2017/01/15 - 2017/01/15
806位(同エリア3719件中)
HANAさん
1/15日、朝から雪のちらつく中でネット申込みしていた迎賓館の予約があったので京都へ行って来ました。
大的大会が開かれていた三十三間堂と建仁寺、そして迎賓館。雪景色の京都を散策しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JRローカル
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昼前の神戸市内はまだ小雪がちらつく程度でした。今日は京都迎賓館の予約が取れていますが予約は3:45.30分前集合なので3時過ぎまで時間はありますが早めに行くことにしました。
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JRで神戸から京都に向かうと茨木を過ぎるあたりから雪が積もっているようになりました。高槻を過ぎると雪が本格的に積もってます。
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電車は次々と遅れているので京都駅で前の電車が停まっていてなかなか信号が青にならず京都鉄道博物館の辺りで停車。結局到着は15分遅れに。京都市内は積雪が10cm近くになってますが、バスは動いているようでした。
観光案内所に聞くと、昼から女子駅伝が行われているので京都の西のほうは交通規制がかかっているから時間が読めないとのこと。
京都駅で時間をつぶすかそれとも京都の東側での観光を勧められました。
京都駅でどうしたもんだか、と考えていると一緒に迎賓館の予約をしていた友人が先に京都についていて国立博物館の見学を済ませたとのこと。
これから三十三間堂に向かうとのことで私も行ってみることにしました。 -
三十三間堂は建物も国宝ですが、お堂の中の千手観音座像と千体千手観音立像、そして風神・雷神、観音二十八部衆が素晴らしい。この日は無料公開日だったのでとてお混雑してました。堂内は撮影禁止です。
でもなんといってもこの三十三間堂で有名なのは通し矢。
今日1月15日は江戸時代の通し矢にちなむ大的大会が開かれてました。
新成人が晴れ着を着て弓を射る姿は絵になりそうですが、大混雑。
大会に参加する人だけでも2000人はいるそうですが、関係者も沢山いて大会を見学するルートは運が良ければ見られる、というような混雑ぶり。
見えるところにはすべて人がいてカメラを高く掲げて撮影するしかなく、実際に見られませんでした。通し矢 (大的大会) 楊枝のお加持 祭り・イベント
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今日は雪なので屋根が白くてきれいですが足元はドロドロでした。混雑しているので的もやっと見える程度です。
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順番待ちをする新成人たち。男性が先で女性があとのようです。みんな晴れ着を着てきれいです。
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帰り道、三十三間堂の前で新成人の人たちがポーズをとってくれました。
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バスに乗って建仁寺に立ち寄ります。
京都は「冬の旅」、として普段は公開していないお寺がこの時期だけ特別に公開しています。建仁寺の中にもそんなお寺があるというので立ち寄ることにしました。 -
建仁寺の中にある両足院も冬の旅のスポットではないですが今回この時期だけ特別に公開しているということで立ち寄ってみました。
お庭が見事でした。 -
庭園は半夏生の庭園と言われていて、池の周りに半夏生が植えられていて両足院は「半夏生の寺」とも言われているそうです。夏に白い花が咲き葉も白く色が変わるそうなので一度夏にも来てみたいと思いました。
今日の天気で半化粧ではなく雪化粧。
室内には伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」が掛けられていました。雪を被った梅の木が今日の天気とぴったりです。 -
毘沙門天堂。
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冬の旅で特別公開中の久昌院を見学してから建仁寺を見学することにしました。
建仁寺は京都最古の禅寺です。風神・雷神で有名ですが、本物は国立博物館に保存されてます。ここではほとんどの襖絵などが複製でした。古い文化財は本物を博物館に預けて複製を置いておくのが良いと思います。 -
雪が積もった庭園は素敵でした。寒かったですが。
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法堂内部天井の双竜図が迫力ありました。こちらは平成14年に描かれたものだそうです。
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建仁寺を拝観後、京阪四条まで歩いてバスに乗り御所までやってきました。
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京都迎賓館の西門が予約した人の集合場所。当日の整理券もここで配られ、公開が始まったころは大変な行列だったそうですが、最近はちょっと落ち着いたようで、お天気のためか誰もいません。
3:45の予約でしたが、3時5分過ぎに到着したので聞くと、急げば3:15分でも間に合うかも、と言われましたが、トイレも行きたかったし、荷物もロッカーに預けなければならないので一応3:30に変更して整理券をもらって中へ。
地下に行って受付します。トイレを済ましてロッカーに荷物を預け、チケットをもらうとまだ3時15分のツァーに間に合いそうなので頼むと変更してもらえました。
荷物の大きさに制限があり、またリュックは小さくてもダメ。地下は駐車場のようで手荷物検査とパイプ椅子の並んだ待合、ロッカーがあります。この地下は撮影禁止です。セキュリティの関係でしょうか?京都迎賓館 名所・史跡
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ツァーはガイドにひきつられて行きます。まずは建物の外で靴を脱ぎスリッパに履き替えます。外観を見て玄関から入ります。次に案内されたのが聚楽の間。ロビーの役割があるそうです。自然光が入らない窓のないお部屋です。
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池の向こうには廊橋と言われる建物を繋ぐ橋があり、ツァーは本当はここを歩いて渡るのですが今日は雪のため橋を歩くことができませんでした。
京都迎賓館の公開が始まってから初めての雪だそうです。 -
夕映えの間。ここは会議や立礼のお茶のもてなしや晩さん会の待合としてつかわれるそうです。ここには日本画を下絵とした織物が壁を飾ってます。
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西と東に夕日と月を描いた織物が飾られてます。
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次に来たのが藤の間。晩さん会が行われるようです。ここにも綴織りの織物が藤を描いて壁面を飾ってます。
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部屋の一角にはテーブルが展示されてます。
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養殖のテーブルセッティング。椅子も藤の色。
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どんなお料理が食べられるのかな?
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日本のメーカーの食器やカトラリーが使われてます。
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藤の間の舞台の扉の装飾。金とプラチナで装飾されてます。
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桐の間。和食の会食が行われるお部屋です。庭を眺める広縁には柱がない広間。机も一枚板。足元は掘りごたつ形式で座ることができます。
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床の間には掛け軸が飾られてます。
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釘隠しにも桐。
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桐は日本国政府の紋章として使われていて、京都迎賓館の紋章だそうで、座椅子の背面には蒔絵で、ひじ掛けには透かし彫りで使われてます。
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桐の間から見える庭には長い石が配置されているそうですが、雪の下でわからない。
植えられているのはどうだんつつじで椿も合間に植えられてます。 -
庭の池は廊橋を境に深さが違い、深いほうには山古志村の鯉が放たれています。
和船があって、賓客を載せて一周することもあるのだとか。
ブータンの王様が新婚旅行でいらしたときにはお二人で乗られたそうです。
雪で橋を渡れなかったのは残念でしたが、普段は入れない迎賓館へ入って、めったに見られない雪景色だったのは印象に残りました。
1時間のツァーはゆっくりと進み、途中には疲れた人には座って説明を聞くことができるソファも置いてあって年配の人にも配慮されていました。 -
バスに乗って京都駅に戻る途中からまた本格的に雪が降ってきました。来た時には少しは青空も見えたのにまだまだ降りそうでした。ただ風がなかったのでそれほど寒くは感じませんでした。
JRは各地からの列車が遅れていて混雑してましたが、私たちが乗った新快速は普通の日曜日の夜より空いていてゆっくり座れました。
途中、前を行く列車が遅れてどんどん遅れは広がっていて新大阪と芦屋の手前で少しずつ停車。やはり雪の日は余裕が必要。普段だったらこんな雪の日には絶対に出かけなかったけど予約があったので来てしまいました。でも雪景色も華やかな通し矢も印象に残ったので良しとしましょう。京都駅 駅
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