2017年5月 ティーウェイ航空で大邱へ。

2017/05/13 - 2017/05/15

ティーウェイ航空(t'way)のチケットが往復12,000円ほどで取れたので、初韓国は2泊3日で大邱(テグ)に行ってきました。

ソウルや釜山に比べてマイナーで、ガイドブックにもあまり載らない場所だけど大丈夫かな…

エリア 大邱(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ティーウェイ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

1日目。

成田空港からLCCのティーウェイ航空で大邱。

乗客の大半は現地の方で、搭乗率は6割くらいかなぁ…

機内の食事や飲み物はもちろん有料ですが、紙コップに入ったお水はもらえます。

成田空港第2ターミナル 空港

2時間半弱くらいで大邱空港に到着。

非常にコンパクトな国際空港です。

ATMで10万ウォンキャッシングし、コンビニでT-money(Suicaみたいなカード)を購入し、路線バスで大邱駅へ。

空港から東大邱駅や大邱駅方面へのバス乗り場は、横断歩道を渡った反対側にあります。お気をつけて。

大邱国際空港 (TAE) 空港

今回お世話になった宿は、クォーツホステルというドミトリー。

大邱駅や中心街からも徒歩圏内で使い勝手が良いです。

ドミトリーで相部屋だった日本人学生と一緒に街に繰り出して焼肉。

一人だと行きづらいですもんね…。

鉄板の真ん中に鎮座するのはお味噌汁だそう。

2日目。

朝からタロクッパ。ご飯とスープが別々になっており、自分で入れるようになってます。

朝から体がポカポカになりました。

観光案内所で予約しておいた「大邱シティーツアー」に参加してきました。

1人5,000ウォン(500円)であちこち巡ってくれます。

東大邱駅を10時に出発し、まずは空港近くの大邱不老洞古墳群へ。

不老洞古墳公園 史跡・遺跡

続いて、大邱方字鍮器博物館へ。

お昼休憩で1時間ほど時間があったのですが、朝からガッツリ食べてしまったのでコーヒーだけで済ませます。

桐華寺の仏さま。

桐華寺 寺院・教会

今回のツアーで特に行ってみたかった「大邱市民安全テーマパーク」へ。

大邱といえば2003年の地下鉄放火事件。

それを教訓にしたプログラムを体験しました。

小さなホールのようなところで放火事件の再現映像を見せられていると、いつの間にか座席が2階から1階に移動しています。

映像が終わってホールを出ると、目の前には実際に放火された車両が。

当時、駅に停車していた2本の列車が全焼したそうです。

ドアコックの使い方が認知されていなかったようで、逃げ遅れて亡くなった方が多かったようです。

体験車両に移動します。

車内で火災にあった場合、自分たちでドアコックを操作して手動でドアを開け、ホームに設置された懐中電灯を使い、非常口のマークや点字ブロックの蓄光剤を頼りにして、身を低くして地上へ脱出してください。

…と言ってるんだと思います(韓国語わかりません←)

座席の横下にあるフタを開けるとガスの元栓のようなものがあります。

それをひねるとドアの圧力が弱まって、手動で開けられるようになります。

子どもから大人までみんな体験します。

ドアコックってこれです。

見たことありますよね。

車内に煙が放たれ、窓の外は炎の映像が。

さて、どうしましょう。

ドアコックを開けてホームに出るも、ホームも煙が充満。

非常口のマークを頼りに地上に向かう階段を登りますが、そこも煙が充満。

かなりリアルな脱出体験ができます。

なんとか全員無事に脱出できました。

けっこう距離があり、煙が充満した場所ではパニックに陥ってしまうと思うんですが、こういうプログラムを体験しておくことは重要だと感じました。

大邱シティーツアーが終わって中心街へ戻ってきました。

放火事件の現場となった中央路駅には、遺構がいくつも残されていました。

さて、気を取り直して晩ごはん。

中和飯店で大邱10味の「ヤキウドン」をいただきました。

赤いですがそこまで辛くなく、海鮮や野菜がたっぷりで食欲をそそられます。

3日目。

ティーウェイ航空の成田行きは11時発なので、9時半頃には空港に到着しました。
ただ、非常にコンパクトな空港なので1時間前でも余裕です。
時間を持て余してしまいました。

さて、今回の旅行記はこれで終わりです。

航空券の安さにつられて試しにやってきた大邱。

なかなか侮れません。

また機会があったら、今度は他の都市と絡めて行けたらと思います。