中村・四万十川周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
八幡浜を後にして、四万十川を目指す。通常は8:30過ぎに宿を出るのだが、登りがきつそうなので30分早く出る。<br />市街地を出て程なく登りが始まる。幸い傾斜は緩やかでやや追い風のため快調に走る。気温も穏やか。やがて笠置峠あたりにつくとトンネルになっている。今回のルートにあるトンネルは高規格のところが多く、トンネル内は歩道を走ることができるところが多かった。これは非常にありがたかった。<br />さて、笠置トンネルを走っていると冷たい風が前から吹いてくる。そしてトンネルを出ると霧で真っ白だった。放射冷却なのだろう、とんでもなく寒い。冬用の靴、グローブでも指先が痛くなり、さらにがくがくと体が震える。たまたまたき火があったので手足を温めて走り出すが、体温はどんどん下がっていく感じ。たまらず卯之町駅に飛び込むと、待合室にはいろりがあった。幸い人もいなかったので靴を脱いで足の指まで温める。20分ほどここで過ごしていると、やっと少し霧が晴れてきた。その後、すぐ近くのコンビニで缶コーヒーを飲み、さらに「道の駅 どんぶり館」でトイレなど借りていると青空が見えてきて、気温も上がり始めた。<br /><br />ここからちょっと走ると強烈な峠道が始まった。歯長峠といったがこれがこれからも続くのかと思うと少し焦る。394mまで登り、ここから西予市。またトンネルだった。トンネルを抜けると一気に下り。実は今回のルートではここがほぼ一番高い場所のようで、あとはほとんど下りしかなかった。<br /><br />お昼は道の駅ぐらいしかないだろうと思っていたが、やはりその通り。ところが、その道の駅すら食堂は休み。たまにあいているところは馬鹿混み。結局、「道の駅 虹の森公園まつの」のフードコートで「松野焼」というのを2個食べただけだった。<br /><br />その後はひたすら四万十川沿いを下り。16時頃には今日の宿「四万十inリバーサイド」に到着。<br />ここで慌てたのは予約が通っていなかったこと。さいわい、部屋が空いていたので宿泊できたが、ネット予約では初めてだった。トラブルはあったものの、非常にいい宿だった。とくに食事は四万十川の鮎、川エビ、ウナギと魚がおいしかった。夜酒を飲むと米を食べることはあまりないのだが、おかわりまでしてしまった。<br /><br />翌日はまたやや追い風で高知市を目指す。アップダウンは思ったほどはきつくなかったが、距離が120kmぐらいあるのでやはり時間はかかった。この日もお昼は「道の駅 あぐり窪川」で「あんぐりドッグ」というのを食べて終了。<br /><br />高知市の宿は高知駅近くの「高知アネックスホテル」。大浴場があり、無料の朝食では元旦ということでぜんざいが用意してあった。<br />夜食はホテルのすぐそばに屋台が出ていたので入ってみた。別に安いわけでもなく、雰囲気がいいわけでもなくいまいち。とりあえず飲んだ後、ラーメンでも食べようと思って、なにげに隣の人が頼んだ味噌ラーメンを作る様子を見ていると、スープは寸胴で作ってあるが、小袋の味噌を絞って入れていてちょっとげんなり。近くにあったチェーン店のラーメン屋で食べることにした。<br /><br />1月2日には飛行機で帰路に。出発が遅れたこともあり、空港で昼ビールなど飲みながら、「田舎寿司」というのを食べてみた。これは高知の伝統料理のようだが、ぜひ試して欲しい一品だと思った。

四国水辺の旅 下

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2016/12/31 - 2017/01/01

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エスペラ

エスペラさん

八幡浜を後にして、四万十川を目指す。通常は8:30過ぎに宿を出るのだが、登りがきつそうなので30分早く出る。
市街地を出て程なく登りが始まる。幸い傾斜は緩やかでやや追い風のため快調に走る。気温も穏やか。やがて笠置峠あたりにつくとトンネルになっている。今回のルートにあるトンネルは高規格のところが多く、トンネル内は歩道を走ることができるところが多かった。これは非常にありがたかった。
さて、笠置トンネルを走っていると冷たい風が前から吹いてくる。そしてトンネルを出ると霧で真っ白だった。放射冷却なのだろう、とんでもなく寒い。冬用の靴、グローブでも指先が痛くなり、さらにがくがくと体が震える。たまたまたき火があったので手足を温めて走り出すが、体温はどんどん下がっていく感じ。たまらず卯之町駅に飛び込むと、待合室にはいろりがあった。幸い人もいなかったので靴を脱いで足の指まで温める。20分ほどここで過ごしていると、やっと少し霧が晴れてきた。その後、すぐ近くのコンビニで缶コーヒーを飲み、さらに「道の駅 どんぶり館」でトイレなど借りていると青空が見えてきて、気温も上がり始めた。

ここからちょっと走ると強烈な峠道が始まった。歯長峠といったがこれがこれからも続くのかと思うと少し焦る。394mまで登り、ここから西予市。またトンネルだった。トンネルを抜けると一気に下り。実は今回のルートではここがほぼ一番高い場所のようで、あとはほとんど下りしかなかった。

お昼は道の駅ぐらいしかないだろうと思っていたが、やはりその通り。ところが、その道の駅すら食堂は休み。たまにあいているところは馬鹿混み。結局、「道の駅 虹の森公園まつの」のフードコートで「松野焼」というのを2個食べただけだった。

その後はひたすら四万十川沿いを下り。16時頃には今日の宿「四万十inリバーサイド」に到着。
ここで慌てたのは予約が通っていなかったこと。さいわい、部屋が空いていたので宿泊できたが、ネット予約では初めてだった。トラブルはあったものの、非常にいい宿だった。とくに食事は四万十川の鮎、川エビ、ウナギと魚がおいしかった。夜酒を飲むと米を食べることはあまりないのだが、おかわりまでしてしまった。

翌日はまたやや追い風で高知市を目指す。アップダウンは思ったほどはきつくなかったが、距離が120kmぐらいあるのでやはり時間はかかった。この日もお昼は「道の駅 あぐり窪川」で「あんぐりドッグ」というのを食べて終了。

高知市の宿は高知駅近くの「高知アネックスホテル」。大浴場があり、無料の朝食では元旦ということでぜんざいが用意してあった。
夜食はホテルのすぐそばに屋台が出ていたので入ってみた。別に安いわけでもなく、雰囲気がいいわけでもなくいまいち。とりあえず飲んだ後、ラーメンでも食べようと思って、なにげに隣の人が頼んだ味噌ラーメンを作る様子を見ていると、スープは寸胴で作ってあるが、小袋の味噌を絞って入れていてちょっとげんなり。近くにあったチェーン店のラーメン屋で食べることにした。

1月2日には飛行機で帰路に。出発が遅れたこともあり、空港で昼ビールなど飲みながら、「田舎寿司」というのを食べてみた。これは高知の伝統料理のようだが、ぜひ試して欲しい一品だと思った。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.0
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配

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