2016/06/22 - 2016/07/10
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自転車で憧れの北海道をひた走りました。
鳥の声と風の音しかしない、雄大な自然の中で自転車をこぐ幸せ・・・
夏の北海道!!この世とはこんなに美しいものだったのですね。
【札幌~滝川~留萌~羽幌~天塩~稚内~利尻~宗谷岬~浜頓別~雄武~紋別~サロマ湖~網走~知床~宇登呂~羅臼~中標津】
こちらの旅行記は、後半の10日間の記録です。
(宗谷岬~中標津)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
7/1(金) 晴 22℃
【 宗谷岬~猿払~浜頓別 】 トータル・・・72.22km
旅も中盤・・・あと10日です。
今日は、クッチャロ湖のある浜頓別を目指します。
海が朝日で輝き、とても美しい。 -
最初の14kmまでに、4つの激坂があった。
最後の坂を超えたとたん・・・
風の温度が一気に下がり、寒くなった。
寒気持ちいい。 -
その後、40km地点まで、車と一緒にオホーツクラインを激走。
脇に大きな牧場があった。
大きな牛の姿を見るたび興奮しちゃいます♪ -
ああ。まっすぐな道・・・
バイクの旅人の「ガッツ!」ポーズに勇気をもらいつつ、何とか走り切った。 -
草原地帯は、牧草の宝庫。
これを刈り取って・・・ -
こんな風にバンドでぐるぐる巻きに・・・
自転車で走っていると、製造過程が見れちゃうのだ(^^♪ -
あまりに美しい道で急げない。
途中で休んだり、寝そべったり・・・
そうこうしてるうちに12時を回り、一気にエネルギー不足。
向かい風が身に応え、スピードダウンダウンダウン・・・ -
途中で出会ったドイツから来たという旅人。
北海道を走るチャリ野郎は、実は意外と海外の方が多い。
今日はクッチャロ湖でキャンプするのだそう。 -
なんとか浜頓別にIN!!
そしてついにクッチャロ湖が見えてきた。 -
ジャ~~ン。到チャコ!
なんて広大なんだ。
まるで海のようだ。 -
セイコーマートで買ったゴマ大福をいただく。
お味が7種類くらいあるが、これが一番お気に入り(^^♪
あまりに気に入ったので、職場のお土産これにしようかと迷ったくらい(笑) -
この時期、水鳥はほとんど見られませんでした。
-
本当に静かな湖畔
-
クッチャロ湖周辺の遊歩道を散策。
『〇月〇日にクマが出没しました!注意!!』の看板が・・・
だいぶ前みたいだから大丈夫かなぁ~~?
でもやっぱり怖い。 -
ほどほどで宿へ向かう。
今日のお宿はビジネスホテル「雄飛」
コインランドリーがあり、シャワーも交代で使えて、気楽で良かったです。
晩ご飯はボリューミーでビックリ!!
毛ガニの半身に、焼き魚、ピーマン肉詰め、手羽先煮込み、お刺身、チキンのホイル蒸し、そして牛肉のパテの土瓶蒸しまで・・・。
ほとんど全てがメインおかずではありませんか・・・食べきれません~~
でも、残すのも悪いので、頑張りました。
久々のお肉は嬉しかったです。 -
7/2(土)曇り後雨 22℃
【 浜頓別 ~ 雄武 】 トータル:85km
今日は午後から雨予報。
できるだけ午前中に距離を稼ごうと、時速17kmペースで一気に走った。 -
向かい風がすごい海沿いの道
-
途中から防風林に助けられ、次第に追い風になり、助かった。
-
風光明媚な高台を通り抜け、「枝幸」にIN。
-
ちょうど、広場でカニ祭りをやっていた。
たくさんのテントと市民が集まっていた。
カニ処だけあって、かなり大きな毛ガニだった。
二日連続でカニを食べた後だったので、げっそりしながら横目で見ただけだったが。
『千畳岩』という絶景を見ながら休憩。 -
千畳岩の名の通り・・・平べったい岩が重なり合っている。
下へ降りられるようになっている。 -
脇道を走っていると、こんなに至近距離で牛さんが!
柵もないし、人もいない。
牛さんはとってもおとなしく穏やかだ。
私も見習いたい・・・ -
だんだん雲がたれこめ、水平線が見えなくなってきました。
-
なんとか必死でこぎ続け、PM 2:00には目的地へ到着。
この旅一番のスピードだ。
宿に入った直後、雨が本格的に降り始めた。 -
今日の宿は「オホーツク会館」
晩ご飯にカニが出たらどうしよう・・・という心配は徒労に終わった。
こちらのお食事はちょうど良かった。
ジャガイモのみそ汁が本当においしかったし、味付けも薄めでGOO。
頑張ったので、バタンキューです。 -
7/3(日)小雨のちくもり 18℃~20℃
【 雄武 ~ 紋別 】 トータル:50km
朝から小雨。 -
海沿いの牛は、絵になる
-
霞がかって、なんて美しい・・・
-
ちいさな展望台がありました。
ちょっと休憩・・・ -
今日は初めて『ノゴマ』を見ました。
-
今日は初めて『アオバト』を見ました。
海岸沿いを飛んでいます。
小さく映っています・・・ -
興部(おこっぺ)にむねきゅん。
酪農とホタテが名産なのかな?? -
確かに両サイド牧場が広がっている
-
大自然の小さな家
-
今日は山坂オンパレード
-
見事な防風林
-
山だらけ~~
のんびり景色を見ながら、楽しくサイクリングデー
狐さん、鹿さんも見ました。 -
やっと市街地に降りてきた。
幸い、雨も大したことなく助かった。 -
今日の目的地、紋別へ到ちゃこ~~
今日の宿は漁港のそば。 -
今日のお宿は『まるたけ民宿』
1Fは釣り具屋さんになっている。
釣り客が多いようだ。
ああ・・・野菜が恋しいなぁ
最近の私はもっぱら、昼ご飯に、袋レタスや袋キャベツを摂取している。
たいていは朝、セイコーマートで購入するので、昼には野菜はシナシナ・・・
それでもいいの。野菜に飢えてるの。そんな旅 -
7/4(月)雨 12℃
【 紋別 ~ サロマ湖 】 トータル:69.5km
朝から本降りの雨。
しかもメチャ寒い。東京の冬の気温だ。
それに今日は距離を乗るんだ。
8時に出発。
持ってきたほぼ全ての衣類を着込み、雨の中をひた走る。 -
32km地点にセイコーマートがあり、いつものようにパンを一つチョイス。
ここでの栄養補給が後々に効いてくるのだ。
昼用のおにぎりも買って、あまりに寒いのでカイロも買った。
寒いので、震えながらコンビニの中で体中にべたべた貼った。
店員さんが怪訝な顔で見ていた。 -
その後20km程行ったところで一休み。
バスの待合室のようなところで、震えながらおにぎりを食べた。
この旅で、この日が一番つらかった・・・
なんでこんな日に自転車で??と、みんな思っていただろう。
相方が水たまりに足を取られて二度立て続けにすっころんだり・・・
本当にもうだめかと思った。 -
しばらく行くと、道の駅が出てきた。
雨もひどいし、立ち寄ることに・・・
そこは本当に暖かくて、オアシスだった。
店員さんもみんな感じがよかった。
コーヒーがおいしかった。
1時間近くゆっくりして、残り11km位。
頑張れ~~ -
宿が近づいてきた。
サロマ湖のほとりの白樺並木をひた走る。 -
やっと宿に到チャコ~~
『サロマ湖畔ユースホステル』
宿のおじさんが、すごく気が利く優しい人で・・・
すぐにタオルを貸してくれて、部屋に石油ストーブを焚いてくれた。
カッパを干して、服干して、毛布にくるまって、ストーブの前から動けなかった。
お風呂は交代で入れる仕組みで、ゆっくりあったまって、やっと元気が出た。 -
今日の宿ご飯。
栄養バランスが良くて、量もちょうど良い。
すごくおいしくて、毎日こんな食事だったらいいのに・・・。
宿はありがたい。
泊まっている人たちも、みんな感じの良い人たちだった。
明日は晴れる。今日は本当におつかれちゃん! -
7/5(火) 曇りのち晴れ 16℃
【 サロマ湖 ~ 網走 】 54km
今朝はキンキンに寒かった。頭が痛くなるほど。
風景に集中できないほど。
北海道の朝をなめたらあかんぜよ。 -
それでも、サロマ湖のほとりをゆっくり走り、景色を堪能。
-
それから、オホーツクサイクリングロードへ入った。
-
ここが入り口。
能取湖と網走湖を通って、網走駅へと続いている。
自転車、歩行者のみの道。 -
この道は最高に素晴らしかった。
-
絶景ポイントがいくつもあり、何度も立ち止まってしまう。
-
特に、能取湖は着物の帯か、反物にしたくなるような
渋い色合いがなんとも美しい湖だった。 -
なんて楽しい道でしょう(^^♪
全ての橋に、工夫が凝らされています。 -
やっと日差しが出てきました。
能取湖がますます輝きます。
それでも日陰は寒くて、合羽は手放せませんでした。 -
ハマナスが美しく咲き誇っています。
-
網走湖が出てきました。
男性的な力強さを感じる湖です。
今日はアオサギ、カワセミを見ました。
おばあちゃんが、遊歩道でフキを取っていました。
おじいちゃんが、杖をついて散歩していました。
会ったのは4人位・・・ -
ついに、サイクリングロードが終わり、
網走市街へとつながる、橋に出ました。 -
途中、有名な網走刑務所も見えました。
ドキドキしました。
そしてついに、網走駅へ到ちゃこ~~ -
レトロな看板の並ぶ駅。
なんと味わい深い。 -
今日の宿は、網走駅前の東横IN!
ちょっと足を延ばして、その先にある「網走美術館」へ。
地元の画家達の作品が展示されていました。
東横INでは、私たちの自転車の隣に、同じくかっこいいロードバイクが2台。
そして気さくな日本人のお兄ちゃんが、メンテナンスをしてました。
聞けば、海外の方を車で案内しながら、景色の良いところは自転車で走ってもらう30万円のツアーなのだという。
アメリカから来た自転車大好きご夫婦を案内中でした。
若いのにやり手だなぁ・・・ -
夜は近所のラーメン屋さん。
あっさり素朴なラーメンをいただく。
ホタテラーメンとかあったけど・・・
普通のが食べたくなっちゃうのでした。 -
7/6(水)晴れ 21℃
【 網走 ~ 知床(ウトロ)】 トータル:84km
朝から暖かく、途中は暑いくらいの天気。 -
244号線をひた走る。
ついつい、風景に見とれ、写真を撮りまくってしまう。
私の速度が遅いと、朝から相方に怒られた・・・ -
初めて見る「タンチョウ鶴」
一羽だけ。 -
「逆さ藤」の異名を持つルピナスが、この季節には至る所で咲き誇っている。
-
ウトロへの道は、50kmを過ぎた辺りから、素晴らしすぎた。
-
どんどん素晴らしくなる。
この道の先にある T字路を右に曲がると、ものすごい激坂が・・・ -
その坂を上がっていく相方に、私はあきれてついていく。
正直、もうへとへとなのだ・・・
しかし、その坂を必死で登って振り返ると・・・・
海がせり上がって見える絶景が広がっていた。 -
これが、有名な『天国へ続く道』・・・
と、登りながら聞かされ、へばっていたのがウソのように、
がぜん、張り切る現金な私。
登れば登るほど、すごい絶景が広がるのだそうだ。
でも、頂上まで行くのは行き過ぎで、ちょうどいいポイントがあるらしい。
そこから見ると、道がまるで、空へとつながって見えるのだそう。
私的には、この位置がBEST(^^♪ -
なんてこったぃ・・・
な、絶景。 -
その後、大通りよりも近道があるとのことで、山道を登っていった。
山道MAXにさしかかった時
山奥のごみ処理施設の作業員の方が、大声で叫んだ。
「そっちは危ない!!大きな熊がここ2~3日出てるから!
冗談じゃないよ!車ならいいけど、自転車じゃ危ない。」
命拾いした・・・ -
そんなわけで、大通りへと坂道を下る。
まるで水彩画のような美しい空と雲 -
必死で登った坂道も、下るときはあっ!!・・・という間なのだ。
-
大通りに出てみると、なんだかご機嫌な道ではありませんか~~
-
「おしんこしんの滝」
-
おしんこしんトンネルを抜けると、さらにご機嫌な道が・・・
-
日本じゃないみたい・・・( ゚Д゚)
-
遠くの岩が、ペンギンのような魚のような・・・
アートしてるなぁ(^^☆彡 -
今日の宿、「知床ペレケ」に到ちゃこ~~
個性的で人懐っこいご主人がいらっしゃいました。
食堂に無数のフィギュアが飾られていました。
お話が楽しくて、設備も良く、Wi-Fiも使えるし。
いいお宿でした~。 -
夕日がこんなに美しいなんて~
旅っていいな。
こんなに空を見る心の余裕、東京ではなかった。 -
今夜の宿ご飯。
栄養バランスいいですね!
お野菜ありがたいです♪
お鍋の具材が北海道!! -
7/7(木) 晴 / トータル: 22.47km(山坂だらけ)
【 ウトロ ~ 知床五湖 ~ ホテル地の果て(岩尾別温泉) 】
朝、8:15に出発。 -
今日はずぅ~っと坂道を登って、知床五湖へ向かう。
-
緩やかな坂道だが、知床五湖まで14㎞。
なかなかキツイ・・・ -
北海道の冬は、あまりにも厳しいため・・・
木々も、背が高くならないのだそうだ。 -
知床五湖への標識が見えてきた。
-
到着したのが10:30。
ここが、知床五湖の散策路への入り口。
この時期は、ヒグマの活動期なので、立ち入るにはガイドさんの同行が必要。
ネットから予約できるが、直接現地で申し込むこともできる。
知床の森には、約400頭のヒグマが住んでいるとのこと。
朝と夕方は特に危ないらしい。 -
予約していたガイドの伊藤さんと、他に 二組のご夫婦、計7人で出発!!(^^♪
双眼鏡を貸してもらえる。
わくわく・・・ -
まず初めに現れたのは、『五湖』
面積0.8 ha
エナガや、ルリイトトンボ が観察できた。 -
『五湖』 の美しい湖面。
-
散策路を歩いていくと、所々に、熊の痕跡が見られた。
木にも熊の爪痕が・・・
目でたどっていくと、木に巻き付いた上方の山ブドウを食べるためだったり、
落ちているフンから、植物性のものが多いことが分かったり。
ガイドさんが一緒だと、色々なお話が聞けて楽しい。 -
次に現れたのは、『四湖』
面積2.1ha -
『四湖』は木が茂っていて、あまりよく見えなかった。
湖面の感じは、五湖に似ていた。 -
お次は『三湖』
面積3.2 ha -
『三湖』大きくて、とても開けている。
-
美しい小島・・・
-
散策路内には、いたるところに水芭蕉が群生している。
水芭蕉の根を食べるために、熊がやって来るのだそう。
(サトイモの仲間で、少し毒があり、人間は食べられないのだそう)
ガイドさんが、所々で手をパンパンパン!!と叩いて、
「ホイ!ホイ!」と叫んでは、森の音を聞いていた。
ヒグマがいたら、音がするときがあるそうだ。
ヒグマさん達の生息地にお邪魔させていただいてる事を忘れてはならないのだ。
早めにこちらの存在を知らせておくことで、ヒグマも興奮しないで、余裕をもって離れて行ってくれるらしい。 -
『二湖』
面積5.3 ha -
なんとも美しい。
知床連峰が一望できる。 -
最後の『一湖』
面積1.8 ha -
うっとりするような、広大な美しさ。
絵葉書のようだ。 -
一湖を別の角度から見たところ。
有料の散策路を出て、誰でも入ることのできる、無料の散策路に合流したところ。
(少し高台の、木製の遊歩道になっている。)
この日は、中国人の団体さんが、観光バス数台でやってきていた。 -
遊歩道からの景色。(反対側)
-
遊歩道からの景色。
知床五湖に生えている木は、100年はもたないらしい。
それほど、寒さが厳しく、倒れた木に また新しい木の芽が生えて、成長していく。
倒れた木は、新しい木の栄養となる。 -
ガイドの伊藤さん。
とても優しい、生き物に詳しい、頼りになるガイドさんでした。
ありがとうございました!! -
知床五湖を出発して、今日の宿へ向かいます。
その名も「地の涯」 -
宿へたどり着くまでに、熱海峠のような激坂を4km程登った。
山道という感じだった。
熊が出ないかハラハラドキドキ。 -
やっとのことで、とうちゃこ~
ここは、露天風呂もある。
登山客の利用も多いようだ。
観光客も多く、バスや乗用車がびっしりと、坂の方まで止まっていた。
ホテルは地の涯だけあって、携帯の電波は届かなかった。 -
晩ご飯。
おかずがあっさりしすぎていたので、ご飯を何杯も食べてしまいました(笑)
温泉は、道後温泉を思わせる賑わいで、なんだか楽しく入りました。
お湯はさらっとしていました。
地の涯の星☆空☆~~
北斗七星、カシオペア座、オリオン座がくっきり見えて・・・
その他の星もあふれんばかりでした。 -
7/8(金)晴れ・21℃
トータル: 54km(山道多し)
【 知床・地の涯 ~ 知床峠 ~ 羅臼 】
今日は朝から気合が入る。
なんせ、この旅一番の山坂デーだから。
宿を8:15分に出発。 -
宿から4kmは急な下り坂。
その後、「知床自然センター」までは上り坂。
そこから羅臼岳の脇を通って羅臼まで。
頂上が「知床峠」で、標高738km。 -
ゆったり緩やかな上り坂が、えんえんと続く。
-
雪解け水?
途中、美しい沢に癒されます。 -
えんえんと登ります・・・
頑張れ~~ -
雄大な羅臼岳
-
自分達の登ってきた道を振り返る・・・
わお! -
あのカーブを曲がればついに頂上!
-
「知床峠」にとうちゃこ~~~
3時間かけて登り切った。
宿を出発してから15km地点だった。 -
知床峠から見える羅臼岳・・・
なんて自然は雄大なんだろう。 -
遠くに国後島が見える。
-
7月でも残雪がちらほら。
-
知床峠の絶景を後にし、羅臼へと向かう下り坂・・・
これまた絶景。
クレイジーなアメリカンチャリ野郎二人組が、
雄たけびを上げながら走り下りて行くのが見えた(笑) -
天然のジェットコースターのよう・・・
とにかく急こう配。
羅臼から知床峠を目指すほうがキツイだろう。
下りでも、ブレーキ握りすぎて、手が痛いよ~~~ -
やっと地上に降り立った。
羅臼にとうちゃこ。
お昼ご飯に地元のラーメン。
若い女性二人が切り盛りしてる、小さなラーメン屋さん♪
常連さんが多いようだ。素朴でおいしかった♪ -
羅臼市街を流れる川。
ここから、知床半島の先端へ向かって、道が22km程延びている。
その先端が「相泊」(あいどまり)というらしい。
行ってみたいけど、往復44km・・・
時間も遅いし強風だし・・・行けるとこまで行って引き返そう。 -
海沿いの道はとても美しい。
ああ、北海道に冬がなければ永住したい。 -
9km地点辺りまで行った。
ぼんやりと海を眺めて、のんびり休んで、ゆっくり引き返した。
旅をしているといつも思う。
今、この瞬間瞬間・・・それが全てなんだな。 -
今日の宿は高倉旅館。
建物が年代物のため、2Fのきしみ音がものすごく響く。
ご飯は北海道お決まりの海鮮only・・・野菜のやの字もない。
最近、毎日のように食べてる気がするベビーホタテのお味噌汁。
北海道民は毎日食べているのだろうか?? -
7/9(土)晴れ 21℃
【 羅臼 ~ 中標津 】トータル70km
今日は自転車移動の最終日。
野菜を食べれず、朝から体調いまいち。
それでも集中して走り始めた。 -
20㎞近く走って、トンネル地帯へやってきた。
相方が、トンネルを避けるための 迂回路を探しておいてくれた。
一つ目の迂回路は通行止めになっており、やむなくトンネル通過。
二つ目は急な山道で、草ぼうぼうだったが、アカゲラ?らしき鳥が飛ぶのも見れてラッキー。 -
3つ目の迂回路・・・これが最悪だった。
狭くて急な下り坂を進むと、点々と熊のでっかーいフンが落ちていたのだ。
「ホイ!ホイ!」と声を出しながら急いで通り過ぎたのだが・・・
その先はなんと通行禁止。うっそうとした舗装されてない砂利道が続いている。
進んでも戻っても危険・・・・。
「ああ、こんなところで熊に襲われて死ぬのか」と、本気で恐れおののいた。
バイオハザードのような気分・・・。
大声で「ホーイ!ホーイ!」と存在アピールしながら、来た道を二人で逃げ戻った。 -
幸い、熊には会わずに済んだ。
迂回路マジやっヴぁい・・・
今となっては笑い話だが、その時は本当に足がガクガクブルブル・・・ -
31km地点で最後のトンネル。
迂回路反対!!と思っていたが、
今度の迂回路はキレイに整備された国道だったので行ってみることに。 -
すると、急に空が晴れ渡り、
まるで夢のようなパステルカラーの風景が広がっていた。 -
無音で無重力を感じる不思議な光景だった。
道路はなめらかで、スケートリンクのよう。
空の優しい水色。草の優しい黄緑色。
時が止まるよう・・・ -
しばらく行った砂利道で、向こうから二人の自転車カップルがやってきた。
自転車に乗った人が来る!!それだけでホッとする。
よく見ると、なんと!網走の東横INの駐輪場で出会った一行だったのだ。
30万円の自転車旅行をプロデュースしている車に乗ったお兄ちゃんが、
外国人の自転車カップル二人の後方を、車でゆっくりとついていく。
お互いにΣ(゚Д゚)「こんなところで会うなんて!!」と笑った。
・・・30万円のツアーで通る道だったのか。
相方も鼻高々である。 -
その後、牧場地帯を通り・・・
-
中標津へIN。
中標津は酪農王国なのだ~~。
チーズ、牛乳(^^♪楽しみ~~ -
中標津で検索していたら出てきた
『シレトコファクトリー』・・・ここが私のお目当てです。
知床ファクトリーは、中標津発のオリジナルスゥイーツを製造、販売しています。
東京でも、東京駅と上野駅で購入可能(^^♪
(通信販売もしています♪)
ちなみに、こちらは製造工場となっており、スタンダードな箱入りシレトコドーナツを購入できます。 -
こちらは『ジェラートシレトコ』
シレトコファクトリーから、少し離れた場所にあります。
ジェラートの種類はパッと見で20種類以上・・・
どれもおいしそうで迷う~~ -
シレトコジェラートで一番人気の「北海道ミルク」
シンプルで上品なおいしさ。
店内は、小さいながらもお客さんが途切れることなくやってきて、程よく混みあっていました。 -
こちらは『シレトコドーナツ』の「北海道かぼちゃ」
超かわいい~~&ほんとうにおいしいんです。
チョコチップや、北海道ミルクも最高においしいんです。
大ファンになりました。 -
7/10(日)晴れ時々にわか雨 21℃
【 中標津空港 ~ 自宅 】
昨日の夜、自転車を段ボールに収納して、荷造りも済ませておいた。
今日はいよいよ北海道とお別れだ。
最後の宿、「ビジネスホテルさとう」は、とても気楽な、居心地の良い宿だった。
すぐ隣にセコマがあるし♪
朝ごはんのサンドイッチを買って、ホテルで食べた。 -
ホテルから空港へは4km。
徒歩50分
のんびり歩くことに。
北海道では おなじみの「コウリンタンポポ」とも
もうすぐお別れ -
ルピナスともお別れ
-
白いハマナスさん、ありがとう
-
パッションピンクのハマナスちゃん、またね!
-
広い公園があって、北海道民がバーベキューをしていた。
リアカーで荷物を運びこむ奥様達・・・たくましい。 -
空港近くの空き地。
ワイルドな空 -
中標津空港へ トウチャコ~~
-
酪農王国、中標津空港。
お土産にゴーダチーズと牛乳、職場用にシレトコドーナツを購入。
東京へ帰るのは、正直怖い。 -
中標津空港は小さな空港で、滑走路も一つきり。
ANAのみのようだ。
そんな風情が、私は好きだ。 -
北海道を旅して思った。
明日から仕事復帰だけど、あまり詰め込みすぎないようにしよう。
仕事ばかりが人生じゃない。
無駄なことは一切そぎ落として、やりたいことをやろう。
自分のための人生じゃないか。
きっと大丈夫・・・
旅は、自分にとって大切なことを思い出させてくれる。
滑走路に咲く美しいコウリンタンポポ。
美しい空。おいしい空気。
さみしいよ~~東京へ帰りたくないよ~
ありがとう!北海道!!
絶対また来るからね~~!
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