2016/09/19 - 2016/09/19
3380位(同エリア6996件中)
ぎんちよさん
コロッセオ
コンスタンティヌスの凱旋門
フォロロマーノ・パラティーノの丘
ナヴォーナ広場
を一日かけてじっくり観光しました。
表紙の写真は、フォロロマーノの入口付近から。(人が写らない、ベストスポット?)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
オープンと同時に入れるよう、コロッセオに8:30到着。既に並んでいましたが、それほど混んでいなかったです。写真では混んでそうに見えますが、前日コロッセオの前を通った際に見た行列とは比較になりませんw
ローマパス(3日間ATAC社の交通機関が乗り放題、観光スポット2つ無料、3つ目以降のスポットは割引価格で入れて、38ユーロ)を持っていたので、専用のレーンへ並びました。日本語のオーディオガイドを借りて見学開始。 -
超有名なコロッセオですが、正式名はAmphitheatrum Flaviumで、日本語でフラヴィウス円形闘技場。フラヴィウス朝の創始者、ヴェスパシアヌス帝が着工し、息子のティトゥス帝によって完成しました。ローマ帝国の中でも類を見ない巨大な闘技場であったため、後世の人たちがコロッセオ(大きいという意味)と命名しました。
完成した後80年には、100日間かけて祝典が行われ、2千人の剣闘士と9千頭の動物の命が失われたというのを知るとちょっとギクッとしますね。。
キリスト教公認後剣闘は徐々に中断され、廃墟となった後は石材を収奪されたので、さぞかし修復が必要だったでしょう。 -
剣闘士試合の様子(復元図)。身分によって席は分かれ、一階には皇帝や元老院議員(席に名前が刻んである)、二階には貴族階級、三階には一般市民。男女の席も分かれていました。皇帝主催のため、観戦料は無料。
闘技場の運営をするのは奴隷の仕事でしたが、誤って檻の操作をし、そのまま食べられてしまうことも少なくなかったらしいです。 -
復元図された座席。こちらは一階の一等席
-
地下で競技用の動物が飼われていました。檻が残っています。
-
闘技場の試合は、午前中に剣闘士同士、午後に剣闘士と動物の試合が行われていました。元々はは人間同士の試合しかありませんでしたが、ポエニ戦争を経て北アフリカを征服した後はライオン、ヒョウ、象などの動物がローマへ輸入され、動物との試合も行われるようになりました。また当時の極刑は、闘技場で観戦者が見守るなか、手足を縛られ生きたまま猛獣に内臓を食べられるという死刑だったようです。。。
剣闘士は相手(動物含)に負ければ通常はの場で殺されますが、観客の意向によって生死が決められることもあったようです。観客が「この剣闘士は惜しい!」と評価すれば助命されました。
また大がかりなものでは、闘技場に水を張り船を浮かべ、模擬海戦が行われたとのこと。
2000年も前のものとは思えないほど規模の大きな演出ですね。 -
コロッセオとフォロロマーノの間に位置するのが、コンスタンティヌスの凱旋門。遠くから見ても目を引きますが、近くで見ると、とにかく彫刻が美しいです!
マクセンティウスとのミルヴィオ橋の戦いで勝利した際に建てられた門ですが、コンスタンティヌス時代は0から建てるお金や技術(ギリシア文化の衰退)がなかったため、ハドリアヌスの凱旋門を軸に、トライアヌス(ダキア人部分)やマルクス・アウレリウス(上部、四角い部分)時代に作られたレリーフを切って貼った、合体の門らしいです。コンスタンティヌスオリジナルのものは、真ん中少し下部分、横長の長方形箇所だけですが、この部分だけ彫刻が荒くなっています。3世紀の危機は、ローマから技術力も奪ってしまったのだとか。
持ってきた単眼鏡を使って、じっくり眺めてました。写真では伝わらないほど立体的で繊細で、描かれている一人一人の顔や神々・動物の表情、服のシワまでが今にも動き出しそうなタッチでした。
結局気づいたら一時間弱経っていましたw -
熊狩りの光景(左円)と、ディアナ(アルテミス)神への犠牲式(右円)
-
両側に建っているヒゲが濃い二人がダキア人(トライアヌス帝時代)
真ん中の四角いレリーフはマルクス・アウレリウス帝時代のもの -
コロッセオ全景
-
Foro Romanoへの入口、Via Sacra(聖道)。
凱旋式の際、ここを通ってフォロへ向かう一番のメインストリートです。石は昔のままで、奥に見えるのがティトゥス帝の門。 -
ティトゥス帝の凱旋門(フォロロマーノへの入口の一つ)
エルサレムでのユダヤ人反乱を平定した記念に建てられたそうです。 -
マクセンティウスとコンスタンティヌスの会堂
マクセンティウスが建設を開始し、彼を打倒したコンスタンティヌスによって完成しました。 -
アントニヌス・ピウスとファウスティーナの神殿
フォロロマーノの中で一番綺麗に残っている気がしました。アントニヌス・ピウス帝とその妻ファウスティーナが祀られている場所 -
カエサルの神殿
カエサルが火葬された場所。火葬後に大雨が降り、灰が流されてしまったため、カエサルの墓は無いんだそうです。 -
カエサルの神殿内部。写真では見えにくいが、ここには常に花が添えられてあるらしいです。
-
セプティミウス・セヴェルスの凱旋門
パルティアへの戦勝記念として建造されたものです。レリーフが綺麗。 -
巫女の家(跡地)
ローマの神官階級の長は最高神祇官(帝政が始まって以降は皇帝が兼任)ですが、その下に5~10人の神祇官、他に聖火を守る役の巫女(ヴェスタ)たちがいました。彼女たちは30年間の勤続で、その間処女であることが求められ、違反した場合は死刑に処されたそうです(実際にはそこまで厳しくはなかったみたいですが)。 -
フォロロマーノからは、パラティーノの丘へと行けます。
アウグストゥスの三人目の妻にして、皇后アウグスタの称号を得るリヴィアが、死ぬまで住んだ家。豪華な作りとは言えませんが、マッシモ宮に残る壁の一部はとても素晴らしかったです。(マッシモ宮については4日目の旅行記を参照) -
リヴィアの家内部。
-
アウグストゥスの家
修復中で見られませんでしたが、外観を見ても皇帝の家とは思えないくらい質素。ネロの家(Domus Aurea)とは大違い(笑) -
パラティーノの丘にあった井戸?
-
何故かパラティーノの丘に住み着いているウサギ。二匹いました。
-
4時間ほど滞在したフォロロマーノの次は、ナヴォーナ広場へ向かいます。
フォロロマーノを出たところに皇帝たちのフォロと一緒にその肖像が立っていたので、パシャリ。
こちらはネルヴァ帝 -
アウグストゥス
-
トライアヌス帝
-
ローマの水は綺麗なので、水道水も飲むことができます。旅行中にお腹を壊したくはなかったので、今回はやめておきましたが。。。
色んなところにミニ噴水があって、みんな給水していました。
古代ローマ時代に作られた水道も未だに使われているものがある、とどこかに書いてあったような。。 -
SPQRと書かれたマンホール。ローマの至るところでSPQRの文字が見られます。
SPQRとは、Senatus Populusque Romanusの略で、意味は「元老院とローマの人民(市民)」。元老院(今で言う国会)が開催される際には、この冒頭文で始まっていました。現代でいうと、Ladies and gentlemen的な呼びかけでしょうか・・・?
ローマの主権はあくまでも「市民」であり、元老院はその代表に過ぎませんでした。2000年以上も昔にこのような「市民主体」国家が存在していたということには驚きです。ペルシアでもエジプトでもギリシアでもアジアでも、その当時は専制君主制が主流でした。(アテネは例外) -
ナヴォーナ広場近くのジェラート屋さんでちょこっと休憩。
ここは並んでるだけあって、美味しかったです! -
ナヴォーナ広場。
とにかく広い!!
3つの噴水(北から、ネプチューン、四大河、ムーア人の噴水、全てベルニーニ作)が見所です。ここは元々ドミティアヌス帝の競技場があった場所で、広場のスペースがそのまま元競技場みたいですね。競技場での催し物といえば、映画ベン・ハーでお馴染みの二輪戦車競争ですが、首都ローマでは確か4色のチームがあり、皇帝も熱烈なファンだったみたいです。 -
真ん中の一番大きい噴水。
-
ドミティアヌスの競技場にはかつて3万人もの観客が入れたらしいです。ナヴォーナ広場から少し北へ行ったところに博物館もありますが、残念ながら閉館時間を回っていたので、中には入れず、かつての競技場入り口?(門らしき遺跡がある)を上から見下ろしました。
-
ナヴォーナ広場近くにあるパンテオンは入場無料なのでてっきり24時間入れるのかと思ってましたが、行ったときに丁度閉まってしまい(時刻は19:30)、入ることが出来ませんでした。ショック・・・・また出直します。
9月の日没は20時頃なので、この時間でも明るいです。 -
パンテオン近くのリーズナブル&美味しいと評判のトラットリアでディナー。レストランよりトラットリアの方が庶民的で安いんです。
メニューを見てお得感があったので、あまりお腹は空いていませんでしたが(たくさん歩いて疲労感のほうがw)、コースを注文。
前菜のブルスケッタ(前菜とは思えぬでかさ!!)、カルボナーラ、メインの豚肉、デザートのティラミスでなんと15ユーロ!
そして全部美味しい!!特にブルゲッタのトマトには驚きました。昨日もトマトのパスタを食べてびっくりでしたが、イタリアはトマトがとにかく旨い!!品種が違うんでしょうか?オリーブオイルとの相性がとてもいいです。
ティラミスもイタリアで初めて食べたが、かなーーり濃厚な味!日本のより全然美味しいです。ちょっとスポンジ部分のお酒は強め。
量が多くて、どれも半分以上残してしまったのは勿体なかったです。。イタリアは持ち帰りもできるそうですが、パスタは出来立てじゃないと美味しくないから諦めました。。 -
濃厚カルボナーラ
もちろんアルデンテ♪ -
パンテオンから宿(テルミニ駅)まではバスで帰ろうと今日もバス停でバスを待ちましたが、20分待っても来ず・・・
歩いても20分ちょいの距離だから、歩いて帰ることに。
途中、ライトアップされたトライアヌス帝の円柱やフォロロマーノを見ることができました。
夜22時くらいでしたが、人が多く危険を感じることはありませんでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
36