季のウユニまでの夜行バスを彷彿とさせる悪路です。
むしろ途中からはバウンドが続くたびに、乗客から笑いが漏れるという始末。
電車での移動は交通機関というより、一種のアトラクションとして楽しむのが良いでしょうwww -
午後1時頃、お目当てのゴッテイ鉄橋へ!!
あの揺れで脱線しないの…??と無茶苦茶ヒヤヒヤしましたが、実際はむちゃくちゃスローに進みます。
というか、それくらいしないと危ないのかしらw
みんな車両のデッキや窓から必死に手や顔を出して楽しみます。 -
こんな細い鉄骨で250mの高さの線路を支えているなんて驚愕の事実です。
風が吹いただけでユラユラ揺れています。
お尻がゾワゾワしちゃう!!!! -
橋を渡り終えると、写真休憩のような場所に電車が停車します。
写真撮っちゃ駄目なんじゃなかったっけ?? -
こちらから見た風景。
遠目から見てもお尻がゾワゾワしちゃう危うさです。 -
さらに3時間ほど電車に揺られて、ピンウールィンまでやってきました。
大半の客が降車します。
駅前にはピックアップが何台も停まって「マンダレー!マンダレー!」と声を上げているので、電車から降りてすぐなら足の確保に困ることはないと思います。
ちなみに電車のお手洗い事情ですが、駅ごとにしばらく電車が停車するので、その間に駅のトイレの鍵を開けてもらって用を足す形になります。
ちゃんと電車に戻るのを確認してから出発してくれます。
男性は山の中で走る電車のデッキからしてる人もいたけど。。。
ピンウールィンのトイレは車掌室みたいなところでしたよw -
今夜は通りかかった櫻花レストランにてお客さんが食べてたヌードルが美味しそうだったので同じものを注文。
中華麺だったのでビルマヌードルというやつかな?
こっちの人のシャン風ビルマ風というのは、日本で言うところのうどんとそばみたいなもののよう。
あとは汁なし汁ありを選ぶくらいで、載ってる具はほぼ同じw櫻花レストラン 地元の料理
-
先程のレストランで地球の歩き方の編纂に関わったY氏(名刺もらいました…)と知り合ったので、流れでおしゃれなバーに連れてきてもらいました。
雰囲気はコロニアル調で、表参道あたりにあるお店みたいな感じ。
位置的には28thと70thが交わる辺り。
この辺一帯がオシャンティーレストランで埋め尽くされてます。
ごちそうになったドリンクの価格帯もびっくりプライスで、日本のお洒落バーと同じくらいでした。
会社経営というY氏の友人が、たまたまこちらで夕食を取っていたので同席させてもらったのですが、彼は「もう3日連続でここで夕飯だよ」と言いながらステーキとビールと食べており、こちらのお金持ちの方はすごい生活してるんだろうなぁと実感。
あたしの服装がいかにもバックパッカースタイルだったので早く退散したい気持ちになるばかりでしたw
この旅行最後の夜にして初めて飲んだピナコラーダもどき、とっても美味しかった! -
Y氏の狙いがいかがわしい方に行きそうだったので、早々にお別れして、旧王宮の夜景を楽しみながら帰ることにしました。
お堀の前のベンチでは、愛を語り合うミャンマー人カップルも。
うーん、素敵なデートスポット!
ちなみにY氏はいい人でしたが、たくさんの女性に声をかけてる感じがするので一人旅女性の方は気をつけてくださいね!
今回もトラブルなく幸せな旅ができたことに感謝!
数々の絶景と人々の優しさに心が洗われた旅でした。ミャンマー旧王宮 城・宮殿
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