一面の雪景色が広がる冬の箱根旅行

2011/03/07 - 2011/03/08

2011年に大学院を卒業した際に、同じ研究室の仲間と箱根へ卒業旅行へ行ったときの記録です。

このときの箱根は記録的な大雪で、一面に雪が降り積もった芦ノ湖畔や大涌谷など、貴重な景色を見ることができました。

なお、この卒業旅行のわずか３日後に東日本大震災が発生し、日本中で旅行やレジャーの自粛モードに入りました。

エリア 元箱根・芦ノ湖周辺(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗って、彫刻の森美術館へ向かいます。

彫刻の森駅 駅

車窓の山々には、霧が立ち込めています。

彫刻の森駅から歩いてすぐ、彫刻の森美術館に到着しました。

彫刻の森美術館 美術館・博物館

入場口を入ると向こうのほうの山々には霧がかかっていて、幻想的な景色が広がっています。

広大な園内には数々の彫刻が設置されていますが、辺り一面には真っ白な雪景色が広がっています。

園内には全部で約1250点もの展示があるそうです。

約70,000m2の園内を散策するには、相当な時間の余裕が必要です。

小さい頃に親に連れて行ってもらった思い出の施設がまだ残っていました。

正式名称を「幸せをよぶシンフォニー彫刻」というそうで、彫刻の森を代表する施設のひとつです。

内部はステンドグラスで覆われていて、らせん階段で上部へ登ることができます。

ピカソ館にはピカソの作品約300点が展示されています。

幼稚園くらいの頃、「嘆きの天使」の前で写真を撮ってもらった記憶があります。

天気がさらに悪くなってきたので、早めにホテルへ向かうことにします。

箱根小涌谷を代表するホテル「箱根ホテル小涌園」に宿泊しました。
早めにチェックインし、隣接するユネッサンで温泉やプールを楽しみました。

小涌谷温泉　箱根ホテル小涌園 宿・ホテル

ホテル前に広がる庭園も一面の雪景色です。

滝や小川の見られる日本庭園も雪が積もっていて風情があります。

２日目もあいにくの曇り空です。
芦ノ湖畔には前日までの雪が積もっています。

芦ノ湖 自然・景勝地

まずは海賊船に乗船し、対岸の桃源台へ渡ります。

箱根海賊船 乗り物

海賊船には海賊の装飾がなされているほか、本物の海賊も乗っていて一緒に写真撮影してくれました。

出港してすぐ、箱根関所が見えてきました。

しばらくすると、箱根神社の鳥居も見えてきました。
周囲の木々は雪化粧していて、幻想的な光景です。

別の海賊船とすれ違いです。

桃源台からは、箱根ロープウェイに乗車です。

箱根ロープウェイ 乗り物

辺りは一面の雪景色で、まるでスキー場のゴンドラに乗っているかのような風景です。

大涌谷でロープウェイを下りると、大涌谷も一面真っ白に覆われていました。

大涌谷 自然・景勝地

雪に覆われた大涌谷も、とても貴重です。

大涌谷では至るところから蒸気が立ち込めていて、強烈な硫黄の臭いがしています。

大涌谷自由研究路を散策します。

大涌谷名物「黒たまご」をいただきました。

大涌谷には野良猫も棲みついているようです。

大涌谷を後にし、再びロープウェイで芦ノ湖へ戻ります。
天気が少しずつ回復してきました。

箱根ロープウェイ 乗り物

復路の海賊船に乗船すると、天気がすっかり回復して青空が見えてきました。

芦ノ湖 自然・景勝地

「エヴァンゲリオン」にも登場する二子山が正面に見えています。

箱根関所跡港で海賊船を下車します。

港から歩いてすぐのところに箱根駅伝ミュージアムがありますが、今回は中を見学せずに関所へ向かいます。

箱根駅伝ミュージアム 美術館・博物館

箱根関所に到着しました。

箱根関所 名所・史跡

箱根関所は1869年（明治２年）まで設置されていたそうです。

階段を登ると芦ノ湖が一望できます。
地面に積もった雪で雪だるまを作ってみました。

最後に、箱根神社に寄り道しました。
丹塗りの鳥居が、とても荘厳です。

箱根神社 寺・神社・教会

箱根湯本まで下りてきました。
帰りは小田急に乗って新宿まで帰りました。

大学院の卒業記念に研究室の仲間と箱根へ出かけ、最後に良い思い出ができました。

箱根湯本駅 駅