2017/01/08 - 2017/01/08
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ケロケロマニアさん
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2017年最初の海外旅は韓国・大邱からとなりました。
2016年末にBX(エアプサン)の関空=大邱線、新千歳=大邱線が相次いで新規就航したため、今回は就航記念運賃として、KIX-TAEが3000円、TAE-CTSが5000円、諸税を含めても13220円という金額で、大阪から北海道まで移動できたので、実家帰省の復路は、大邱経由でカエルことにした、という訳です。
大邱という町は、ソウル・釜山に次いで韓国第三の都市ですが、日本人からの視点では、前二者と比較するとまだまだマイナーな感が否めませんね。寧ろ、もう10年以上前の2003年に起きた大邱地下鉄の放火事件等、悪い意味で有名になってしまった町ですが、やはり大都市ですので、もう少し認知度が上がれば嬉しいなと思っている町です。
かくいう私も、町に立ち寄ったという意味では実に15年ぶり位で、当時はまだ放火事件前の大邱地下鉄が開通したばかりの時期で、興奮しながら乗車した思い出がありますが、当時はまだKTXの開通前で、金浦空港との間に大邱空港までの結構国内線の航空路線があったんですよね。その国内線(KE便)を利用するために、空港最寄りのアヤンキョという地下鉄駅まで移動して徒歩で空港に向かいましたが、今回はまずその逆ルート、空港からアヤンキョまで歩くところから街歩きが始まります。本旅行記ではその初日の模様を記させて頂きたいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エアプサン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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エアロプラザでの夜明かし後、まずは恒例のKIXカード20%引きでのバーガーキング朝食を摂りながらネットして過ごします。
バーガーキング 関空エアロプラザ店 グルメ・レストラン
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そしてスカイビューのオープン時間になりましたので、本日分のKIXカードポイントを貰うためにもう一度足を運びます。
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スカイビュー内の到着便情報を見ていると、カイロからのMS便が…。
これの撮影目当てに、この日は訪問者が多かったです。
チャーター便なのかな???
私もこれを拝んでから出発しようと思ったのですが、遅延しているようでしたので、諦めて戻ることにしました。関空展望ホールSky View(スカイビュー) 名所・史跡
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この日はお天気もイマイチでしたので、テンションも下がり気味です…。
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それではバスに乗って戻りましょう。
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初の大邱便利用。ちょっとわくわくします。
因みに、BX便としては、大分前に韓国国内線で利用したことがありますので、初搭乗エアではありませんが、国際線としては今回が初めてです。関西国際空港第一ターミナル 空港
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出発の2時間半位前にチェックインカウンターにやって来ました。
時間的にもうチェックインは始まっていると思ったのですが、微妙に手続き開始前でした。 -
待つこと10分程で、いよいよチェックインの開始です。
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エアプサン(BX)は勿論釜山がハブですが、少しずつ大邱便も増えてきましたね。
韓国に就航しているエアの殆どがソウル(インチョン)便を有しているのだと思いますが、このエアに関しては、最近はエアソウルという別の系列LCC会社もできましたので、国際線に関してはソウルに就航していない、というのがシブいですね。 -
そして列を待つこと約15分で、無事BXのTAE行き搭乗券をゲット。
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この並びで漢字表記を見ていると、中国の都市に飛ぶかのような錯覚に陥ります(^^;)。
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そして出国。
KIX出国ですので、勿論KIXカードに登録しますが、国際線の場合は、復路がKIX利用でなくても、往復分まとめてポイントが貰えるのがお得感がありますね。まあ、その分、KIX出国にすると関空の空港使用料が取られるので、今回のように航空券運賃が安くないと、なかなか出国で利用したいとは思わない空港なのですが…。 -
搭乗時間までは、飽きもせずPC作業しながら…。
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一応、これもカエルさんか…。
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外を見ていると、AY機が。
関空は欧州線の撤退や減便が激しいですが、この姿もいつまで観られることやら…。 -
BXとはライバル関係にある韓国系LCCの7C。
このエアには韓国国内線を含めてまだ未搭乗なので、そのうち乗らないとね…。 -
という訳で搭乗しましょう。
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搭乗機はこちら。(BX129/HL8065/A320-200)
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エチケット袋と安全のしおり。
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機内誌と、免税品冊子。
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勿論最大のハブはPUSですが、TAE路線がこれだけ充実している機内誌は他にないでしょうね( ´∀` )。
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日本から韓国系エア利用で第三国に向かう場合、現状では殆どがICN経由だと思いますすが、PUS経由だとこんな楽しみもありますね。
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釜山経由でモンゴルの旅、なんてのも楽しそう!
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機内サービスに関しては、同社のPUS線では機内食が提供されるようですが、TAE線では飲み物だけです。ケータリングの関係だと思いますが、この辺りは現状のTAE線を利用すると損した気持ちになるかもしれません。
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KIX-TAEは短距離なので、あっという間に到着。
隣には、タイガーエアが。
この辺りでは恐らくTPE線でしょうから、TR(タイガーエアウェイズ)ではなくIT(タイガーエア台湾)でしょうね。 -
これまで何十回と韓国には入国していますが、TAE入国は初めてです!
大邱国際空港 (TAE) 空港
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機内は案外混雑していましたが、90%以上は韓国人、という風情でした。
そういえば、隣にいらした韓国人の方から、パンを頂きました。
テダニ カムサハムニダ~。 -
通路もシンプルで迷うこともありません。
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振りカエルって、搭乗機を今一度確認。
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そして入国しました。
てか、大邱入国で驚かされたのは、殆どが韓国人なので、外国人列がガラガラ、入国まで3分もかかりませんでした。
仁川や釜山の行列にうんざり、という方は、是非大邱入国をお試しあれ(;'∀')。 -
到着階にはちいさなインフォメーションもありました。
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まだ時間帯も早いので、帰りは時間に追われそうなことも想定しつつ、先に空港見学を済ませておきましょう。
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出発階の様子です。
個人的にはまだ国際線便がない時代にしか訪問したことがなかった空港ですが、あの当時(2002年頃)と比較すると、随分と広々とした印象を受けました。 -
韓国の空港でのチェックポイントとしてはやはりこちらですね。
ICNではインスタントラーメンが禁止されてしまったようで、お湯の調達も困難が伴いますが、TAEでは制限エリアの内外にそれぞれお湯のサーバーがありますので、カップ麺にもホットドリンクにも使い勝手が良いですね。 -
機内食がないことは想定済みでしたので、このお湯のサーバーがあれば、まずはカップ麺と思っていました。そこでめでたく、出発階に設置されていた上記のサーバーを利用して、日本から持参したカップ麺を頂きつつ、先程のインフォで頂いたパンフを見ながら、今後の旅程を模索します。
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自由に演奏できるピアノ。
先日のローマ・フィウミチーノ空港のことを思い出してしまいました。
音楽的な才能のない私ですが、拙い手つきで”カエルの合唱”を演奏したら、何故か拍手されて恥ずかしかった…。 -
この時点で残っていた国内線に関しては、KEのICN行きを除いて、他は全てCJU(済州)便ですね。
KTXの開通後、TAE発着の国内線は一気になくなってしまいました…。現在は航空機利用でソウルに直行することが出来ません。 -
国際線に関してはこんな感じ。
帰路に利用予定のCTS便も見られますね。
福岡行きもありますので、時期によっては、札幌=福岡移動の際に、国内線よりもTAE経由で飛んだ方が安く行けたりも出来そうですね! -
今回は手持ちの韓国ウォンが僅か6920Wの状態でやって来ましたので、もう少し必要かなと、一応レートが悪そうですが、空港内で1000円のみ両替しておきます。
この日のレートは僅かに10000Wに届かず、9930Wとなりました。
総額16850Wの手持ちにて、大邱旅を開始します。 -
大邱国際空港の外側の様子。
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一応、路線バスルートもありますが…。
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私はかつて、この空港まで出来たばかりの地下鉄の最寄り駅から歩いたことがあり、地下鉄駅までも徒歩圏内であることも知っておりましたので、勿論地下鉄駅まで歩いていくことにします。
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しかし、流石に15年前と比較すると、凄く整備された印象がありますね。
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途中、こんなのも発見。
面白そうなので立ち寄ってみましょう。 -
道なりに進むと、こんな市場も発見。
文字通り、空港市場、という名前ですね(^▽^;)。 -
時間帯も関係しているのか、午後3時頃の空港市場はちょっとひっそりとした印象を受けました…。
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そういえば、7月の訪問時は、まだ”バナナチョコパイ”ブームが続いていたようですが、今回はその殆どが、こちらの”抹茶チョコパイ”(これはチョコケーキバージョンですが…。)に置き換わっていました…。この辺りの展開の早さは、流石韓国だわ…。
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韓国のチョコパイはサイズが大き過ぎるので、ここではカワズに…。
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また10W玉が邪魔に思えたので、端数を使い切る金額で探してこちらのチョコチップを購入。これをつまみながら散策します。
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大邱の空港界隈は、市場以外にもスーパーが近くにあってとても便利ですよ。
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是非大邱に飛行機で御到着の際は、最寄りの地下鉄駅(1号線:峨洋橋駅)まで歩きながら、”スーパー巡り”を楽しんでみて下さいね。
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まあ、面倒臭い方はバスも運行していますが、空港から峨洋橋駅前まで、バス停にしてたったの4つです。
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上述した峨洋鉄路が見えてきましたよ。
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川沿いの上段の遊歩道は桜並木になっているようですね。春に訪問するとさぞかし美しいことでしょうね。
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下段は遊歩道とサイクリングロードとを兼ね備えたような風情。
どこか、京都の鴨川を彷彿とさせてくれる景観です。 -
鉄路の中央部、何やら施設がありそうな雰囲気ですね。
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こんな出店もありました。
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旧鉄路を整備した遊歩道は、橋の反対方向にも続いているようでした。
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それでは、橋を渡ってみましょう。
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よく見ると、”デザイン・企画”はソウル大学デザイン学部、となっていますね。
整備されたのも2013年12月ということでまだ新しいようですね。 -
この日は風も強くなく、心地良いウォーキングを楽しめました。
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橋の途中から眺める東側の景観はこんな感じ。
遠方に見えるのが、地下鉄駅も隣接している峨洋橋です。 -
橋の所々には、このように撮影スポットとして抉れた箇所もあります。
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そして、先程から気になっていた橋の中央部へ。
どうなってるのかな? -
と思ったら、このようなカフェが整備されていました。
この日は日曜日でしたので、結構な混雑でした。 -
コーヒー一杯が4000W程していて、お世辞も安いとはいえなさそうでしたが、”ショバ代”と考えて、ゆっくりとお茶するのも良さそうですね。
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という訳で、橋を渡り終えます。
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その袂には、こんな記念撮影スポットも。
この鉄路を舞台としたドラマも人気だったようですね。 -
反対側から眺める峨洋鉄路遊歩道の様子はこんな感じです。
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そして道なりに、峨洋橋までやって来ました。
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この橋の袂にはこんなのも建っていました。
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この橋自体は、30年以上前に完成しているんですね。
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という訳で、この橋の袂にある同名の駅から地下鉄で市街地を目指します。
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そういえば、事前にソウルのTマネーが使えるという情報は入手していたのですが、何とチャージは出来ないとのことで、残高がほぼゼロだった私の手持ちのTマネーカードは使用することが出来ませんでした。現在の韓国では全国汎用タイプの交通系ICが普及予定(既に普及しているのかな?)ですので、そのうちこのような問題は解消されていくと思われますが、既存のTマネーをお持ちの方で大邱での利用をお考えの方は、くれぐれもソウル圏での十分な額のチャージをお忘れなく…。
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という訳で、今回の旅では仕方なく、その都度1回券を購入することとしました。ICカードとの料金差は1乗車あたり150Wとなります。(ICカード利用1250W、1回券利用1400W)
因みに、大邱の地下鉄(正確には都市鉄道)に関しては、現状では料金が均一なので、遠距離でも運賃を気にせずに乗車できるのが良いですね。ただし、改札から2時間を過ぎてからは30%の超過料金が発生するルールとなっていますのでご注意下さい。)
1回券に関しては、このようなトークンタイプとなっています。 -
峨洋橋駅のホーム。
この駅に関しては、まだホームドアが未設置ですね。 -
数駅の乗車で大邱駅に到着。
この駅はご覧のようにホームドアが設置されていました。大邱駅 駅
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この駅はロッテ百貨店と直結していて便利ですね。
というか、地下鉄駅は改札を出るとすぐにそのまま百貨店内に突入、という風情でした(^^;)。ロッテ百貨店 (大邱店) 百貨店・デパート
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勿論、この駅はKORAIL駅もありますが…。
昔の駅舎の模型が、少し寂し気に映りました…。 -
大邱駅の外観。
これは駅舎と呼ぶべきなのか、百貨店と呼ぶべきなのか…。 -
こちらの通りを右折して、本日のお宿へと向かいましょう。
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今回二晩お世話になるのがこちらの「クオーツホステル」です。
4トラさんには登録されておらず、現在、登録システムも止ったままなので、詳細に御紹介できないのが残念です…。 -
ドミトリー客室内の様子はこんな感じです。
初日は先客がいらっしゃるとのことで、上段の案内となりました…。 -
上段ベッドの様子はこんな感じです。
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ルームキーに関してはこんな感じ。
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お部屋はセンサーのオートロックキーになっていて、このワンちゃんの部分を入口で翳すと開錠される仕組みとなっていました。
因みに宿泊料金は2泊で2920円(500円分はじゃ○んポイント利用)でした。
やはり、競争が少ない分、同様のソウル圏の宿と比較すると、お値段は高めですね。 -
今回の訪韓でゲットした、初TAEの入国印(画像左側)です。
DAEGU AIRPORTという表記になっていますね。
出国印の廃止があと2か月遅かったら、と、TAEの出国印が貰えないのはつくづく残念です。 -
贅沢は出来ませんので、ここでも夕食はカップ麺で済ませます。
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大邱といえばリンゴだな、という思い付きで購入した400Wのパックジュースと共に…。
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その他、行動食としてこちらのビスケットや飴ちゃん等を購入して翌日に備えます。
結局この日は食費で4850W、交通費で1400W使用しましたので、残りは10600Wとなりました。
こうして、大邱到着初日の様子を記したこの旅行記はこれにて終了となります。最後までご閲覧下さり有難うございました。また続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
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