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<香港って街は、何て刺激的なんだ!><br /><br /> 「深夜特急」<br /><br /> あれは確か7~8年前。<br /> 旅行へ行くために、Amazonで旅行グッズを物色していた時、「あなたへのおすすめ」に出てきたその本にふと目が留まった。(全くもって、Amazonっていうのは商売上手である)<br /><br /> 「深夜特急か。。昔確かテレビでドラマ化されていたのを見た記憶があるな。。」<br /><br /> そのドラマを見た頃(Wiki先生に聞いたところ、1996年から1998年。自分は20代半ば頃。)は、自分が海外に行くことなんて一生無いかもしれないと思っていたし、一人で海外、ましてや耕太郎先生のような旅のスタイルは、色々な意味で怖くて絶対無理だと思っていたからか、さして興味は無かったものの、面白いドラマであったことは、ぼんやりと覚えていた。<br /><br /> その本は、最初は単行本で刊行(Wiki先生に聞いたところ1986年)されたが、この頃には文庫化されていて、確か500円位。<br /><br /> 基本的に面倒くさがりで飽きっぽい自分。本なんて、たまに面白そうなものを見つけて読み始めてみても、ものの2~30ページも読めば、活字が全然頭に入ってこなくなって、仕舞いには意識喪失(爆睡)する始末。<br /><br /> 今回もそうなるであろうことは予想できていた。でも、500円位ならと思い全6巻のうち、第1巻だけを旅行グッズと一緒にポチっと。。<br /><br /> この頃には、年齢も30代半ばを迎え、数回の海外渡航も経験し、遅ればせながら旅の面白さもわかり始めてきた頃。<br /><br /> そんな時に手を付けてしまった深夜特急。<br /><br /> その後はもちろん、第2巻~第6巻まで一気に大人買い。<br /> 通勤時間はもちろんのこと、まさに寝食を(時には仕事も!?)忘れて一気に読破した。<br /><br /> 自分の人生において、こんなに夢中になって読んだ本は、後にも先にも、この深夜特急のみである。<br /><br /> それからと言うもの、公私・国内外ともに、旅行となれば、常に深夜特急が頭の片隅に浮かんでくる。<br /><br /> そして迎えた2016年10月。そろそろ年末年始の予定を考え始めるころとなった。<br /><br /> 今回の正月休みはカレンダーの並びが悪く、たったの6日間。<br /> 時間がもったいないので、どこかに行くにしても、那覇空港から直行便以外考えられない。<br /><br /> とりあえず、那覇空港ホームページで、直行で行ける場所を国内・国外と探してみる。<br /> 国内はこれといって目ぼしい場所は無いので、国際線のホームページへ。<br /><br /> 就航先一覧を見る。<br /><br /> ・・・・・!!!!<br /><br /> 香港!香港あるじゃん!!<br /><br /> 深夜特急を初めて読んだときの興奮が、一気に蘇ってきた。<br /><br /> 迷うことなく即決。今回の年末年始は香港に決定!<br /><br /> 早速、HIS(沖縄版)で航空券+ホテルを手配。<br /><br /> あまり良い噂を聞かない香港航空に若干の不安を感じ、また、たいしたホテルでもないのに安くても1泊2万円もする値段に驚きながらも、そんなことはどうでもいい。<br /><br /> 俺は行く!香港に行くんだ!決めたんだ!!<br /><br /> 引っ越しの時に捨ててしまったのか、部屋中探してもなかなか見当たらない深夜特急の第1巻を再購入し読み直し、ネットやガイドブックで情報を漁りながら旅の準備を着々と進め、12月29日、いざ出発。<br /><br /> 行った感想は、冒頭に記した耕太郎先生と全く同じ。<br /><br /> 耕太郎先生が行った当時と比較すれば、街も整然とキレイになってしまっているのであろうが、それでもそんな感想を持った。<br />もしこれが、耕太郎先生と同じ時代に行っていたとしたら自分はどうなっていただろう。耕太郎先生と同じように、全てを投げ捨てて(と言っても、そんなに捨てる物はありませんが笑)1週間。。また1週間と滞在していたかもしれない。<br /><br /> 出来れば九龍城とか啓徳空港とかがまだあった頃に行ってみたかったと、帰国した今、激しく思う。<br /><br />目次に戻る場合はコチラ↓<br />http://4travel.jp/travelogue/11204233

【プロローグ】 <拝啓 耕太郎先生。。。>2016⇒2017 年末年始 香港・マカオ 男一人旅

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2016/12/29 - 2017/01/02

11220位(同エリア19967件中)

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PATI

PATIさん

<香港って街は、何て刺激的なんだ!>

「深夜特急」

あれは確か7~8年前。
旅行へ行くために、Amazonで旅行グッズを物色していた時、「あなたへのおすすめ」に出てきたその本にふと目が留まった。(全くもって、Amazonっていうのは商売上手である)

「深夜特急か。。昔確かテレビでドラマ化されていたのを見た記憶があるな。。」

そのドラマを見た頃(Wiki先生に聞いたところ、1996年から1998年。自分は20代半ば頃。)は、自分が海外に行くことなんて一生無いかもしれないと思っていたし、一人で海外、ましてや耕太郎先生のような旅のスタイルは、色々な意味で怖くて絶対無理だと思っていたからか、さして興味は無かったものの、面白いドラマであったことは、ぼんやりと覚えていた。

その本は、最初は単行本で刊行(Wiki先生に聞いたところ1986年)されたが、この頃には文庫化されていて、確か500円位。

基本的に面倒くさがりで飽きっぽい自分。本なんて、たまに面白そうなものを見つけて読み始めてみても、ものの2~30ページも読めば、活字が全然頭に入ってこなくなって、仕舞いには意識喪失(爆睡)する始末。

今回もそうなるであろうことは予想できていた。でも、500円位ならと思い全6巻のうち、第1巻だけを旅行グッズと一緒にポチっと。。

この頃には、年齢も30代半ばを迎え、数回の海外渡航も経験し、遅ればせながら旅の面白さもわかり始めてきた頃。

そんな時に手を付けてしまった深夜特急。

その後はもちろん、第2巻~第6巻まで一気に大人買い。
通勤時間はもちろんのこと、まさに寝食を(時には仕事も!?)忘れて一気に読破した。

自分の人生において、こんなに夢中になって読んだ本は、後にも先にも、この深夜特急のみである。

それからと言うもの、公私・国内外ともに、旅行となれば、常に深夜特急が頭の片隅に浮かんでくる。

そして迎えた2016年10月。そろそろ年末年始の予定を考え始めるころとなった。

今回の正月休みはカレンダーの並びが悪く、たったの6日間。
時間がもったいないので、どこかに行くにしても、那覇空港から直行便以外考えられない。

とりあえず、那覇空港ホームページで、直行で行ける場所を国内・国外と探してみる。
国内はこれといって目ぼしい場所は無いので、国際線のホームページへ。

就航先一覧を見る。

・・・・・!!!!

香港!香港あるじゃん!!

深夜特急を初めて読んだときの興奮が、一気に蘇ってきた。

 迷うことなく即決。今回の年末年始は香港に決定!

 早速、HIS(沖縄版)で航空券+ホテルを手配。

 あまり良い噂を聞かない香港航空に若干の不安を感じ、また、たいしたホテルでもないのに安くても1泊2万円もする値段に驚きながらも、そんなことはどうでもいい。

 俺は行く!香港に行くんだ!決めたんだ!!

 引っ越しの時に捨ててしまったのか、部屋中探してもなかなか見当たらない深夜特急の第1巻を再購入し読み直し、ネットやガイドブックで情報を漁りながら旅の準備を着々と進め、12月29日、いざ出発。

 行った感想は、冒頭に記した耕太郎先生と全く同じ。

 耕太郎先生が行った当時と比較すれば、街も整然とキレイになってしまっているのであろうが、それでもそんな感想を持った。
もしこれが、耕太郎先生と同じ時代に行っていたとしたら自分はどうなっていただろう。耕太郎先生と同じように、全てを投げ捨てて(と言っても、そんなに捨てる物はありませんが笑)1週間。。また1週間と滞在していたかもしれない。

 出来れば九龍城とか啓徳空港とかがまだあった頃に行ってみたかったと、帰国した今、激しく思う。

目次に戻る場合はコチラ↓
http://4travel.jp/travelogue/11204233

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
交通
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
鉄道 観光バス タクシー 徒歩
航空会社
香港航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)

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